#2019-05-23更新 relive動画を追加
2019年01月20日(日曜日)に沖縄で開催された「第10回 美ら海センチュリーラン」という自転車イベントに参加してみました。自転車イベントへの参加は今回初めてです。なにも参加費用まで支払わなくても、自転車イベントで走行するのと同じコースを独りで走っても同じことではないのかと以前からそう思っていたのですが、違うそうではないという見解を聞くので、これはもう参加してみなけりゃ自分の考えは正しいのかどうかがわからんなという結論に至ったので、申し込んだわけでございます。小生が申し込んだのは108kmを走るシーサイドコースです。
それで参加してみた感想は、自転車イベントでゼッケン付けて集団で走るのも悪くないな、エイドステーションを設けてくれるのはありがたいな、Tシャツなど記念品が参加費用に含まれているのは嬉しいな、出発地に空気入れが置いてあるのは助かるな、コースの要所要所に運営側の人が立って方向を指示してくれるのはありがたいな。
それから、こっぱずかしい限りなのですが、沿道や車から主に子供さんたちが参加者に対して「ガンバレー!」と声援を送ってくださるんで手を振って応えるわけですが、ありがたいことだと思います。
また、ゴール直前の沿道に沖縄民族衣装で民族楽器の太鼓を叩いてゴールを祝福してくださるのですが、ありがたいことだと思います。
当日、ヨネックスのロードバイクの試乗ができたのに、その機会を活用することを失念してしまったのが後から思えばとても残念でした。試乗なんてどこでもやってると思ったのが間違いでした。ヨネックスの試乗会はほとんど無いんですね。
■航空機による輪行
飛行機を使った輪行を今回初めて経験しました。事前にあれやこれや先達が経験談を記したブログなどをネットで見つけて勉強させていただきました。実際にやってみますとできて当たり前というか、面倒臭いこともありませんでした。ちょっと味をしめましたので調子にのって方々の自転車イベントへ参加する人に変身してしまうかもしれません。下の写真は、那覇空港に到着した時に同行した友人の自転車バッグ(シーコンエアロコンフォート)と小生の自転車バッグ(オーストリッチ0S-500)を並べて置いた場面です、ただし出発階の車寄せです。なぜ到着なのに出発階なのかというと、地元の小さなレンタカー屋さんからの指示で、混んでいる到着階を避けて比較的空いている出発階の車寄せで拾うという寸法だからです。
ロードバイクのタイヤ空気圧は100PSIと高いので80PSIくらいにしておく(要するに空気を抜いておいく)のが好ましいと事前に調べてあったのですが、ついうっかり忘れてしまって100PSIのまんま預けてしまいましたが、タイヤに異常はありませんでしたので、帰りもタイヤ空気圧を一切気にせずそのまま預けましたが、同様に異常ありませんでした。ただし、預けた自転車を可能な限り丁寧に扱ってもらいたかった(手渡し扱い品になる)ので、これまたネットであらかじめ調べておいた従価料金を200円支払っておきました。従価料金扱いは、乗客の側から申し出るサービスになっていると思いますから、聞いてもえなかったと考えるのではなく申し出ることです。
OS-500というバッグはバッグ自身の目方が約 2 kg ありますが、1 cm厚のクッション材でできているため、国内線の大手ならば安心できるとブログなどで言われています。国際線の利用の場合はシーコンエアロコンフォートくらいでないと安心できそうにないともブログなどで言われています。小生が今回輪行したのは 10 kgの目方になった RALEIGH CR-F (ホイールは Dura-Ace C24に23mmタイヤ装着)でしたのでバッグとの合計は 12 kg です。背中には4日分の着替えと髭剃りなどのアメニティと自転車ヘルメットなどを収めたMAMMUT(マムート)カーゴ ライト40L(40リットル)〔このバッグ自身の重量は500gです〕 がありますので結構な質量となりまして、徒歩による移動距離は15分がいいところでした。けしてヒルクライマーではございませんが輪行をもっと好きになるにはあと2〜3kg軽い自転車にしたらいいんじゃないかという感じがしている今日この頃でございます。
RALEIGH CR-F のフレームサイズには 420, 480, 520, 560 mm という4種類がありますが、小生のは 520 mm というサイズです。520mm サイズの RALEIGH CR-F を OS-500に収納するにあたり、ハンドルを外す必要はありませんでしたが、ペダルを外してサドルを最も低い位置に下げておくこが必要でした。そうしないとチャックが閉まりませんでした。
羽田空港で荷物(自転車)の預け入れのためのチェックインをしようと列に並ぼうとしたところ、自転車でしたらこちらへどうぞと別のカウンターへと案内されて、あたかもファストトラックレーンのごとく円滑にチェックインできました。そのレーンには自転車を預ける人が数名いました。那覇空港到着時には、小生の自転車が運ばれてくるまでの間に他に数十台の自転車が運ばれてきたので結構多くの参加者さんが同じ便に搭乗されていたんだなと思いました。OS-500の人が一番多かったですが、電車輪行用の人もありました、シーコンは同行の友人だけでした。最後まで点検していたわけではありませんから不正確であります。
