「暮らしの手帖57」に「つや子さんの針仕事」と題して指ぬきが紹介されています。
92歳になるつや子さんのつくる指ぬきにとても惹かれました。
加賀友禅で知られる古都金沢。
ここでは友禅の残り糸を使って手毬や指ぬきを作る風習があったそうです。
時代と共に廃れてきているそうですが、
つや子さんはいまもこつこつと作り続けています。
デザインを考え、独自の指ぬきを作り、名前をつける。
一日をそうして過ごす豊かな時間を写真のつや子さんの笑顔が物語っています。
じつは思いがけず私のところに指ぬきがプレゼントされました。
(間違いのないよう。つや子さんのではありません。市販のものですが、、)
金糸に黒と白の模様が美しい指ぬきです。
何でも思っていればかなうものだなーと思います。
いま私の目の前にある指ぬきを見てそう思います。
こちらも「暮らしの手帖57」からの抜粋です。
お孫さんに贈る指ぬきには、作り方のメモもついているそうです。
なんて素敵なことでしょう。
私ももっともっと齢をとっても、縫い物ができていますようにと願わずにはおれません。