文珠川慧久の道楽帳2

turezure naru mama ni

XPERIA Z Ultra (Model: C6833) プラスエリア化及びエリアメール対応の「みおふぉん」にする

2015-09-23 | Android
第4版 2015-09-23 災害用キットの動作確認できました
第3版 2015-05-03 DIAGモード突入のコツ追加
第2版 2015-04-12 エリアメール(緊急地震津波警報)受信機能追加
第1版 2015-03-28 主にプラスエリア化

XPERIA Z Ultra (Model: C6833) をプラスエリア化及びエリアメール対応にする際に、最も頼りにするべきブログは下記だと思います。
THE BOOLEE STREET: http://booleestreet.xii.jp/archives/8826


(1) SDK, Device Driver 等すべての環境設定済みにしておく。


(2) root化

【Xperia】各機種ワンクリックroot取得【NX/acro HD/GX/SX ~ Z2/A2 等】
http://cubeundcube.blogspot.jp/2014/07/xperiarootgx-z2a2.html
でうまくいきます。


(3) TAパーティションのバックアップ作業

[Xperia Z3 Tablete Compact SGP621をroot化した]
http://booleestreet.xii.jp/archives/8874
を参考にすればうまくいきます。
TAパーティションをバックアップしておくと、bootloader unlock したあと、必要に応じて re-lock できます。
TAパーティションをリストアすることで、bootloader が re-lock されます。ちなみにこれでDRMキーも元に戻ります。


(4) ドコモ3G(WCDMA)のプラスエリア化

[Xperia Z2 D6503]プラスエリア化してみた。(LTE、3G)
http://booleestreet.xii.jp/archives/8301
Xperia Z Ultra(C6802) エリアプラス対応
http://ameblo.jp/kamekame1980/entry-11677492657.html
[LTE Band19 海外版XperiaのNTTdocomoプラスエリア(800MHz)対応化について]
http://andmem.blogspot.jp/2014/12/international-xperia-nttdocomo-plusarea-band19.html
[Xperia Z Ultra ( C6833 ) をプラスエリア化する]
http://nakayan.jp/14162.html
を参考にして進めるとうまくいきます。
もと(不揮発メモリアドレス 1877 の値は 562950069289856)が以下のとおりの状態です。
 [Bit_07] GSM DCS 1800 band
 [Bit_08] GSM Extended GSM (E-GSM) band
 [Bit_09] GSM Primary GSM (P-GSM) band
 [Bit_19] GSM 850 band
 [Bit_21] GSM PCS 1900 band
 [Bit_22] WCDMA Band I - EUROPE JAPAN & CHINA IMT 2100 band
 [Bit_23] WCDMA Band II - US PCS 1900 band
 [Bit_25] WCDMA Band IV - US 1700 band
 [Bit_26] WCDMA Band V - US 850 band
 [Bit_49] WCDMA Band VIII - EUROPE & JAPAN 900 band
やるべきことは、ここへ Band 6 (UMTS800 いわゆる Japan 800: (830~840 / 875~885))を追加することです。
Band 6 は [Bit_27] WCDMA Band VI - Japan 800 という項目です。
不揮発メモリアドレス 1877 の値を 562950203507584 に設定するということ。


(5) ドコモ4G(LTE)のプラスエリア化

[Xperia Z Ultra C6833]band19 LTE プラスエリアの覚書]
http://booleestreet.xii.jp/archives/8826
に従って進めるとうまくいきます。
不揮発メモリアドレス 06828 のもとの値は、Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 20 が有効ということで 524511 でした。
LTE Band 1, 3, 4, 8, 19 を有効にするにはこの値を 262285 に設定します。
 LTE BAND#
 =========================================
 2 2 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0
 1 0 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 9 8 7 6 5 4 3 2 1
 =========================================
 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 1 1 1 1 1 524511 もとの値
 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 1 1 1 1 1 262144 (Band 19 だけ有効に)
 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 1 0 1 262285 (band1、band3、band4、band8、band19)
 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 262149 (Band:1/3/19のみを有効に)
 =========================================
[NOTE1]
EXPANSYSで購入したXperia Z Ultra (C6833)のrootをとっただけで、bootloader unlock は行わないで、3Gのプラスエリア化までは円滑に進みました。ところが、4Gのプラスエリア化ができませんでした。具体的には不揮発メモリアドレス 06828 へ 262144 を設定して Band 19 だけ有効にすると、圏外になってしまいました。そして、不揮発メモリアドレス 06828 へ 262149 を設定して Band 1, 3, 19 のも有効にすると10秒くらいでしょうか周期的に圏外になるように症状が変わりました。
[NOTE2]
教科書として参考にさせていただいた [Xperia Z Ultra C6833]band19 LTE プラスエリアの覚書]には、bootloader unlock 不要だけど root化は必要と書かれていましたが、とりあえず bootloader unlock してから、もう一度 LTE のプラスエリア化の手順を踏んだら、値を設定しても圏外になることがなくなりました。ただし、bootloader unlock したからできたのではなくて、その際に発生する端末のリセットが利いたのかもしれませんが原因は不明です。ちなみに、bootloader unlock は、以下のブログを参考にすればできます。
http://androidaily.blog.fc2.com/blog-entry-1.html
[NOTE3]
ご参考:LTEバンド
http://www.wdic.org/w/WDIC/LTE%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89
http://www.mvno-navi.com/docomo-mobile-terminal-lte-band
http://www.mvno-navi.com/au-mobile-terminal-lte-band
[NOTE4]
THE BOOLEE STREETを緻密に拝読させていただけば、DIAGモードに突入できますが、念のために、DIAGモードにする際のことにここで再び触れておこうと思います。
C:\Program Files (x86)\Qualcomm\QPST\bin\RF_NV_Manager.exe
というコマンドでRF NV Managerを開いて不揮発メモリのレジスタ値を変更するには、XPERIA本体をDIAGモードにしなければなりません。それには、THE BOOLEE STREET ブログ様に書かれているとおり、adb shellでsuしてDIAGモードに入れるコマンドを打ちます。
>adb shell
$su
#setprop persist.usb.eng 1
です。
こうしておいてからXPERIAの設定で、USBデバッグ□にチェックをON/OFF/ONしてやります。Windows側では、デバイスマネージャーのモデムのところにHTC CorporationがあればDIAGモードに入っていると確認できます。


(6) 現在つかんでいるバンドを数値表示する機能 (Tech Mode by Sony)をゲットするため純正UK版のROMを焼く

Tech Mode by Sony という機能があり、これを使うと端末単体で、現在つかんでいるWCDMA及びLTEのバンドを数値表示できます。
この機能があれば、プラスエリア化が機能しているかどうか、端末単体でも確認ができるというわけ。
この機能はバンド番号を表示するのではなくARFCNとかERFCNといったパラメタの値を表示するので、その数値をバンド番号に変換する必要があります。変換機能を提供しているウェブサイトもありますしAndroidアプリもあります。
この機能は、電話アプリから *#*#386#*#* 又は *#*#585*0000#*#* をダイヤルすることで発動します。
ちなみに、小生がEXPANSYSから購入したグローバル仕向け XPERIA Z ULTRA (C6833)のROM Versionは、1274-8613_R8C で Hong Kong 仕向け(Customized HK)Release 14.4.A.108 ですが、この機能は発動いたしませんでした。

[Xperia Z3 Compact D5833 掴んでいる周波数を確認できるようになったらしい]というブログ(URLは下記)を拝見すると、AndroPlusさんのサイトから、band.apk、TechMode.apk、techmode.zip をダウンロードしてきてしかるべく(必要なファイルを/system/app、/system/framework、/system/etc/permissionsにコピー、permissionを「644」に、Dalvik-cache 消去) Xperia Z3 Compact (D5833) ビルド番号23.0.A.2.93 に対して導入することでこの機能を追加できたと記されていた。
http://booleestreet.xii.jp/archives/8575
小生は、Xperia Z Ultra (C6833)へ同じことをやってみましたが機能しませんでした。

[Xperia Z1 CompactでTech Mode by Sonyを使う]というブログ(URLは下記)を拝見すると、Xperia Z1 (C6903)、Z1 Compact (D5503)、Z Ultra (C6833)など、Xperia Z1シリーズで Tech Mode by Sony を使う方法が紹介されています。要するに、14.4.A.0.108 以降の Customized UK の ROM (ftfファイル)を焼くだけだそうです。デフォルトで Techmode.apk が入っているので、電話アプリから *#*#386#*#* 又は *#*#585*0000#*#* をダイヤルすれば Tech Mode by Sony が立ち上がるそうです。電話アプリからいちいち入力が面倒な方は、バンド確認(band.apk)というアプリをインストールすれば一発でOKです。
http://hanpenx914.blogspot.jp/2015/02/z1-techmode.html


XperiFirm ソフトウェアを使い、押っ取り刀で Customized UK 14.4.A.0.108 のファイルをダウンロードし、FlashToolでftfファイルを作りました。ちなみに、XperiFirm (ver 3.6a)は下記URLからダウンロード。
http://forum.xda-developers.com/crossdevice-dev/sony/pc-xperifirm-xperia-firmware-downloader-t2834142/
Customized UK の ROM は下記の通り。
 1275-6410
 United Kingdom
 Customized UK
 14.4.A.0.108 / R4C

FlashTool で XPERIA Z Ultra C6833 へこのROMを焼いてみました。ただし、DATAのwipeは外し、PARTITION, TA, BASEBANDをexcludeしときました。以下その成果をTech Mode by Sonyを発動させた画面キャプチャーとして掲載します。EARFCNの値から実際のバンド番号などの情報を計算してくれるアプリ(EARFCN Calculator)がありますのでこちらもインストールしておくと便利です。


EARFCN = 6100
バンド19(Japan 800 MHz upper)をつかんでいるところ


EARFCN = 1849
バンド3(1800 MHz)をつかんでいるところ


EARFCN = 252
バンド1(2100 MHz)をつかんでいるところ



(7) また root化 です

root化してSuperSUを更新してBusyBoxをインストールして再起動。電話アプリから *#*#386#*#* 又は *#*#585*0000#*#* をダイヤルしたら Tech Mode by Sony が立ち上がりました。


(8) TAパーティションをリストアします

[Xperia Z3 Tablete Compact SGP621をroot化した]
http://booleestreet.xii.jp/archives/8874
を参考にすればうまくいきます。これで bootloader はロックされました。
Bootloader含めて純正ROMなのでbootloaderがロックされていても問題ありません。
ただし、root化されているので、いろいろといじくりまわしているうちに文鎮化させてしまうリスクが伴いますので、救済の道としては bootloader がアンロックされていた方が fastboot で起動できる道を確保できるので好ましいらしい。(勉強不足で確証なし)


(9) Dual Recovery のインストール

TWRP及びCWMを両方しかもbootloaderロック状態で使えるようにします。
ZU-lockeddualrecovery2.8.3-RELEASE.installer.zip をインストール。
http://nut.xperia-files.com/
それから、どのリカバリをプライマリにするかとかRecoveryを起動させるなどのために、NDR Utilsというアプリをインストールするととても便利です。GooglePlayStoreにあります。


ちなみに、上記は Android 4.4.4 できちんと動作いたしますが、古いバージョンのDual Recoveryだと /system をマウントできない病の症状が出るそうです。たとえば、
XZU-recovery4-Windows.zip
は、Android 4.4.4 だと /system をマウントできない病。
Android 4.2 に対応して病気を抑えこんだパッチ済みの CWM6-cDM_v2.5_vfix2.zip があり、こちらには病気の背景説明もありますので参考になります。
http://cubeundcube.blogspot.jp/2014/02/cwmandroid-43-xperiacwm6-cdm-v25-vfix2.html


