一昨日はSHIGEO ROLLOVERこと中野重夫さんの誘いで、高円寺・ショウボートの<October Wind>を観に行く。出演は中野重夫withながはら元(per) 、MINIE MYME TRAIN(永潟三貴生vo.g、大谷レイブンg)、澄田健(Moto-Psycho R&R Service)、佐藤周造(sexperience)。
澄田さんのギターが凄く良くて、中でも「スージーQ」をソロで聴けたのは良かった。あのリフが大好きで、オレもギターを持つとまず必ず弾く、本当にロック史に残るご機嫌なリフなんだけども、出だしの一発目を聴いて「お!…やるか」と思い、スリリングな展開に嬉しくなってしまった。
SHIGEOさんはながはら元さんとのユニット。
「ジャンベと演ってみたかった」ということで、アコースティックユニットとしては、この日が初めてのチャレンジだという。
ながはら(永原)さんは、彼が本田竹広さんのThe PUREのドラマーで活動していた頃にずいぶん見ていた。あの頃も充分威圧されるような雰囲気があったのだけれども、ステージも緊張感に溢れていた。モニターの調子が良くなかったということもあるのだろうけれども(MINIE MYME TRAINの時もレイブンさんがしきりに指示を送っていた)一触即発的な雰囲気すら感じた。SHIGEOさんのキャラクターから言ってステージが壊れるようなことはないだろうとは思っていたんだけれども、最初のステージ、手探りのセッション、PAの不調、ちと怖かった(まあ、それが面白い)。この先どうなるんだろう、このユニット…という印象は捨て切れませんがw
<それで気がついたんや。マーシャルのボリュームはベースのコントロールも兼ねてるんだって。でも、最近ライブハウスで『ギターの音を下げて』といわれなくなった。以前はどこへ行っても『小さくしろ』っていわれて結構フラストレーションになっとったんやけど。(中略)ロールオーバーはジミ・ヘンを演っているので音が大きくて当たり前という先入観があるからか、あまり最近は音の大きさを言われなくなった。でも、あれは単に音の大きさだけじゃなくて、トーンが問題なんやと思う。おいしいところがどれだけ出ているかということ。無闇に音を小さくするということは、おいしいところも削ってしまうことにもなるわけだから注意せなアカン。特にマーシャルはそう。ボリュームはマスター・トーンでもあるワケ。だから、音量を変えるということはトーンを変えるということを意味するワケや。(中略)そう。キャパが小さいところでは本当のトーンが出せやんからね。トーンを追求しているものにはちょっと辛いものがあるな。>(Marshall Blog: 中野重夫、マーシャルを語る)
このブログ・インタビューでSHIGEOさんはエレキとマーシャルについて語っているわけだが興味深いです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます