WindowsというOSは、果てしなくバグがあって、果てしなくWindows Updateし続けさせられる、という印象があります。なので、時々Windows Updateを実行して、更新があったら適用するということが、反射神経として身体に刷り込まれてしまいました。いままで、そうすることがいけないことだなんて思っていませんでした。もしかしたら、実は、不都合が起きていたのに、その原因がWindows Updateを適用したことにあったとは思わなかっただけなのかもしれません。今回、明らかにWindows Updateが原因の不都合に遭遇してしまい、それを解決することもできましたので、ブログしておこうと思います。それにしても、無闇矢鱈にWindows Updateは適用すればいいというのは、間違いだったんですな。これは、Hewlet-Packard社製のパソコンだけが特別なのではありません。Windowsを利用している全て人々に対して普遍的に言える注意事項だと思われます。
今回遭遇した不都合は「Windows UpdateしたらHP ENVY TouchSmart 14-k023TX Sleekbookの画面が真っ暗になってしまいログインも何もできなくなりました。」ということです。解決方法は、Windowsを、グラフィックスアダプタ用デバイスドライバの更新を行う前の状態に戻すことでした。
【起】
Windowsは、一向にバグが無くならないので、果てしなく更新を適用する作業をし続けなければならないと思い込んでいたので、その日2013-12-25の午後8時頃、Windows Updateを起動してみました。すると、「3個のオプションの更新プログラムが利用可能です」と表示されたので、その内容を確認してみたところ、下記のオプションが提示されてました。
Silverlight (1)
□Microsoft Silverlight (KB2668562) 6.0MB
Windows 8.1 Drivers (1)
□Intel Corporation - Graphics Adapter WDDM1.2, Graphics Adapter WDD1.3 - Intel(R) HD Graphics Family 94.4MB
Bing Desktop (1)
□Bingデスクトップv1.3.1
【承】
いつもしている通りに、3つともにチェックを入れたあとインストールボタンを押しました。インストール作業が進捗していき、しばらくすると画面が真っ暗になりましたが、節電機能が働いて画面が暗くなったのだと思いました。
【転】
そろそろ更新のインストールが終わった頃ではないかと思い、真っ暗な画面の表示が復帰することを期待して、マウスを動かしたり、シフトキーを押したりしましたが、画面は真っ暗のままでした。だんだん不安になってまいりました。電源ボタンを短く押すとスリープモードになりましたので、電源ボタンを長押しして強制電源OFFして、電源ボタンONして再起動させました。それでも画面は真っ暗のままでした。何度かそれを繰り返してみましたが結果は同じでした。まだ買ったばかりなのにもうウィンドウズ・リカバリしなければならないのかと失望し、USB外付けDVD-ROMドライブを接続してリカバリDVDで起動させてみましたが、画面は真っ暗のままでしたのでリカバリも不能でした。
では、別の方法を試そうと考えて、もう一度電源OFF状態にしたあと、電源ボタンONして、すぐESCキーを押し続けて、ROMで起動させることができました。画面にメニューが現れました。
【結】
画面に現れたメニューに、Windowsの保存ポイントまで戻すためのロールバック機能があり、2013-12-25の午後8時頃のポイントがありましたので、そこまで戻す指定をして実行させたところ、上記の【起】で言及した3つの更新を適用する前の状態に戻すことに成功したようで、画面が表示されるようになりました。
【重要事項】
HP ENVY TouchSmart 14-k023TX Sleekbookの取扱について同梱冊子の中に「安心してお使いいただくために」というものがあり、その9ページに項目Jというのがあります。「Windows Update実行時のご注意」という注意書きです。上記の事件に遭遇する前、初めて読んだ時には、その意味の重要性には全く気が付きませんでした。そこには、次のとおり記されていました。
---ここから---
Windows Updateに掲載されているデバイスドライバーは弊社で動作確認されたものではありません。これらのドライバーを弊社のノートブックコンピューターにインストールすると不具合が生じる場合があります。ドライバーは弊社が提供するソフトウェアをご使用ください。
ドライバー以外の「重要」「推奨」の更新プログラムは、必要に応じてインストールしてください。
---ここまで---
