4月14日、劇場版『ドラえもん 新 のび太の 宇宙開拓史』を観た。公開は17日までなので、ギリギリである。
劇場版公式サイト
テレビ朝日の『ドラえもん』サイト
「ドラえもんチャンネル」
北海道ドラえもん連盟加盟 銀河ドラえもん倶楽部
新ドラ以降、1作目『のび太の恐竜2006』は2006年4月5日(2006年4月5日の記事参照)、2作目『のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い』は2007年3月27日(2007年3月27日の記事参照)、3作目『のび太の緑の巨人伝』は2008年4月7日(2008年4月7日の記事参照)だったので、今年は最も遅いことになる。
今年も、例年通り札幌市中心部すすきのにある東宝公楽という劇場である。1999年から通っているが、中心部で奇跡的に残っている、単館上映の映画館である。
もはや、映画を観に来るだけではなく、劇場そのものが存在するかどうか。その確認のために来ているようなものである。
去年は4月7日に行き、観客は他になし。それから1週間も遅く行った今年も、当然ながら、他に観客はいない。2年連続“貸し切り”であり、非常に寂しい限りである。来年は春休み中に行きましょう…劇場はまだ残っているかな?
で、内容。
先代の作品は尊重しつつ、<ギラーミンを倒すのがのび太であれば、あとはまあそれなりに>と考えていた。今作では、見事にのび太が打ち倒してくれた。なので、満足である。
しかし、新キャラモリーナである。最初に登場したのは10歳の姿、声は堀江由衣さんが劇場版2回目のご出演である。しかし、大人(?)では香里奈さんで、声もだいぶ低くなってしまった。数年の間に何があったのだろう…。
ギラーミン戦のあとも、モリーナが父と対面すると言う場面があった。オリジナルキャラなので、当然、このシーンもオリジナル。さすが『新』である。
モリーナ関連の話が加わったほかは、それほど原作とは変わっていないような、そうでもないような。それほどの違い(細かく書けば色々出て来るだろうが、そうまでして指摘するものでもない)だったようだ。
ただ、ドラミの登場は疑問である。【手ばり】でのび太をなぞの空間から引っ張り上げ、その空間がモリーナの父がいた星だった程度。はっきり言って、登場する意味・必要性を感じない。カムランの息子がのび太に嫉妬する場面もなかった。というか、息子の印象がさらに薄いぞ? ああ、トカイトカイ星も出て来なかった。「コーヤコーヤ」との違いが際立って面白かったが…。
1年後にでもTVで観れば、また感想も変わって来るだろうが、まあ良い作品だったのではあるまいか。モリーナ姐さんが持って行かなければ、さらに印象も良かった…とは言いますまい(書いたよ)。
ちなみに、今年もヒロインは本業声優以外の人物を引っ張って来ている。もうだいぶ前からの傾向だが、やはり、芸達者な声優さんと、いくら上手い(と思われる)子役とでは、差がありすぎて不自然である。
こういう“高額給付金”は廃止しても良いのではないか?
次回、原作40周年記念作に期待したい。

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新ドラ以降、1作目『のび太の恐竜2006』は2006年4月5日(2006年4月5日の記事参照)、2作目『のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い』は2007年3月27日(2007年3月27日の記事参照)、3作目『のび太の緑の巨人伝』は2008年4月7日(2008年4月7日の記事参照)だったので、今年は最も遅いことになる。
今年も、例年通り札幌市中心部すすきのにある東宝公楽という劇場である。1999年から通っているが、中心部で奇跡的に残っている、単館上映の映画館である。
もはや、映画を観に来るだけではなく、劇場そのものが存在するかどうか。その確認のために来ているようなものである。
去年は4月7日に行き、観客は他になし。それから1週間も遅く行った今年も、当然ながら、他に観客はいない。2年連続“貸し切り”であり、非常に寂しい限りである。来年は春休み中に行きましょう…劇場はまだ残っているかな?
で、内容。
先代の作品は尊重しつつ、<ギラーミンを倒すのがのび太であれば、あとはまあそれなりに>と考えていた。今作では、見事にのび太が打ち倒してくれた。なので、満足である。
しかし、新キャラモリーナである。最初に登場したのは10歳の姿、声は堀江由衣さんが劇場版2回目のご出演である。しかし、大人(?)では香里奈さんで、声もだいぶ低くなってしまった。数年の間に何があったのだろう…。
ギラーミン戦のあとも、モリーナが父と対面すると言う場面があった。オリジナルキャラなので、当然、このシーンもオリジナル。さすが『新』である。
モリーナ関連の話が加わったほかは、それほど原作とは変わっていないような、そうでもないような。それほどの違い(細かく書けば色々出て来るだろうが、そうまでして指摘するものでもない)だったようだ。
ただ、ドラミの登場は疑問である。【手ばり】でのび太をなぞの空間から引っ張り上げ、その空間がモリーナの父がいた星だった程度。はっきり言って、登場する意味・必要性を感じない。カムランの息子がのび太に嫉妬する場面もなかった。というか、息子の印象がさらに薄いぞ? ああ、トカイトカイ星も出て来なかった。「コーヤコーヤ」との違いが際立って面白かったが…。
1年後にでもTVで観れば、また感想も変わって来るだろうが、まあ良い作品だったのではあるまいか。モリーナ姐さんが持って行かなければ、さらに印象も良かった…とは言いますまい(書いたよ)。
ちなみに、今年もヒロインは本業声優以外の人物を引っ張って来ている。もうだいぶ前からの傾向だが、やはり、芸達者な声優さんと、いくら上手い(と思われる)子役とでは、差がありすぎて不自然である。
こういう“高額給付金”は廃止しても良いのではないか?
次回、原作40周年記念作に期待したい。

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