PRISCILLA AHN / NATURAL COLORS
7月15日、東京ミッドタウンで行なわれているメルセデス・ベンツのイベント「Mercedes-Benz Experience」のステージに出演したプリシラ・アーンを観てまいりました。プリシラは先月、新作「NATURAL COLORS」をリリースしたばかり。そのお披露目として18日にビルボードライヴ東京でのライヴを控えた、予告編のような出張無料ライヴでした。
丁度ビルボードライヴ東京の真下にあたる、吹き抜けのアトリウムに作られた小さなステージ、私はミーハー魂を炸裂させて最前列ど真ん中に着席。開演予定の15時をおよそ10分程過ぎた頃にプリシラ・アーンが登場。袖無しのタンクトップのような可愛らしいシャツに短めのスカート、素朴なモノトーンの色彩ながら夏らしい爽やかな姿に映える黒いロング・ヘアーが素敵でした。サポート無しのアコギ弾き語りで、1曲目は名曲「Dream」。およそ1年振りに聴くプリシラの生歌。その透き通った歌声は、まるで魔法のように五感に染み込んでくるよう。フット・スイッチを使った一人多重コーラスでの神秘的な響きが、プリシラのステージ周辺を静謐な空気で包み込んでいく。
日曜の、しかもイベント中のミッドタウン東京という、いかにもざわついた雰囲気の中で観るプリシラ・アーンは、周りの喧噪と彼女の静かな美声という、そのコントラストが返って彼女のピュアな魅力を浮き彫りにしてくれるような感じ。そしてこの「Dream」という曲は特にプリシラならではの独特の世界がありますよね。目を閉じてそこへ入り込むように歌うプリシラの姿が印象的でした。曲が終わり、照れ笑いを浮かべながら「ありがとうございます」と言う彼女がまた可愛い!! 女性シンガーのライヴを観に行って、その感想としてただ「可愛い!」と言うのもどうかと思いますが、でも仕方ないです、だって可愛いかったんですから!!
次の曲をプリシラが日本語で紹介をすると、観客から思わず拍手が漏れる。その曲は「やさしさに包まれたなら」。ご存知ユーミンの名曲ですね。ジブリ映画『魔女の宅急便』でも印象的な曲ですが、実はプリシラはジブリ映画の大ファンだそうで、数年前から日本公演で「カントリーロード」の『耳をすませば』ヴァージョンを披露したりもしていました。そして今度は「やさしさに包まれたなら」です。この曲は良い曲ですよね~。プリシラの小気味良いフィンガーピッキングにもうっとり。もちろん新作「NATURAL COLORS」収録曲ですが、アコギ弾き語りで聴くこの曲は、スタジオ録音版より断然良かったと思います!
続いて「風の谷のナウシカ」。けれん味無くジブリ好きを表出してしまうなんとも素朴なプリシラはやはり可愛い。もちろん、小さな子供も含めて不特定多数の観客が集まるイベントという場を考慮しての選曲かもしれませんけどね。この曲だけはバックにオケを流してましたね。途中、ちょっと歌詞なのか、ギターのコードなのか、一瞬つまずきかけて申し訳無さそうな笑顔を見せながら歌ったり。あと遠くの方から子供達の騒ぐ声が聴こえる度にちょっぴり楽しそうな表情をしていたのも印象的でした。
最後の曲は「サヨナラCOLOR」。スーパー・バター・ドッグ~ハナレグミの名曲ですね。ハナレグミが歌うこの曲も感動的ですが、プリシラによるカヴァーはまさにプリシラの世界になるから参ります。ライヴで聴けば尚更です。ただただ聴き入りました。ホントうっとりでした。
たった4曲という短いライヴでしたが、新作のお披露目ライヴとしてじっくりと堪能させて頂きました。ちなみに終演後しばらくして、カジュアルな飲食エリアを物色しているプリシラを観かけました。髪をアップにくるんと留めて、短パンに小さな水色のリュックを背負った、いかにも夏!な出で立ちで、片手にギターを持ちながら、楽しそうに何を食べようか迷っているようでした。ずーっと眺めていたい程でしたが、そうもいかないので、彼女がどのお店に入るかだけを見届けて帰路につきました~。
*写真は彼女の新作「NATURAL COLORS」。この日のライヴで披露された曲の他、モンキーズというよりタイマーズの「デイドリーム・ビリーバー」、井上陽水の「帰れない二人」、くるりの「ばらの花」、はっぴいえんどの「風をあつめて」など、日本ポップスを中心にしたカヴァー・アルバム。日本語ってこんなに清涼感あったんですね、ってちょっと驚かされる程、プリシラの歌声に癒されます。
