文珠川慧久の道楽帳2

turezure naru mama ni

自宅インターネット接続環境の見直し HUAWEI LTE cube E5180 As-22

2018-03-21 | WiFiインフラストラクチャモード
いま利用しているのがJ:COMのケーブルテレビ及びネットサービスです。これの見直しの一環で,イーサネットストレートケーブルと取扱説明書が欠品で箱開封済みアウトレット品扱いでイオシスが税込3,980円で販売していた HUAWEI LTE cube E5180As-22 に目をつけました。

現在小生が利用しているJ:COMのサービスは次の通りです:
★J:COMネット利用料(実測値:pingが23 ms上限容量制限なし下り1 Mbit/s上り0.5 Mbit/s):税込3,218円
★J:COMテレビ利用料(アナログ地上波が対象であり当初無料でしたがJ:COMにケーブルが移管されてから有料;現在は地上波放送及びJ:COMチャネルを配信):税込720円
☆ちなみに我が家はNHK BS(受信料年払)及びWOWO(視聴料2484円/月)をパラボラアンテにて受信。
J:COMテレビ利用料については、アナログからデジタルになったのを機に、ケーブルによる受信をやめて外部アンテナで直接受信できるかどうか今後点検してみる予定ですが、その前に、J:COMネット利用料の方をどうするか見通しを立てておこうということが今回の「自宅インターネット接続環境の見直し」であります。

J:COMインターネット契約の速度を,例えば,12 Mbit/s程度の契約にするとか,光ファイバー契約にグレードアップしますと,ネットとテレビで6,000円/月程度に料金が上がってしまいます。この状況は,J:COMからau光とかNTTフレッツなど他のプロバイダに変えたとしても似たり寄ったりの月額料金になるだろうこと調査済みです。

「HUAWEI LTE cube E5180 (型番:E5180As-22)」はLTE対応です。SIMフリーなので格安のデータ通信専用SIM契約で運用可能です。よくある無線ルーターの最大接続台数は,8台とか16台程度というのが比較的多いのですが,HUAWEI LTE cube E5180の最大接続台数は32台と比較的多めです。比較的接続台数が多くて,キューブという本体の形状が持ち運びにも比較的好都合であり,AC電源専用なので,無線LANサービスのない会議室へ持ち込んで出席者に会議中のインターネット接続環境を提供するといったユースケースも想定されているようなので,自宅に既にあるWiFi接続機器及び自宅を訪問しているお客様のWiFi接続を全部で32台同時にインターネット接続させることができるわけです。我が家のWiFiへのアクセスを受け入れるほど親しいお客様の訪問を含めると,全部で16台を超えてしまうことがありそうですが,たぶん32台を超えることは無さそうです。

HUAWEI LTE cube E5180はWiFi無線ルーターですがリチウムイオン電池で動作するのではなくてAC電源専用(12VのACアダプタです)の無線ルーターです。もちろんリチウムイオン電池搭載のモバイルルーターに充電器を何年も繋ぎっぱなしにして自宅で固定利用するなんてことは、出火の危険性が心配で到底できません。かと言って電池を取り外して充電器を繋ぎっぱなしにすることは,使用方法としては想定していないでしょうから機器の故障ひいては発火の危険性が心配で到底できません。なので自宅で固定利用する際AC電源専用という機器は安心材料です。

HUAWEI LTE cube E5180にIIJmioのデータ通信専用SIMを挿して、自宅のインターネット接続環境として利用するランニングコストを試算してみました。ただしIIJmioにはいくつかの制約事項があります。(1)毎月の上限容量を超えると通信速度が最大でも200 kbit/sに制限されます。(2)3日あたり366MBを超えると通信速度が最大でも200 kbit/sに制限されます。ファミリーシェアープランは毎月の上限容量が12GB/月(但し2018年03月31日までは10GB/月であり2018年04月01日から12GB/月になります)その月額料金は2,774円/月(但しSIMを3枚利用している状況で8%の消費税込みです)。