なるほどですな。上記の【起】に報告したWindows 8.1 DriversにリストアップされたIntelのGraphics Adapter WDDM1.2, Graphics Adapter WDD1.3というドライバは、Intel社のモノでありHewlet-Packard社のモノではないのだから、当然、Hewlet-Packard社では動作確認していないでしょう。だからHewlet-Packard社製ノートブックコンピューターにインストールすると不具合が生じる場合があると言うのでしょう。Windows 8.1を提供するマイクロソフト社が推奨の更新だと言っても、Graphics AdapterのハードウェアはHewlet-Packard社が提供するモノだからHewlet-Packard社が提供するドライバでないドライバをインストールしちゃダメだよと冊子で言っているというわけですが、提供者側の論理であり利用者側には非常にわかりづらい表現ですな。
今回遭遇した不都合は「Windows UpdateしたらHP ENVY TouchSmart 14-k023TX Sleekbookの画面が真っ暗になってしまいログインも何もできなくなりました。」ということです。解決方法は、Windowsを、グラフィックスアダプタ用デバイスドライバの更新を行う前の状態に戻すことでした。
【起】
Windowsは、一向にバグが無くならないので、果てしなく更新を適用する作業をし続けなければならないと思い込んでいたので、その日2013-12-25の午後8時頃、Windows Updateを起動してみました。すると、「3個のオプションの更新プログラムが利用可能です」と表示されたので、その内容を確認してみたところ、下記のオプションが提示されてました。
Silverlight (1)
□Microsoft Silverlight (KB2668562) 6.0MB
Windows 8.1 Drivers (1)
□Intel Corporation - Graphics Adapter WDDM1.2, Graphics Adapter WDD1.3 - Intel(R) HD Graphics Family 94.4MB
Bing Desktop (1)
□Bingデスクトップv1.3.1
【承】
いつもしている通りに、3つともにチェックを入れたあとインストールボタンを押しました。インストール作業が進捗していき、しばらくすると画面が真っ暗になりましたが、節電機能が働いて画面が暗くなったのだと思いました。
【転】
そろそろ更新のインストールが終わった頃ではないかと思い、真っ暗な画面の表示が復帰することを期待して、マウスを動かしたり、シフトキーを押したりしましたが、画面は真っ暗のままでした。だんだん不安になってまいりました。電源ボタンを短く押すとスリープモードになりましたので、電源ボタンを長押しして強制電源OFFして、電源ボタンONして再起動させました。それでも画面は真っ暗のままでした。何度かそれを繰り返してみましたが結果は同じでした。まだ買ったばかりなのにもうウィンドウズ・リカバリしなければならないのかと失望し、USB外付けDVD-ROMドライブを接続してリカバリDVDで起動させてみましたが、画面は真っ暗のままでしたのでリカバリも不能でした。
では、別の方法を試そうと考えて、もう一度電源OFF状態にしたあと、電源ボタンONして、すぐESCキーを押し続けて、ROMで起動させることができました。画面にメニューが現れました。
【結】
画面に現れたメニューに、Windowsの保存ポイントまで戻すためのロールバック機能があり、2013-12-25の午後8時頃のポイントがありましたので、そこまで戻す指定をして実行させたところ、上記の【起】で言及した3つの更新を適用する前の状態に戻すことに成功したようで、画面が表示されるようになりました。
【重要事項】
HP ENVY TouchSmart 14-k023TX Sleekbookの取扱について同梱冊子の中に「安心してお使いいただくために」というものがあり、その9ページに項目Jというのがあります。「Windows Update実行時のご注意」という注意書きです。上記の事件に遭遇する前、初めて読んだ時には、その意味の重要性には全く気が付きませんでした。そこには、次のとおり記されていました。
---ここから---
Windows Updateに掲載されているデバイスドライバーは弊社で動作確認されたものではありません。これらのドライバーを弊社のノートブックコンピューターにインストールすると不具合が生じる場合があります。ドライバーは弊社が提供するソフトウェアをご使用ください。
ドライバー以外の「重要」「推奨」の更新プログラムは、必要に応じてインストールしてください。
---ここまで---
なるほどですな。上記の【起】に報告したWindows 8.1 DriversにリストアップされたIntelのGraphics Adapter WDDM1.2, Graphics Adapter WDD1.3というドライバは、Intel社のモノでありHewlet-Packard社のモノではないのだから、当然、Hewlet-Packard社では動作確認していないでしょう。だからHewlet-Packard社製ノートブックコンピューターにインストールすると不具合が生じる場合があると言うのでしょう。Windows 8.1を提供するマイクロソフト社が推奨の更新だと言っても、Graphics AdapterのハードウェアはHewlet-Packard社が提供するモノだからHewlet-Packard社が提供するドライバでないドライバをインストールしちゃダメだよと冊子で言っているというわけですが、提供者側の論理であり利用者側には非常にわかりづらい表現ですな。