(10) エリアメール追加(緊急地震津波警報受信機能の追加)

先達の「てくろぐ;IIJのエンジニアによる公式blog」というところに「IIJmioのSIMで緊急地震速報は受信できる?」という報告を見つけました。
URLはここです→ http://techlog.iij.ad.jp/archives/1193

ここに AreaMail_04.00.00001.apk という apk がありますから、それを /system/priv-app/ にコピーして再起動すればエリアメール受信機能がXPERIA Z Ultra (C6833)にも追加されます。なお、IIJのエンジニアによる公式blogの中で、エリアメールの仕組みを説明してくださっていて、とてもわかり易いかったです。
エリアメール機能はシステムアプリとしてodexとペアで提供されており、単純にドコモの機種から抜き出して他の機種へコピーしてもインストールも起動もできません。odexの意味については、このブログで先達が説明してくださっています。
URLはここです→ http://megane84.com/blog/2011/06/05/apk-odex-deodex-baksmali-class-dex/

この apk には、受信したエリアメールを読み出したり、警告音の設定などを行うためのユーザインタフェースがありませんので、Google Play から「ドコモ災害キット」というアプリをインストールします。これで緊急地震及び津波速報を受けることができるようになるらしい。(幸いなことに、現時点で未確認)

これがドコモ災害キットアプリのアイコンです。
   ↓


下はドコモ災害キットを起動したときの画面です。
   ↓


下はドコモ災害キットアプリのアプリケーション情報を表示させたところです。 /system/priv-app/ に入れたapkのバージョンが 04.00.00001 と表示されています。
   ↓

<2015-09-23追記> 
第4版 2015-09-23 災害用キットの動作確認できました
災害及びその警戒をしなければならない状況は、発生しない方がいいのですが、2015年9月10日に台風が来ました。この台風に関する警報が入電し着信音が轟きました。
IIJmioのSIMを入れたSIM Freeのスマホでも、ドコモ災害キットのapkをインストールしてあれば緊急通報を受け取ることができることを確認できました。

auスマホ端末 XPERIA VL (SOL21)を入手、mineo用に便利化

2015-08-23 | Android
<2015-08-02>初版
<2015-08-23>テザリングについて追記

★1★ XPERIA SOL21 の取扱説明書ダウンロードサイト
http://www.au.kddi.com/support/mobile/guide/manual/sol21

★2★ XPERIA SOL21 を最新版ROMにしておく
この機種は、2012年11月02日に発売された端末なので、2015年8月現在すでに3年近く経過している。
最新版ROMは、Android 4.1.2 ビルド番号 9.1.D.0.401 である。最新版にしても root 化できる。
最新版にする方法その1:設定→端末情報→ソフトウェア更新。
最新版にする方法その2:PC用のXPERIA向け管理ソフト「Sony PC Companion」で更新。

★3★ Xperia SOL21 の不具合を改善できるかもしれない設定(root不要)
次のURLを参照し、root権が無くても普通に設定を調整するだけで Xperia SOL21 の不具合の対策になるかもしれないらしい。
http://smhn.info/201301-xperiaax-v-bug
不都合とは、たとえば、通知バーのトグルスイッチ等が全て消えて真っ黒になったり、動画撮影がガクガクだったり、検索ウィジェットが文字入力中に落ちたり、Walkmanアプリが音楽再生中に落ちたり、挙動が不安定になったり、といった症状だそうです。通知バー真っ黒という症状及び不安定な挙動など、症状のうちいくつかが、ある程度緩和するらしい。
度重なる不具合  それでも「XPERIA AX」「XPERIA VL」を使い続けるために:
http://smhn.info/201302-xperiaax-xperiavl-so01e-sol21
紹介されている一例で小生が実施した項目:
 - microSDカードの初期化
 - 開発者オプションをONする
 - バックグラウンドプロセスの上限→プロセスの上限:1 にチェック
 - GPUレンダリングを使用 からチェックを外す
 - ウィンドウアニメスケール→アニメーションOFF
 - トランジションアニメスケール→アニメーションOFF

★4★ XPERIA SOL21 用の最新ROMファイルの入手
Sony PC Companion を利用すれば本体のAndroid OSを最新化できるが、FlashToolというツールでtftファイルを書き込めるように、最新ROMファイルを手元に置いておくのが安心である。 XperiFirm というソフトウェアを利用して最新のROMファイルを入手することができる。
XperiFirm_4.7.3_(by_Igor_Eisberg).zip

★5★ root取得
下記のURL「Xperia VL (9.1.D.0.401) ワンクリックroot化」が参考になる。
http://melancholyofishikazu.blog91.fc2.com/?no=89
rootkitVL_JB_0_401.zip というツールをPCで動かしてroot化できる。
便利な framework パッチとして CubeMode for VL が紹介されている。このパッチは、xposedと両立するが、別の機能拡張やシステム改造の結果で何か不都合が生じたときに、リセットで復帰しないという不便がある。そんな不便は、よっぽどシステムを改造しまくらない限り発生しないのだろうと思うが、小生は何度かあった。

★6★ カスタムリカバリの導入
下記のURL「【CWM】ClockworkMod-Based Recovery with cray_Doze Mod for Xperia v2.5」が参考になる。
http://cubeundcube.blogspot.jp/2013/07/cwmclockworkmod-based-recovery-with.html
CWM6-cDM_v2.1.zip というツールをPCで動かしてXperia SOL21へCWMを焼く。

★7★ rootならではの拡張
 xposedが便利である。小生は下記を入れた。
   Complete Action Plus
   DonkeyGuard
   DoubleTapToSleep
   Greenify
   MiniminiGuard
   Semc Camera Sound Patcher
   WedyMod-res

★8★ 起動時の動画を変更
 auのスマホ端末は、電源を入れるとauロゴ画面及びUSBカバーしなさい画面が出てきて、うっとおしい。この画像は、以下のファイルである。
/system/media/bootanimation.zip
このファイルを改造すればよいらしい。改造方法は、いろいろな先達がブログで紹介してくださっている。たとえば以下。
「androidの起動画面を超簡単に自作する方法(bootanimation)」
http://www.droidon.com/2012/04/androidbootanimation.html
 しかし、小生は、うまくいった試しがない。ちなみに、bootanimation.zip は無圧縮のzipファイルである。無圧縮のzipファイルは、7zip などのアプリケーションで作ることができる。
 小生は、Android 4.4.4 の bootanimation がわりと好きなのでそれにした。

★9★ 使わないアプリを削除してサクサク化
小生は、ROM toolbox Pro というAndroidアプリを購入し、アプリの削除や凍結などに利用している。もちろんrootアプリである。システムアプリを削除できる無料アプリや凍結できる無料アプリもある。
不要なものは全部消してしまいたいので、ついつい、消してはいけなかったのに消してしまったらしいことが原因らしい起動しないとかブートアニメーションの無限ループといった不都合に遭遇することが何度かあったので、なんとなく、消し過ぎにならないように、中途半端な気持ちを抑えている。
それでも、まったく使わないアプリが50個近くメモリー容量、CPU処理時間及び電池を浪費しているというのは全く意味が無く不合理的としか言いようがない。

アンインストールしたアプリは以下の通り。

ウィルスバスター
お買い物サーチ
じぶん銀行
スマホカバー
ニコニコ動画au
ビデオパス
らくらく無線スタートEX
安心アクセスfor Android
逆転裁判
au Cloud
auテレビガイド
Dolfin Browser for au
Friends Note
Global Passport
GREE
GREEマーケット
LOWSON
LISMO Book Store
LISMO Player
Music Unlimited
Navitime for au
NFCタグリーダー
NFCメニュー
SATCH
TOLOTフォトブック
Video Unlimited
PlayMemory Online
Play Now
Photo Album

そして、凍結無効化したアプリは以下の通り。

うたパス
コンディションレコーダー
店頭用デモ
auかんたん設定
au ID設定
au Market
au Wi-Fi接続ツール
au ウィジェット(コミュニケ
au ウィジェット(ニュース)
au ウィジェット(フレンズシ
au ウィジェット(周辺情報)
au ウィジェット(天気)
au ウィジェット(auおすすめ
au お客様サポート
au スマートパス
Chrome
Eメール
Exchangeサービス
Gmail

とりあえずこのくらいであれば、消去したり凍結しても影響がない模様。まだまだ小生はシステムをrootで改造して遊ぶ予定なので、一度この状態で CWM でバックアップを作っておくことにした。もちろん、そのバックアップは、後ほど役にたったことは言うまでもない。更にその後、Google日本語入力だけあればよいので、POBoxを消し、外国語キーボード及び中国語キーボードを消したが、問題は出ていない。

★10★ au向け端末でmineo SIMも使える設定

au向け端末でmineo SIMを利用するには、「モバイルネットワーク設定→高度な設定」を行う必要がある。「高度な設定」でCPAにmineoのAPN情報を設定しなければならない。「LTE NET for DATA接続」ではなくて「CPA接続」の方である。そして、CPA設定を行ったあと「CPA接続」を有効「□」をチェックにする。

  APN   mineo.jp
  ユーザー名 mineo@k-opti.com
  パスワード mineo
  認証タイプ CHAP
  IPタイプ IPv4

こうすればmineo SIMでau向け端末を使えるのであるから、機能上の問題は無いのである。しかし、たとえば無線LAN接続をOFFしてLTE(CPA接続)へ切り替かわる際に、一呼吸置く感じになるため、切り替わりの性能上気持ちが悪いと感じてしまう、もちろん気にしなければそれまでの話である。更に、CPA接続していることを示すアイコン(上下に矢印が付いた形)が画面の左上隅に常に表示されると同時に、CPA接続しましたという通知情報が常に付いてくるのでうっとおしい。

★11★ auスマホのSIMロック
 auガラケー端末は、au SIMロックがかけられているが、auスマホ端末にはau SIMロックがかかっておらずauのキャリアーロックだけである。SIMロックと、ひとことで言われることがあるが、キャリアロック及びSIMロックがある、ざっくりこの2種類。キャリアロックというのは、auのSIMならどれでもauの端末で使えるというロック。auのSIMロックは、最初に端末へ入れた au SIM 以外受け付けないというロック。ガラケー端末の場合は、この au SIM ロックであるが、auのスマホ端末は、au SIM ロックは無くてキャリアロックのみである。例外はある。
 ちなみに、auガラケーのau SIMロックのリセットは有料である。だから、その分auガラケーの中古価格はdocomo及びsoftbankより安い。

