ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

今週のあれこれ

2017-03-12 23:50:52 | 今週のあれこれ
さて、今週もいろいろありました。

フジロックやサマソニの第2弾、矢野顕子×上原ひろみの「ラーメンな女たち」の発売など、個人的な重要事項が多々あって忙しい一週間でした。ですが、その辺は本編で更新しているのでさておくとして、まずはポール・マッカートニーの武道館決定ですかね。4月25日(火)。なんとSS席 100,000円ですって。このSS席は、アリーナ及び1階南スタンドとのことですけど、アリーナと言っても広いですし、スタンド席の一部まで10万円なんですね。さすがポール!! ちなみに最も安い席は25歳以下限定で2,100円というC席。これは1966年のビートルズ日本武道館公演におけるA席と同料金とのことで、一種の特別席。これを除けば一番安くてもB席の40,000円ですからね。同じ4月に武道館でやるノラ・ジョーンズは、一番高い席でも9,500円。ま、比べちゃいけないんですかね。私は、ノラ・ジョーンズは行きますけど、ポール・マッカートニーはパスです。
http://oneonone-japantour.jp


ブルーノートが立て続けに、ファンタスティック・ネグリート、ブッカーT・ジョーンズ、ウォー、と発表し、なんだか本気出してきたな、って感じです。ファンタスティック・ネグリートは行きたいですけどね~。ブルーノートと言えば、3月4日にブイカを観に行きまして、それはそれは素晴らしいライヴだったのですが、まだレポ書いてませんね…。すいません。早く書かないと。


3月9日にニューヨークのビーコンシアターにて「Love Rocks NYC」というベネフィット・コンサートが行われまして、これの出演者がまた凄い! デレク・トラックス&スーザン・テデスキ、メイヴィス・ステイプルス、ビリー・ギボンズ、サム・ムーア、ウォーレン・ヘインズ、ジャクソン・ブラウン、ブラインド・ボーイズ・オブ・アラバマ、アーロン・ネヴィル、ドクター・ジョン、ケブ・モ、ゲイリー・クラーク・ジュニア、ウィリアム・ベル、マーカス・ギルモア、アンソニー・ハミルトン、などなど蒼々たるメンバーが集まった模様。オーディエンス撮りと思われるものながらその垂涎の動画がYouTubeに沢山上がっていまして、それを辿るだけで相当楽しいです。1つリンクを貼っておきますね。そこから芋づる式に見れますから。
Lovelight Derek Trucks, Susan Tedeschi, Sam Moore & Jackie Greene Beacon Theater NYC 3/9/2017


タジ・マハールとケブ・モの2人が、タジモ(TajMo)というユニットを組んだそうで、そのタジモが5月にアルバムをリリースするとアナウンスがありました。これは楽しみですね〜。ライヴの予定もいくつか発表されてますし、6月にLAのハリウッドボウルで行われるプレイボーイ・ジャズ・フェスティヴァルへの出演も決まっているようです。という訳で、フジロックに何とかなりませんかね?
https://tajmo.com






今週のセレクト!

Sheryl Crow - Halfway There (Official Animated Video)

シェリル・クロウの新曲。ギターはゲイリー・クラーク・ジュニア!

311 未来へのつどい Peace On Earth

2017-03-11 19:47:32 | フェス、イベント
今日は日比谷公園で開催された「311 未来へのつどい Peace On Earth」に行ってまいりました。あの東日本大震災から、今日でちょうど6年だそうです。早いものですね。感じたことのない激しい揺れに恐怖し、考えたこともなかった原発の驚異におののいた、あれから6年ですか。地震のことなど思い出したくありませんが、未来のために忘れてはならないことですね。




私が会場に着いた時は、Yaeさんがライヴ中でした。ちょうど14時46分の直後で、とてもピースフルな雰囲気でした。



おにぎり美味しかったです!私が食べたのは、ジャコ青菜。



キャンドル屋さん。色とりどりで奇麗ですね。



インディーズ電力の3人。



コーヒー屋さんとビール屋さん。



献花・追悼ドーム〜桜灯“さくらび”〜。私も気持ちばかりですが寄付させて頂きました。ドームの中に入り、蝋燭をつけると、とても静かな気持ちになりました。



ステージのラストを飾ったのは、東田トモヒロ&左藤タイジ。タイジさんのプリンス「Purple Rain」は熱かった! 最後はインディーズ電力のメンバーも加わっての「ありったけの愛」。



夜の会場内は、キャンドルでデコレーションされて奇麗でした。



音楽の元に集えるって、素敵なことですね。


GREENROOM FESTIVAL 第3弾&日割り発表!

