月曜日。
三越劇場で劇団若獅子公演「特攻の郷 知覧」「蛍火」。
袴田さんを通じて中洲通信でもたびたびお世話になった若獅子なのだが、数年前に浅草公会堂での<忠治>も観ているはずなのだけれども、その時は剣戟と祝祭的な雰囲気の印象が強く残っていて(それはそれで感激ではあったのだが)、今回はじっくり観る事ができた。さすがに「知覧」は周囲のご高齢者のお客さんも泣いていた模様。生で淡路恵子さんを観られたのもいい機会だった。お元気そうだった。最後の台詞は、あれは演じている方も快感だろうな…。
今度はまた剣戟を観てみたい。
終演後、三越屋上のビアガーデンにはサラリーマンやOLが続々とやってきていた。すごくいい風が吹き抜けていた。
で、下に降りて三越の暖簾をくぐった瞬間の猛烈な湿気といったら…とても同じ場所とは思えなかったな。