文珠川慧久の道楽帳2

turezure naru mama ni

昼間の屋外で画面が見える携帯電話端末 (2010-11-14更新)

2010-07-27 | Weblog
昼間の屋外で画面が見えない携帯電話端末がたくさんあります。カタログには「この端末の画面は昼間の屋外では見えません」なんて書いてないので気をつけなければなりません。携帯電話というものは,基本的には屋外で利用するものではないかと思いますが,屋外で見えない安い液晶表示パネルを使っている機種がとても多いのです。消費者の方も,そのことについて,今まであまり問題視してこなかったということもあってか,なかなか状況が改善されませんので,ここでささやかにつぶやくことにしました。

液晶画面が屋外で見えずらいのは,バックライトの輝度が足りないのではありません。安物の液晶パネルを採用することでコストダウンして数円でもいいから儲けようとしてするからです。まともな液晶パネルを採用した携帯電話端末の場合は,バックライトをオフにしたって,屋外では色彩判別は難しくなりますが文字などの輪郭はクッキリハッキリ表示が見えます。

最近の携帯電話端末には,デジカメ顔負けのカメラ機能が搭載されていますが,屋外で液晶画面が見えないということは,屋外では,せっかくのカメラ機能が使えない状況に陥る事を意味するのです。また,屋外では,テレビ電話を利用することができない状況に陥る事を意味します。さらに,GPS機能は,屋外でしか使えませんが,屋外で液晶画面が見えないと,表示されている地図が見えませんので,せっかくの機能が使えません。安物の液晶表示もピンからキリまでありますので,太陽に背を向けて自分の体で影にすることで,なんとか表示の見える液晶である可能性もありますが,そんな状態でのナビ機能は不便極まりないでしょう。高機能で高価な携帯電話端末を購入する場合や機種変更する場合には,ぜひ注意が必要です。

そういうときに役に立つように,この記事は,随時更新していきたいと思っています。もちろん小生ひとりでは限界がありますので,インターネット検索を行って未確認情報も参考に載せていきたいと思っています。また,この記事をお読みになった方からの情報提供も歓迎ですので,ぜひよろしくお願いします。

◎お勧め品(実際に持ち歩いて確認済)
Vodafone 702MO
Vodafone 702NK
Vodafone 703SHf
Vodafone 705NK
Vodafone 802SE
Vodafone 804SH
Vodafone 905SH
SoftBank X01NK
docomo F2102V
docomo SH906i
docomo M1000
docomo NM850iG
docomo NM706i
docomo HT-03A
docomo SO-01B (XPERIA)
Nokia 6630
Nokia 6650
Nokia E61
Nokia N73
Nokia 6131 NFC
Nokia 3120 classic
Nokia 6212 classic

○ややお勧め品(実際に持ち歩いて確認済)
SoftBank 831P
SoftBank iPhone4
au A5303H II

○ややお勧め品(インターネット検索情報)
au T004

×昼間の屋外では画面が見えない(実際に持ち歩いて確認済)
au A5522SA
au A5526K
au W21T
au W41S
au W43CA
au W53S
au W55SA (INFOBAR2)
au W62S
au S002
Vodafone 401D
SoftBank 705P
SoftBank 708SC
SoftBank 822P
SoftBank 821SC
SoftBank 731SC
SoftBank X02HT
docomo P505i
docomo P506iC
docomo SO506iC
docomo P2102V
docomo P900iV
docomo F901iC
docomo SO902iWP+ (アウトドア携帯なのに)
docomo P903i
docomo T-01A

×昼間の屋外では画面が見えないらしい(インターネット検索情報)
au S001
au T002
docomo F903i
docomo P-02B

以上 2010-07-27現在

ドコモ T-01A と HT-03A 比較

2010-07-17 | Weblog
【着信音量】
HT-03Aの着信音は,最大に設定しても,屋外では雑踏でもないのに,聞こえない。T-01Aの着信音は,最大に設定しても,屋外では雑踏でもないのに,聞こえない。オーディオドライバを入れると少しは大きくすることができるのだが改善にはならない。