★12★ XPERIA SOL21 はSIMロック解除するべきか
小生は、以下の理由で、SIMロック解除しないことにした。

(1)
SOL21の周波数帯対応
https://ja.wikipedia.org/wiki/SOL21
 Xperia VL (SOL21)が対応できる LTE バンドは 11 及び 18 だけ。バンド 18 は au で一番エリアの広いメイン周波数なので安心である。LTE の世界共通バンド1を使えないが、主たる使用場所が日本国内の au の LTE エリアなのであれば、でどうでもいいだろう。世界中で使えないと困る場合には、iPhone 6 を選べばよい。
(ご参考:小生の暮らす地域は、LTE バンド 1 圏外である。ちなみに、iPhone 5 は LTE バンド1は使えるがバンド 11 及び 18 を使えないので、au iPhone 5 は小生の暮らす地域で LTE 圏外である。こういうこともあるということであるとも言えるが、日本国中どこも似たようなものであるとも言えるかもしれない。)
 以下ご参考:
  au用端末の観点から見たLTEバンド
   1 (au, docomo, softbank 共通 2.1GHz)
   11 (au, softbank 共通 1.5GHz)
   18 (au専用 新800MHz)
   26 (au, docomo 共通 850MHz; 5/6/18/19を内包)
   28 (LOW:au, MID:docomo, HIG:softbank 共通 700MHz)
   42 (au, docomo, softbank 共通 3.5GHz)
  docomo用端末の観点から見たLTEバンド
   1 (au, docomo, softbank 共通 2.1GHz)
   3 (docomo, softbank 共通 1.8GHz)
   19 (docomo専用 800MHz)
   21 (docomo専用 1.5GHz)
   26 (au, docomo 共通 850MHz; 5/6/18/19を内包)
   28 (LOW:au, MID:docomo, HIG:softbank 共通 700MHz)
   42 (au, docomo, softbank 共通 3.5GHz)
  softbank用端末の観点から見たLTEバンド
   1 (au, docomo, softbank 共通 2.1GHz)
   3 (docomo, softbank 共通 1.8GHz)
   8 (softbank 専用 900MHz)
   11 (au, softbank 共通 1.5GHz)
   28 (LOW:au, MID:docomo, HIG:softbank 共通 700MHz)
   41 (softbank XGP (TDD), 2.5GHz)
   42 (au, docomo, softbank 共通 3.5GHz)
 以上のことからLTEバンドの 1, 3, 8, 11, 18, 19, 21, 26, 41 に対応する端末が存在すれば日本で最強と言えるだろう。ちなみに、iPhone6が対応するLTEバンドは 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 13, 17, 18, 19, 20, 25, 26, 28, 29, 38, 39, 40, 41 である。LTEバンド11及び21だけ除いてiPhone6は日本国内で運用されているLTEバンドにすべて対応できるから、SIMフリーのLTE無線対応端末として最も汎用性があると言えるだろう。

(2)
auが採用している3G通信方式は、いわゆる小文字のcdmaである。ドコモ及びソフトバンクが採用している3G通信方式、いわゆる大文字のWCDMAとは違うのである。au、ドコモ、ソフトバンク、みなLTEではデータ通信を行い3Gでは音声及びデータ通信を行う。auのLTEはドコモ及びソフトバンクと互換性があるが、3Gの互換性が無い。即ち、音声通話のために使う3G通信機能の有無がポイントである。Xperia SOL21 は、ドコモ及びソフトバンクと互換性のある3G通信機能を有していないので、SIMロック解除しても、それらの網に接続して通話することはできないという結論である。もちろんバンドさえ合致すればLTEの互換性は得られるが、Xperia SOL21 のLTEバンドは、11及び18なので、ソフトバンクの1.5GHzとしか互換性が得られない(かもしれないという)ことになる。
(3)
SIMロック解除コードの入力により、SIMロックを解除できるから、とても簡単なのであるが、コード生成ツールが転がっていれば無料だが、そういうツールはそこいらへんには転がって無いようなので、有料で入手せざるを得ないことになる。上記(1)及び(2)から分かるとおり、投資効果は実用的ではないだろう。

★13★ mineo契約SIMのスマホでも、おサイフケータイ、使える
mineoのホームページにあるQ&Aコーナーで”おサイフケータイ”を検索すると次の結果が出てくる。
 Q
携帯電話番号ポータビリティー(MNP)でmineoの回線に切り替えた後、引き続きおサイフケータイ(R)を利用できますか? 管理番号:4210191 最終更新:2015/05/11
 A
はい、おサイフケータイ(R)に対応している機種であれば引き続きご利用いただけます。
mineo回線切り替え後に、新しい端末にてご利用される場合は、切り替え前端末でのデータ移行操作が必要な場合がありますので、回線切り替えの前に、移行手順等をご確認ください。移行手順等は、ご利用中のおサイフケータイ(R)サービス提供元へご確認ください。
おサイフケータイ(R)お問い合わせ先一覧(mineoユーザーサポート)
http://support.mineo.jp/manual/osaifu.html

では、比較のため、IIJmioではどうか調べてみた:
 IIJmioのHPでは、IIJmio契約SIMのスマホでは、おサイフケータイが使えないと明記されている。IIJmioの説明によると、「おサイフケータイは、通信しており、チャージなどでインターネットを経由する場合に制限される場合がある。ドコモの『iD』は特に厳しい」と回答しているそうだ。現在は使えるサービスが将来的にも使えるとはいえずIIJmioとしての保証はできないとのことだそうだ。現時点においては、IIJmioとモバイルSuicaは、チャージ、オートチャージを含め問題なく利用できているそうだ。

★14★ おサイフケータイ
 XPERIA SOL21 に mineo SIM シングル(データ通信専用)を入れてある状態で、Play Store からEdyアプリとnanacoアプリをダウンロードし、それぞれのアプリを登録してアクティベーションすることができた。イトーヨーカドーへ行って nanaco チャージ機にかざしてみたところ読み取りができた。今度は、チャージしてみようと思う。同様に、オフィスビルの食堂にあるEdyチャージ機でも試してみる予定。
 次は、au 契約の iPhone5 の SIM と交換してみた。SIM カードが変わったのに nanaco も Edy も挙動不審にならなかった。少なくとも nanaco 及び Edy は、SIM カードとの紐付けは無いらしい。考えてみればそれは自明である、nanaco及びEdyはスマホにエンベデッドのセキュアエレメント(FeliCaチップ)を使っているからこそこうなるのである。
 一方、SIMをセキュアエレメントとして利用して提供されるサービスの場合は、逆に、スマホ本体との紐付けが無い代わりに、SIMが変るとすべてが変わる。すなわち、スマホ本体に縛られずSIMの移動でポータビリティが実現できるという利点が生じる。
 どっちが良いのかというのは、サービス事業者のビジネスモデルによるので、サービス事業者がスマホ本体及びSIMをどちらでも選べるようになっているというのが正解。

★15★ au向け端末をmineo SIM専用に変える設定

 au向け端末をmineo SIM専用にしてしまうことで、「モバイルネットワーク設定→高度な設定」を行う必要が無くなる。「高度な設定」でCPAにmineoのAPN情報を設定する必要も無くなる。「LTE NET for DATA接続」にも「CPA接続」にも有効「□」をチェックにする必要も無くなる。無線LAN接続をOFFしてLTE(CPA接続)へ切り替かわる際に、一呼吸置く感じも無くなる。CPA接続していることを示すアイコン(上下に矢印が付いた形)が画面の左上隅に表示されることも無くなる。CPA接続しましたという通知情報もLTE NET for DATA接続しましたという通知も無い。当然rootが必要。
 この方法を適用すると、mineo SIM での運用ではここに記しているとおりに快適になるが、au SIM に交換したときに通話及びSMSはできるがデータ通信ができなくなるので要注意。ここの項番★15★で telephony.db を Xperia SOL21 の当該ディレクトリへ戻す際に、上書きしてはいけない。必ず元の telephony.db を残しておかねばならない。なぜならば、au SIM で使いやすい環境に戻せるようにするためである。

 以下で紹介するやり方で telephony.db を設定すれば、テザリングもOKだった。Xperia VL (SOL21)では、テザリングのために何か別のデータベースファイルを編集する必要はない。<2015-08-23追記>

以下やりかた。(KDDIの純正最新ROMでビルド9.1.D.0.401)

(1)
/data/data/com.android.providers.telephony/databases/telephony.db
をPCへコピーする。このファイルはSQLデータベースファイルである。
コピー方法その1:XPERIA SOL21をカスタムリカバリ(CWM)モードにして、CWMの機能で/dataをmountする。そしてadbコマンドでPCへpullすることができる。
コピー方法その2:root権限でファイル操作が可能なAndroid用ファイラーアプリ(RootBrowser, RootExploler, ESエクスプローラ等)で、いったんtelephony.dbをSDカードへコピーしてそれをパソコンへコピーするという方法がある。
中身については(13)を参照。

(2)
SQLデータベースファイルを編集するためにSQLiteDatabrowser等のツールを用意する。
たとえば http://sqlitebrowser.org/
sqlitebrowser-3.7.0-win64.exe

(3)
telephony.db→carriers の一行目(_id=1 の LTE NET)の書き換えを次のとおり行った後、SQLデータベースファイル編集ソフトのWrite Changesボタンを押す。
name: LTE NET のままにしておく
numeric: nullnull → 44050 {参考 44010(docomo) 44020(SoftBank)}
mcc: 空白 → 440 
mnc: 空白 → 50 {参考 10(docomo) 20(SoftBank)}
apn: uno.au-net.ne.jp → mineo.jp
user: 685840734641020@uno.au-net.ne.jp → mineo@k-opti.com
password: KpyrR6BP → mineo
type: default,mms,supl,hipri,fota,ims,cbs → default,mms,supl,hipri,fota,ims,cbs,dun,pan,*
profile_type: nai → apn

(4)
上記(1)でXPERIA SOL21をカスタムリカバリ(CWM)モードにしてあればそのままにする。電源OFF又は起動済みだった場合には、カスタムリカバリ(CWM)モードにする。

(5)
PC側の操作:改造した telephony.db のあるディレクトリへ移る。

(6)
adbコマンドを使って改造済 telephony.db を XPERIA SOL21 へ送り込む。
ここでご紹介する手順(6)を含めて以降のデータ修正処理は、端末が通常に起動している状態で行うべきでないこと自明である。telephony.db は CWM を起動した状態で、PCからadbコマンドでやるべし。
adb push telephony.db /data/data/com.android.providers.telephony/databases/telephony.db.mineo
中身については(14)を参照。

(7)
adb shellコマンドを起動して下記ディレクトリへ移動。
/data/data/com.android.providers.telephony/databases/

(8)
ファイルの属性及び名前を調整。
ファイル"telephony.db"のグループ属性及びオーナー属性は共に"radio"でなければならない。"root"ではダメ。さもないと起動時アニメーション中に自動的に再起動してしまい無限ループに陥ってしまうので要注意。
# chown radio:radio telephony.db.mineo
# chmod 660 telephony.db.mineo
# mv telephony.db telephony.db.au
# cp telephony.db.mineo telephony.db
# chown radio:radio telephony.db
# chmod 660 telephony.db
# sync
# ls -l
-rw-rw----    1 radio    radio       147456 Aug  1 13:06 mmssms.db
-rw-------    1 radio    radio        29240 Aug  1 13:06 mmssms.db-journal
-rw-rw----    1 radio    radio        16384 Aug  2 22:12 telephony.db
-rw-------    1 radio    radio         8720 Aug  2 22:05 telephony.db-journal
-rw-rw----    1 radio    radio        16384 Aug  2 22:10 telephony.db.au
-rw-rw----    1 radio    radio        16384 Aug  2 22:11 telephony.db.mineo

(9)
XPERIA SOL21 の再起動。

(10)
設定→データ使用/その他の設定→モバイルネットワーク設定
モバイルデータ通信 □チェックあり
データローミング  □チェックなし
ネットワークモード 日本LTE/CDMA を選択

(11)
設定→データ使用/その他の設定→モバイルネットワーク設定→高度な設定
LTE NET for DATA接続: □チェックなし
CPA接続: □チェックなし
CPA設定: 但し以前設定したmineoのAPN情報がそのまま残ってた。
     CPA設定をいじる必要は無い。
     ちなみに編集して保存を試みると未設定の項目があるから設定せよと言われてしまい保存できない事態だった。

(12) 参照URL
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10128962505
http://kenken2ch.com/sc/smartphone/1409143300/t1

(13)

(14)

