2016年10月に、秋葉原の秋月電子の店舗へ行ったときに買っておいた(税込3,480円)のGPSロガー(商品名:GPS Sport-Guide Mate, 型名GP101)をBROMPTONに取り付けて使ってみました。この製品は、7年ほど前の2009年頃の登場ですから、とても古い製品が今でも売られているわけですが、下で触れる通りロングセラーの優良製品とは限りません。ちなみに、2016-11-06現在アマゾンでも販売されていますが4,980円(税込、配送料込み)です。また、GP102という製品も売られていますが、自転車で使うには、GP101の方が使い易いのではないかと小生は思います。
以下GP101の商品構成です。
【1】 Googleマップ問題
GP101には、GPS Sport (GP101本体の設定機能及びGPSデータ分析機能などがある)及び GPS Photo Tagger (写真のタイムスタンプを頼りにGPSの位置情報と結びつけて地図上に表示したり写真にジオタグを追加する機能などがある)というWindowsアプリケーションの入ったミニCD-ROMが付いてきます。これらのアプリは、たいへん便利で有用なのですが、地図が表示されないという不都合があります(スクリプトエラー及びスタックオーバーフローエラーになって地図が表示されないという症状です)が、もうアプリは治らないそうです。その理由は、2016年6月22日からGoogle社がGoogleマップへのアクセス方法を仕様変更したからですが、GP101のメーカがサポート(アプリのバージョンアップ)を行わないからだそうです。
GPSロガーは、基本的に位置情報を記録するだけなので、記録してきた位置情報をPCに送って分析し閲覧して地図上に表示させて、はじめて面白くなります。なので、GPS Sport 及び GPS Photo Tagger で地図が表示されないのは致命的です。もしも今でも、GPS Sport及びGPS Photo Taggerで地図が表示される状況ならば、GP101のことをロングセラーの優良商品だと小生は言いたいところですが、これらのアプリケーションソフトで地図が表示されないため、叩き売り価格になってしまっているのではないかという疑いを小生は持ってしまいました。
GPS Sport が提供する機能は次の通りです:ログの読み込み、統計、概要、再生、グラフ、ユーザプロファイル、レジスターを設定、トラックデータを保存(GPX, KML, NMEA, CSV)。
GPS Photo Tagger が提供する機能は次の通りです:ログの読み込み、プロジェクト作成、本体の設定、写真/メディアのフォルダ追加、写真/メディアのファイル追加、写真の時間を変更、写真へGPSデータを書き込む、flickrへ写真をアップロード、locrへ写真をアップロード、facebookへ写真をアップロード、HTMLデータへエクスポート、グーグルアースで表示、KMZデータへエクスポート、軌跡エディタ。
裏技:ユピテルという会社がATLASというユピテル製品専用にリリースしているPhoto Tagger (Googleマップの新しいアクセス仕様に対応しています)が1,080円で購入できます。ユピテルのホームページでメールアドレスをユーザ登録すると「YUPITERU ATLASTOUR」というWindowsアプリケーションをダウンロードするためのURLを送ってもらえるようになります。このアプリケーションを使うにはアプリケーションキーが必要でそれが1,080円します。アプリケーションキーをクレジットカード支払いで購入するとクロネコメール便で物理的な封筒で(メールでキーが送られてくるのではありません)送られてきます。YUPITERU ATLAS専用なのでGP101を認識してくれませんからUSB接続してもGP101本体から直接ログを読み出すことが出来ません。GP101専用GPS Photo TaggerでGP101からGPSログを読み出しプロジェクト作成し、プロジェクトにGPSログを保存すれば、ATLAS専用GPS Photo Taggerで読み取り使用できます。
<斜>注意:斜>ユピテルのホームページからはいくつかのアプリケーションソフトウェアをダウンロードできます。ATLASTOUR Plus Planner などもダウンロードできますが、1,080円で購入できるアプリケーションキーは ATLASTOUR だけが対象です。
【2】 速度表示は一呼吸遅れる
GPS情報から速度を計算して表示するという仕組みなので、速度が表示されるまでの時間が、一呼吸遅れる感じですが、目安になるので小生としては十分に実用レベルにあり不満は感じておりません。むしろ車輪にセンサを設置する必要無しに速度がわかるところがが良い。
【3】 トリップ機能の使い方
GP101には、オドメータ表示機能がありますが、その起動方法が若干わかりづらいので覚えておかなければなりません。その方法は次の通りです。Customer Page 1 又は Customer Page 2 にて、右側の下向き矢印(▽)ボタンを長押し(2~3秒押し続け)するとトリップ機能がスタートし、走行距離のカウントを開始します。その際、画面上部にモードアイコン(biking|running|walking)が現れます。サイクリングが終わったら、Customer Page 1 又は Customer Page 2 にて、再び右側の下向き矢印(▽)ボタンを長押し(2~3秒押し続け)するとトリップ機能がストップします。その際、画面上部に表示されていたモードアイコン(biking|running|walking)が消えます。
【4】 オドメータ機能
GP1010には、オドメータ表示機能があります。リセット及びプリセットも可能です。オドメータの値をリセット又はプリセットするには、SettingsのSystem設定にあるOdometerを選ぶとClear及びSet機能を使います。トリップ(その日にサイクリングしてきた距離)をオドメータに積算するには、「サイクリングが終わったら、Customer Page 1 又は Customer Page 2 にて、再び右側の下向き矢印(▽)ボタンを長押し(2~3秒押し続け)するとトリップ機能がストップします。その際、画面上部に表示されていたモードアイコン(biking|running|walking)が消えます。」という操作が必要です。これがコツで、これをしないと積算されません。
【5】 カロリー機能
GP1010には、カロリー表示機能があります。事前にGP101のSystem設定でSport Mode(biking|running|walking)及び体重を設定しておくことにより、トリップ機能をスタートした時からカロリーの計算がなされます。カロリーはCustomer Pageに表示できます。
【6】 方向磁石機能
GPSを利用した方向磁石(コンパス)は機能します。ただし、これも一呼吸遅れる感じですが、およその方角を把握するのに重宝します。
【7】 位置情報メモ
GP101には、3つの位置情報を記憶する機能がありまう。現在位置と記憶させた位置との距離及び方向を画面に示す機能です。位置情報を記憶させるには、GP101を位置情報メモ画面にして、実際の位置で、右側の下向き矢印ボタン(▽)を長押しします。3つの位置情報の位置は、どこでも構いませんが、画面にはそれぞれ自宅、自動車、その他(★)のアイコンが表示されています。例えば、今居る場所へ再び戻ってこようとした時、今居る場所で、GP101の画面を例えば位置情報記憶画面(★)にして、右側の下向き矢印ボタン(▽)を長押ししますと、今居る場所のGPS位置情報が記憶されます。離れた場所へ行くと、記憶した位置の方向と距離が表示されます。
【8】 電池
GP101はリチウムイオン電池を利用します。裏蓋が開けられる仕組みになっているので電池交換が簡単です。電池はノキアの普及型携帯電話端末で広く採用している BL-4C という型番です。アマゾンで700円くらいからあります。
【9】 USB充電
GP101からGPSログをPCに吸い出すには、mini-B-USBケーブルで接続します。充電もこれでやります。
以下GP101の商品構成です。
【1】 Googleマップ問題
GP101には、GPS Sport (GP101本体の設定機能及びGPSデータ分析機能などがある)及び GPS Photo Tagger (写真のタイムスタンプを頼りにGPSの位置情報と結びつけて地図上に表示したり写真にジオタグを追加する機能などがある)というWindowsアプリケーションの入ったミニCD-ROMが付いてきます。これらのアプリは、たいへん便利で有用なのですが、地図が表示されないという不都合があります(スクリプトエラー及びスタックオーバーフローエラーになって地図が表示されないという症状です)が、もうアプリは治らないそうです。その理由は、2016年6月22日からGoogle社がGoogleマップへのアクセス方法を仕様変更したからですが、GP101のメーカがサポート(アプリのバージョンアップ)を行わないからだそうです。
GPSロガーは、基本的に位置情報を記録するだけなので、記録してきた位置情報をPCに送って分析し閲覧して地図上に表示させて、はじめて面白くなります。なので、GPS Sport 及び GPS Photo Tagger で地図が表示されないのは致命的です。もしも今でも、GPS Sport及びGPS Photo Taggerで地図が表示される状況ならば、GP101のことをロングセラーの優良商品だと小生は言いたいところですが、これらのアプリケーションソフトで地図が表示されないため、叩き売り価格になってしまっているのではないかという疑いを小生は持ってしまいました。
GPS Sport が提供する機能は次の通りです:ログの読み込み、統計、概要、再生、グラフ、ユーザプロファイル、レジスターを設定、トラックデータを保存(GPX, KML, NMEA, CSV)。
GPS Photo Tagger が提供する機能は次の通りです:ログの読み込み、プロジェクト作成、本体の設定、写真/メディアのフォルダ追加、写真/メディアのファイル追加、写真の時間を変更、写真へGPSデータを書き込む、flickrへ写真をアップロード、locrへ写真をアップロード、facebookへ写真をアップロード、HTMLデータへエクスポート、グーグルアースで表示、KMZデータへエクスポート、軌跡エディタ。
