イオシス秋葉原裏路地店で、籠の中にゴロゴロと大量のL-05A(本体のみ)がむき出して放り込まれていて、ひとつ税込み500円で売られていた。数年前は798円で売られていたこともあった。更に前、発売直後は契約込みで本体4,980円(当然新品だが)なんて時代もあったようだ。
でもこのL-05Aは、基本的に中古というかどこかで誰かが使い終わった物のはずなので、機能すればラッキーのはずなのだが、店員さんが「不良品でも返品できませんがよろしいですか。」と念を押してきた。それも仕方のないことかもしれない。なにせジャンクの意味も分からずジャンク屋へ買いに来る子供が増えているからだろう。とりあえず一つだけ買ってきた。
L-05Aには、3G及びGSMのデータ通信モードがあるが、LTE通信モードは無い。なので動画閲覧には向かないが普通にウェブで調べものやテキスト中心のメールをする程度ならば、今でも実用になるだろう。ちなみにカタログスペックは、下り/上り(FOMAハイスピード):7.2Mbps/5.7Mbps;下り/上り(FOMA):384Kbps/384Kbpsである。
L-05Aは、無線ルーターではなくて、普通のタイプAのUSBドングルなので、USBポート付きのノートパソコンでないと使えない。電源はパソコン本体からの供給となるし、無線ルーターにWiFi接続というのでないのでそのパソコンでしか使えないが、無線ルーターよりも小さくて軽い、というような特徴を特長だと思う場合にはUSBドングルタイプのデータ通信アダプタが便利である。
デバイスドライバ及び接続アプリをダウンロードするサイトのURLを以下に示す。Windows10の場合は、Windows8,8.1用でよい。
https://www.nttdocomo.co.jp/support/utilization/application/foma/utility/card/l05a/
ここからデバイスドライバ及び接続ソフトを頂いてきてノートパソコンにインストールする。インストールする際には、インストーラを管理者で起動しないと、本当に動かないので注意が必要。L-05Aを設定するには、このインストーラーで導入する接続アプリが必要。
IIJmioのデータ通信SIMを入れたので、下記の設定を行った。
ユーザー名 iij@mio
パスワード iij
ダイヤル *99***2#
登録番号 cid=2
接続方式 PDP type IP
接続先(APN) iijmio.jp
優先ネットワーク 3G
ネットワーク検索 自動検索
ネットワーク情報 表示する
so-netのゼロSIMの場合の設定は次のとおり。
ユーザー名 nuro
パスワード nuro
ダイヤル *99***4#
登録番号 cid=4
接続方式 PDP type IP
接続先(APN) so-net.jp
優先ネットワーク 3G
ネットワーク検索 自動検索
ネットワーク情報 表示する
ゼロSIMでSpeedTestした結果は次のとおり。2月の日曜日午前中のある時刻での測定である。
設定のコツは、取扱説明書をよく読むこと。特に、66ページをよく読むこと。cid番号の選び方が次のとおり書いてある。「FOMA端末にはcid 1からcid 10までの登録番号があります。mopera Uまたはmopera以外のプロバイダの接続先(APN)は任意の番号cid 2, cid 4, またはcid 6~10が設定できます。」すなわち、cid 1, 3, 5 を上書きしてもダメだということ。
* * * * * * * * * * * * * * *
* * * * * * * * * * * * * * *
<以下は、2016-04-19に追記しました>
★MacBookProで使う方法
L-05Aは、LTEをサポートしておらず3Gだけなので、SIM契約がLTEを使用できるものであっても、物理的に高速通信ができません。だからイオシスで安く売っていたわけです。しかしその姿かたち及び色あいが、MacBookProのシルバーにとてもお似合いです。MacBookPro所有の知人に言ったら、かっこぅがいいじゃないかということで、知人は早速イオシスへ出かけたそうですが売り切れで入手はかなわなかったさうです。
MacOS 10.11 (EL Capitan)の場合、次のブログ「MacのELcapitanでL05Aを使ってネットに接続する(DTIのsimで)」がとても参考になります。
http://hollywis.hatenablog.com/entry/2016/01/22/140244