XPERIA Z Ultra (Model: C6833) プラスエリア化を、再度実施

2015-05-04 | Android
XPERIA Z Ultra (C6833)をrootedにしてプラスエリア化及びエリアメール導入などしたのち、快適に使っておりました。ドコモ、au、ソフトバンクのキャリアブランド端末と違って、同じ電界強度でもアンテナピクト数が少な目だなぁという実感を持つに至った今日この頃といった状況です。

ちゃんと使えるじゃん、となりますと、Rootedの端末を持った利用者の常だろうと思いますが、むくむくと別の次なる興味がわいてきて、試してみようということに相成る次第でござる。いろいろ実験をしているとどうなるかと言えば、大方の場合、実験の失敗により事故をやるわけです。事故からの復旧のための実験もまた興味深いものがあるわけです。

実験の失敗は枚挙に暇がないことは言うまでもありませんが、ここでは、ひとつ触れておこうと思います。今回は、どこをダメにしたかと申しますと不明であります。たぶん消したいファイルをもしかすると1行間違えて選んでしまってシステムファイルのひとつを消してしまった可能性があります。その結果かそれとも別の原因か不明ですが、病状としては、050plusのプッシュ着信が行われなくなりました。通常着信ならするのですが、プッシュ着信に設定を行うと9131という番号のエラーメッセージが出るようになってしまいました。9131という番号のエラーメッセージが何を意味するか、ググってみましたが、ヒットしませんでした。

そこで、次のとおり復旧作戦を立てました。当初は、下記の2及び3は既に実施済みなのだから不要と考えましたが、端末をリセットしますとMODEMのバンド設定も元に戻ってしまいますし、ドコモブランドのXPERIAから持って来たプラスエリア用の差分ファイル群も消えてしまいます。

1.端末をリセット(XPERIAの設定アプリの中で”バックアップとリセット”を選び”データの初期化”を実施)
2.3Gプラスエリア化
3.LTEプラスエリア化
4.必要なアプリの再インストール
5.アプリの再設定

XPERIA Z Ultra (Model: C6833)にAndroid 5.02が来たが更新予定無しだからうっとおしい!

2015-04-18 | Android
 2015年4月、小生のXPERIA Z Ultra (Model: C6833)にもAndroid 5.02更新通知が来た。しかし現行Android 4.4.4でまったく困っていないわけだし、OSを更新してしまうと、今まで問題無く使えたアプリに、とりあえず不都合が生じてしまうことがよくあり、問題が解決されてアプリの更新があるまで不自由になるなんてことも当然なので、とうぶんAndroid 5に更新するつもりが無い。
 ところが、画面の左上に更新アイコンが常時表示されたままになるし、通知メッセージが常にあるので、非常にうっとうしくていけない。だからこれを表示させない設定にしたいが、設定できない。こういう時に大抵なんでも拡張機能が提供されているのが XPOSED という拡張モジュール。
 Xposed Module Repository
 XPOSEDのモジュールでXUtilitiesというのがあるのでそいつを使うとうっとうしいやつが出てこなくなる。やりかたは、XUtilities → 通知領域(有効にする) → 通知をすべて隠す(更新センターにチェック)。これで出てこなくなる。あぁ落ち着いた・・・

Skype on XPERIA Z Ultra

2015-04-12 | Android
スタミナモード動作(Skypeは除外リストに入れていない)させていてスリープ状態にあっても、ちゃんとskypeで着信いたしました。Skypeのエネルギー消費量は、050plus及びSmarTalkをともにプッシュ着信設定で起動させておいた状況下なのに、100%満充電して電波の良好な場所に静止約6時間後100%のままという成績でした。これならSkypeを常に起動させて持ち歩いてOKだと思います。

050plus 及び SmarTalk、Xperia Z Ultra (C6833)だとどうか

2015-04-12 | Android
050plusは、バージョン5になってプッシュによる着信が可能になりました。050plusは「050plusを褒める」とブログに記したとおりそこそこ実用的でした。しかし待ち受けに結構エネルギー(電池)を使ってました。どのくらい使うかと言うと1時間に1%くらい(100%満充電して電波の良好な場所に静止約6時間後94%になった;ちなみにスタミナモードにしてあり050plusを除外リストに追加)でした。プッシュによる着信が可能になりこのエネルギー消費は劇的に抑えられるよう(100%満充電して電波の良好な場所に静止約6時間後100%のまま)になりました。それでいて着信性能は保たれていました。呼び出し側で3回程とぅるるると鳴った頃XPERIA Z Ultraの050plus(プッシュ設定)が着信音を鳴らし始めました;着信時のXPERIA Z Ultraはスリープ状態です。だいたいいつやってもそうなりました。通話品質も従来通りの感じです。
4G接続状態だとすこぶる調子がよかった050plusアプリなのですが、WiFi接続になると着信しないとか呼び出し20回しても出ないから切るとそのあと着信音を出し始めるという状況になりました。どうしてこうなるのか調査を進める必要がありそうですが、もしかするとABP (Add Block Plus)が動いていることが関係あるかもしれませんしないかもしれません。


SmarTalkは、バージョン1.4 ビルド463126です。Xperia Z Ultra で端末の起動時にSmarTalkアプリ(こちらもプッシュ)も自動起動に設定して様子をみました。プッシュ設定にしてある050plusと合わせて起動してありますが、エネルギー消費量は、100%満充電して電波の良好な場所に静止約6時間後100%のままという成績でした。スタミナモードにしてありSmarTalkは除外リストには加えてません。それで実際の着信性能はと言うと、これが少し良くなっているような気がしました;着信時のXPERIA Z Ultraはスリープ状態です。。ちなみに、SmarTalkの場合は、4GでもWiFi接続でもほぼ同様に着信しました。
過去少し実験したところについては過去の下記ブログがあります。
FUSION IP Phone "SmarTalk" 本日は全然着信しない!
FUSION IP-Phone SMARTalk やっぱり iPhone だとダメだ
SIPアプリ不要で050インターネット電話を利用する
FUSION SmarTalk の現時点での実用度(→残念DE賞を授与)
FUSION SmarTalk の現時点での実用度(→頑張ってるのDE賞を授与)
Freetel FT132A で SMARTalk、着信性能の最近の状況

Office Mobile よりも MS-Office-for-Tablet の方が使いやすい

2015-04-12 | Android
XPERIA Z Ultra (C6833) には Office Suite 評価版がプリインストールされていますが、小生の用途では、Microsoft Office 文書との互換性が無くて使い物になりませんでした。じつは、ほかにも Microsoft Office 互換アプリをいくつも試しましたが、一つとして小生が必要とする満足な互換性を提供してくれるものは、ありませんでした。なので Microsoft 社が提供する Android 向け Office には、大いに期待していました。

★ Microsoft Office Mobile

XPERIA Z Ultra (C6833)にプリインストールされているGoogle Playアプリにはリストアップされないため、別の方法でインストールしなければなりません。別の方法は、たとえば以下のウェブサイトなどで紹介されています。
Microsoft Office Mobileをタブレットにインストールする方法!
http://shopdd.jp/blog-entry-1196.html


Microsoft Office Mobile は、ひとつのアプリで WORD, Powerpoint, Excel 機能を提供してくれます。Microsoft社製Office以外のOfficeアプリに比べると互換性が高いのですが、漢字の形がいわゆる中華フォントだったり、混在している絵図が表示されないとかレイアウトに不都合があったりします。

★ Microsoft Office for Tablet

Microsoft Office Mobile に不満足の場合は、Microsoft Office for Tablet がよいと思います。こちらは Word, Powerpoint, Excel がそれそれ独立のアプリとして提供されます。

こちらも、XPERIA Z Ultra (C6833)にプリインストールされているGoogle PlayアプリにはリストアップされないためMicrosoft Office Mobileのときと同様別の方法でインストールしなければなりません。別の方法のひとつとして、Tabletにインストール済みのapkをコピーしてきて普通にインストールするというのでもOKです。ちなみにそれぞれのapkファイル名は次のとおり。
com.microsoft.office.word.apk
com.microsoft.office.powerpoint.apk
com.microsoft.office.excel.apk
これらをXPERIA Z Ultra (C6833)のstorageに置いて普通にapkのインストール操作を実行すればOKです。インストールに際して Word, Powerpoint, Excel ともにネットワーク経由で何十メガバイトかのダウンロードが行われます。

初めて起動したとき、サインインを求められます。小生はWindows8.1タブレットでのサインインで使っているoutlook.jpアカウントを使いました。そして無料コースで使っています。必要になったら、マイクロソフト社のウェブサイト「Android タブレット でのご利用方法」を参照して月額料金を払う契約を結べばよいでしょう。

Microsoft Office Mobile / for Tablet 共通ですが、XPERIA Z Ultra プリインストール済みの OfficeSuite をしばらく残しておいて、ドキュメントとアプリとの紐付けを完了してから OfficeSuite を消去することがお勧めです。紐付けが完了する前に OfficeSuite を消去すると、消去したはずなのに、OfficeSuiteとMicrosoft Officeのどちらを使うのかという愚問をして、Androidが必ずアプリ選択ダイヤログが表れるという不都合が生じますから。いたずらにOfficeSuiteを選んでみたところ、消去してしまっていて無いのだから当然なのですが、OfficeSuiteをインストールするための画面へ行きます。仕方がないからインストールして、Microsoft Word, Powerpoint, Excel に紐付け(いつも使うアプリに)してから OfficeSuite を消去しましょう。

スマホなどでは電波がいいとアンテナピクトがたくさん立つの?

2015-04-05 | Android
電波強度とアンテナの本数の関係は、標準仕様が無い、規定が無い、業界取り決めも無い、要するに関係が無いということらしい。
ネットでググってみましたところ、実際に、ドコモ、au、ソフトバンクそれぞれの端末を使い電波強度に対するアンテナピクト数を実験した人のブログを見つけました。

(1)アンテナピクトの謎
(2)SoftBankのアンテナ5本の電波強度は、au2~5本ドコモ3~5本と同じ!?