2017-03-11 11:31:55 | フェス、イベント
SOJA - I Believe (Official Video) ft. Michael Franti, Nahko



5月に横浜で開催されるグリーンルーム・フェスティヴァル。その第3弾アーティストがオフィシャル・サイトにて発表になりました。今回は一挙に21組。



SOJA
Chara
平井 大
藤原さくら
勝手にしやがれ
NakamuraEmi
SANABAGUN.
BRADIO
jizue
Awesome City Club
日食なつこ
Curly Giraffe
Leyona & 臼井ミトン
TOWA TEI
DJ HASEBE
TOMOYUKI TANAKA (FPM)
沖野修也(Kyoto Jazz Massive)
高木完(MAJOR FORCE)
K.U.D.O(MAJOR FORCE)
Raphael Sebbag(United Future Organization)
矢部 直 (U.F.O./RIGHTEOUS)


SOJA!!来ましたね~!アメリカが誇るレゲエ・バンド! かのデイヴ・マシューズが主催する'ATO Records' (アラバマ・シェイクスや、マイ・モーニング・ジャケット、ドライヴ・バイ・トラッカーズなどが在籍。)に所属していることからも、その実力は伺いしれますね。

あとは、例によって邦楽勢に埋め尽くされておりますが、Chara、藤原さくら、勝手にしやがれ、Leyona & 臼井ミトンなど、なかなか良い感じ。DJ陣も充実してきましたね。

そして今回は、待ってましたの日割りも発表されてるんです。詳しくはオフィシャル・サイトをご確認いただくとして、まず驚いたのは、てっきり割れると思っていた海外勢、すなわちマイケル・フランティ、ザ・ニューマスター・サウンズ、SOJA の3組が5月20日(土)に固まったこと。これは俄然行きたくなりましたね~。この日は他にも、Chara、勝手にしやがれ、奇妙礼太郎、NakamuraEmi、Leyona & 臼井ミトンなど、見たいアーティストが結構いらっしゃいますし。ただ、藤原さくらとNao Yoshiokaが21日(日)なのがちょっと残念ですけど…。

さて、20日(土)の1日券を買おうか?でもタイム・テーブル見てみないと何とも言えないんですよね。昨年は両日共に洋楽勢が後ろの方に集中してましたからね。それにまだ、日曜日に隠し球があるかもしれませんし、もう少し様子を見ましょうか?なんて言ってるうちに売り切れちゃったり、なんてこともあるのかな?

フジロック 第2弾!!

2017-03-10 18:47:57 | フジロック
CHRONIXX / DREAD & TERRIBLE


フジロックの出演アーティスト第2弾がオフィシャルサイトにて発表になりました。今回は以下の18組。

THE AMAZONS
CHRONIXX
DATS
DYGL
GRAPEVINE
グループ魂
A GUY CALLED GERALD (Live)
the HIATUS
never young beach
NINA KRAVIZ
小沢健二
くるり
RAG'N'BONE MAN
サンボマスター
水曜日のカンパネラ
サニーデイ・サービス
TRAIN
TROYBOI




世界に誇れるフジロック!として大絶賛で迎えられた第1弾の後だけに、今回は邦楽アーティストが多めということで、個人的には多少のトーン・ダウンは否めません。ですが、レゲエ新世代の代表格であり、ラスタ・リバイバル・ムーブメントの旗手とも言われるクロニックスは嬉しい!! 2014年作「DREAD & TERRIBLE」(写真)は、既に名盤の誉れ高く、近年最も重要なレゲエ作品と言ってよい作品です。このアルバムの騒がれ方は半端ありませんでしたからね、その若きカリスマをついにフジロックで観れると思うと、今からワクワクです。ちなみに、クロニックスが2012年に発表した最初のミックステープはメジャー・レイザーとのコラボだったんですけど、そのメジャー・レイザーもフジに来るんですよね〜。ひょっとして?なんて過度の期待をすると大抵裏切られますから、その辺はあまり考えないでおくことにしましょう。