この記事を参考にして、小生は、0sim by So-net で設定することができました。
L-05AをMacBookProのUSBポートに挿しますと、しばらくするとデスクトップにCD-ROMが現れます。 このCD-ROMはL-05AがUSBメモリモードでデスクトップに出ています。このCD-ROMの中身はデバイスドライバインストーラーなのですが、古くてEL Capitanでは使えません。このCD-ROMをアンマウントすることによってL-05Aがモデムモードになります。モデムモードにしてから、メニューバーの右の方にメニューエクストラがあります。メニューエクストラの中にモデムアイコンがあります。そこをクリックするとメニューアイテムがペロッと垂れ下がりますから、そこにある「接続」を選択すると接続手順が始まります。
とまぁこういう手順になるわけですが、CD-ROMをアンマウントしたり、メニューエクストラからモデムの接続を選んだりと、手順が多いといえば多い、面倒といえば面倒ですが、そんなこと鯛したことではないといえば鯛したことではないかもしれない。そうだ!という思いつきで、この面倒といえば面倒な手順を AppleScript にしてちょっと勉強にしてみようと・・・
生まれて初めて AppleScript を書きました。GoogleくんにAppleScriptをキーワードに諸先輩のブログを読み漁って、なんとなくこんなふうにするのね~という勘所でこれくらいなら書けるんですね。単なるシェルスクリプトよりも OS の機能や Application の機能に立ち入ってスクリプトを書けるのは便利だなと思いました。
L-05AをMacBookProのUSBポートに挿入すると、USBメモリモードのCD-ROMは /Volumes フォルダの下に DOCOMO という名前のフォルダとしてマウントされます。L-05Aを抜き去るとDOCOMOというフォルダは消滅します。だからDOCOMOというフォルダの存在をチェックしてやればいい。
システム環境設定で作成したL-05Aという構成には電話番号不要です。なぜならば3G接続なのでAPNを設定するからです。小生のは 0sim by So-net なのでアカウント名は nuro で パスワードも nuro です。ここの詳細設定のモデル設定の「製造元」は一般、「機種は」GPRS(GSM/3G)、「APN」は so-net.jp です。CIDは1で構いません。DNS, WINS, プロキシ, PPP はいじりません。
でもこのL-05Aは、基本的に中古というかどこかで誰かが使い終わった物のはずなので、機能すればラッキーのはずなのだが、店員さんが「不良品でも返品できませんがよろしいですか。」と念を押してきた。それも仕方のないことかもしれない。なにせジャンクの意味も分からずジャンク屋へ買いに来る子供が増えているからだろう。とりあえず一つだけ買ってきた。
L-05Aには、3G及びGSMのデータ通信モードがあるが、LTE通信モードは無い。なので動画閲覧には向かないが普通にウェブで調べものやテキスト中心のメールをする程度ならば、今でも実用になるだろう。ちなみにカタログスペックは、下り/上り(FOMAハイスピード):7.2Mbps/5.7Mbps;下り/上り(FOMA):384Kbps/384Kbpsである。
L-05Aは、無線ルーターではなくて、普通のタイプAのUSBドングルなので、USBポート付きのノートパソコンでないと使えない。電源はパソコン本体からの供給となるし、無線ルーターにWiFi接続というのでないのでそのパソコンでしか使えないが、無線ルーターよりも小さくて軽い、というような特徴を特長だと思う場合にはUSBドングルタイプのデータ通信アダプタが便利である。
デバイスドライバ及び接続アプリをダウンロードするサイトのURLを以下に示す。Windows10の場合は、Windows8,8.1用でよい。
https://www.nttdocomo.co.jp/support/utilization/application/foma/utility/card/l05a/
ここからデバイスドライバ及び接続ソフトを頂いてきてノートパソコンにインストールする。インストールする際には、インストーラを管理者で起動しないと、本当に動かないので注意が必要。L-05Aを設定するには、このインストーラーで導入する接続アプリが必要。
IIJmioのデータ通信SIMを入れたので、下記の設定を行った。
ユーザー名 iij@mio
パスワード iij
ダイヤル *99***2#
登録番号 cid=2
接続方式 PDP type IP