これらのブログにあった図へ小生が持っている XPERIA Z ULTRA (SIMは、みおふぉん)のグローバルモデル C6833 の場合を追加してみた。上記の諸先輩方の図では、アンテナピクト5本型であるが XPERIA Z ULTRA のアンテナピクトは4本型である。まぁ、傾向が大体比較できるという感じ。ちなみに、XPERIA Z ULTRAでは、 -122.7 dBm でアンテナピクトが立ってなくてもちゃんとLTE (4G)でデータ通信できています。圏外になるときの電波強度は、これから機会があったら調べておきます。

諸先輩方がブログに記しているとおり、電波強度とアンテナピクト表示本数との規定はどこかに有るのかもしれませんが小生は見つけることができませんでした。電波強度をdBm等の数値でスマホの画面上に表示していませんから、どちらかと言うとアンテナピクトは電波強度の目安なんだろうと思います。スマホで行う通話もインターネットアクセスもデジタル通信なので、ある閾値まではきっちり使用可能で、閾値を超えて電波強度が弱くなると途端に使用不可になる傾向が強いんだろうと思います。そういう観点から言えば、サンプル数が少なすぎるので断言するのは危険ですが、ここで図にまとめてみた通りサンプルとしたソフトバンク端末がやっているアンテナピクト表示の方法は閾値の前後での電波強度の目安として役立つようにするという考え方に基づいているのかもしれませんしそうではなくたまたまなのかもしれません。

諸先輩方の一部のブログでは、アンテナピクトは電波強度を比例的に反映させるべきだとの立場をとっている場合があります。小生もざっくり言えばその通りだろうと思いますし全く同感です。

しかし、頭の体操というか勉強のためというか、細かいところまで考察してみるということをするならば、電波強度というのは測定する際に使用したアンテナの性能や受信機の性能などによって差が生じてしまいますし更に受信システム全体のどの機能ブロックのところで何を対象として測定(絶対値としての電圧?信号と雑音との比率?信号として分離できた率?あるいは別の何か?)するのかによっても差が生じてしまうんだろうと思います。更に、観測されたそれについて基準をどこに設定して評価しているのかによっても差が生じてしまうんだろうと思います。

よくわかりませんが、なんとなく、圏外落ちする電波強度の方が気になりました。XPERIA Z ULTRA (C6833)では -122.7 dBmでもLTEでちゃんと通信できるのにサンプルに使ったソフトバンク端末は圏外になってます。アンテナも違うし受信回路も処理ソフトも違うでしょうから比較することにどこまで意味があるのかという疑問はありますが、あえて比べると、違いはあるということだと思います。

基地局が密に設置されているような地域では合理的なのかもしれませんしそうではないのかもしれません、よくわかりません。田園地帯とか山の方では、むしろ端末があっさりと圏外落ちしないで電波をつかんで粘ってもらうのが途切れるかもしれませんが連絡がつくということに結果的になるかもしれないので好ましいのではなかろうかという気がしますが、それはアナログ受信機の話でありこれはデジタル受信機なので見当違いかもしれませんし、対象とする周波数帯の電波の性質にもよるのだろうという気もします。

いずれにせよ、諸先輩方の測定結果を否定するつもりは毛頭ありません。むしろもっと多くの実測データがあれば、もっと楽しく、この件に対してキャリアが行っている仕組みを想像することができるのではなかろうかと思いました。

XPERIA Z Ultra (Model: C6833) グローバル市場仕向けをゲット!

2015-03-28 | Android
Xperia Z Ultra(エクスペリア ゼット ウルトラ)は、ソニーモバイルコミュニケーションズが2013年06月(日本では2014年01月24日)に発売した第3世代移動通信システムと第4世代移動通信システム対応の端末です。グローバルモデルの型番は C6833 です。販売当時「世界で最も薄いフルHDスマートフォン」といわれたそうです。2013年12月10日には、米国のGoogle Playストアから特別モデルの Sony Z Ultra Google Play Edition (SIMフリー)が発売されました。

タブレットよりも小振りの大画面スマホのことをファブレットと呼ぶことがあるそうです。愛着を込めるのとZ-Ultraだからということで、詰めてズルトラとあだ名する人もいるようです。いま、ズルトラ筐体の薄さ及び画面解像度並びに大きさを丁度良い使い勝手だと高く評価する人がいます。発売されてすぐにカタログでチェックして店頭へズルトラを触りにいったときの小生は、その当時の小生のスマホ先入観念で凝り固まった目で、でか過ぎだと思いました。ところがその後小生は、タブレットを利用する機会が増えていきまして、もう少し薄くて小ぶりで軽いのが欲しいと思うのと同時に、スマホ同様タブレットでもそのまま通話ができたらいいのにと思うようになりました。そうなれば、通話用の別の一台が不要になる。要するに小生は、ズルトラ筐体の薄さ及び画面解像度並びに大きさを丁度良い使い勝手だと高く評価する人になりました。ちなみにその時のタブレットは Nexus 7 でした。iPadのときには、こういう考えに至ることが有りませんでしたが、その理由は重たすぎるからだと思います。ではiPad miniだったらiPadよりも軽いからどうだと自問してみると、それは端末の幅を片手でつかめないからその気になれないという感じがします。

ズルトラをEXPANSYS(香港)へ注文して買いました。商品到着までわずか数日で、しかも代引き扱いでの取引でしたから格別に安心でした。大したものだと思います。荷物が途中が行先不明になったり注文したはずの中身が違うなんてことは絶対に起こらないと断言することはできないでしょう。そのような不都合は萬分の一程度の極めて低い確率に違いありませんが、自分の注文でそれが偶々発生したならば、自分にとって100%発生した不都合になります。連絡して対応してもらえばよいだけですが、余計な手間であることには違いありませんから面倒くさいですよね。だから代引きは安心というわけです。

小生が注文した時期での本体価格は、33,445円でした。代引きを選びました。送料として1,600円、関税が 1,500円加わり合計で 36,545円でした。届いたとき商品と引き換えに 36,545円払いました。ちなみに、2015-03-28現在でEXPANSYSのホームページを見ますと本体価格 32,290円に値下がりしてました。

XPERIA Z ULTRA C6833
Software info: Customization Version 1274-8613_R8C (Hong Kong: Customized HK)
Release 14.4.A.108

小生は、iPhone 4 やiPhone 5を片手で保持して操作できますが、それらでメールを打つことができません。指が届かないからです。筐体はiPhone 4でも5でもズルトラでさえ十分小形なんだと思います。問題は、文字入力用のユーザインタフェースが古臭くさいのだと思います。小生は、ズルトラにする前まで Xperia 10 mini (ST15i)を使っていました。ST15iまで小さいと画面上どこへでも指が届きますから全ての操作を片手でできるため何の不自由もなくメールを打てました。でも何かが違うと感じることができました。文字入力を含めてスマホのすべての機能を片手で操作できる新しいユーザインタフェースソフトウェアが必要だということを感じました。そういう観点の洗練されたユーザインタフェースソフトウェアが登場すれば、ズルトラもST51iも同様にその恩恵を受けるパラダイムが来ると思います。でかい画面を片手のしかも親指一本で操作することを目指しているのではないかと思しきソフトウェアが無いことも無いのですが、2015年03月現在、人々のど胆を抜くほどには未だ進化できていないという状況ではないでしょうか。

Xperia Z Ultra LTE (C6833) white paper
http://dl-developer.sonymobile.com/documentation/whitepapers/Xperia_Z_Ultra_LTE_C6833_WP_7.pdf
★ XPERIA Z Ultra LTE モデルC6833 (SIMフリー, グローバルモデル)仕様概要
OS:Android 4.4.4(KitKat)
  Android 4.2.2 Jelly Beanを搭載して発売を開始した。
  2014-06-27にAndroid 4.4.4 KitKatにアップデートされた。
  小生のは Android 4.4.4 だった。
サイズ:179.4mm×92.2mm×6.5 mm
めかた:212 g
解像度:1,920×1,080 ピクセル(Full HD)
画 面:6.44インチ 1,677万色 TFT液晶 TRILUMINOSディスプレイ
    X-Realityエンジン
    ペン入力対応 マルチタッチ(最大10点)
SoC:Qualcomm Snapdragon 800 MSM8974 2.2 GHz クアッドコア
GPU:Adreno 330
メインメモリ 2 GB
内蔵ストレージ 16 GB フラッシュメモリ
外部交換可能ストレージ:microSD/microSDHC/microSDXC(最大128GB)
リアカメラ:自動焦点(AF)800万画素「Exmor RS for Moible」 LEDフラッシュ無し
      1080p動画撮影、2D/3Dスイングパノラマ、16倍デジタルズーム、
      おまかせプレミアムオート、HDRムービー撮影、無限連写。
フロントカメラ:200万画素CMOS「Exmor R」1,080p動画撮影対応
モバイル通話及び通信対応周波数:
 GSM(850/900/1800/1900MHz)
 WCDMA(850/900/1900/1700(AWS)/2100MHz)すなわち:
    |Band 1: EUROPE JAPAN & CHINA IMT 2100 band
    |Band 2: US PCS 1900 band
    |Band 4: US 1700 band
    |Band 5: US 850 band
    |Band 8: EUROPE and JAPAN 900 band
 LTE (Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 20)すなわち:
    |Band 1: IMT core band 2100 (1920~1980 / 2110~2170)
    |Band 2: PCS 1900 (1850~1910 / 1930~1990)
    |Band 3: DSC 1800 (1710~1785 / 1805~1880)
    |Band 4: AWS 1700/2100 (1710~1755 / 2110~2155)
    |Band 5: CLR 850 (Band 6含) ( 824~ 849 / 869~ 894)
    |Band 7: 拡張IMT band 2600 (2500~2570 / 2620~2690)
    |Band 8: GSM 900 ( 880~ 915 / 925~ 960)
    |Band 20: 欧州 800 ( 832~ 862 / 791~ 821)
パケット通信:
 2G GPRS/EDGE
 3G DC-HSDPA(下り最大42Mbps/上り最大5.76Mbps)
 LTE cat4(下り最大150Mbps/上り最大50Mbps)
通信対応機能:
 Wi-Fi a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz帯、スループットは最大325Mbps)
 Bluetooth v4.0(apt-Xコーデック対応)
 ワイヤレスディスプレイ(Miracast)
 DLNA
 NFC
外部端子類:micro-USB(MHL対応)及び 3.5 mm オーディオジャック(4極)
センサー:加速度、ライト、近接、デジタルコンパス、ジャイロ、GPS/GLONASS
バッテリー: 3,050 mAh
本体色:ブラック、ホワイト、パープル
SIM: Micro SIM
その他機能:
 バッテリーSTAMINAモード、Clear Audio+、Clear Phase、Clear Stereo、xLOUD、Sony Network Entertainment、PlayStation Mobile
 防水防塵 IP55/IP58

★ Xperia Z Ultra (C6833)は、ソフトバンク及びドコモが使用しているバンドに合わせて調整可能です。
モデムチップの設定パラメタを格納している不揮発メモリに設定する値を調整して下記の対応を行えばOK。
 ソフトバンクLTE = Band 1, 3, 8
 ドコモLTE = Band 1, 3, 19, 21, 28
すなわち、
 (1) WCDMA に Band 6 (UMTS800 いわゆる Japan 800: (830~840 / 875~885))を追加。
 (2) LTE 対応バンドを調整。
  |Band 1: IMT core band 2100 (1920~1980 / 2110~2170)
  |Band 3: DSC 1800 (1710~1785 / 1805~1880)
  |Band 4: AWS 1700/2100 (1710~1755 / 2110~2155)
  |Band 8: GSM(UMTS) 900 ( 880~ 915 / 925~ 960)
  |Band 19: Japan upper 800 (Band6含) (830~845 / 875~890)

Galaxy Nexus SC-04D 大容量電池と自作NFCアンテナ

2015-02-09 | Android
2015-02-06 追記1

この大容量電池を分解してみますと、1750mAhの電池パックSC05と同じ大きさの電池が二つ並列接続されてました。

この電池には、NFCアンテナが無いので、自分で取り付けてみることにしました。ピン1が一番左とし、ピン1と3が電源端子です。ピン2と4がNFCアンテナです。自作アンテナはエナメル線を4~5巻としました。数年ぶりに半田ごてを持ってきたら、先が劣化していてうまく半田付けができなくて、ピン2電極に半田が大盛りになってしまいました。お恥ずかしい。ピン4電極の半田付けは想定した通りの格好になりました。即ち、半田は極力隅の方に小さくして元々の電極面を極力広く残したいわけです。


とりあえずこんなふうに巻き線
      ↓



電池は金属なので、NFC用エナメル線アンテナを電池にピタッとつけてしまうと磁界がうまく出なくてICカードを読めません。アンテナを電池から3cmくらい離してやると快適に読めます。アンテナと電池との間に磁界のよく通る材質のシートを入れる必要があるのだと思います。とりあえず、アルミ蒸着で表面の数字を書き換える大手家電量販店の旧ポイントカードを適当な大きさに切って、エナメル線アンテナと電池との間にかましてみましたが、効果は得られませんでした。もう少し特性の良いものを試そうと思います。


