竹田の「雛まつり」の帰り道、
記念館入口
梅林
豊後大野市朝地町にある朝倉文夫記念館へ立ち寄りました。
広い敷地を有する記念館は、山に抱かれてありました。
1階展示室のビデオで、朝倉文夫の人となりや作品の紹介を見てから進みました。
2階は、階段で3層の展示室に分かれていました。
写真は裸婦像のある第2展示室です。
第3展示室は、
朝倉文夫が愛してやまなかった猫の像がたくさんありました。
動物たちの展示室です。
第4展示室から見下ろしたところです。
最後の展示室には若い男性の像です。
若々しい筋肉が躍動しています。
第4、第3と下って、最初の裸婦像のフロワーです。
素晴らしい彫像を鑑賞しつつ、外の景色も楽しみます。
朝倉文夫の生まれた朝地町に、記念館を作ることは本人の意思であったようですが、生前には実現せず、後に意思を継いで町がこの記念館を作りました。
豊後梅を配した梅林や、遊歩道の整備された公園と、記念館が30年後に実現されたそうです。
記念館入口
梅林
豊後梅は花も大きなピンクの梅ですが、
もう散ってしまっていました。
花咲く時期にはどんなにか綺麗だったことでしょう。
私は初めてでしたが、
同行のお二人はそうではなかったのに、
ここがとても好きな場所だと言って連れてきて下さいました。
雨の中、濡れそぼつ景色にも心が落ち着きます。
四季折々に、素晴らしい作品と再会し、景色も楽しめたらいいですね。
こんな静かな所に記念館があるんですね。ゆっくりと作品に向き合えますね。何度も来られるのがわかります。
東京で作品をみたことがあります。猫が好きで十数匹と住んでいる彫刻家と知って興味がわいて行ってみたかったんです。
何しろ随分昔のことなので見た場所をはっきり覚えていないのですが、「朝倉彫朔館」かもしれません。
首根っこを指で摘まんでぶら下げられた仔猫の作品とかね、いっぱい猫の作品がありました。
ええ、猫の作品がたくさんでした。
猫を可愛がりながら、筋肉や骨格を感じていたそうです。
だからかしら、とてもリアルで今にも動き出しそうです。
広い空間に贅沢に飾られた作品。
周りの景色もいいですね。
朝倉彫塑館に行ったことはありません。
県出身の作家なので、これまでにも作品は目にしていましたが、まとまって見るのは初めてでした。