裏技:ユピテルという会社がATLASというユピテル製品専用にリリースしているPhoto Tagger (Googleマップの新しいアクセス仕様に対応しています)が1,080円で購入できます。ユピテルのホームページでメールアドレスをユーザ登録すると「YUPITERU ATLASTOUR」というWindowsアプリケーションをダウンロードするためのURLを送ってもらえるようになります。このアプリケーションを使うにはアプリケーションキーが必要でそれが1,080円します。アプリケーションキーをクレジットカード支払いで購入するとクロネコメール便で物理的な封筒で(メールでキーが送られてくるのではありません)送られてきます。YUPITERU ATLAS専用なのでGP101を認識してくれませんからUSB接続してもGP101本体から直接ログを読み出すことが出来ません。GP101専用GPS Photo TaggerでGP101からGPSログを読み出しプロジェクト作成し、プロジェクトにGPSログを保存すれば、ATLAS専用GPS Photo Taggerで読み取り使用できます。
<斜>注意:斜>ユピテルのホームページからはいくつかのアプリケーションソフトウェアをダウンロードできます。ATLASTOUR Plus Planner などもダウンロードできますが、1,080円で購入できるアプリケーションキーは ATLASTOUR だけが対象です。
【2】 速度表示は一呼吸遅れる
GPS情報から速度を計算して表示するという仕組みなので、速度が表示されるまでの時間が、一呼吸遅れる感じですが、目安になるので小生としては十分に実用レベルにあり不満は感じておりません。むしろ車輪にセンサを設置する必要無しに速度がわかるところがが良い。
【3】 トリップ機能の使い方
GP101には、オドメータ表示機能がありますが、その起動方法が若干わかりづらいので覚えておかなければなりません。その方法は次の通りです。Customer Page 1 又は Customer Page 2 にて、右側の下向き矢印(▽)ボタンを長押し(2~3秒押し続け)するとトリップ機能がスタートし、走行距離のカウントを開始します。その際、画面上部にモードアイコン(biking|running|walking)が現れます。サイクリングが終わったら、Customer Page 1 又は Customer Page 2 にて、再び右側の下向き矢印(▽)ボタンを長押し(2~3秒押し続け)するとトリップ機能がストップします。その際、画面上部に表示されていたモードアイコン(biking|running|walking)が消えます。
【4】 オドメータ機能
GP1010には、オドメータ表示機能があります。リセット及びプリセットも可能です。オドメータの値をリセット又はプリセットするには、SettingsのSystem設定にあるOdometerを選ぶとClear及びSet機能を使います。トリップ(その日にサイクリングしてきた距離)をオドメータに積算するには、「サイクリングが終わったら、Customer Page 1 又は Customer Page 2 にて、再び右側の下向き矢印(▽)ボタンを長押し(2~3秒押し続け)するとトリップ機能がストップします。その際、画面上部に表示されていたモードアイコン(biking|running|walking)が消えます。」という操作が必要です。これがコツで、これをしないと積算されません。
【5】 カロリー機能
GP1010には、カロリー表示機能があります。事前にGP101のSystem設定でSport Mode(biking|running|walking)及び体重を設定しておくことにより、トリップ機能をスタートした時からカロリーの計算がなされます。カロリーはCustomer Pageに表示できます。
【6】 方向磁石機能
GPSを利用した方向磁石(コンパス)は機能します。ただし、これも一呼吸遅れる感じですが、およその方角を把握するのに重宝します。
【7】 位置情報メモ
GP101には、3つの位置情報を記憶する機能がありまう。現在位置と記憶させた位置との距離及び方向を画面に示す機能です。位置情報を記憶させるには、GP101を位置情報メモ画面にして、実際の位置で、右側の下向き矢印ボタン(▽)を長押しします。3つの位置情報の位置は、どこでも構いませんが、画面にはそれぞれ自宅、自動車、その他(★)のアイコンが表示されています。例えば、今居る場所へ再び戻ってこようとした時、今居る場所で、GP101の画面を例えば位置情報記憶画面(★)にして、右側の下向き矢印ボタン(▽)を長押ししますと、今居る場所のGPS位置情報が記憶されます。離れた場所へ行くと、記憶した位置の方向と距離が表示されます。
【8】 電池
GP101はリチウムイオン電池を利用します。裏蓋が開けられる仕組みになっているので電池交換が簡単です。電池はノキアの普及型携帯電話端末で広く採用している BL-4C という型番です。アマゾンで700円くらいからあります。
【9】 USB充電
GP101からGPSログをPCに吸い出すには、mini-B-USBケーブルで接続します。充電もこれでやります。