サマソニを振り返る企画、第2回目は当然、2日目を振り返りたいんですが、残念ながら行ってないんです…。行ってないと言うか、行けなかったと言うか、つまりチケットを取りぞびれたんです。
だって、まさかあんなに早く売り切れるとは思いませんでしたからね。私は例年、渋谷のスペシャルデイ・イベントで買っていたんです。手数料掛かりませんし、抽選でTシャツが当たったりしますから。もちろん今年もそのつもりだったんです。今年は5月25日(土)、26日(日)に渋谷MODIでスペシャルデイ・イベントが開催されました。私は横浜のグリーンルーム・フェスティヴァルと被っていたので、妻が日曜日に買いに行く予定でした。そこに何の危機感も抱いてなかったんですけど、グリーンルームの帰り道、ツイッターでサマソニ東京の土曜1日券、及び3日通し券が即日売り切れという事実を知り、愕然としたんです。グリーンルームの楽しさも一気に吹き飛びました…。
売り切れるにしても早すぎません?いつも売り切れ前に、オフィシャルサイトで「売り切れ間近!」みたいなアナウンスとかありませんでしたっけ?私もデイ・イベント初日で売り切れるとは夢にも思っていなかったので、こまめにチェックはしていませんでしたけどね。レコファンでの販売状況とか、シグナルはあったのかもしれませんね。ホント不覚をとりました…。
しかし、今年はなぜこんなに売れたのでしょうか?巷では集客は邦楽勢が担っていると囁かれていました。サマソニ2日目、邦楽勢は大入りなのに、ロバート・グラスパーやレモン・ツイッグスはガラガラだったとか。確かにこれはとても寂しい事です。クリス・デイヴにデリック・ホッジ、さらにモス・デフまで従えたロバート・グラスパーはまさに最強メンバーで、前日のビーチが無念の中止だっただけに大注目のステージだったんですけどね、出たステージが悪かった。マリン・スタジアム。何故、ロバート・グラスパーのようなジャズ・アーティストが、ロックフェスのメインステージに出たんでしょう。しかも前後を洋邦のラウド勢に囲まれた形で。まあ、大人の事情があるんでしょうけどね。そしてレモン・ツイッグスです。この日はインディー系のロックが充実していまして、レモン・ツイッグスはビーチのトリでした。そして同じ頃メッセには、フォールズ、キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン、サーカ・ウェイヴスが入ってる。これだと、やっぱりレモン・ツイッグスは苦戦しますよね。しかもレッチリやベビーメタルの裏ですから。それに時間帯や被りが原因で、何処かのステージがガラガラになってしまうっていうのは、例えばフジロックでもあることなので、このことから洋楽は客が入らない、とは言えないんじゃないかなと私は思います。確かに、フジロックにしてもサマソニにしても、グリーンルームにしても、邦楽勢が集客の大きな部分を担っているだろうことは間違いないと思います。ですが、今年の売り切れは、集客力のある邦楽勢によるところも大きいでしょうけど、やっぱりレッチリですよね。なにせレッチリの時のマリンはパンパンだったそうですから。
土曜日が売り切れたことで、3日券も売り切れとなり、それに引っ張られる形で、金曜、日曜も売り上げを伸ばした。やっぱり、他の日が売り切れると、迷っていた人も、行くなら早めに買った方が良いんじゃないかと決断しますからね。だって私も焦って、すぐに金曜と日曜のそれぞれ1日券を買いましたから。あとやっぱり20周年という話題性もありましたよね。今年サマソニ20周年らしいよ?行ったことないけど行ってみる?みたいな。
それと、今年はフジロックも売り切れが出ました。今年のメンツが特別良いとも思えないんですが、サマソニ、フジロック共に動員を伸ばしたことは、洋楽主体のフェスに対する注目度が上がっているのではないかとも思うんです。両フェスの近年の尖ったブッキングが実ってきているのかな?って思いたいんですが、どうでしょうかね?まあ、その一方でフジもサマソニもポップな方向に傾いてきている面もありますし、色々な意味で参加しやすくなったというか、身近になってきた、っていう印象もありますよね。いよいよ、日本の夏フェス、チケ争奪戦の時代到来か? いや、まだそれはないか。
どちらにしろ、今後は早めに買わないと売り切れちゃうかもよ?っていう心配はした方が良さそうですね。
売り切れると混雑していやだな~っていう思いもありますが、やっぱり会場が埋まっている方が盛り上がりますよね。3日目マリンのトリのチェインスモーカーズもパンパンでしたが、そんな満員のスタジアムが一体になって盛り上がる様は、これぞフェスの醍醐味!って感じで、感動的でした。それに、言うほど会場も混雑していなかったですしね。食事も自分が観ないライヴの時間帯を上手く狙えば、ほとんど並ばずに買えましたし、トイレも、男性トイレに限った話ですが、一度も並ばずに入れました。シャトルバスもそれほど並びませんでしたし。
まあ、文句があるとすれば、やっぱりタイムテーブルですかね。大人の事情はあるでしょうけど、もう少し考えてほしいなっていう思いはあります。とは言え、誰もが納得できるタイムテーブルなんて不可能でしょうけどね~。あとせっかく魅力的な新人や若手が沢山出てるんですから、もっともっとメディアが紹介して欲しいです。もちろん若手に限った話ではありませんが、フジやサマソニが旬のアーティストを呼んでも、みんな知らないんじゃ勿体ないですよね。
それと、台風など荒天への対応。ま、これは仕方ないか。ビーチステージは今後も続けて欲しい!