【受話品質】
実際に様々な電波状況下で通話してみて比較をするべきでなので,このセクションは,そのたびに更新しようと思う。
●天気予報音声を聞いてみると
天気予報の音声は,端末によって差が出るので,受話音質を試験するのに使える。T-01Aは,音量を最小にしても最大にしてもいづれにおいても歪んでしまって聞き取れないところが多発する。HT-03AはT-01Aとは全然違っていて,全部ちゃんと聞き取れる。ちなみにNOKIA端末にFOMA SIMを入れたE61とNM706iもHT-03Aと同様に全部聞き取れました。更にソフトバンクSIMを入れた705NK(NOKIA N73)もHT-03Aと同様に全部聞き取れました。T-01Aだけダメ。

【オフフック/オンフック】
電話がかかってきたら通話ボタンを押して通話する。通話が終わったら終話ボタンを押す。これってあたりまえの動きですね。HT-03Aには,物理的に通話ボタン並びに終話ボタンが備わっていますので,あたりまえに使えます。T-01Aには,この種の物理的なボタンがありませんが,液晶の下部に通話と終話の記号が印刷されていてここを押すことになっています。このボタンエリアが指の腹でも押せれば,あたりまえに使えるのでしょうけれども,ボタンエリアをめがけて爪の先端でエイヤと押すかスタイラスペンの先で押してやらねばなりませんから,およそ電話端末とは呼べないのではないかと思います。T-01Aでもっと困る事があります。それは,メモリ電話帳から電話をかける場合,通話ボタンと終話ボタンの位置が同じことです。通話中は,終話というボタンになります。たとえば,電話帳を一行間違えて通話ボタンを押しちゃったときは,あわてて終話ボタンを押すわけですが,処理速度が遅くてなかなか終話にならないため,も一度終話ボタンを押しちゃいますよね。すると少しして通話になっちゃうわけです。なので,切らなくちゃと考えてあわてて,また終話ボタンを押すわけです。すると通話になっちゃうわけです。もう,どうなってんだこれ,てなイライラで大不都合があるわけです。通話ボタンと終話ボタンとが同じ位置にあり,現在のモードによってボタンの表示が通話になったり終話になったりする,これは,基本設計のまずさが露呈している代表例みたいなもんです。だからWindows Mobileフォンは,電話として使いづらいのです。

【SPモード】(2010-12-05追記)
 ドコモショップにてSPモードを契約しようと,HT-03Aなのですがと言うと,できないとの返事がありました。moperaUスタンダード契約のときには,moperaのメールアドレスが利用できなくなるというだけで,その他の技術的制約は無いので,想像するにショップにより対応が異なるのではないかと思われますな。ドコモが,SPモード用docomoドメインメール専用アプリをHT-03Aで動作しないように作っているので,HT-03AではSPモードが使えないと,ばっさり切り捨てているわけですな。
 ドコモショップにてSPモードを契約しようと,T-01Aなのですがと言うと,はい,できますとの返事がありました。ただし,Windows Mobile 6にアップデート済みであることが必要で,尚且つmoperaUスタンダード契約のときには,moperaのメールアドレスが利用できなくなりますのでご注意くださいと説明がありました。そして@docomo.ne.jpのアドレスがご利用できますとの説明が続きました。
 では,T-01AのWindows Mobile 6環境とSPモードメールアプリとの組み合わせでの使い勝手はと言いますと,これが駄目駄目駄目駄目でした。SPモードメールアプリの操作性は,XPERIAで使ってみましたがほとんどAndroid端末用のものと同じですが,Windows Mobile 6の通信環境の操作系とのユーザインタフェース連携の仕様のせいで,よくもまぁここまで使いづらくしてしまうことができるものかとあきれてしまいました。