■本番前日の昼食
羽田からJL905便ですので那覇には 11:15 に到着です。ゼッケン受け取り場所を経由してホテルに向かう途中で昼食をとる感じです。うまい「イカスミソーキそば」があるというので「麺そーれ」という店へ立ち寄りました。イカスミですから麺は真っ黒ですが、色が黒いだけではなくてちゃんとイカスミの味がいたしました、汁は澄んでいていい鰹出汁の味がしました。下の写真では 20分待ちの看板が出てますが、12時台のがそのままになっているだけでしょう、小生たちが立ち寄った時刻は14時台でした、空いてました。
■本番前日の受付及びゼッケンの受け取り
2019年01月19日(土曜日)が受付及びゼッケン受け取りです。沖縄は公共交通機関(特に軌道敷)が発達してないんですね。那覇空港からレンタカーで恩納村ふれあい体験学習センターへ向かいました。
■本番前日のホテルへのチェックイン
会場に近いホテルにした方が朝の集合が楽なのですが、同行させていただいている友人と同じホテルにしたので「かりゆしビーチリゾートオーシャンスパ」です。自転車はレンタカーの車内に搭載したままにしておきました。宿は、楽天トラベルで、安い低層階プランを予約しましたが、低層階プランなのに、こちらからは要求していないのに、5階でなおかつオーシャンビューの部屋を割り当ててくれたようです。
■ホテルをチェックアウトして当日の本番の為に出発会場へと向かう
参加者は、恩納村赤間総合運動公園の無料駐車場を利用するようにと案内がありましたので、そこへ行きました。到着したところ、右隣では西洋人の男女がロードバイクを組み立てており、左隣では韓国人チームがロードバイクを組み立ててました。実際思ったより多くの海外からの参加者がいらしたようです。それから、ロードバイクを暗闇の中で懐中電灯の光を頼りに組み立てました。リムをとめるクイックのスプリングなんかを地面に落下させようものならきっと見つからないのではなかろうかという感じです。慎重に組み立てた後、ここから恩納村ふれあい体験センターにあるスタート地点まで、下り坂を自転車で約12分自走して行きます。帰りは結構な上り坂になります、帰りのときには数名の参加者が自転車を押してました。
■当日の集合〜出発式
まだ青空がありました。当日の出走確認をして出発式の後出発です。神奈川県藤沢市にBike Factory Yamamotoという自転車プロショップの益子直美さん(美ら海センチュリーラン皆勤賞だそうです)が出発式で「がんばろー!」の掛け声をご担当でした。第10回沖縄美ら海センチュリーラン参加者は九百何十名か千人近いとの紹介がありました。
■スタート:恩納村ふれあい体験学習センター
小生は、今回初めて自転車イベントに参加ですが、それに慣れている友人と二人連れです。ただし友人はベテラン様なので 160 kmを走るセンチュリーコースに申し込んでおります。小生は 108 km を走るシーサイドコースに申し込んでます。センチュリーコースの出発時刻は沖縄だとまだ暗い7時で、シーサイドコースの出発時刻はもう明るい9時となっています。しかしレンタカーは一台なので同乗。よって、古宇利島あたりに到達するのが2時間の差があるわけです。ちなみに、このたったの2時間の差で、天候が大きく変わってしまい、雨のため、残念ながら小生は古宇利島へ渡る橋を走って景色を楽しむということが叶いませんでした。
千人もの参加者を円滑にスタートさせるには相当の計画的段取りが必要なのだなとわかりました。出発会場が FAST / MIDDLE / SLOW の3区画に縄張りされていて、自分に合っている区画へ並んでくださいと会場アナウンスがされていました。小生は MIDDLE の区画の先頭の方に並びました。出発時刻の9時になりますと、FAST区画の先頭から50名くらいづつ道に出て行くという段取りでした。小生が出発できたのは 9:10 でした。
■エイドステーション1番目:21世紀の森公園(名護市)
まだ雨は降っていません。小さなパンみたいなのと飲み物の配給を受けることができます。黒砂糖のやつがとても美味しかった。これなら自分で補給食を持参しなくても大丈夫だなと思いました。
■エイドステーション2番目:田空の駅ハーソー公園(本部町)
雨がザアザア振りになりました。時々やむみます。エイドステーション2番目に到着した時はちょうど雨がやんでました。ここでも小さな美味しいパンみたいなのと飲み物の配給を受けることができます。
■エイドステーション3番目:古宇利島ふれあい広場(今帰仁村)
もうそれはひどいザアザア降りです。風雨が強かったため主催者が急遽コース変更したためスキップ。小生はこの古宇利島へ渡る 2 kmの橋を渡りのを最も楽しみにしていたので非常に残念!
■エイドステーション4番目:昼食:あいあいファーム(今帰仁村)
雨は上がりましたが、泥跳ねで車体も身体も汚れてしまってます。芝生のある部分は歩けますが芝生が剥がれている部分及びない部分は、雨でぬかるんでおり、ビンディングシューズの底が泥でとんでもないことになります。焚き火をしてくれているのがありがたいです。人が焚き火の周りに大勢集まっています。
当たり前ですがロードバイクスタンドはありませんので、こうやって横にするわけですね。今回初めての自転車イベントへ参加して横になったロードバイクの群れを初めて自分の目で見ました。壮観だなと思いました。
体育館の入り口で係りの人からチェックを受けて、手をアルコール消毒してから、体育館内で昼食の配給を受けます。あとで知りましたがセンチュリーコースの方々とはメニューが違いました。小生が参加しているシーサイドコースのメニューは沖縄そばと焼きおにぎりでした。体育館内と屋外に幾つかづつ席が用意されています。一応雨は止んでいますが濡れているため屋外の人気はほとんどありませんでした。そういうわけで体育館内は満席だったため、小生は屋外で昼食をいただきました。
■走行風景
雨は上がって所々に雲の切れ目があります。
■エイドステーション5番目:道の駅 許田 (名護市)
ここでも小さなパンみたいなのと飲み物の配給を受けることができます。
■ゴール:恩納村ふれあい体験学習センター
ゴールしたら事務局で報告して完走証をいただきます。500円でパウチしてくれます。小生は、完走証とゼッケンを背中合わせにしてパウチしてもらいました。完走証とともに、温かい汁物の無料券とパーティー会場での割引券を渡されます。温かい汁物(豚汁のようなもの)を頂いていると、そこへ今回同行の友人(160kmコースを走ってきた)がもゴールしてまいりました。ゲートクローズ時刻が17時でその後パーティーというプログラムになっていますが、明日、小生は那覇で用事があるのでパーティー(パンフレットによりますと、平野由香理さんの司会で、じゃんけん大会やゲストによるトークショーがあるようです)をスキップして渋滞に巻き込まれる前に那覇市内まで移動することにいたしました。飲食を販売するワゴンカーが数台来ていたので、パーティーは、出発式を行ったこの広い場所で実施するんだろうと思います。ビールなどアルコールもあるようです。飲酒運転にならぬよう帰れる人、例えば数名でワンボックスカーなどできておれば運転担当者以外はアルコール摂取可能でしょうから。
■走行ルート
美ら海センチュリーラン(シーサイドコース)は 108 km を走る設計でしたが、風雨が強かったため、小生が今回最も走りたかった(古宇利島へと渡る2kmの橋を渡る部分で、下の図で言うと緑色のプロットの)部分が当日判断でコースから外されてしまいました。その結果走行距離は 108 km ではなく 98.5 km になりました。ちなみに、センチュリーコースの方々はシーサイドコースの方々よりもおよそ2時間先に恩納村ふれあい体験学習センターをスタート(7:00)でしたから、まだ雨が降っていなかったため、古宇利島へ橋を渡ることができたそうです。小生はガーミン eTrex30x を自転車に取り付けてGPSログをとりました。ログによれば 9:10 に実際スタートして 15:15 にゴールしていることがわかりましたので、エイドステーションでの休憩時間及び昼食時間を含めて、98.5 km を 6 時間で走ってきた計算になるので平均速度は 16.4 km/h だったことになります。
仮に 16.4 km/h で 160 km(センチュリーコース)を走ったらと試算してみますと 9.8 時間になります。センチュリーコースは 7 時スタート 17 時ゲートクローズなので途中足がつったりしなければギリギリ時間内にゴールできる可能性ありということになると思われますから、次回は挑戦してみてもいいかも、と調子に乗ってみたりして・・・
■relive動画
■参加者の自転車の車種
圧倒的多数派はロードバイクでした。クロスバイクも結構いらっしゃいました。BROMPTONやBD-1で参加の方もちらほらいらっしゃいましたが、さすがに、キャリーミーは全く見かけませんでした。
■自分の写真
