文珠川慧久の道楽帳2

turezure naru mama ni

★16★ Nokia E61 の無線LANホットスポット(Pocket WiFi)化

2011-10-16 | Weblog
小生のE61は、SIMフリーのスタンダードバージョンだが、705NK(Nokia N73)の遺伝子を移植して、ほとんどX01NK化してある。User Agent Nameを設定し、MMSアクセスポイントの情報を設定してあるので、SMSだけでなくMMSもOKになっている。また、動きのある絵文字もOKにしてある。WEPのアクセスポイント情報を設定してあるので、キーボードのpを長押しすれば、標準ブラウザが起動してYahoo!ケータイのトップページが表示される。ただし、フルブラウザの検索テキストボックスに全角文字を入力して検索ボタンを押すと、ブラウザが狂い始めてしまい、文字化けが始まり、そのうちブラウザが落ちてしまう。こうなってしまうと、他の機能も動きが変になる為一旦電源をOFFせざるを得ない状況になる。また、メールの題名に使われた絵文字も表示されるが、メール題名リスト表示のときだけは、絵文字が表示されないという不都合がある。この二つは、どうやら基本設計によるところらしいので直す方法は無いらしい。この二つの不都合を我慢すれば、機能的には満足のいく端末であるし、なによりもE61の金属製の筐体から来る質感の良さがいいのだ。E61のCPUは、昨今のAndroid端末に採用されているようなパワーは無い為、それらAndroid端末に比べると、ブラウザのレスポンスやメールの画面表示速度が遅い。昔の物だから仕方が無いだろう。

E61をPCのモデムとして利用し、ソフトバンクの3Gパケットデータ通信を利用するには、アクセスインターネットという名称のAPNを用いる。その設定情報は次のとおりである。下記の情報で、接続設定→アクセスポイント、を作成する。このアクセスポイントを利用した場合のパケット料金は、従量制である。

接続名: Access Internet
データベアラ: パケット接続
アクセスポイント名: softbank
ユーザ名: ai@softbank
パスワード確認:いいえ
パスワード: softbank
認証:標準
ホームページ:なし

前置きが長くなったが、本日のお題は、E61にインストールできるJoikuSpotというアプリである。このアプリは、E61が提供するパケットデータ通信接続をWiFi接続として提供する。すなわち、E61を、有名になったイーモバイル社のポケットWiFiという端末と同じ機能を提供するデバイスに化けさせるのである。JoikuSpotは、上記のAccess InternetとWiFiとを橋渡しする。USB接続やBluetooth接続は提供されない。JoikuSpotの設定は次のとおり。

ネットワーク名: E61
アクセスポイント: Access Internet
802.11チャネル:自動
暗号化:WEP共有
暗号化キー種:ASCII
暗号化キー長:64ビット
暗号化キー:12345
バッテリー限界値設定:一番左でよい
ゲートウエイのIPアドレス: 192.168.2.1

PCとE61とのWiFi接続は、アドホックモードとなるので、Windowsの場合はアドホックモードでネットワーク接続を作る必要がある。Mac OSの場合は、気にしないで接続できる。

JoikuSpotの存在は、何年も前から知っていたが、試したところその当時機能しなかった。何年も経過しているので、再び試そうと、JoikuSpotのサイトを訪ねたところ、安売り中で、9ユーロ(PayPal決済で955円)だったので、試用版を無視していきなり購入することにした。後で知ったが、どこかのサイトで、日本語版が2,500円で販売されているらしい。小生は未確認。
http://www.joiku.com/

追伸:
JoikuSpotの3Gパケット網の接続先には、いろいろあり、Access Internet PlusというAPNもあるのだが、こちらはテザリングしてはいけないようなので、JoikuSpotには、Access Internetでよい。

接続名: Access Internet Plus
データベアラ: パケット接続
アクセスポイント名: plus.softbank
ユーザ名: plus
パスワード確認:いいえ
パスワード: softbank
認証:標準
ホームページ:なし

au SIMの海外ローミング使用

2011-10-08 | Weblog
auのSIMを海外で利用できる3Gのケータイへ挿して韓国で使うことができた。
auのSIMをNOKIA 3120classicに挿してできることは、通話のみである。SMSはできないし、メールもできないし、インターネット接続もできない。

auのSIMは、もともとS002にささっていたものである。S002という端末は日本国内ではauに、海外では第二世代のGSMに対応したものである。

韓国で使えたのは、NOKIAの3120classicという端末で、GSMとUMTS(3G)に対応している。私のNOKIA 3120classic端末は、シンガポールのシムリンセンターで購入したもので、台湾語バージョンなので、日本語の漢字及び平仮名カタカナ及び記号が表示可能である。すなわち、日本語のSMSを読めるということである。auのSIMをNOKIA 3120classicに挿してしばらくすると、00610000008というところからSMSが来た。その後も頻繁にこのSMSが来た。一日に6通くらい来たが、このSMSを開こうとするとUnsupported message type. Delete message?と聞かれて、Yes/Noしか選択肢が無い。DocomoのSIMに交換して、このSMSを開こうとしたが結果は同じであった。