他にも、UKロックの大型新人というジ・アマゾンズや、先日発表されたブリット・アワードで新人賞にあたる『BRITISH BREAKTHROUGH ACT』を受賞したラグンボーン・マンなども気になります。


あとは、やはり小沢健二さんに触れないといけませんよね? 発表前からMステでフジ出演をポロってしまうエイリアンな彼ですが、今回も、フジのオフィシャルとは別に、自身のサイトで意味深な発表をしていまして、それは「1日2ステージ」やるということ。もちろん別内容。しかも一つは深夜だそう。その場所については明言していませんが、もうあそこしか無いんじゃない?っていうヒントをポロッちゃってたり。それでいてその文章はとても謙虚で、フジロックへのリスペクトを感じられるという。いやはや、面白い方ですね〜。




Chronixx- Here Comes Trouble (Official Music Video) HD



The Amazons - Stay With Me



Rag'n'Bone Man - Human (Official Video)


サマソニ 第2弾!

2017-03-09 15:39:02 | フェス、イベント
JOSÉ JAMES / LOVE IN A TIME OF MADNESS

サマーソニックの出演アーティスト第2弾がオフィシャルサイトにて発表になりました。今回は8組。

R3HAB(東京公演のみ)
COMMUNIONS
DAYA
JOSÉ JAMES
HONNE
KEHLANI
LANY
SUNDARA KARMA


ホセ・ジェイムズ!!!! 先日のプロモーション来日のときに、運良くショーケースライヴを観れたのですが、そのファンキーなパフォーマンスに、フジロックかサマソニに出たらめちゃくちゃ映えるだろうな、と思ったんですよ。その矢先のサマソニ決定!!これは楽しみですね。新作は打ち込みを主体にしたR&B作品でしたが、サマソニでのライヴはどうなるんでしょう? 楽しみです!!

そしてケラーニ! 2015年に発表したミックステープ「You Should Be Here」が、グラミー賞『Urban Contemporary Album』部門にノミネートされる等の絶賛を受け、今年いよいよ1stアルバム「SweetSexySavage」をリリースし、全身タトゥーのビジュアルと共に大変話題になっている彼女。タワレコでも猛プッシュされているので、日本でのブレイクも間違いないところでしょう。彼女の生歌、聴いてみたいですね〜。

他には、コミュニオンズ、サンドラ・カーマなど、フレッシュなロックバンドも楽しみです!





さて、今年のサマソニ。個人的にはホセ・ジェイムズとケラー二の決定でちょっと行きたくなってきましたけど、まだ全体的に見て弱い印象は拭えませんよね〜。ま、まだもう一組のヘッドライナーが発表されてませんからね。それにまだ第2弾、これからの発表が楽しみです!!


あ、あとソニックマニアにオービタルが決定しています。



José James - Always There



Kehlani - CRZY [Official Video]






↓よろしければこちらも是非!!

本日のセレクト! ホセ・ジェイムズの新作
ホセ・ジェイムズ@渋谷コンタクト(2017年2月15日)

ラーメンな女たち

2017-03-08 23:41:41 | ジャズ
Akiko Yano x Hiromi / ラーメンな女たち - LIVE IN TOKYO -

今日は、矢野顕子×上原ひろみ「ラーメンな女たち」の発売日でした!

と言う訳で私も早速ゲット!もちろんDVD付きの初回限定盤。特典で、お箸が付いてきました~。

収録は2016年9月15日、渋谷のBunkamuraオーチャードホール。このレコーディング・ライヴは私も観に行ったので、こうしてCDとなったものを手に取り、愛聴出来るというのは、なかなか感慨深いものがあります。ミロコマチコさんのイラストによるジャケットも素敵ですね。

もう、ライヴの細かい記憶とか、完全に失われているので、とても新鮮な気持ちで聴くことが出来ました。

とにかくピアノの音が良い! 2人の粒立ちの良いピアノの音色が、まるで脳内を駆け巡るよう。上原さんによるアレンジに、矢野さんの感性が命を吹き込む。さらに上原さんが刺激を加え、矢野さんが応える。ライヴならではの熱気がその音から伝わってきます。2人のコラボレーションならではの歓喜と狂気。実際にライヴを観た時も興奮と感動の連続でしたけど、音だけで聴く2人の世界はまた相当に深いですね! やっぱりこの2人、凄いです!