自分が自転車を漕いでいるところを自分で撮影することはできませんが、主催者側に株式会社フォトクリエイトという会社が関わっていてプロカメラマンが出走者を撮影してくれるのだそうです。ゼッケンと一緒に受け取ったパンフレットに書いてありましたが、事前に読まなかったので後で知りました。だから今度この大会で走る時にカメラマンが見えたら、カメラ目線しておこうと思います。パンフレットによれば、その写真は下記のURLをアクセスしてイベント番号を入れると「美ら海センチュリーラン」の写真のページへ行きますので、自分のゼッケン番号を入れてやると閲覧できます。購入には 8,280 円必要です。自分のゼッケンと同じ番号の人は居ないと思ってましたが、写真に写ったゼッケン番号を自動認識するこのサイトの機能君によると数名いる模様です。
■雨の中を走行してきた自転車とシューズとヘルメットとグローブとウェア
どれも雨と泥でとても汚れてしまいました。恩納村から那覇市内へ移動後別のホテルにチェックインしたのですが、ビジネスホテルですから、自転車を洗車できるような環境ではありません。結局自転車は、雑巾でひどい泥だけ拭いて輪行バッグの中にそのまま数日放置です。ヘルメットは雑巾で泥などを拭って部屋干し。グローブも同様。ウェアは洗面所で水洗いだけして部屋干ししておきました。数日後に自宅へ戻ってから本格的に洗車いたしました。クロモリ製の RALEIGH CR-F は錆びてしまうのではなかろうかと少々心配です。
■自転車の重さ
RALEIGH CR-F のカタログをみますとペダルなしで重さが 8.9 kg とあります。シマノ Tiagra SPD-SL ビンディングペダル、リアスプロケットをUltegra 11-34Tに交換、リアディレイラをUltegra Long Typeに交換、チェーンをDura-Aceに交換、ミノウラのボトルケージとハンドルに付ける拡張マウント(キャットアイフロントライト設置用)を設置、キャットアイテールランプを設置、した状態の小生の RALEIGH CR-F を自宅の風呂場にある体重計で測定したところ 10 kg でした。パナレーサーポータルブ空気入れ、アーレンキセット、パンク修理キット、予備チューブ、タイヤレバー、ビンディングシューズとともに RALEIGH CR-F を 0S-500 バッグに収めたところ全部で 13 kg になりました。このたびの沖縄遠征では、さらに、暖かい秋と寒い秋に対応できるように組み合わせの利くサイクルウエア、カッパ兼用でゴアテックスのウィンドブレーカー、ヘルメット、手袋、サドルバッグ、飲料用ボトル、チノパンやワイシャツや肌着やパンスやステテコや靴下を4日分、歯ブラシ、ハンドソープ、保湿液、髭剃り、歯ブラシ、などを入れたリュックサック(マムートという会社の製品でカーゴと呼ばれており自身の重さは500gと軽量です)を背負います。自宅から最寄駅へ向かうのも、空港内を移動するのも、宿へ移動するのも、この荷物は、小生の腰や膝の関節に結構な負担でした、と言うか、この重さだと体が壊れるなと思いました。遠征の楽しさを知ったのでまた遠征したいと思いますが、この重量では全く以って具合が悪い。自身の体重は自転車を漕いで3kgくらい落地ましたので今度は自転車の重量を軽くする番ですよね。やはりカーボンフレームにカーボンホイールに・・・ 完成車もう一台買いましょうかね。バラ組みも魅力だけどメーカー完成車よりも高くなってしまいますよね・・・
2019年01月20日(日曜日)に沖縄で開催された「第10回 美ら海センチュリーラン」という自転車イベントに参加してみました。自転車イベントへの参加は今回初めてです。なにも参加費用まで支払わなくても、自転車イベントで走行するのと同じコースを独りで走っても同じことではないのかと以前からそう思っていたのですが、違うそうではないという見解を聞くので、これはもう参加してみなけりゃ自分の考えは正しいのかどうかがわからんなという結論に至ったので、申し込んだわけでございます。小生が申し込んだのは108kmを走るシーサイドコースです。
それで参加してみた感想は、自転車イベントでゼッケン付けて集団で走るのも悪くないな、エイドステーションを設けてくれるのはありがたいな、Tシャツなど記念品が参加費用に含まれているのは嬉しいな、出発地に空気入れが置いてあるのは助かるな、コースの要所要所に運営側の人が立って方向を指示してくれるのはありがたいな。
それから、こっぱずかしい限りなのですが、沿道や車から主に子供さんたちが参加者に対して「ガンバレー!」と声援を送ってくださるんで手を振って応えるわけですが、ありがたいことだと思います。