あと、今年は配信がありました。これは凄く良いこと! 私も、せっかくなので2日目は家で配信を見ました。フジロックにしろ、サマソニにしろ、参加しちゃうと配信見れませんからね。そういう意味ではいい機会だったり。タッシュ・サルタナ、サーカ・ウェイヴス、ベビー・メタル、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメンなどをタブレットで堪能いたしました。家でエアコン効かせてダラダラ見るのも良いもんですね。画質も凄く良かった。でも、ステージ沢山あるんですから、3チャンネルぐらいにして、垂れ流せば良いのに、って思ったり。まあ、これも大人の事情があるんでしょうけどね。あとロバート・グラスパーの配信が無かったのは残念無念。
ちなみに、ロバート・グラスパーも、レモン・ツイッグスも、お客さんの入りは悪くても、ライヴは最高だったそうなので、良かったです。
という訳で、サマソニ雑感という名のサマソニ2日目を振り返る、好き放題に書かせていただきましたが、単なる私個人の感想ですのであしからず。
次回は「サマソニ3日目を振り返る」、お楽しみに!!
だって、まさかあんなに早く売り切れるとは思いませんでしたからね。私は例年、渋谷のスペシャルデイ・イベントで買っていたんです。手数料掛かりませんし、抽選でTシャツが当たったりしますから。もちろん今年もそのつもりだったんです。今年は5月25日(土)、26日(日)に渋谷MODIでスペシャルデイ・イベントが開催されました。私は横浜のグリーンルーム・フェスティヴァルと被っていたので、妻が日曜日に買いに行く予定でした。そこに何の危機感も抱いてなかったんですけど、グリーンルームの帰り道、ツイッターでサマソニ東京の土曜1日券、及び3日通し券が即日売り切れという事実を知り、愕然としたんです。グリーンルームの楽しさも一気に吹き飛びました…。
売り切れるにしても早すぎません?いつも売り切れ前に、オフィシャルサイトで「売り切れ間近!」みたいなアナウンスとかありませんでしたっけ?私もデイ・イベント初日で売り切れるとは夢にも思っていなかったので、こまめにチェックはしていませんでしたけどね。レコファンでの販売状況とか、シグナルはあったのかもしれませんね。ホント不覚をとりました…。
しかし、今年はなぜこんなに売れたのでしょうか?巷では集客は邦楽勢が担っていると囁かれていました。サマソニ2日目、邦楽勢は大入りなのに、ロバート・グラスパーやレモン・ツイッグスはガラガラだったとか。確かにこれはとても寂しい事です。クリス・デイヴにデリック・ホッジ、さらにモス・デフまで従えたロバート・グラスパーはまさに最強メンバーで、前日のビーチが無念の中止だっただけに大注目のステージだったんですけどね、出たステージが悪かった。マリン・スタジアム。何故、ロバート・グラスパーのようなジャズ・アーティストが、ロックフェスのメインステージに出たんでしょう。しかも前後を洋邦のラウド勢に囲まれた形で。まあ、大人の事情があるんでしょうけどね。そしてレモン・ツイッグスです。この日はインディー系のロックが充実していまして、レモン・ツイッグスはビーチのトリでした。そして同じ頃メッセには、フォールズ、キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン、サーカ・ウェイヴスが入ってる。これだと、やっぱりレモン・ツイッグスは苦戦しますよね。しかもレッチリやベビーメタルの裏ですから。それに時間帯や被りが原因で、何処かのステージがガラガラになってしまうっていうのは、例えばフジロックでもあることなので、このことから洋楽は客が入らない、とは言えないんじゃないかなと私は思います。確かに、フジロックにしてもサマソニにしても、グリーンルームにしても、邦楽勢が集客の大きな部分を担っているだろうことは間違いないと思います。ですが、今年の売り切れは、集客力のある邦楽勢によるところも大きいでしょうけど、やっぱりレッチリですよね。なにせレッチリの時のマリンはパンパンだったそうですから。