白眉は「おちゃらかプリンツ おちゃらかほい - Footprints」、「飛ばしていくよ」、「ホームタウン・ブギウギ 東京ブギウギ - New York New York」あたりかな? もちろん「ラーメンたべたい」も最高!!矢野さんのフリーキー且つエモーショナルな歌も良いですね。


4月からツアーが始まります。特大の旋風を巻き起こすことでしょう。




↓良かったらこちらもぜひ! レコーディングライヴを観た時のレポです。

矢野顕子× 上原ひろみ @Bunkamura オーチャードホール

2016年 ベスト・アルバム リイシュー編

2017-03-07 21:42:19 | 2016年総括
相変わらずのスロー・ペースですが、ようやく2016年のベスト・アルバム企画です。今回はリイシュー及びコンピ盤のベスト10枚。もちろん私の個人的な趣味と偏見と金銭事情が絡んだものですのであしからず。




JOHNNY ADAMS / HEART & SOUL
なんか、発掘音源でもなければ、初CD化でもないものを1位に選んでしまってすいません。でも、これのリイシューを待ち望んでいたんです!!ニューオーリンズが誇るソウル・シンガー、ジョニーアダムスが、1969年にナッシュヴィルのSSSインターナショナルからリリースした1st作。今では、それ以前のニューオーリンズ録音(リック/ロン)が纏まってアルバム化されていますが、正式なデビュー・アルバムはこれらしい。私はそのリック&ロン時代や、円熟のラウンダー時代を愛聴していて、それでジョニー・アダムスは充分のような気持ちになっていましたが、某コンピでこのSSSインターナショナル音源を聴いてぶったまげたのです。それでこの「HEART & SOUL」を探したんですけど、その時は中古も含めて何所にも売ってなかったんですよね…。まあ、この時代の音源は、編集盤なら手に入りそうだったのですが、やっぱりこの「HEART & SOUL」の形で聴きたいじゃないですか。そんな訳で、再発されるのを心待ちにしていた訳です。やはや、よくぞリイシューしてくれました!! もう1曲目のまるでスワンプ・ロックな「Georgia Morning Dew」でノックアウトですよ。さすがにナッシュヴィルのレーベルらしい土っぽさと、ジョニー・アダムスの強力な歌声がマッチした名盤ですね。ボーナス・トラック12曲も嬉しい。その中には実は初CD化トラックもあったり。



VA / NEW ORLEANS BENEFIT CONCERT 1989
こちらは、89年9月13日にニューオリンズのMUNICIPAL AUDITORIUMで開催された「NEW ORLEANS ARTISTS AGAINST HUNGER & HOMELESSNESS」というベネフィット・コンサートを収録したもので、ラジオ放送用の音源です。録音状態に多少の難ありですが、それを補ってあまりある熱演の連続です。特筆すべきはネヴィル・ブラザーズ。89年と言えば「YELLOW MOON」をリリースした年。もっとも勢いのある時代のネヴィルズのライヴです。悪いはずがありません。しかもリタ・クーリッジとの競演もあったり。他にもアーマ・トーマスやボズ・スキャッグすとの共演も嬉しいアラン・トゥーサンや、カーク・ジョセフのスーザフォンがうねりまくるダーティ・ダズン・ブラス・バンド。さらにライ・クーダーにドクター・ジョンですから!! CD3枚組、89年という、脂の乗ったニューオーリンズがたっぷり楽しめます。



JAMES BROWN / GET DOWN WITH JAMES BROWN: LIVE AT THE APOLLO VOLUME IV
まず、レコード・ストア・デイでアナログ・リリースされ、その後にCD化された、ジェイムス・ブラウンの未発表ライヴ音源。録音は1972年9月13日、14日、米NYはアポロ・シアターにて。アポロライヴ・シリーズの4作目という位置付けですね。ですがこちらは、JBのライヴと言うより、JBレヴューを捉えたライヴ盤であるところが面白い。ザ・JBズの大ファンの私としては、オープニングのダニー・レイの名調子から、ザ・JBズのファンキーな演奏が始まっただけで大興奮。この頃のザ・JBズのライヴ音源が纏めて聴けるだけでも貴重ですよね。もちろん若きリン・コリンズやボビー・バードの熱唱も聴けます。



VA / MOTORTOWN REVUE IN PARIS
1965年4月13日、パリのオランピア劇場で開催されたモータウン・レビューを収録したライヴ盤。1965年にLPでリリースされていたものですが、今回は12曲もの未発表音源を追加収録してCD2枚組で登場。アール・ヴァン・ダイク率いるファンク・ブラザーズ達をバックに、マーサ&ザ・ヴァンデラス、スティーヴィー・ワンダー、シュープリームス、ミラクルズという、当時破竹の勢いだったモータウンの精鋭達の、瑞々しいライヴが楽しめます。モータウン好きには堪りませんね。レビューのライヴ盤はパリ以外にも数種類出ているはずなので、そちらも追々リイシューお願いしますね!!