また、ゴール直前の沿道に沖縄民族衣装で民族楽器の太鼓を叩いてゴールを祝福してくださるのですが、ありがたいことだと思います。
当日、ヨネックスのロードバイクの試乗ができたのに、その機会を活用することを失念してしまったのが後から思えばとても残念でした。試乗なんてどこでもやってると思ったのが間違いでした。ヨネックスの試乗会はほとんど無いんですね。
■航空機による輪行
飛行機を使った輪行を今回初めて経験しました。事前にあれやこれや先達が経験談を記したブログなどをネットで見つけて勉強させていただきました。実際にやってみますとできて当たり前というか、面倒臭いこともありませんでした。ちょっと味をしめましたので調子にのって方々の自転車イベントへ参加する人に変身してしまうかもしれません。下の写真は、那覇空港に到着した時に同行した友人の自転車バッグ(シーコンエアロコンフォート)と小生の自転車バッグ(オーストリッチ0S-500)を並べて置いた場面です、ただし出発階の車寄せです。なぜ到着なのに出発階なのかというと、地元の小さなレンタカー屋さんからの指示で、混んでいる到着階を避けて比較的空いている出発階の車寄せで拾うという寸法だからです。
ロードバイクのタイヤ空気圧は100PSIと高いので80PSIくらいにしておく(要するに空気を抜いておいく)のが好ましいと事前に調べてあったのですが、ついうっかり忘れてしまって100PSIのまんま預けてしまいましたが、タイヤに異常はありませんでしたので、帰りもタイヤ空気圧を一切気にせずそのまま預けましたが、同様に異常ありませんでした。ただし、預けた自転車を可能な限り丁寧に扱ってもらいたかった(手渡し扱い品になる)ので、これまたネットであらかじめ調べておいた従価料金を200円支払っておきました。従価料金扱いは、乗客の側から申し出るサービスになっていると思いますから、聞いてもえなかったと考えるのではなく申し出ることです。
OS-500というバッグはバッグ自身の目方が約 2 kg ありますが、1 cm厚のクッション材でできているため、国内線の大手ならば安心できるとブログなどで言われています。国際線の利用の場合はシーコンエアロコンフォートくらいでないと安心できそうにないともブログなどで言われています。小生が今回輪行したのは 10 kgの目方になった RALEIGH CR-F (ホイールは Dura-Ace C24に23mmタイヤ装着)でしたのでバッグとの合計は 12 kg です。背中には4日分の着替えと髭剃りなどのアメニティと自転車ヘルメットなどを収めたMAMMUT(マムート)カーゴ ライト40L(40リットル)〔このバッグ自身の重量は500gです〕 がありますので結構な質量となりまして、徒歩による移動距離は15分がいいところでした。けしてヒルクライマーではございませんが輪行をもっと好きになるにはあと2〜3kg軽い自転車にしたらいいんじゃないかという感じがしている今日この頃でございます。
RALEIGH CR-F のフレームサイズには 420, 480, 520, 560 mm という4種類がありますが、小生のは 520 mm というサイズです。520mm サイズの RALEIGH CR-F を OS-500に収納するにあたり、ハンドルを外す必要はありませんでしたが、ペダルを外してサドルを最も低い位置に下げておくこが必要でした。そうしないとチャックが閉まりませんでした。
羽田空港で荷物(自転車)の預け入れのためのチェックインをしようと列に並ぼうとしたところ、自転車でしたらこちらへどうぞと別のカウンターへと案内されて、あたかもファストトラックレーンのごとく円滑にチェックインできました。そのレーンには自転車を預ける人が数名いました。那覇空港到着時には、小生の自転車が運ばれてくるまでの間に他に数十台の自転車が運ばれてきたので結構多くの参加者さんが同じ便に搭乗されていたんだなと思いました。OS-500の人が一番多かったですが、電車輪行用の人もありました、シーコンは同行の友人だけでした。最後まで点検していたわけではありませんから不正確であります。
■本番前日の昼食