HUAWEI LTE cube E5180にIIJmioのデータ通信専用SIMを挿して,自宅でスピードテストしたところ,pingが120 ms程度で上り37 Mbit/s下り18 Mbit/s程度のデータ転送速度がでています。ということは,毎月12GBまでならば「J:COMネット」よりも「IIJmio+E5180」の方が444円安くて37倍も高速だということが判明しました。

HUAWEI LTE cube E5180の前面にはLTE接続インジケータとWiFiインジケータがあり,背面にはイーサネットコンセント(イーサネットストレートケーブルでPCと接続できます)とDC入力があり、側面には外部アンテナコンセントがあり、底面にはmicroSIM挿入口があります。


工場出荷時及びリセット後のSSID,WiFiキー,User (管理者ID)及びPassword (管理者パスワード)は、底面に記されています。HUAWEI LTE cube E5180の詳細設定は、スマホやPCでHUAWEI LTE cube E5180の管理画面へhttpプロトコルで接続することで可能となります。まず、スマホ又はPCでWiFiをONにして,当該HUAWEI LTE cube E5180のSSIDを選択してWiFiキーを入力することでWiFi接続します。次にスマホ又はPCでブラウザを起動して 192.168.8.1 に接続しますと管理画面が現れます。管理画面の「設定」をクリックするとログインダイヤログが現れてユーザー名及びパスワードの入力を催促されますのでHUAWEI LTE cube E5180の底面に記されているUserとPasswordを入力してログインボタンをクリックします。管理画面が利用可能になりますので「プロファイル設定の構成」機能を使って,デフォルトのプロファイル名,ユーザー名,パスワード,IPタイプ及びAPNを設定します。

  プロファイル名:IIJmio
  ユーザー名:mio@iij
  パスワード:iij
  IPタイプ:IPv4&IPv6
  APN:静的にチェックして iijmio.jp を設定する。

上記のプロファイルがデフォルトとして保存されると以降HUAWEI LTE cube E5180がIIJmioのSIM契約をもとに自動でドコモのLTEモバイル通信網に接続します。
管理画面のホームのIPアドレスは,192.168.8.1 です。現在の接続(受信済み/送信済み,接続時間,自分の番号)及びWLANステータス(WLANステータス,現在のWLANユーザー)が表示されます。但し,自分の番号(SIMの電話番号)は,管理画面にログインした状態でだけ表示されログアウト状態では不明と表示されます。また,管理画面は数分で自動的にログアウトされます。管理画面にはホームの他に「統計/更新/設定」用画面があります。更新画面では,E5180のファームウェアアップグレードの有無をチェックします,小生が入手したE5180では最新ファームウェアがありますと表示されたのでアップグレードしました。

オンラインマニュアル
http://baycom.jp/customer/support/manual/connect/set/lte/e5180.html

直接的関連は無いけどWiFiインフラストラクチャモード関連ということでご参考ブログ
データ通信SIM搭載USBドングルをDCR-G54/UでWiFiホットスポット化

ご参考
ソフトバンクが家庭用Wi-Fiと銘打ってSoftBank Air(ソフトバンクエアー)を販売しています。おうちのWi-Fi スマホもパソコンもゲームも使い放題 カンタン 工事不要 自宅に置くだけと言ってます。
https://www.softbank.jp/ybb/air/
月額料金は4,800円

データ通信SIM搭載USBドングルをDCR-G54/UでWiFiホットスポット化

2018-03-21 | WiFiインフラストラクチャモード
【2018-03-21】USB通信ドングルの写真を追加

【2015-02-03】追記

ウィルコムのPHSデータ通信用USBドングルNS001Uの契約が満了(2年)したので解約しなければならない時期となったため、ヤフーオークションで、LTE/3Gデータ通信用USBドングルdocomo L-02Cを入手した。ちなみに、2014年頃、東京なら秋葉原、大阪なら日本橋にある中古携帯販売のイオシスがを山盛りにしてたたき売っていた時期もある。アイ・オー・データ機器社製のDCR-G54/UからN001Uを抜いてIIJmioのデータ通信SIMを入れたL-02Cに交換した。