本格的に実験するには、こんなのがいいのかな?
http://mwa.co.jp/product/pro04_02.html


でも、とりあえず、なんちゃって実験なので上記の製品をひと巻お買い上げするほどではありませんな。
というわけで、ヨドバシカメラ新宿で、ちょうどいいモノを見つけてきました。ちなみに、ビックカメラでは扱ってませんでした。
交通系ICカードをはさんでおけるiPhoneケースというのがあります。iPhone4だと背面ガラスがそこそこ厚いので問題が発生しなかったのですが、iPhone5だとそもそも本体がiPhone4より薄いうえ背面ガラスもiPhone4より薄く、その結果非接触ICカードにエネルギーを供給するための磁力線が十分通らないという問題が生じます。この問題を解決するために、非接触ICカードとiPhone5との間に挟んで磁力線を通過させるためのシート、それがちょうどいいモノです。
型番 RBOT175、「磁気エラー防止シート」という製品名で、製造元はラスタバナナ、販売元はテレホンリースです。価格は、ヨドバシカメラで税込734円。

製品の箱を写真撮影しました。
   ↓



実装したところを写真撮影しました。
   ↓


交通系非接触ICカードの残高確認用のアプリには、EMony Readerを使ってますが、純正電池のときよりも感度が上がった気がしますが、定量的な把握は、していません。


2014-03-08 初版

Samsung i9250/Nexus Prime/Galaxy Nexus 対応バッテリセット(バッテリ+カバー)
3.7V 3800mAh (並行輸入品) という品物をアマゾンで買ってみました。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/0101704534/ref=oh_details_o01_s00_i00?ie=UTF8&psc=1
もともとSC-04Dに内蔵されている電池は、NTTドコモ電池パックSC05という型番で、3.7V 1750mAh 6.48Whです。
小生のSC-04Dは、CyanogenMod11のAndroid OS 4.4.2 (kitkat)を入れてあります。k9メールクライアントでimap4プッシュメールのアカウントを2つ、050plus、LINE、列車運行状況、SmoothSync for Cloud Calendarを稼働させた状態で、フル充電状態から8%になるまでの時間は、1日18時間34分(約43時間)でした。途中6時間は枕元に放置、それ以外の時間は、時々メールや列車運行状況が飛んでくるのでそれを開いてみる、朝食~昼~就寝前の活動時間中は、乗換案内、ブラウザで調べ物を検索、マップで道案内、といった結構普通の使っていた。それでも完璧に1日半大丈夫というのは頼もしい。
但し、この電池には、NFCアンテナが無いので、交通系ICカードやEdy電子マネーの残高確認ができなくなるというのが玉にきずです。
Galaxy NexusというのがドコモのSC-04Dのことですので、この電池でOKです。
     

イー・モバイルのGL07SにIMEI制限が追加された? いいえ、少し違います

2014-07-18 | Android
GL07SのSIMをiPhone4Sなど別の端末で利用していたのに、2014年3月12日頃から、データ通信できなくなってしまい、非常に残念に思っている人に、とても参考になる情報がありましたので、ご紹介します。
これです。
  ↓
イー・モバイルのGL07SにIMEI制限が追加された? いいえ、少し違います

そうかぁ、そういう手続をすればいいんですね。

SoftBank 007SH の永久root化

2014-07-01 | Android
2014-06-28 SoftBank 007SH
〓SoftBank AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH

■1■ 2011年発売当時の第一印象

ソフトバンクの007SHというガラケー姿をしたシャープ社製アンドロイド端末は、WiKiによれば、2011年6月17日に発売されたとあります。当時のキャッチコピーは、次のようなものでした。
 ~テンキー搭載 防水対応 折りたたみスマートフォン~
SoftBank 007SH WiKi
http://ja.wikipedia.org/wiki/SoftBank_007SH


キャッチコピー及びウェブサイトの写真をご覧いただければ一目瞭然のとおり、テンキーボート付きのアンドロイド端末で、その当時としては、いわゆるガラケーから板形状のスマホ端末への移行を加速させてパケット通信利用者を増やしたい通信キャリア及び買い替え需要を維持したい端末メーカーの企画だったのかもしれません。その証拠に、このシリーズのテンキー付きのアンドロイド端末の後継機種がありません。確かに、ガラケーから板形状のスマホへの移行という意義は、あったのかもしれませんが、それ以上に小生の興味をそそったことがありました。ガラケーは、通話、短いメッセージのやり取り、ちょっとしたウェブサイト閲覧の用途においては、日本メーカーがかなり完成度を上げて来ており、そのノウハウには、潜在的に国際競争力を秘めていたという面があるということ、そして、そのノウハウをスマホの新しい市場開拓で武器にすることができる可能性があったはずだったという点に興味をそそられていました。SoftBank AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH の一般的な情報は、結構いろいろありますから、小生がここで紹介するまでもなくググれば見つかることでしょう。

【ソフトバンク】 http://mb.softbank.jp/mb/smartphone/product/007sh/
【シャープ】 http://www.sharp.co.jp/products/sb007sh/
【オンラインマニュアル】
 http://help.mb.softbank.jp/007sh/pc/
【法林岳之のケータイしようぜ#149ソフトバンクの「AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH」を紹介】
 http://video.watch.impress.co.jp/docs/k-tai/20110720_461655.html
【コイツを待っていた!ケータイの使いやすさを融合した革新的なスマートフォン】
 http://ad.impress.co.jp/special/007sh/

ソフトバンク AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH には、色と発売時期との違いで三種類あります。
007SH (末尾なし) 6月17日発売 ボルドー、ブラック、ホワイト、ミスティブルー
007SH J (末尾J) 7月22日発売 ビターピンク色のモデル
007SH KT (末尾KT) 9月9日発売 アンティークベリー色のキティちゃんモデル

2011年当時、この機種にとても興味が湧いたので、店頭デモ機をいじりに行きました。ガラケーのテンキーでアンドロイドを操作するという世界新しいパラダイムなので、慣れが必要だと感じました。しかし慣れるとかなり便利そうな印象を持ちました。

アプリケーションの切り替えが遅いなぁ~っと感じながら端末をいじっていたところ、モッサリと、アプリが反応しないから強制終了するか待機するかを問うダイヤログボックスがポップアップしました。007SH は、アンドロイド 2.3.3 (Gingerbread) だから 2.1 (Eclair) に比べたらよっぽど安定したんですけれども、ガラケーの姿をしているというのに、こういうエラーみたいなのがポップアップすると、こいつ出来損ないの端末かしらんという感じが漂うので、期待を裏切られてしまった印象でした。なので、ソフトバンクとの契約には至りませんでしたが、ずうと今でも気になる端末でありました。

■2■ 発売3年後にして007SH端末入手の機会が到来

気づくのが少々遅くて売り切れになってしまっていたのですが、2014年6月頃、ソフトバンクオンラインショップに007SHがプリスマで約1万円で登場していたのを見つけました。007SHに注目して、いろいろ期待する人々が多かったからだと思いますが、その期待が大きかった分、辛口の書き込みが結構多く見つかります。事実を正しく批評している書き込みも多いのですが、論理的というよりも感情的な意見の書き込みもかなりあるように感じました。

これらの情報に触れるほどに、007SH という端末について、いろいろと自身で確認したいことがどんどん増えてきました。007SHを入手するべく、東京駅のソフトバンクショップを含めて数軒訪ねましたが在庫なしでした。次は秋葉原で、イオシスなど中古屋さんを数軒探しましたが、意外と置いてません。ぶらりと入った秋葉原駅前ヤマダ電機に立ち寄ったところ、ミスティブルーの在庫が1台あったのですが、店頭の契約手続き用システムの障害で3時間待ちだというので諦めて帰りました。そして数日後、まだあるかなぁと、ヤマダ電機秋葉原店に行ってみたところ、もうミスティーブルーは有りませんでしたが、代わりにボルドーがあると言うので契約しました。店頭の手書きポスターでは約1万円との説明になってましたが5,000円でした。内訳は、ソフトバンク007SHプリスマの2日間パケット通信込みのヤマダ電機特別セットですが、そういう名前が付いていたかどうかは、覚えていません。

契約の際、運転免許証を含む身分証明書の提示(コピーされます)を求められます。プリスマ新規契約扱いとなり、電話番号の下4桁を第三希望まで設定することができます。電話番号を発番してSIMを挿入し開通まで店頭で行いました。店頭で1400にかけて残高確認しましたところ 1,749 円でした。以下の計算となります。

5000円-3200円(プリスマ契約手数料)-11円(ユニバーサル利用料)=1749円

ちなみに、ソフトバンクプリペイド携帯電話契約は、ひとり2回線までと書いてありました。数年前までは、一度に契約できる回線数のことだったと記憶しておりますが、規約が何度も変更されているらしいので、現在は、名義あたりの回線数のことなのかもしれません。

■3■ プリスマ

ソフトバンクは、二種類のプリペイド契約を提供しています。

プリモバイル及びプリスマです。プリモバイルは、通話及びメールを利用できます。但し国際ローミングには対応しません。パケット通信はできません。留守番電話等のオプションサービスもありません。メールはSMS及びMMSの利用が可能ですが、SMSはソフトバンクどうしのメッセージ交換しかできず他キャリアへは送信できません。MMSはソフトバンクでいうところのS!メールです。MMSはオプションサービス扱いです。

プリスマは、通話、メール及びパケット通信を利用できます。但し国際ローミングには対応しません。メール、3Gパケット通信及びソフトバンクWiFiスポットがセットのプランになっています。2日プラン(900円)、7日プラン(2,700円)及び30日(7,000円)プランの三種類があります。例えば2日プランの場合、2日間はパケット通信、MMS(S!メール)及びソフトバンクWiFiスポットを利用できますがそれを過ぎてしまうと通話(SMSは除く)以外利用不可になります。

プリスマは、短期間(2日、7日、30日という単位)での利用が必要になった場合に便利ですが、毎月そこそこ使うとしたらポストペイ契約の方が経済的です。もし007SHを端末の味見をするだけというユースケースにもピッタリです。しかし、007SHは、味見をしてみると結構いいので、通常契約に移行して使い続けたい気持ちです。しかし、ソフトバンクは、プリスマの電話番号をポストペイ(いわゆる通常契約と言われることもあるらしい)に変更する手続きを提供しません。但し、プリスマ契約日から1年経過後(未経過の際は違約金発生)であれば、MNPならばOKです。

※ SIMフリー端末でプリスマSIMを使う(未実験):
ソフトバンクプリスマのSIMをSIMフリーの携帯電話端末で利用することが可能です。S!のMMSの設定情報がわかれば、それを設定することでS!が利用可能になります。また、プリスマのAPNを設定すれば、パケット通信も可能になります。

プリスマ007SHのSIMをプリモバイル301Zに挿入すると、「挿入されたUSIMは、この携帯電話では使用できません。有効なUSIMを挿入してください SOS」と表示されて使えません。


プリモバイル301ZのSIMをプリスマ007SHに挿入すると、「USIMエラー 挿入されたUSIMは、この携帯電話では使用できません。有効なUSIMを挿入してください。」と表示されて使えません。


