今回の大阪行きは、
太陽の塔を見るのも久しぶりのことでした。
万博記念公園内にある、
国立民俗学博物館で開催中の
特別展「ラテンアメリカの民衆芸術」を見るためでした。
その中にモラも展示されているというので行ってきました。
でもまあ、万博公園といえば「太陽の塔」ですから、
そこから話は進めたいと思います。
太陽の塔を見るのも久しぶりのことでした。
太陽の塔の裏の顔はご存知ですか。
1970年、大阪万博で披露された太陽の塔は
その形からして衝撃でした。
今は、正面広場にポツンと立っていますが、
当時はこんな様子だったそうです。
もちろん私も行きましたが、
さっぱり覚えていません。
とにかく人が多くて、
人の中に揉まれていた記憶しかありません。
なんと、この時、
6421万人もの人を集めたそうです。
万博閉鎖後は、ほぼ全てのパビリオンが撤去されましたが、この太陽の塔は永久保存が決まりました。
そして半世紀以上、
万博公園の顔として人々に親しまれています。
ちょっと驚かせてしまいましたか。
太陽の塔の内部です。
写真を撮っていい範囲内のものですが、
階段で上部へ登ります。
そこには原生類時代から哺乳類時代へと
41メートルに及ぶ<生命の木>がそびえていました。
頂上に向かって進化する生物が見られます。
三葉虫や、オーム貝、恐竜、オランウータン、クロマニヨン人と大きなオブジェが迎えてくれます。
実は、内部に入る前は、もっとシンプルな造形を想像していたので、
これにはびっくりしました。
わずかに両腕に当たる部分に残る、
巨大なボルトにイメージする塔の原点を見た気がしました。
それにしても、
高さ70メートル、基底部の直径20メートル、
腕の長さは25メートル、
大きいです!
まあ、異様といえば異様ですが、
こんなにも親しまれてきた物もないかと。
最後に、
太陽の塔の三つの顔について、
お腹についている「太陽の顔」は現在を、
頂部の「黄金の顔」は未来を、
背面の「黒い太陽」は過去を表しています。
ただ、この塔自体が何を表しているのかは、
作家本人が何も語っていないのでわからないそうです。
太陽の塔の内部を見て、
いよいよ博物館へ向かいます。
この案内版に導かれて、
博物館へ向かいます。
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