【2012-01-03 初版】

たとえば、キャリアロックでないiPhone4S(iOS5)にクロッシィ(Xi)契約のUIM(いわゆるSIM)を入れてやれば、iPhone4SがWiFiインフラストラクチャーモードで無線LANのアクセスポイントになるので、他のPCやAndroid端末やゲーム機をiPhone4S経由でインターネット接続できる。こないだ購入したNEC LifeNote TouchのWiFiモデルは、Android OS 2.2なので、アドホックモードの無線LANアクセスポイントには接続できないが、インフラストラクチャーモードになるiPhone4Sへならば無線LAN接続できる。だから基本的にはそれで万事OK、no problemである。その結果、WILLCOMのつなぎ放題プラン(980円/月)で契約しているNS001Uが余ってしまう。素直に解約して、契約が満了するまで毎月980円を払い続けるのがベストである。しかし、それでは全く苦労が無くておかしくもない。

そこで、わざわざお金をかけて、NS001Uを活用する方法を考えてそれを実験することにした。それで見つけ出したガジェットがアイオーデータ機器社の製品 DCR-G54/U である。この製品は、いわゆる無線LANルーターである。できることは、次の絵の通りである。



パソコンのUSB端子に挿入して使用することを想定されている、いわゆるUSBドングルタイプのデータ通信アダプタが提供する通信能力を、WiFi無線LAN並びに10BASE-T LANに変換してくれるのである。ACアダプタが付属しているので、家庭用100Vで稼働させることができるのはもちろん、本体DC入力端子へ12Vを供給すれば動作するので、外部電池という手もある。実際にアイオーデータ機器社は、DCR-G54/U用に外部電池ボックスを商品化している。

DCR-G54/Uが認識するUSBドングルは限定されており、なんでもOKということではない。NS001UはOKである。サポート状況は、DCR-G54/Uの外箱にリストされているし、アイオーデータ社のホームページで見る事ができる。WILLCOM W007SH はリストに掲載されていなかったが、ためしにUSBケーブルでDCR-G54/Uへ接続してみたところやはり使えなかった。

DCR-G54/Uに接続したNS001Uの通信接続先の設定方法は、一般の無線ルーターと同じ要領である。とりあえずDCR-G54/UとPCとのWiFi接続を確立したのち、PC側のブラウザで 192.168.0.1/index.htm へアクセスすると次に示す管理画面が現れる。ここで、ダイヤルアップ先の電話番号、ユーザID、パスワードの情報を設定するのである。


ホテルの部屋に来ているEthernetを自分でWiFi化

2012-06-02 | WiFiインフラストラクチャモード
 国内や海外へ出張して滞在するホテルの部屋に、インターネット環境がある場合が多くなってきていると感じます。部屋に来ているのがイーサーネットケーブルだった場合には、持参したノートPCにイーサネットポートがあれば何も問題ありません。しかし、無線LAN接続しかできない、あるいは、ノートPCとiPhone、iPad、Android端末などでも無線LAN接続したい場合もあります。
 こんなとき、ホテルの部屋に来ているイーサーネットケーブルを差し込むとそれを無線LANに変換してくれるガジェットがあります。要するに、ホテルの部屋に来ているEthernetを自分でWiFi化することができます。
 日本国内のメーカーからも何種類か商品化されていますし、海外メーカーからも何種類か商品化されています。小生は、たまたま行った家電量販店で比較的安かったので、ロジテック(Logitec)社製のLAN-W150N/PRという型番の製品を購入しました。
 巾着袋とUSBケーブルが付属しています。小生は、巾着袋の中に雄雄のイーサネットケーブルを1本加えました。