BOB DYLAN / REAL ROYAL ALBERT HALL
ボブ・ディランの真正ロイヤル・アルバート・ホール・ライヴ。流石はボブ・ディラン!やることが尖ってますよね〜。でも流石にボックスには手が出ませんでした…。



VA / RHYTHM 'N' BLUESIN' BY THE BAYOU
ルイジアナの秘宝探索、バイユー・シリーズは相変わらずの充実振り。こちらの目玉はデビュー前になるバーバラ・リンのデモ録音!!



THE BEATLES / LIVE AT THE HOLLYWOOD BOWL
もちろん、映画も観に来ました! 次は映画「LET IT BE」のリマスターをボーナス映像てんこ盛りでお願いいたします!!



VA / LET IT BE: BLACK AMERICA SINGS LENNON, MCCARTNEY AND HARRISON
ブラック・アメリカが歌うビートルズの第2集。こういう企画物も楽しいですね。



THE METERS / A MESSAGE FROM THE METERS: THE COMPLETE JOSIE, REPRISE & WARNER BROS. SINGLES 1968-1977
ミーターズのシングル・コレクション。あらためてシングルという並びで聴くミーターズがまた格別。編集盤としてこういうシンプルさも大事。

BLOWS UP David Bowie & Iggy Pop

2017-03-06 20:27:40 | ルーツ・ロック
今日は、品川のキャノンギャラリーにて、鋤田正義さんの写真展「BLOWS UP David Bowie & Iggy Pop」を見て参りました。

1977年にイギー・ポップのアルバム「THE IDIOT」の発売に合わせ、イギーとボウイが揃ってプロモーション来日したそうです。今回の写真展は、その時に鋤田さんの依頼により実現したフォト・セッションを中心にしたもの。

「THE IDIOT」は、ストゥージス解散後、イギーの初ソロ作であり、デヴィッド・ボウイがプロデューサーを務めています。この頃のデヴィッド・ボウイは、アメリカ時代とも言われる、いわゆるプラスティック・ソウルに一区切り付け、「LOW」から始まるベルリン3部作の製作に舵を切った頃。イギーの「THE IDIOT」も、ベルリンで録音されました。そんな背景のもと、2人は日本に来たのです。

特筆すべきは、このフォト・セッションから、ボウイのベルリン3部作の1枚「HEROES」のジャケット写真が生まれたこと。後に「THE NEXT DAY」にも使われた有名なポートレートですね。もちろん今回の展覧会でも、その写真がいくつかのヴァリエーションと共に並んで飾られました。いやはや、この時のボウイはめちゃくちゃ格好良いです。

イギー・ポップと言えば、パンクの元祖と呼ばれるだけあり、近寄りがたい怖さを持ったイメージってあるかと思いますが、77年当時の写真からは、やんちゃなんですけど、どこか優しげな子供っぽさを感じさせられる印象。茶室の様なところで、口元に笑みを浮かべながら、ちょこんと正座している写真がとても印象的でした。

こじんまりとした写真展でしたが、77年に限らず、様々な時代のボウイとイギーの写真が並べられ、見応えのある写真展でした。

でも残念ながらこちらの写真展は、今日までの開催だったんです。私は滑り込みで観に行きましたが。ごめんなさいね…。

RAW TOKYO @青山Farmer’s Market

2017-03-06 10:48:58 | フェス、イベント


3月5日、青山のファーマーズマーケットにて開催された RAW TOKYO を覗いてまいりました。こちらは「ありのままの東京。東京目線で集められた、つくられたモノ」による新しい形のフリーマーケット。ハイセンスなモノ達、美味しい食べ物とコーヒー、そして音楽。私が訪れた時はちょうど Kyo Sakurai (櫻井響)さんがプレイ中でした。驚異的なボイス・パーカッションを中心に、ループ、パッドなども駆使して、ペルーやブラジルなど南米の空気を感じさせつつ、後半はファンキーなグルーヴで踊らせてくれました。野外のマーケットという緩い空間とマッチしていて、とても気持ち良かったです!!