接続先(APN) iijmio.jp
優先ネットワーク 3G
ネットワーク検索 自動検索
ネットワーク情報 表示する
so-netのゼロSIMの場合の設定は次のとおり。
ユーザー名 nuro
パスワード nuro
ダイヤル *99***4#
登録番号 cid=4
接続方式 PDP type IP
接続先(APN) so-net.jp
優先ネットワーク 3G
ネットワーク検索 自動検索
ネットワーク情報 表示する
ゼロSIMでSpeedTestした結果は次のとおり。2月の日曜日午前中のある時刻での測定である。
設定のコツは、取扱説明書をよく読むこと。特に、66ページをよく読むこと。cid番号の選び方が次のとおり書いてある。「FOMA端末にはcid 1からcid 10までの登録番号があります。mopera Uまたはmopera以外のプロバイダの接続先(APN)は任意の番号cid 2, cid 4, またはcid 6~10が設定できます。」すなわち、cid 1, 3, 5 を上書きしてもダメだということ。
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<以下は、2016-04-19に追記しました>
★MacBookProで使う方法
L-05Aは、LTEをサポートしておらず3Gだけなので、SIM契約がLTEを使用できるものであっても、物理的に高速通信ができません。だからイオシスで安く売っていたわけです。しかしその姿かたち及び色あいが、MacBookProのシルバーにとてもお似合いです。MacBookPro所有の知人に言ったら、かっこぅがいいじゃないかということで、知人は早速イオシスへ出かけたそうですが売り切れで入手はかなわなかったさうです。
MacOS 10.11 (EL Capitan)の場合、次のブログ「MacのELcapitanでL05Aを使ってネットに接続する(DTIのsimで)」がとても参考になります。
http://hollywis.hatenablog.com/entry/2016/01/22/140244
この記事を参考にして、小生は、0sim by So-net で設定することができました。
L-05AをMacBookProのUSBポートに挿しますと、しばらくするとデスクトップにCD-ROMが現れます。 このCD-ROMはL-05AがUSBメモリモードでデスクトップに出ています。このCD-ROMの中身はデバイスドライバインストーラーなのですが、古くてEL Capitanでは使えません。このCD-ROMをアンマウントすることによってL-05Aがモデムモードになります。モデムモードにしてから、メニューバーの右の方にメニューエクストラがあります。メニューエクストラの中にモデムアイコンがあります。そこをクリックするとメニューアイテムがペロッと垂れ下がりますから、そこにある「接続」を選択すると接続手順が始まります。
とまぁこういう手順になるわけですが、CD-ROMをアンマウントしたり、メニューエクストラからモデムの接続を選んだりと、手順が多いといえば多い、面倒といえば面倒ですが、そんなこと鯛したことではないといえば鯛したことではないかもしれない。そうだ!という思いつきで、この面倒といえば面倒な手順を AppleScript にしてちょっと勉強にしてみようと・・・
生まれて初めて AppleScript を書きました。GoogleくんにAppleScriptをキーワードに諸先輩のブログを読み漁って、なんとなくこんなふうにするのね~という勘所でこれくらいなら書けるんですね。単なるシェルスクリプトよりも OS の機能や Application の機能に立ち入ってスクリプトを書けるのは便利だなと思いました。
L-05AをMacBookProのUSBポートに挿入すると、USBメモリモードのCD-ROMは /Volumes フォルダの下に DOCOMO という名前のフォルダとしてマウントされます。L-05Aを抜き去るとDOCOMOというフォルダは消滅します。だからDOCOMOというフォルダの存在をチェックしてやればいい。
システム環境設定で作成したL-05Aという構成には電話番号不要です。なぜならば3G接続なのでAPNを設定するからです。小生のは 0sim by So-net なのでアカウント名は nuro で パスワードも nuro です。ここの詳細設定のモデル設定の「製造元」は一般、「機種は」GPRS(GSM/3G)、「APN」は so-net.jp です。CIDは1で構いません。DNS, WINS, プロキシ, PPP はいじりません。