博物館の隣、東洋館では、
東洋館正面玄関
白地立木鸚鵡文様カシミア(18〜19世紀)
全面に刺繍が施されています。
ミフラーブを象っていることから祈祷用の掛物として用いられたもののようです。
法隆寺宝物館です。
内部の様子です。
こちらは二階から見た
パンフレットより
平日でしたので、
これは大人の背丈以上もあろうかという
アジアの染織やクメールの彫刻を見てきました。
東洋館正面玄関
クメールの彫刻は、
アンコール期(9〜13世紀)の石仏です。
染織は、
白地立木鸚鵡文様カシミア(18〜19世紀)
インドのカシミアが有名ですが、
イランでも模倣製作が行われていたらしく、
これはイランの物です。
全面に刺繍が施されています。
ミフラーブを象っていることから祈祷用の掛物として用いられたもののようです。
ミフラーブというのは、
モスクのギブラ壁に設置された窪み状の設備のことだそうです。
カシミアショールはとてもおしゃれなものですが、古くから作られてきた物なのですね。
🔹🔹
もう見るのも疲れてきて、
私の頭の中のキャパはしれていますので、
出口に向かったところ、
「法隆寺宝物館」の文字が目に入りました。
これは行かねば、、
法隆寺宝物館です。
今まで見てきた古い建物とは一線を画しています。
それもそのはず、この建物は1999年開館です。
内部の様子です。
法隆寺の宝物は、
明治11年(1878年)に皇室に献納された300件が収蔵されています。
こちらは二階から見た
デジタル法隆寺宝物館です。
綺麗だなーと思って撮ったものです。
狭い部屋ですが、
火災により消失してしまった法隆寺金堂壁画が、消失以前に撮影された原板で、
ガラス原板デジタルビューアとして蘇りました。
2020年のことだそうです。
すごいですよねー
近くで見てきたのに、写真はなぜか撮ってなくて、
部屋の奥の方に見えているのがそれです。
パンフレットより
館の出口から撮ったもので、
両脇に水をたたえた所の真ん中が通り道です。
これから奥に見えているお屋敷前を通って帰ります。
平日でしたので、
中には入れませんでしたが、
鳥取藩池田家 江戸上屋敷の正門でしたか、
立派な門構えです。
これは大人の背丈以上もあろうかという
鬼瓦です。
福岡藩主黒田家の江戸屋敷の鬼瓦ということです。
江戸時代、参勤交代の制度で各藩のお屋敷が城下にあったのですが、
こんなにも大きな鬼瓦ということは、
お屋敷の立派さもいかばかりかと!
道すがら見た大きなイチョウの木、
人が小さく見えます。
🔹🔹
博物館の入り口を入ってから、
見ても見尽くせない宝物の数々に
正直疲れました。
近くに住んでいれば日参も出来ますが、
そうもいかず、
適当なところで諦めもつけないといけませんね。
実は、
博物館は70歳以上は無料で入れました。
近くに住んで、ここを庭みたいにして過ごせたら、人生はさぞ豊かだろうと妄想してしまいます。😁