ちなみにこのDJブースは、後方のみどり号というワゴン車に設置されたソーラーパネルから電力をまかなっているそうです。このみどり号は、グリーンパワーを生み出しながら日本中を冒険していくそうです。また何処かで合えるかな?

















今週のあれこれ

2017-03-05 23:40:54 | 今週のあれこれ
さて、今週も色々ありました。


まずはアカデミー賞ですかね。ジャスティン・ティンバーレイクや、ジョン・レジェンドのパフォーマンスなんかもありましたが、衝撃的だったのはやはり作品賞の発表ミスですよね。アカデミー賞のメイン部門であんなことがあるなんて!ホントびっくりしました。あれはプレゼンターの方が間違えたのではなくて、そもそも渡された紙が間違っていたんですかね? こういうとき、自業自得とは言え、どうしても間違えた方が気の毒に思えてしょうがない…。通常、滞りなく終われば気にも止めないことながら、こういう間違いがあるとあらためてショーはステージの上だけではなく、裏方含めて全てがライヴで進んでいることを思い知らされますね。そういう意味では、発表そのものが常にサプライズであることをダイナミックに見せられた瞬間だったかもしれません。ちなみに私、映画はほとんど見ないので、受賞結果にはさほど興味がありません。でも数日遅れで発表された日本のアカデミー賞で「シン・ゴジラ」が7冠に輝いたというのは嬉しいですね〜。子供の頃から大のゴジラ・ファンなので。もちろん「シン・ゴジラ」は映画館で観ました!

アラバキの日割りが発表になりました。矢野顕子×上原ひろみとレキシが同じ日だったら、参加も考えようか?とか思っていましたが、残念ながら割れましたね。そして矢野顕子×上原ひろみは来月から「ラーメンな女たち」ツアーが始まりますが、今週末、その追加公演が発表になりました。4月25日、昭和女子大学人見記念講堂だそうです。ちなみに私、今回のツアーはパスしてるんですが、追加公演とか出ちゃうと行きたくなっちゃいますね〜。さて、どうしましょ? 上原さんはここのところ雑誌等での露出が激しいですが、今週末はテレビやラジオでも楽しませてくれましたね。そして来週はいよいよアルバム発売。楽しみです!


ビヨンセがキャンセルとなってしまったコーチェラですが、その代役はレディー・ガガに決まりましたね。あと1ヶ月半程で開催というタイミングで、よくまあレディー・ガガという大物を射止めましたよね。さすがはコーチェラ!! そしてそれを引き受けたレディー・ガガの侠気にも感服です。でも、レディー・ガガにとっても美味しい話だったのかな?


5月にL.A. METAL SUMMITなるフェスが開催されるようですね。実は私、学生時代はヘヴィ・メタル大好き人間だったのです。リアル・タイムが丁度LAメタルでして、フェイヴァリットはモトリー・クルーとラットでした。今回、トリはそのラットと、モトリー・クルーのヴィンス・ニールとのこと。さらにシンデレラのトム・キーファー、スキッド・ロウのセバスチャン・バック、そしてLAガンズと、大好きだったバンドばっかり!!しかもそんなメジャーな人たちに交じってファスタープッシーキャットまで! LAメタルも一過性のブームであり、それに翳りが見え始めた頃、もっとオーソドックスなロックンロールを鳴らすバンドが台頭し始めて、それがガンズ&ローゼスだったり、LAガンズだったりした訳ですけど、その両ガンズに並ぶ程の有望株だったのがファスタープッシーキャットでした。よりハードロック的なノリだった両ガンズに比べ、もっとチープでルーズだったファスタープッシーキャットの方が、私としては断然好みだったんですよね〜。でもアンダーグラウンドな存在のまま、終わってしまったとてっきり思っていましたが、まさか来日するとは!!ちょっと観たいけど、どうしましょ? 5月13、14日、幕張メッセだそうです。


フジロックとサマソニは、動きありませんでしたね。2月末頃に第2弾あるか?と思っていたのですが…。毎日、毎時間、ドキドキしながらツイッターをチェックしているんですけど…。