羽田からJL905便ですので那覇には 11:15 に到着です。ゼッケン受け取り場所を経由してホテルに向かう途中で昼食をとる感じです。うまい「イカスミソーキそば」があるというので「麺そーれ」という店へ立ち寄りました。イカスミですから麺は真っ黒ですが、色が黒いだけではなくてちゃんとイカスミの味がいたしました、汁は澄んでいていい鰹出汁の味がしました。下の写真では 20分待ちの看板が出てますが、12時台のがそのままになっているだけでしょう、小生たちが立ち寄った時刻は14時台でした、空いてました。
■本番前日の受付及びゼッケンの受け取り
2019年01月19日(土曜日)が受付及びゼッケン受け取りです。沖縄は公共交通機関(特に軌道敷)が発達してないんですね。那覇空港からレンタカーで恩納村ふれあい体験学習センターへ向かいました。
■本番前日のホテルへのチェックイン
会場に近いホテルにした方が朝の集合が楽なのですが、同行させていただいている友人と同じホテルにしたので「かりゆしビーチリゾートオーシャンスパ」です。自転車はレンタカーの車内に搭載したままにしておきました。宿は、楽天トラベルで、安い低層階プランを予約しましたが、低層階プランなのに、こちらからは要求していないのに、5階でなおかつオーシャンビューの部屋を割り当ててくれたようです。
■ホテルをチェックアウトして当日の本番の為に出発会場へと向かう
参加者は、恩納村赤間総合運動公園の無料駐車場を利用するようにと案内がありましたので、そこへ行きました。到着したところ、右隣では西洋人の男女がロードバイクを組み立てており、左隣では韓国人チームがロードバイクを組み立ててました。実際思ったより多くの海外からの参加者がいらしたようです。それから、ロードバイクを暗闇の中で懐中電灯の光を頼りに組み立てました。リムをとめるクイックのスプリングなんかを地面に落下させようものならきっと見つからないのではなかろうかという感じです。慎重に組み立てた後、ここから恩納村ふれあい体験センターにあるスタート地点まで、下り坂を自転車で約12分自走して行きます。帰りは結構な上り坂になります、帰りのときには数名の参加者が自転車を押してました。
■当日の集合〜出発式
まだ青空がありました。当日の出走確認をして出発式の後出発です。神奈川県藤沢市にBike Factory Yamamotoという自転車プロショップの益子直美さん(美ら海センチュリーラン皆勤賞だそうです)が出発式で「がんばろー!」の掛け声をご担当でした。第10回沖縄美ら海センチュリーラン参加者は九百何十名か千人近いとの紹介がありました。
■スタート:恩納村ふれあい体験学習センター
小生は、今回初めて自転車イベントに参加ですが、それに慣れている友人と二人連れです。ただし友人はベテラン様なので 160 kmを走るセンチュリーコースに申し込んでおります。小生は 108 km を走るシーサイドコースに申し込んでます。センチュリーコースの出発時刻は沖縄だとまだ暗い7時で、シーサイドコースの出発時刻はもう明るい9時となっています。しかしレンタカーは一台なので同乗。よって、古宇利島あたりに到達するのが2時間の差があるわけです。ちなみに、このたったの2時間の差で、天候が大きく変わってしまい、雨のため、残念ながら小生は古宇利島へ渡る橋を走って景色を楽しむということが叶いませんでした。
千人もの参加者を円滑にスタートさせるには相当の計画的段取りが必要なのだなとわかりました。出発会場が FAST / MIDDLE / SLOW の3区画に縄張りされていて、自分に合っている区画へ並んでくださいと会場アナウンスがされていました。小生は MIDDLE の区画の先頭の方に並びました。出発時刻の9時になりますと、FAST区画の先頭から50名くらいづつ道に出て行くという段取りでした。小生が出発できたのは 9:10 でした。
■エイドステーション1番目:21世紀の森公園(名護市)
まだ雨は降っていません。小さなパンみたいなのと飲み物の配給を受けることができます。黒砂糖のやつがとても美味しかった。これなら自分で補給食を持参しなくても大丈夫だなと思いました。
■エイドステーション2番目:田空の駅ハーソー公園(本部町)
雨がザアザア振りになりました。時々やむみます。エイドステーション2番目に到着した時はちょうど雨がやんでました。ここでも小さな美味しいパンみたいなのと飲み物の配給を受けることができます。
■エイドステーション3番目:古宇利島ふれあい広場(今帰仁村)
もうそれはひどいザアザア降りです。風雨が強かったため主催者が急遽コース変更したためスキップ。小生はこの古宇利島へ渡る 2 kmの橋を渡りのを最も楽しみにしていたので非常に残念!