土曜日が売り切れたことで、3日券も売り切れとなり、それに引っ張られる形で、金曜、日曜も売り上げを伸ばした。やっぱり、他の日が売り切れると、迷っていた人も、行くなら早めに買った方が良いんじゃないかと決断しますからね。だって私も焦って、すぐに金曜と日曜のそれぞれ1日券を買いましたから。あとやっぱり20周年という話題性もありましたよね。今年サマソニ20周年らしいよ?行ったことないけど行ってみる?みたいな。
それと、今年はフジロックも売り切れが出ました。今年のメンツが特別良いとも思えないんですが、サマソニ、フジロック共に動員を伸ばしたことは、洋楽主体のフェスに対する注目度が上がっているのではないかとも思うんです。両フェスの近年の尖ったブッキングが実ってきているのかな?って思いたいんですが、どうでしょうかね?まあ、その一方でフジもサマソニもポップな方向に傾いてきている面もありますし、色々な意味で参加しやすくなったというか、身近になってきた、っていう印象もありますよね。いよいよ、日本の夏フェス、チケ争奪戦の時代到来か? いや、まだそれはないか。
どちらにしろ、今後は早めに買わないと売り切れちゃうかもよ?っていう心配はした方が良さそうですね。
売り切れると混雑していやだな~っていう思いもありますが、やっぱり会場が埋まっている方が盛り上がりますよね。3日目マリンのトリのチェインスモーカーズもパンパンでしたが、そんな満員のスタジアムが一体になって盛り上がる様は、これぞフェスの醍醐味!って感じで、感動的でした。それに、言うほど会場も混雑していなかったですしね。食事も自分が観ないライヴの時間帯を上手く狙えば、ほとんど並ばずに買えましたし、トイレも、男性トイレに限った話ですが、一度も並ばずに入れました。シャトルバスもそれほど並びませんでしたし。
まあ、文句があるとすれば、やっぱりタイムテーブルですかね。大人の事情はあるでしょうけど、もう少し考えてほしいなっていう思いはあります。とは言え、誰もが納得できるタイムテーブルなんて不可能でしょうけどね~。あとせっかく魅力的な新人や若手が沢山出てるんですから、もっともっとメディアが紹介して欲しいです。もちろん若手に限った話ではありませんが、フジやサマソニが旬のアーティストを呼んでも、みんな知らないんじゃ勿体ないですよね。
それと、台風など荒天への対応。ま、これは仕方ないか。ビーチステージは今後も続けて欲しい!
あと、今年は配信がありました。これは凄く良いこと! 私も、せっかくなので2日目は家で配信を見ました。フジロックにしろ、サマソニにしろ、参加しちゃうと配信見れませんからね。そういう意味ではいい機会だったり。タッシュ・サルタナ、サーカ・ウェイヴス、ベビー・メタル、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメンなどをタブレットで堪能いたしました。家でエアコン効かせてダラダラ見るのも良いもんですね。画質も凄く良かった。でも、ステージ沢山あるんですから、3チャンネルぐらいにして、垂れ流せば良いのに、って思ったり。まあ、これも大人の事情があるんでしょうけどね。あとロバート・グラスパーの配信が無かったのは残念無念。
ちなみに、ロバート・グラスパーも、レモン・ツイッグスも、お客さんの入りは悪くても、ライヴは最高だったそうなので、良かったです。
という訳で、サマソニ雑感という名のサマソニ2日目を振り返る、好き放題に書かせていただきましたが、単なる私個人の感想ですのであしからず。
次回は「サマソニ3日目を振り返る」、お楽しみに!!