日本平で連戦というゴールデンウィークシリーズの第9節新潟戦、第10節川崎F戦はスカパー!で参戦。
共に1-2というスコアで連敗を喫したが、カウンタータイプのチームに対してそれなりに抗していた新潟戦に対して、川崎戦はゴールシーン以外はほとんど観るべきところがなかった惨敗としか言いようがない。
吉田の先制ゴールを川崎の實藤に「事故のような」と腐されても何だか素直に受け止められるような内容である。何もやらせて貰えないあの感じは、1ヵ月前の広島戦を髣髴とさせるものだった。完敗と言いたい気分はわかるのだが、どうも出し切って負けたという印象はなく自滅に近い形でスコア以上の惨敗をしてしまったように思う。吉田は終了後にこうコメントている。
「チーム的にはみんなハードワークしていたし、勝とうという気持ちは表われてましたけど、結果が今はついてこなくて悔しい状況です。ただ、みんなで戦えたという気持ちはあります」
いかにも強気な吉田という感じのコメントではあるが、アフシンのハーフタイムコメントを受けた記者の質問に対しては問題点に関して率直に語る。
「みんなフワッという感じで入ってしまった部分もたぶんあると思いますし、その中でアプローチに行く部分で1歩遅れて、それがどんどんズレていって、崩されたという場面があった」(以上J's GOAL 5月6日付)
「場面もあった」というか、「場面ばかりだった」というか。
ただ「フワッ」という表現はよく分かる。ボールホルダーに対するアプローチがことごとく軽く、アグレッシブさに欠けていたのはなぜなのか。確かに「ハードワーク」であったかもしれないが、それは空回りだったことは、まあ間違いがない。軽視していたとは決して思わないが川崎戦は憲剛、大久保不在の4月のナビスコ予選のようなイメージで戦ってしまったのではないか。日本最高クラスの絶対的なパサーを得た川崎は八宏の提唱する多彩なパスサッカーを表現できていた。広島戦のような惨敗、というのはそういうことでもある。
それでも4月の戦いの中からアフシンの信頼を得た竹内の起用、キャラの離脱に対する浩太のCB起用は今後の戦いの光明になったとは思う。特に今回は大成功とは言えない結果になってしまったものの、アフシンがCB(及びボランチ)に何を求めているのか、はっきりとわかったのではないか。
ホームで連敗した結果を受けて、「革命や理想どころではない」という気持ちはわからないでもない。でも、どんな時だってそれをベースにしていなければサポートなんてできないと思うのだ。勿論結果は絶対的な評価だけれども、サポーターにとって目先の勝ち負けだけが絶対的な価値ではないはずだ。
次は今週末、アウエイで甲府戦。
共に1-2というスコアで連敗を喫したが、カウンタータイプのチームに対してそれなりに抗していた新潟戦に対して、川崎戦はゴールシーン以外はほとんど観るべきところがなかった惨敗としか言いようがない。
吉田の先制ゴールを川崎の實藤に「事故のような」と腐されても何だか素直に受け止められるような内容である。何もやらせて貰えないあの感じは、1ヵ月前の広島戦を髣髴とさせるものだった。完敗と言いたい気分はわかるのだが、どうも出し切って負けたという印象はなく自滅に近い形でスコア以上の惨敗をしてしまったように思う。吉田は終了後にこうコメントている。
「チーム的にはみんなハードワークしていたし、勝とうという気持ちは表われてましたけど、結果が今はついてこなくて悔しい状況です。ただ、みんなで戦えたという気持ちはあります」
いかにも強気な吉田という感じのコメントではあるが、アフシンのハーフタイムコメントを受けた記者の質問に対しては問題点に関して率直に語る。
「みんなフワッという感じで入ってしまった部分もたぶんあると思いますし、その中でアプローチに行く部分で1歩遅れて、それがどんどんズレていって、崩されたという場面があった」(以上J's GOAL 5月6日付)
「場面もあった」というか、「場面ばかりだった」というか。
ただ「フワッ」という表現はよく分かる。ボールホルダーに対するアプローチがことごとく軽く、アグレッシブさに欠けていたのはなぜなのか。確かに「ハードワーク」であったかもしれないが、それは空回りだったことは、まあ間違いがない。軽視していたとは決して思わないが川崎戦は憲剛、大久保不在の4月のナビスコ予選のようなイメージで戦ってしまったのではないか。日本最高クラスの絶対的なパサーを得た川崎は八宏の提唱する多彩なパスサッカーを表現できていた。広島戦のような惨敗、というのはそういうことでもある。
それでも4月の戦いの中からアフシンの信頼を得た竹内の起用、キャラの離脱に対する浩太のCB起用は今後の戦いの光明になったとは思う。特に今回は大成功とは言えない結果になってしまったものの、アフシンがCB(及びボランチ)に何を求めているのか、はっきりとわかったのではないか。
ホームで連敗した結果を受けて、「革命や理想どころではない」という気持ちはわからないでもない。でも、どんな時だってそれをベースにしていなければサポートなんてできないと思うのだ。勿論結果は絶対的な評価だけれども、サポーターにとって目先の勝ち負けだけが絶対的な価値ではないはずだ。
次は今週末、アウエイで甲府戦。