■エイドステーション4番目:昼食:あいあいファーム(今帰仁村)
雨は上がりましたが、泥跳ねで車体も身体も汚れてしまってます。芝生のある部分は歩けますが芝生が剥がれている部分及びない部分は、雨でぬかるんでおり、ビンディングシューズの底が泥でとんでもないことになります。焚き火をしてくれているのがありがたいです。人が焚き火の周りに大勢集まっています。
当たり前ですがロードバイクスタンドはありませんので、こうやって横にするわけですね。今回初めての自転車イベントへ参加して横になったロードバイクの群れを初めて自分の目で見ました。壮観だなと思いました。
体育館の入り口で係りの人からチェックを受けて、手をアルコール消毒してから、体育館内で昼食の配給を受けます。あとで知りましたがセンチュリーコースの方々とはメニューが違いました。小生が参加しているシーサイドコースのメニューは沖縄そばと焼きおにぎりでした。体育館内と屋外に幾つかづつ席が用意されています。一応雨は止んでいますが濡れているため屋外の人気はほとんどありませんでした。そういうわけで体育館内は満席だったため、小生は屋外で昼食をいただきました。
■走行風景
雨は上がって所々に雲の切れ目があります。
■エイドステーション5番目:道の駅 許田 (名護市)
ここでも小さなパンみたいなのと飲み物の配給を受けることができます。
■ゴール:恩納村ふれあい体験学習センター
ゴールしたら事務局で報告して完走証をいただきます。500円でパウチしてくれます。小生は、完走証とゼッケンを背中合わせにしてパウチしてもらいました。完走証とともに、温かい汁物の無料券とパーティー会場での割引券を渡されます。温かい汁物(豚汁のようなもの)を頂いていると、そこへ今回同行の友人(160kmコースを走ってきた)がもゴールしてまいりました。ゲートクローズ時刻が17時でその後パーティーというプログラムになっていますが、明日、小生は那覇で用事があるのでパーティー(パンフレットによりますと、平野由香理さんの司会で、じゃんけん大会やゲストによるトークショーがあるようです)をスキップして渋滞に巻き込まれる前に那覇市内まで移動することにいたしました。飲食を販売するワゴンカーが数台来ていたので、パーティーは、出発式を行ったこの広い場所で実施するんだろうと思います。ビールなどアルコールもあるようです。飲酒運転にならぬよう帰れる人、例えば数名でワンボックスカーなどできておれば運転担当者以外はアルコール摂取可能でしょうから。
■走行ルート
美ら海センチュリーラン(シーサイドコース)は 108 km を走る設計でしたが、風雨が強かったため、小生が今回最も走りたかった(古宇利島へと渡る2kmの橋を渡る部分で、下の図で言うと緑色のプロットの)部分が当日判断でコースから外されてしまいました。その結果走行距離は 108 km ではなく 98.5 km になりました。ちなみに、センチュリーコースの方々はシーサイドコースの方々よりもおよそ2時間先に恩納村ふれあい体験学習センターをスタート(7:00)でしたから、まだ雨が降っていなかったため、古宇利島へ橋を渡ることができたそうです。小生はガーミン eTrex30x を自転車に取り付けてGPSログをとりました。ログによれば 9:10 に実際スタートして 15:15 にゴールしていることがわかりましたので、エイドステーションでの休憩時間及び昼食時間を含めて、98.5 km を 6 時間で走ってきた計算になるので平均速度は 16.4 km/h だったことになります。
仮に 16.4 km/h で 160 km(センチュリーコース)を走ったらと試算してみますと 9.8 時間になります。センチュリーコースは 7 時スタート 17 時ゲートクローズなので途中足がつったりしなければギリギリ時間内にゴールできる可能性ありということになると思われますから、次回は挑戦してみてもいいかも、と調子に乗ってみたりして・・・
