mola_circus モラを楽しむ

パナマのクナ族が着ているモラ(ブラウス)は、模様がまるで絵画のようです。いっしょにモラを楽しみませんか。

小野竹喬の世界

2024-10-15 | 美術館
大分市美術館で開催中の
「小野竹喬の世界」展へ行ってきました。




波切村 1918年 重要文化財

友人のブログで、この作品が昨日までの展示と知りましたので、是非にと行ってきました。

もう一面は、




残念ながら、影が映り込んでしまいました。

ブルーが魅力的な作品です。




私は、小野竹喬の作品を見るのは初めてでした。

静かな佇まいの作品がとても好きでした。




琵琶湖春秋 1930年頃


六曲一双の大画面です。

湖東の栗東あたりから、鈴鹿山脈を望む景観です。



こちらは
琵琶湖の水郷から右手に三上山を望み、
左手には湖北へと続く湖面が開けた景観です。




湖面では水鳥も遊び、、

こんな繊細で雄大な景色を前に、
とても心豊かな贅沢を感じました。






山桜 1947年頃




樹上の雪 1958年





初雪 1963年


小野竹喬(1889ー1979)は、
日本の自然を描き続けました。

いずれも優しい眼差しが感じられます。


チラシにもなっていたのは、



野辺 1967年



晩年になってから、
夕焼けの茜色を題材とした作品が現れて、

ちょっと意表をつかれました。









樹間の茜 1974年



生涯にわたる様々な功績により、
1976年、文化勲章を受賞しています。

作品からも、とても恵まれた作家人生であったように見受けられました。




波濤 1927年


いずれも、竹喬の故郷にある
「笹岡市立竹喬美術館」が所蔵する名品です。






美しい大分さん、私は、
美術館のホームページにいいねして、
こちらをいただいてきました🎵


🌿🌿



美術館は標高があるからかして、
いつも紅葉の始まりが早いと感じます。




会期中、もう一度行けたらと思っています。










コメント (3)
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