徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

終わるということ

2010-08-23 07:10:41 | Music
テレビでHMV渋谷店の閉店のニュースを見た。
個人の思い出や思い入れを否定するわけじゃないけれども、マスコミの乗っちゃうと、やはり、どうしても、嘘っぽい空騒ぎな感じがして仕方が無い。まあメモリアルな出来事はどんなものでも、そんなものだけれども。
まあ何があったって音楽はなくならないし、何かが変わることはあってもすべてが終わるわけじゃないものね。

まあ日本人は少なからず音楽をも「卒業」する傾向がある。自分が愛していたものを年齢や環境や立場や人間関係で止めちゃう人は少なくない。そういうイージーな卒業思考が何か嫌で、だからナカスで<卒業しない男たち>という特集を組んだことがあった。
“何を終わったつもりでいるんだ”、と。
全ては自分(だけ)の問題だと思うんだがなあ。

党派性を難ず/坂口安吾「咢堂小論/党派性を難ず」

2010-08-23 05:09:50 | Books
<何故にかかる愚が幾度も繰り返さるるかと云えば、先ず「人間は生活すべし」という根本の生活意識、態度が確立せられておらぬからだ。政党などに走る前に、先ず生活し、自我というものを見つめ、自分が何を欲し、何を愛し、何を悲しむか、よく見究めることが必要だ。政治は生活の道具にすぎないので、古い道具はいつでも取変え、より良い道具を選ぶことが必要なだけである。政治の主体はただ自らの生活あるのみ。自らの生活は宇宙の主体であって、自我が確立せられてのみ国家も亦確立せられるだろう。(改行)日本に必要なのは制度や政治の確立よりも先ず自我の確立だ。本当に愛したり欲したり悲しんだり憎んだり、自分自身の偽らぬ本心を見つめ、魂の慟哭によく耳を傾けることが必要なだけだ。自我の確立のないところに、真実の道義や義務や責任の自覚は生まれない。近頃の流行によれば学徒や復員軍人が「魂のよりどころを見失って」政党運動に走っているというのであるが、之は筋違いで、政治は人間生活の表皮的な面を改造し得るけれども、真実の生活は人間そのものに拠る以外に法はない。>
(坂口安吾「咢堂小論/党派性を難ず」1945年)

あ、やるときゃやらなきゃダメなのよ/第20節 磐田戦

2010-08-23 00:34:56 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
磐田戦
さして言うべきことは無い。

…と人が書くとき、実は言いたいことは山ほどあるが敢えて言わないという場合が多い。

やっぱり新の不在の影響は大きかったんじゃないか、とか。
去年の終盤みたいにディフェンスラインがスクランブル状態だもんな、とか。
ちょっとどうかと思うぐらい球際の激しさが失われているな、とか。
攻撃はどうしたって水物だから「攻撃的」と持ち上げられてもな、とか。
だから健太はこれまでディフェンスの構築に時間をかけて取り組んだんじゃないか、とか。

しかし、今更言っても仕方が無いことである。
首位になれば、すべての“下位チーム”が徹底的に対策してくるのは当然のことだし、真夏の上位争いは熾烈な疲弊との戦いである。また9月に入ればリーグ戦に加えてナビスコカップの決勝トーナメントと天皇杯予選が始まる。

8月29日(日)川崎戦(アウスタ)
9月1日(水)ナビスコカップ東京戦(味スタ)
9月6日(月)天皇杯予選(アウスタ)
9月8日(水)ナビスコカップ東京戦(アウスタ)
9月11日(土)大宮戦(NACK5)

約2週間で5ゲームである。
さらに9月には、
9月18日(土)浦和戦(埼スタ)
そして、
9月25日(土)名古屋戦(アウスタ)
という大一番も控えている。ナビスコカップを勝ち上がれば名古屋戦から中3日で準決勝第一戦である。勝ち上がれば、じゃなくて、確実に勝ち上がるんだけど。

何かが、そして何かを大きく変わる時間は、そんなにはない。
あるわけがない。
プレーヤーもオレらも凹んでいる時間はない。
その意味では一週間後の29日、アウスタでの川崎戦は転機としなければならない。
何とかしなきゃ駄目なのよ。
あ、やるときゃやらなきゃダメなのよ。



絶対負けられない戦いってのはこういうことなのだろうと思う。
川崎戦はAゾーンの狂犬たちと共に吠えます。オレらの選手たちには拍手を送ります。ロクでもないレフリーはきっちり野次ります。ケンゴさんはいい人なので野次りません。森は野次ります。

今日、後半戦のシーズンチケットが到着した。
アウスタでのリーグ戦のゲームはあと6ゲームしかない。
この6枚のチケットの中に優勝決定戦のチケットがあることを祈っている。
あ、ジュビロとは目指すものが違うのである。悪いけど。

健太「昨年も5連敗という苦い思いをして、同じ繰り返しはもう犯すことはできないし、まだここで切り替えて、自分たちの力で立ち直れば、まだまだ十分首位争いに踏みとどまれると思います。何とかこの1週間で、もう一度メンタル的にも立ち直らせて、川崎Fの試合に臨ませていきたいと思っています。(中略)ただ、現状で走れていないとか、戦えていないというところが、最大の敗戦の原因だと思っているので、そこがフィジカル的な問題というよりは、多少勝っていないとか、自分たちの良いサッカーができていないとか、痛みがあるとかというようなメンタルな部分から引き起こされたところが多々あると思っています。それをもう一度、何が原因なのかというところは、冷静に分析する必要は当然あるんじゃないかと思っています」(J'sGOAL 8月22日付