折りたたみミニベロ(RENAULT LIGHT 8)で第21回新春藤沢江の島歴史散歩「藤沢七福神めぐり」をしてまいりました。パンフレット(藤沢七福神めぐりスタンプラリー参加用紙)では、公共交通機関及び徒歩を前提にしたモデルコースの紹介があり約3時間程度だと目安が出ています。RENAULT LIGHT 8 は、14インチタイヤでシングルギアであることから、瞬間25km/h走行することもありますが5km/h〜10km/h程度の走行になり、ゆるゆるのポタリングです。9時頃出発して、それぞれ寺社でパンフレットのご案内に従って(参拝してからスタンプを押す)まわり、12時少し前に食堂へ入るという時間配分になりました。ロードバイクやクロスバクなど RENAULT LIGHT 8 よりも走行性能の高い機材を利用すれば、もう少しくらいは移動時間を短縮できて参拝に時間をかけることができるかもしれません。
起点と終点は国道1号線の羽鳥交番前とし、次の順番で巡りました。めぐる先にはゴム印が設置してあります。押印用に色紙(400円?)の販売もありますが、小生は、藤沢七福神めぐりスタンプラリー参加用紙を使いました。
養命寺・布袋尊 不老長寿無病息災の神(城南4-10-35)
白旗神社・毘沙門天 知恵と勇気の守り神(藤沢2-4-7)
常光寺・福禄寿 幸福財宝長寿の神(本町4-5-21)
諏訪神社・大黒天 富貴長寿の神(大鋸3-7-2)
感応院・寿老人 長寿の神(大鋸2-6-8)
皇大神宮・恵比寿 商売繁盛の神(鵠沼神明2-11-5)
龍口寺・毘沙門天 知恵と勇気の守り神(片瀬3-13-37)
江島神社・弁財天 商売芸能の神(江の島2-3-8)
全てをめぐってスタンプを押したら、最後に藤沢観光センターに寄って完歩印をいただき開運干支暦手拭を100円(通常200円)で入手するという段取りです。
めぐった道筋
めぐる道筋の作り方とナビゲーションのやり方
訪問する寺社の位置をGoogleマップで確認して、Garmin BaseCamp (無料のOpen Street Mapを導入済)にウェイポイントを設置しました。
出発地点を決めて、そこから全てのウェイポイント(スタンプラリー対象の寺社)を一筆書きでつなげることができそうな道をGarmin Base Campの地図で作り、GPXファイルでエクスポートします。
そのGPXファイルをメール添付してiPhoneで受け取ります。
iPhoneでナビゲーションに使ったのは GMapTools という無料アプリです。いつもはGarmin eTrex 30x を使うのですがiPhoneだと使い勝手はどうなのかを試してみたかったのです。
GMapToolsにはGPSロガー機能が無いので ZweiteGPS というアプリをiPhone App Storeから購入しました。
念のため左手首に Garmin vivoactive HR-J をつけておきました。
Garmin eTrex 30x は単三電池(小生はエネループを使用)で25時間稼働することと分厚い手袋をしていても完璧に操作できる操作性、直射日光下でもクッキリ画面上の地図と文字が見えること、地図データベースを内蔵SDカードに全部格納しているのが魅力ですが、画面がQVGAとiPhoneに比較すると小さいこと及び遠くの場所の地図を見る時の画面スクロールがとても遅いことが裏返しの玉に傷でした。今回は、市街地なので電波が圏外になることがないので、iPhoneでオンライン地図使用という形態は無問題(林道を含むサイクリングなど山中だとそうはいきません)でした。iPhoneは画面が広くて見やすいしスクロールも比較的とても早くて快適でしたし、eTrex30xには負けますが昼間でもそこそこ画面上の表示は見えました。ただし、常に画面オンで明るくしておくので外部電池必須(今回は5000mAhの電池をつないたままにしましたところ最初から最後までiPhoneは100%充電状態が維持されていた)でした。天気の悪い日はサイクリングしない方針ですが、いざという場合には、eTrex30xはヘビーデューティーな防水性能なので安心ですが、iPhoneは機種にもよるでしょうけれど配慮が必要になるんだろうと思います。ちなみに、小生が今回使用したのは iPhone5 (iOS 9.1)です。So-netの0simを入れて使いましたが、3時間ずっと稼働させたままで、約15MBの消費でしたので、1時間で地図データ5MB程度になるのだろうと思われます。ただし参拝中及び食時中など移動していない時間は地図データのダウンロードもないはずなので見積もりは目安。いずれにせよこれなら499MB以下(基本料0円追加パケット料金なし)に収まりそうですから、古い iPhone をサイクリング用のナビ及びGPSロガーとしての実用的な活用法のひとつになるかもしれません。
iPhone5をGPSナビとして利用した場合、画面が広くて地図のスクロール反応は良いのですが、現在位置の反映が遅れる傾向があることに気づきました。この傾向があるため、道を折れる時期を逸してしまう状況が頻発するということです。あまり道を折れないコース取りの時には全く問題は生じません。eTrex 30x の場合には、現在位置の反映はiPhone5よりも即時的でしたので、iPhone5よりもeTrex 30xの方が実用的だと思います。
養命寺・布袋尊
白旗神社・毘沙門天
常光寺・福禄寿
諏訪神社・大黒天
感応院・寿老人
皇大神宮・恵比寿
龍口寺・毘沙門天
江島神社・弁財天