■relive動画
■参加者の自転車の車種
圧倒的多数派はロードバイクでした。クロスバイクも結構いらっしゃいました。BROMPTONやBD-1で参加の方もちらほらいらっしゃいましたが、さすがに、キャリーミーは全く見かけませんでした。
■自分の写真
自分が自転車を漕いでいるところを自分で撮影することはできませんが、主催者側に株式会社フォトクリエイトという会社が関わっていてプロカメラマンが出走者を撮影してくれるのだそうです。ゼッケンと一緒に受け取ったパンフレットに書いてありましたが、事前に読まなかったので後で知りました。だから今度この大会で走る時にカメラマンが見えたら、カメラ目線しておこうと思います。パンフレットによれば、その写真は下記のURLをアクセスしてイベント番号を入れると「美ら海センチュリーラン」の写真のページへ行きますので、自分のゼッケン番号を入れてやると閲覧できます。購入には 8,280 円必要です。自分のゼッケンと同じ番号の人は居ないと思ってましたが、写真に写ったゼッケン番号を自動認識するこのサイトの機能君によると数名いる模様です。
■雨の中を走行してきた自転車とシューズとヘルメットとグローブとウェア
どれも雨と泥でとても汚れてしまいました。恩納村から那覇市内へ移動後別のホテルにチェックインしたのですが、ビジネスホテルですから、自転車を洗車できるような環境ではありません。結局自転車は、雑巾でひどい泥だけ拭いて輪行バッグの中にそのまま数日放置です。ヘルメットは雑巾で泥などを拭って部屋干し。グローブも同様。ウェアは洗面所で水洗いだけして部屋干ししておきました。数日後に自宅へ戻ってから本格的に洗車いたしました。クロモリ製の RALEIGH CR-F は錆びてしまうのではなかろうかと少々心配です。
■自転車の重さ
RALEIGH CR-F のカタログをみますとペダルなしで重さが 8.9 kg とあります。シマノ Tiagra SPD-SL ビンディングペダル、リアスプロケットをUltegra 11-34Tに交換、リアディレイラをUltegra Long Typeに交換、チェーンをDura-Aceに交換、ミノウラのボトルケージとハンドルに付ける拡張マウント(キャットアイフロントライト設置用)を設置、キャットアイテールランプを設置、した状態の小生の RALEIGH CR-F を自宅の風呂場にある体重計で測定したところ 10 kg でした。パナレーサーポータルブ空気入れ、アーレンキセット、パンク修理キット、予備チューブ、タイヤレバー、ビンディングシューズとともに RALEIGH CR-F を 0S-500 バッグに収めたところ全部で 13 kg になりました。このたびの沖縄遠征では、さらに、暖かい秋と寒い秋に対応できるように組み合わせの利くサイクルウエア、カッパ兼用でゴアテックスのウィンドブレーカー、ヘルメット、手袋、サドルバッグ、飲料用ボトル、チノパンやワイシャツや肌着やパンスやステテコや靴下を4日分、歯ブラシ、ハンドソープ、保湿液、髭剃り、歯ブラシ、などを入れたリュックサック(マムートという会社の製品でカーゴと呼ばれており自身の重さは500gと軽量です)を背負います。自宅から最寄駅へ向かうのも、空港内を移動するのも、宿へ移動するのも、この荷物は、小生の腰や膝の関節に結構な負担でした、と言うか、この重さだと体が壊れるなと思いました。遠征の楽しさを知ったのでまた遠征したいと思いますが、この重量では全く以って具合が悪い。自身の体重は自転車を漕いで3kgくらい落地ましたので今度は自転車の重量を軽くする番ですよね。やはりカーボンフレームにカーボンホイールに・・・ 完成車もう一台買いましょうかね。バラ組みも魅力だけどメーカー完成車よりも高くなってしまいますよね・・・