7月15日、東京ミッドタウンで行なわれているメルセデス・ベンツのイベント「Mercedes-Benz Experience」のステージに出演したプリシラ・アーンを観てまいりました。プリシラは先月、新作「NATURAL COLORS」をリリースしたばかり。そのお披露目として18日にビルボードライヴ東京でのライヴを控えた、予告編のような出張無料ライヴでした。
丁度ビルボードライヴ東京の真下にあたる、吹き抜けのアトリウムに作られた小さなステージ、私はミーハー魂を炸裂させて最前列ど真ん中に着席。開演予定の15時をおよそ10分程過ぎた頃にプリシラ・アーンが登場。袖無しのタンクトップのような可愛らしいシャツに短めのスカート、素朴なモノトーンの色彩ながら夏らしい爽やかな姿に映える黒いロング・ヘアーが素敵でした。サポート無しのアコギ弾き語りで、1曲目は名曲「Dream」。およそ1年振りに聴くプリシラの生歌。その透き通った歌声は、まるで魔法のように五感に染み込んでくるよう。フット・スイッチを使った一人多重コーラスでの神秘的な響きが、プリシラのステージ周辺を静謐な空気で包み込んでいく。
日曜の、しかもイベント中のミッドタウン東京という、いかにもざわついた雰囲気の中で観るプリシラ・アーンは、周りの喧噪と彼女の静かな美声という、そのコントラストが返って彼女のピュアな魅力を浮き彫りにしてくれるような感じ。そしてこの「Dream」という曲は特にプリシラならではの独特の世界がありますよね。目を閉じてそこへ入り込むように歌うプリシラの姿が印象的でした。曲が終わり、照れ笑いを浮かべながら「ありがとうございます」と言う彼女がまた可愛い!! 女性シンガーのライヴを観に行って、その感想としてただ「可愛い!」と言うのもどうかと思いますが、でも仕方ないです、だって可愛いかったんですから!!
次の曲をプリシラが日本語で紹介をすると、観客から思わず拍手が漏れる。その曲は「やさしさに包まれたなら」。ご存知ユーミンの名曲ですね。ジブリ映画『魔女の宅急便』でも印象的な曲ですが、実はプリシラはジブリ映画の大ファンだそうで、数年前から日本公演で「カントリーロード」の『耳をすませば』ヴァージョンを披露したりもしていました。そして今度は「やさしさに包まれたなら」です。この曲は良い曲ですよね~。プリシラの小気味良いフィンガーピッキングにもうっとり。もちろん新作「NATURAL COLORS」収録曲ですが、アコギ弾き語りで聴くこの曲は、スタジオ録音版より断然良かったと思います!
続いて「風の谷のナウシカ」。けれん味無くジブリ好きを表出してしまうなんとも素朴なプリシラはやはり可愛い。もちろん、小さな子供も含めて不特定多数の観客が集まるイベントという場を考慮しての選曲かもしれませんけどね。この曲だけはバックにオケを流してましたね。途中、ちょっと歌詞なのか、ギターのコードなのか、一瞬つまずきかけて申し訳無さそうな笑顔を見せながら歌ったり。あと遠くの方から子供達の騒ぐ声が聴こえる度にちょっぴり楽しそうな表情をしていたのも印象的でした。
最後の曲は「サヨナラCOLOR」。スーパー・バター・ドッグ~ハナレグミの名曲ですね。ハナレグミが歌うこの曲も感動的ですが、プリシラによるカヴァーはまさにプリシラの世界になるから参ります。ライヴで聴けば尚更です。ただただ聴き入りました。ホントうっとりでした。
たった4曲という短いライヴでしたが、新作のお披露目ライヴとしてじっくりと堪能させて頂きました。ちなみに終演後しばらくして、カジュアルな飲食エリアを物色しているプリシラを観かけました。髪をアップにくるんと留めて、短パンに小さな水色のリュックを背負った、いかにも夏!な出で立ちで、片手にギターを持ちながら、楽しそうに何を食べようか迷っているようでした。ずーっと眺めていたい程でしたが、そうもいかないので、彼女がどのお店に入るかだけを見届けて帰路につきました~。
*写真は彼女の新作「NATURAL COLORS」。この日のライヴで披露された曲の他、モンキーズというよりタイマーズの「デイドリーム・ビリーバー」、井上陽水の「帰れない二人」、くるりの「ばらの花」、はっぴいえんどの「風をあつめて」など、日本ポップスを中心にしたカヴァー・アルバム。日本語ってこんなに清涼感あったんですね、ってちょっと驚かされる程、プリシラの歌声に癒されます。