徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

コール&レスポンス、再び/0310原発ゼロ☆大行動

2013-03-11 23:42:29 | News
結局土曜日は静岡で日付が変わるぐらいまで呑み(ヤケ酒に非ず)、昼に帰京。そろそろ出かける準備をしようとした辺りから雲行きが怪しくなり、外を見たら…雲行きの問題ではなく東京ではなかなか見られないような光景だった。



前夜はかなり呑んだつもりだったが二日酔いはそれほどでもなく、集会、デモの出発には間に合わなかったけれども「0310原発ゼロ☆大行動」に参加。霞ヶ関で請願デモ隊に合流して自民党前のゴールまで…と思ったら、ゴール地点から国会前広場までの迂回路が尋常じゃなく遠かった。
国会前で集会開始をおとなしく待っていると強風に体温が奪われ、身体が冷えて来たので官邸前へ向かう。デモが終わった人たちが続々とやってくるものの官邸前固定は数百人いった程度だが、その後も茱萸坂を登ってくる請願デモ隊をサポートするつもりでひたすらコール。官邸前の、この位置でコールするなんて何ヶ月ぶりだろうか。
18時に官邸前は終了し、国会前へ移動。当日の状況はプログラム&MAP(pdf)を見れば一目瞭然、この日は各参加団体がそれぞれ散らばって永田町、霞ヶ関一体をブロック化した抗議フェスになっている。各ブロックに三々五々集まり、歌声エリア、外務省前エリアと経産省前エリアを除き最終的に国会正門前へ集結する、というわけだ(ちなみに日本音楽協議会さんはあの場所に拘りでもあるんだろうか…)。

内容の問題ではなく、著名人スピーチを立って聞いていたらまたもや身体が冷えてきたのでコールが始まっていたドラム隊さんの近くへ。ここでも、またもやひたすら再稼動反対をコール。途中からはドラム隊さん関係なくコールが1時間近く続いた。ここのところ仕事の関係で金曜日のミーティングが多かったこともあり、なかなか官邸前には参加できていなかったのだけれども、この日、一日で何だか取り戻せた。レスポンスがあればいつまでも声が出るような気がした。



今月末には4ヶ月ぶりにTwitnonukesのデモが行われる。
明日から夏まではひとつの山場、スピードを上げて行こう。

【3.31反原発デモ@渋谷・原宿】
日時:3月31日(日) 予定
集合場所:未定
主催:TwitNoNukes

男になるということ/第2節 横浜マリノス戦

2013-03-11 21:00:31 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14


土曜日はホーム開幕でマリノス戦。IAI日本平スタジアムの初披露だったわけだが、実にショッキングな結果になってしまった。
2011年には神戸相手に1-5という似たようなスコアで大敗を喰らってしまったことがあるが、震災直後、ゴトビ体制1年目だった、あの時の「サポート感」はスタンドにはなかった。
前島さんのレポートにもあるように、このゲームのゴールの匂いの無さっぷりは凄まじいもので、ボンバーと栗原には完敗(本当にハイボールを競り勝った記憶がない)、俊輔にはいいように捌かれ、37歳のマルキにハットを文字通りプレゼントしているようでは失点ごとに客席を立つ人が増えて行っても仕方がない。
時間はまだ残されているのにスタンドから観客が次々と去っていく光景は、ゲームの完敗以上に屈辱的である。
もちろんとても最後まで観て下さいとはとても言えないような内容ではあるが。
やはり付け焼刃の「劇的」のツケはこうして後からやってくるもんなんだなあとつくづく思うのである(WBCのような短期決戦ならば、それはまた「勢い」に変換されるんだろうけれども…)。

タイムアップ前後に目の前で2人の男がアフシンに向かって罵声を飛ばす。オレのシーチケはベンチの真上なので、そのやり取りはしっかり見える。その瞬間、振り返って男を見たアフシンの顔が忘れられない。
オレも腹が立って仕方がなかった。
そのふたりの男に、である。
ふらふらと柵を乗り越えていく男を見て、警備員に向かって「しっかり止めろ」と声を挙げずにはいられなかった。
言うまでもなく最終的にチームの全責任を負うのはアフシンである。しかし2010年に崩壊したチームを、さらに2年かけてリフレッシュした挙句に、目先の結果でストレス解消の矛先をアフシンに向けてしまっては、この2年がまったく無駄だったことになる。ましてや、0円移籍は勿論、最初の契約でチームを離れていってしまうプレーヤーもいる中で、監督は結果を受け止めるだけではなくチームのヴィジョンを描かなければいけない立場にある。オレは、とてもじゃないがクラブのヴィジョンを描く途上の監督に唾を吐きかけるような真似はしたくない。



「若さ」というのは良くも悪くもエクスキューズになるし、アドバンテージにもなる。だからと言ってオレは桜宮高校のようなコーチは求めていないのである。それがサッカーであり、プロであるのならば、彼らは自分たちで「男」にならなきゃいけない。

「自分の役割を果たせ! 100%のエネルギーを注げ! 下げるんじゃない! 恐れるな! 闘え! 男になれ!」(J's Goal ハーフタイムコメント

彼らは本当に「どうしたらいいのかわからない」のだろうか。もちろん彼らが「若い」ことは知っているが、それならばあまりにもナイーブ(Boy)過ぎるというものだろう。男(Men)になるってことは、どう考えたって自分の頭で判断して、「役割を果た」して「100%のエネルギーを注」ぎ、「恐れ」ずに「闘」うことである。役割の果たし方に関してアフシンの問題があったとしても、100%のエネルギーの出し方や失敗を恐れない闘い方は自分自身で掴み取るしかない。
それはサポーターも同様、いつも誰かの責任に押し付けようとする自分との戦いでもある。
それでもサポーターはいくら怒声や罵声を飛ばしても結果が変われば舌を出しつつ勝ちロコを踊れば済む。プレーヤーだって、仮に失敗したも最終的に責任はアフシンが取るのである。予備校のCMじゃないが、やるなら今しかないぜ。

ホーム開幕戦でシーチケのご近所のおじさんが遂に「陥落」していた。
もしかしたら不買なのかもしれない。
おじさんとご近所になったのは健太体制と同時なので、もう8年の付き合いだったが、死んでなければきっと日本平のどこかの座席で観ているんだろう。あれほど熱心なおじさんがシーチケを買っていないんだから、アフシンとクラブを取り巻く状況は厳しいと思わざるを得ない。
まあ、オレは観続けるし、サポートの声を挙げ続けますよ。ここで。

今週16日は湘南戦。