■4■ ソフトバンクブランド端末のガチガチの不便を知っておこう

4.1 機能制限ロック解除で電話ではなくなる
「圏外状態が一定期間経過したため、ロックされました。電波の届くところへ移動してください。」と画面に現れるのだそうです。SIMの回線契約が有効でなくなると、機能制限がかかり、ワンセグの視聴、カメラ、データフォルダ、WiFiなどほとんどの機能が使用できなくなります。ソフトバンクは、次のことを確認できた場合にだけ、端末の機能制限ロックを無料で解除してくれますが、機能制限のかけ直しには応じません。機能制限を解除した端末は、もはやソフトバンクのSIMを受け付けません。
・対象となる携帯電話機代金の支払いが完了していること。
・携帯電話機本体に不具合がないこと。
・携帯電話機本体のIMEIが確認できること。
もう一度ソフトバンクと契約したSIMでスマホとして利用する予定及びその端末を売却する予定がある場合には、機能制限ロック解除をしてしまいますと、思わぬことになってしまうでしょう。
2014-06-29現在、機能制限ロック解除対象機種は、009SH(Y含む)/007SH(J/KT含む)/006SH/005SH/003SHだけで、これ以外の機種についてソフトバンクは、機能制限ロック解除しません。あるいは、もともと機能制限ロックされていないかもしれません。

4.2 キャリアロック(SIMロック)
ソフトバンクブランドの端末は、ソフトバンクとの契約のあるSIMでないと受け付けません。

4.3 SIM種別ロック(SIMロック)
ソフトバンクブランドの端末とソフトバンクが想定しているサービスで契約したSIMとの組み合わせが一致しない場合には、機能しない。ソフトバンクブランドの端末とソフトバンクが想定しているサービスで契約したSIMとの組み合わせが一致している場合には、機能します。たとえば、プリスマのSIMをプリモバイル端末(e.g. 301Z)に挿したら機能しないし、プリモバイルのSIMを007SHに挿したら機能しない。

4.4 SIM個別ロック(SIMロック)
ソフトバンクブランドの端末とソフトバンクが想定しているサービスで契約したSIMとの組み合わせが一致していても、物理的に別のSIMの場合には、機能しないというロックが世の中には存在します。ソフトバンクでは、このロックは利用していないらしい。(ちなみにこのロックはauが利用しています。一部のauスマホでは、このロックを利用していないらしい。)

■5■ アンドロイド端末が備えている追加ロック

【 nand lock 】
nand lock とはアンドロイドのROM領域の改変を制限する仕掛けのこと。
/system を rw でマウントできないようにすることもそのひとつ。
アンドロイド端末においては、設定、ユーザーデータ及びデータファイルが内部の読み書き可能のNAND記憶と呼ばれるフラッシュメモリに格納されます。多くのアンドロイド端末は、音楽や画像等のユーザーファイル格納用に外部メモリカードを挿せるようになっています。アンドロイドOSは、キャリア又は端末メーカ独自の追加が、読み出し専用メモリ又はROMに格納されています。読み出し専用メモリの内容を一部変更するということができませんので、追加及び削除は、カスタムROMでデバイスのROM全体を置き換えるという方法になります。
アンドロイドデバイスに電源が投入される際、ブートローダーと呼ばれる小さなプログラムがデバイスのセキュリティ設定を見てからアンドロイドOSを走らせています。もしもセキュリティが "S-ON" に設定されている場合、ブートローダー君は、アンドロイド構成の設定を記録してあるNANDメモリの一部を読み出し専用型式でローディングします。あるデバイスにおいては、セキュリティが "S-ON" に設定されている場合、ブートローダー君は、ROMのバージョンが想定通りのキャリアであること又はそのデバイスの想定通りの製造社でないかぎりアンドロイドを走らせません。カスタムROMを導入するには、セキュリティ設定を "S-OFF" に変更して、電話機のNANDロック解除(ブートローダーアンロックとも呼ばれる)を必要とします。

【 miyabi LSM 】
LSM とは、Linux Security Module の略称です。LSMは、カーネルにセキュリティ機能を拡張するためのフレームワークです。LSMが何らかのセキュリティ機能を提供するわけではありません。LSMを備えたカーネルならば、LSMを介して、カーネルの外側にセキュリティモジュールを作ることができるということです。こうすれば、カーネルをリビルドすることなしにセキュリティ機能を拡張することができるということです。

■6■ 007SHのUSB

007SHの使い勝手についてネットに書かれていることのひとつに、USB通信ケーブルとUSB充電ケーブルのことがあります。これは、具体的には下記となります。

1.PCからだとUSBケーブルで充電できるのにACアダプタからだとUSBケーブルで充電できない。
2.ACアダプタからの充電にあたって、充電に使えるUSBケーブルと使えないのがある。

007SHのUSB充電は、気が利かない面倒くさい仕様です。なぜ007SHのUSBがそうなるのか、技術的背景は、下記のウェブサイトを見れば理解できると思います。

 USB充電ケーブルの基本を知っておこう
 http://blog.livedoor.jp/an_square/archives/51762384.html
 つながっているのはACアダプタ、それともUSB端子
 http://news.mynavi.jp/column/androidnow/005/
 P-01Dが充電できないUSB機器(ケーブル含む)がある問題の真の理由と対応
 http://mkohsgw.at.webry.info/201209/article_12.html
 P-01Dで充電できない問題解決!SC-02E等でも全て充電問題を解決出来るケーブル発見!
 http://mkohsgw.at.webry.info/201303/article_7.html

■7■ なんちゃってroot化の方法

SHbreak V4 という野良アンドロイドアプリを使うと、root 権限を取得することができます。
http://cojiki.blogspot.jp/2014/03/is11nis11shshbreak-v4root.htmlぷち nand unlock ( /system を rw で remount できるわけではない)できます。
そして、ISTweak というアンドロイドアプリを使い、suコマンドを有効にして、止めたいアプリを凍結することができます。ただし、消せないけど使わないアプリをアンインストールすることは、できません。再起動すると root 権限は消失します。

■8■ 永久root化の方法

シャープ製アンドロイド端末の root 化は、できないとか、/system 書き込み可能にするべきでないとか、使わないapkを凍結するところまではできるが削除することはできないとか、そういったネットの書き込みが多く見られますが、シャープ製ソフトバンクブランド端末 007SH は、他の多くのアンドロイド端末(XPERIA, Galaxy, ...)と同様に root 化可能です。小生は、下記の先達の成果を利用させていただき、root 化させていただきました。そのサイトには、root化、nandunlock及びMIYABI-LSM無力化は、可能であり、SIMロック解除は不可能だとあります。

007SHは、メモリが狭くてモッサリしたり、エラーがポップアップするので、使わないアプリは入れない方がいい。そして、購入した最初からアンインストールできないように入れてあるプリインストールアプリは、root化して削除するのが合理的だと言わざるを得ません。小生は、root化して、無駄にメモリを占拠しているだけの使わないアプリ約40MBくらいを削除しました。メモリ使用状況を 007SH の設定メニューのアプリケーション管理で見ると下記のとおりでした。

 ☆実行中RAM:実行中の表示において、142MB使用中で54MB空き
 ☆内部ストレージ:ダウンロード及びすべての表示において、185MB使用中で101MB空き

root をとれる 007SH にする為のざっくりした段取りは、次のとおりです。

1. SoftBank AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH について一般情報を入手しておく。
たとえば
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/android/1340532074/
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/android/1335677151/

2. 自分の007SHのバージョン等現状の構成を確認(メモ)しておく。

3. Android SDK をインストールして007SHをPCからadbできるようにしておく。
007SH用USBドライバーが必要な場合には下記ダウンロードサイトから持ってくる。
http://k-tai.sharp.co.jp/support/download/s/#!/soft_utility

4. "007SH root WiKi"から必要なファイルをダウンロードしておく。
"007SH root WiKi" http://www48.atwiki.jp/007sh/
にある 003/005SH Uploader http://chisa.dtdns.net/005sh/から
 [file54.lzma]
  rootkit 12/08/28 003SH/005SH/DM009SH
  25014 KB
  12/08/28-21:25
  rootkit_20120828.tar.lzma
及び
 [file55.lzma]
  rootkit 12/08/28用 007SH対応ファイル
  9649 KB
  12/08/31-20:27
  007sh-rootkitadd_20120831.tar.lzma
の二つを頂戴してきます。

5. [file54.lzma]に[file55.lzma]を加える。

6. root化ツールの使用開始
注意事項:
「003SH/005SH/DM009SH root kit 2012/08/28」のreadme.txtを読んでから作業を始めませう。

7. 007SH端末を電源ONにしてUSBケーブルでPCに接続して start.cmd を起動する。
 [file54.lzma]を解凍するとそこに下記のフォルダとファイルがあります。
  config folder
  files folder
  src folder
  readme.txt
  readme_007SH.txt
  start.cmd

7. 一時的にrootを取得したよん、という意味のメッセージが出る。
どれかキーを押すと続く
メインメニューが現れる


8. 現在007SHに入っているブートイメージ及びリカバリイメージをバックアップする。
メインメニューの1を選択。
/sdcard/backupimages/にバックアップが作られる。
その後、それらのファイルは、PC側のrootkitを入れてあるフォルダの中のfilesフォルダの中に、本日の日付及び時刻を名前にしたフォルダが作られて、以下のファイルがコピーされます。system.tarは449MBでsystem.yaffs2.imgは528MBもあるため1時間位かかる作業です。
  boot.mtd.img
  nandroid.md5
  recovery.mtd.img
  system.tar
  system.yaffs2.img

9. リカバリ領域にカスタムカーネルを書き込むことにしますので、メインメニューの1カスタムビルドを選択。
要するに、007SHに今入っているboot及びrecoveryのimgファイルに対してrootパッチをあててcustombuild-0048.img (約11MB)を生成して、007SH_root¥files¥images¥007sh¥本日の日付¥custombuild-0048.img としてファイル化するわけです。
 どれかキーを押すと続く
 ダイアログが出てくるのでバックアップしたbootのイメージを選択する
 どれかキーを押すと続く
 ダイアログが出てくるのでバックアップしたrecoveryのイメージを選択する

10. 最初は、上記9で生成したimgファイルを007SHのリカバリ領域に書き込んで動作確認します。

11. rootkitでリカバリ領域から起動を選ぶ。


12. 動作確認する。
例えば Root Checker アプリか何かを使ってrootになれるか確認してみませう。

例えば 007SH を USB で PC と接続して、$adb shell して su してみませう。
下のスクリーンショットは、おまけです。rootkitで既にSuperuser.apkがインストールされているのだけれども、SuperSU.apkもインストールしちゃってしかもBusyBox.apkもインストールしたあとRoot Chekderを起動させるというイタズラをしたところです。


13. 動作確認できたら、
007SH_root¥files¥images¥007sh¥本日の日付¥custombuild-0048.img
を今度はboot領域に書き込みます。
(これで、カスタムリカバリモードが使えるようになります。カスタムリカバリモードにするには、007SHが起動中にSoftBankロゴが出ているときにキーボードのホームキーを7~12秒間押せとrootkitのREADMEに書いてあった気がするのですが、今までに3回位カスタムリカバリの画面を出せましたが、再現性が低いです。また、このカスタムリカバリ機能は、有名なCWMと違って、SDカードに置いたZIPをフラッシュする機能等はありません。)


■9■ 007SHの永久root化したあと気になったこと

9.1 suバイナリが古いです

rootアプリを使ったら「#」マークが出て「suのバイナリが古いです」とのメッセージがあり、更新すると失敗してしまうという現象があります。なんで失敗するのか原因に近づくために下記のとおり少々実験を行いました。