下の写真は、外観です。

外観写真をご覧になると分かるとおり、この「イーサネット←→無線LAN」変換アダプタの特徴は、LANポートが存在することです。即ち、無線LAN接続しかできないデバイス並びにイーサネットケーブル接続しかできないデバイスの両方とも同時に使えるようになるということです。イーサネットケーブルを無線LANに変換してくれる製品は、何種類か売られていますが、イーサネットケーブル接続と無線LAN接続の同時サポートの製品は少ないですよ。
 ホテルのイーサネットケーブルをLANポートへ接続します。それだけでインフラストラクチャモードの無線LANアクセスポイントとして使えるようになりますので、iPad WiFiモデルやAndroid (NEC LifeTouch Noteなど)を接続可能となります。なおかつイーサネットケーブル接続しかできないデバイス(たとえば旧いノートPC)とLAN-W150N/PRのLANポートとをイーサネットケーブルで接続すれば、そいつもネットに接続できるというわけです。
 この手の「イーサネット←→無線LAN」変換アダプタは、国内製品だけでも何種類かあり、Android用とiPhone用が色違いで別商品にラインナップされているのもあります。信じられませんが、そういう製品は本当にAndroid/iPhone両方では使えないようなので要するに無線LANの国際標準ISO/IEC8802-11に適合していないと思われます。Logitec社のこの製品LAN-W150N/PRは、少なくとも iPhone4, iPhone4S, iPad2, New-iPad, MacBook Pro, SC-04D, Windows Vista NOTE-PCで接続できました。
 この手の「イーサネット←→無線LAN」変換は、ソフトバンクでiPhoneを購入すると無料でもらえたFON無線LANルーターでもできますから、ホテルにFON無線LANルーターを持参してもよいのですが、次の3つの理由から、FONの無線LANルーターをホテルへ持参することはお勧めしません。
(1)FON無線LANルーターの通信速度はLogitec社LAN-W150N/PRよりも遅い。
(2)ホテルが提供しているインターネット環境に特殊なポータルサイトが介在しているとFON無線LANルーターがうまく対応できない場合がある。
(3)FON無線LANルーターには専用ACアダプタが必要なので荷物が重たくなる。Logitec社LAN-W150N/PRはUSBポートから電源をとるので、ノートPCからでもiPhoneなどの充電器からでも電源をとることができる。

LifeTouch NoteとWindows VistaノートPCとをWiFi接続

2011-12-03 | WiFiインフラストラクチャモード
そもそも素直に,3GとかLTEに接続する無線LANルータ専用機材を調達すれば済むのであるが,手持ちの機材だけでなんとかならないものだろうかとの発想に立つと,小生の場合,手持ちのAndroid機材やiOS機材がアドホックモードの無線LAN接続しか提供できない事に問題が集約されるのである。

iPhoneのiOS4.3以降(だったかな?)ならばMyWi(もちろんJB前提)がインフラストラクチャモードを提供してくれるらしいので何も問題ないし,Androidでも2.3x(xは幾つだった失念)以降ならばインフラストラクチャモードをサポートした野良ソフトウェアモジュールや野良テザリングアプリがあるらしいので(もちろんroot前提)問題ないのであろう。

手元の機材の制約ということでは,NECのLifeTouch Note LT-NA/75W1Aには,無線LAN接続機能があるがアドホックモードのWiFiアクセスポイントへの接続能力が無い。従って,無線LAN機能を有するノートPCを,インターネット接続済の無線LANアクセスポイントとして使うことができない。(注:じつはノートPCを無線LANのWiFiインフラストラクチャモードで動作させることができるのかもしれないが,小生は未だそれを達成できていないだけなのかもしれないことをお断りし,引き続きスタディしていこうと思っている。)

それで,さしあたりということで,iPhone4(Android機でも同様)に提供してもらっているインターネット接続をLifeTouch Noteから利用する方法を以下に後で忘れた時のために記しておくことにした。

Windows Vistaのネットワーク設定でテザリングネットワークとローカルネットワークとをネットワークブリッジするのがみそ。fon無線ルータを電池稼働させる機材を追加調達するだけでモバイルでの運用も可能になるというわけ。

●機材1[iPhone4 (iOS 4.1) JB]
  ↑
 テザリングで接続(USB or BT)
  ↓
●機材2
[Windows Vista Business Service Pack 2を稼働させているWindowsノートPC (Sony VAIO VGN-G3)]
  ↑
 LANケーブルで接続
 (fonルータには白(INTERNET)と黒(COMPUTER)の
 LANコンセントがあるが,白コンセントへLANケーブル接続する)
  ↓
●機材3
[iPhone4を購入した際にプレゼントでもらった丸っこくて可愛らしいfon無線LANルータ(Model:FON2405E)]
  ↑
 無線LANで接続
  ↓
●機材4
[NEC LifeTouch Note (型番LT-NA/75W1AR)]