まず which su すると /sbin/su と返ってきます。
そこで ls -l /sbin/su すると、
-rwsr-sr-x 1 root root 26260 Jan 1 1970 /sbin/su
と返ってきます。タイムスタンプが 1970 というのが少々気になります。
試しに Busybox をインストールすると、導入された su コマンドは /system/xbin/su に入ります。
ls -l /system/xbin/su すると、
-rwsr-sr-x 1 root root 125420 Jun 29 08:11 /system/xbin/su
と返ってきます。こちらの su コマンドのタイムスタンプは、インストールしたときになっていますから正常で、気になるところは特にありません。しかし、こちらの su プログラムのサイズは、/sbin/su より随分大きいことが気になります。
ではちょっと確認のためいたずらしてみます。
rootkit で /system を rw で remount し、下記の二行を実施します。
# mv /sbin/su /sbin/su.orig
# cp /system/xbin/su /sbin/su
この状態でしばらく007SHをいじってみましたが、「#」マークの警告は出なくなりました。
しかし、Superuser アプリの info を見ると、/sbin/su が赤字のままでした。
次に、007SHを再起動してから ls -l /sbin していますと、
-rwxr-x--- 1 root root 109696 Jan 1 1970 adbd
lrwxrwxrwx 1 root root 8 Jun 30 08:09 au -> /sbin/s
-rwsr-sr-x 1 root root 26260 Jan 1 1970 su
lrwxrwxrwx 1 root root 7 Jan 1 1970 ueventd -> ../init
と返ってきます。
コピーしたはずの su 及び su.orig が消えています。
以上の実験から「もしかすると、カスタムROMは、起動する毎に、RAM上に /sbin を生成して、どこからか su コマンドを送り込んで/sbin を ro にしているのではないか、ro だから /sbin/su を更新できない」と原因を予想してみました。
007SHのAndroid OSの /data/vendor の下を見ると下記のスクリプトが見つかりますから、たぶん予想は、当たらずとも遠からずではなかろうかと。
/data/vendor/etc/scripts/nandunlock
/data/vendor/etc/scripts/startup.sh
/data/vendor/bin/resetmiyabi.sh
/data/vendor/bin/misc/su
/data/vendor/bin/misc/inst_su.sh
この予想が100%合っているとすれば、/data/vendor/bin/misc/su を最新に交換してしまうだけでよいのかもしれませんが、時間が無くなったので実験するのはやめました。もしかすると、カスタムROMのブートローダーの動作を仕様変更する必要があるのかもしれませんからね。確証ありません。
現時点での対応策としては、Superuser の info 画面にある outdated binary notification のチェックを外す、ということだけにするのが正解なんだろうと思います。
ご参考:ガジェットな日々 http://blogs.yahoo.co.jp/win5525y/31004257.html

9.2 ダイエットしても未だメモリ足りないよ

007SHもそうなのですが、メーカーやキャリアーは、全ての人々に是非利用してもらいたいとしてプリインストールしているアプリがたくさんあります。これらのプリインストールアプリは、明らかに、端末や網利用者全ての人々に必要だとは限らないのは自明なのにプリインストールされています。全く害が無いなら我慢もしますが、害が出る場合があるので困ります。たとえば、プリインストールされたアプリを介してキャリヤーやメーカーが勝手に提供を始めたサービスが勝手に終了しているため、単にメモリを消費しているだけの厄介者になります。また、サービスは継続されてるとしても全く興味が無い人々は利用しませんから同様にメモリを消費しているだけの厄介ものです。メモリを消費すると何が悪いかというと、たとえば007SHは、メモリ容量が少ないので、利用者が本当にインストールして利用したいアプリが入らないという致命的な邪魔者になるわけです。しかも、アンドロイドのアプリは、なぜか、アップデートの頻度が高いうえにその都度容量が増えるという傾向があるため、新しいアプリを追加していないのに既存のアプリをアップデートするだけでメモリが満杯になることがあります。007SHを工場出荷状態、すなわち利用者の追加アプリなしの状態で、こないだ(2014年6月現在)Playで見るとアプリのアップデート通知が来ているので、すべて更新ということをやったところ、まだ未更新のアプリがたくさん残っているにもかかわらず、メモリが満杯だというエラーが出てしまいました。007SHは2011年発売の機種ですから、(2014年6月現在)この製品の寿命は3年だということです。電子機器の進歩は早いとは言っても、購入時点で満足していたのに、そのまま長く(3年以上という意味)利用することが前提になっていない商売というのは、常識的に社会の不健全を感じざるを得ません。

プリインストールされている多くのアプリは、システムアプリとしてインストールされてしまっているため、利用者にはアンインストールできません。しかし、長く利用し続けるには、root 権限を取得して自分で消すしかないでしょう。だから、root権限をとって先ず行うことは、全く使わないアプリを消してメモリを開放するとです。

小生は、メールクライアントアプリとしてK9ひとつでよいので、プリインストールされていたGMailアプリ及びEメールアプリは全く必要ありません。だからアンインストールしました。他にも小生は全く使わないアプリがたくさんありましたので消しました。その結果、メモリは開放されて、空き容量70MB程度に増えました。以前よりもサクサク動くようになりました。しかし、アプリを3つ4つ起動していると「アプリが反応しないから終了にするか待機するか」と問うエラーメッセージが現れたり、とにかく重たくもっさりし始めます。

ダイエットしても未だメモリ不足には違いありません。使用頻度の低いアプリはSDメモリカード移動というのやったり、更新したアプリの更新部分だけ削除しました。

9.3 SIMロック解除

いわゆるガラケー用に中国製「SIM下駄」なるものが売られているらしい。薄いフィルム上のプリント基板で小さいICが乗っていてSIMと端末との間に入れて使うものらしい。製品名は、
Sim Unlock Card, i-smartphone 3G Storm です。パッケージはこんなデザインで名刺大です。秋葉原で探してきました。500円でした。個人輸入することを考えるとリーズナブルな値段だと思います。
 

SIM下駄にはICが搭載されているので、SIMを切り欠いてICのはまる場所を確保します。SIM下駄には電極がありSIM及び007SHと電気的に接続されねばなりませんので、SIM下駄の電極を覆っているであろう酸化皮膜の除去が必要です。更に、SIM下駄は、とても薄いので、SIMと重ねて007SHに挿入するとき十分丁寧に慎重にやります。

SIM下駄を間にかませて、b-mobileの通話+データ通信し放題(但し速度上限150kB/s)の契約のnano SIMをプラスチック製アダプタを使って利用しました。SIM下駄のICを逃がすのにプラスチック製アダプタを加工できるので、SIMにダメージを与える心配から開放されました。

b-mobileは、ドコモのMVNOなので007SHには、ドコモと表示されました。アンテナピクトが白い色をしているのは、まだGoogleアカウントの認証が未だであることを示しているらしい。また、隣に3Gアイコンが現れていないのは、APNの設定が未だだからです。


APNの設定を行います。b-mobileの場合ユーザー名の@の右はいろいろあるようです。
 APN:bmobile.ne.jp
 ユーザー名:bmobile@aeon
 パスワード:bmobile
 MCC:440
 MNC:10
 認証タイプ:PAPまたはCHAP ※設定可能な場合
 PDP type :IP ※設定する必要がある場合
以上が本来の正しい設定なのですが、MCC及びMNCを正しく設定するとAPNが保存されないどころか消失してしまうという奇妙な現象があります。それで、MCC及びMNCをいじらない(MCC=001, MNC=01のままとする)でAPNの設定を完了させました。
/system/etc/apns-conf.xml をテキストエディタで修正してしまえばよいのかもしれませんが、未だ実験してません。

それから、このSIM下駄は、ローミング扱いで機能させる戦略になっているようなので、007SHのモバイルネットワーク設定でデータ通信及びデータローミングにチェックを入れて、3G/GSM設定は3Gを選びます。ちなみに、ワンセグアプリは機能しませんでした。どういうことか勝手類推してみますと、ローミング(この場合国際ローミングという意味で言っています)なのでデジタルテレビ放送方式が日本と違う可能性(あくまで可能性であり同じ方式を同じ周波数で導入する国は無いとは断言できないという意味)があるので、映らないのか故障なのか質問を抱かせたくないし、もし質問が来たら説明なしの定形文回答で済ませたいから、こういう変てこな仕様なのだろうと思わざるをえません。

APNの設定を行い画面を見ると、ご覧のとおり、アンテナピクトが緑色になっており、また3Gアイコンも現れて緑色になっています。3Gアイコンの下にある二つの矢印↑↓が緑色なのはアップリンクダウンリンクともにデータ通信が行われている最中であることを示しています。
アンテナピクトのところにRという文字が現れていますが、ローミングの頭文字です、即ちローミング扱いだということです。ローミングには二種類あります。一つ目、昔ソフトバンクがボーダフォンだったときのその前、J-PHONEだったころ、日本の中に複数のJ-PHONE地域会社があり、ローミングしていた時期があります。その頃は、関東契約のJ-PHONEで関西へ行くとローミングでしたから携帯電話の画面にもローミングが示されていたものです。二つ目、国際ローミングです。国際ローミングだとソフトバンクの電波ではありませんが圏外でもありません。どういうことかと言えば、ソフトバンク特有の、圏外が長く続くと自動的に機能制限モードになってしまい、端末の位置登録通信を正常に完了するまで端末を利用させないという仕掛けを回避できるの*かも*しれないということです。1ヶ月程したら判明することでしょうから、そのとき、このブログを更新しようと思います。




発信は全然違和感ありません。
着信は、致しますが、電波の届かないところにおられるか電源が切れていてつながりませんという状況になることが多いので、実用的とは言いがたい状態です。
パケット通信は、APNの設定に違和感がありますがそれでも普通にできます。
rootとってありますのでテザリングも当然OKです。

EMOBILEのGL07Sというソフトバンクへのローミング機能を有する機種で契約したSIMがあるので、そいつだったら着信も普通にできるかどうか、とても気になりますので、実験で確認してみました。実験結果から言うと、SIM下駄により007SHはSIMを認識するのですが、ソフトバンクが網側で拒否しているらしく(想像です)、3Gネットワークに接続できませんでした。おそらくGL07S用にEMOBILEが発行したSIMの場合には、GL07Sという端末以外は、ソフトバンクの網に接続させないことになっているのではなかろうかと思います。なので画面上は圏外です。なので解約されたSIMが入ったままの007SHと同じ状況です、この場合、ワンセグは機能しますが、圏外状態でワンセグ機能を利用していると、およそ1か月後(らしい)に突然、007SHに組み込まれたソフトバンクお得意の機能制限ロックという時限爆弾が起動して全ての機能を自動的に封印してしまいます。ソフトバンクのロゴは印刷されてますが、利用者が購入した端末でありワンセグ放送はソフトバンクとは関係ないはずなのに、ソフトバンクの端末に組み込まれた時限爆弾が勝手にしかも突然何の事前説明もなしに封印という理不尽きわまりない暴挙に出るわけです。ソフトバンクは、無料で封印解除に応じるとしているものの、ワンセグ等の機能制限(封印)解除と同時に、勝手に電話機能を封印して二度と電話として利用できなくされるそうです。なんだかとっても感じ悪いと思います。

007SHとは無関係の話題になりますが、このSIM下駄をガラケーで試してみました。

●P2102Vの場合は、FOMAのUSIMを入れろよと言わなくなりますが、see you という画面が現れて再起動繰り返しという状況でした。
●SH906iの場合は、一番最初だけはきちんと起動してアンテナピクトもちゃんと表示されて画面にはSoftbankとキャリア名が表示されましたが、電話を着信させてみると圏外表示となりSoftbankという表示も消えてしまい、電話をかけている側には「電源が切られているか電波の届かない・・・」というアナウンスとなりました。
●P903iの場合は、FOMAのUSIMを入れているときと同様に起動し、発信できるのですが、全く着信できませんでした。
●F901iCの場合は、圏外。
●NM706iの場合は、発信機能及び着信機能が完璧に機能いたしました。SMSの送受信もできました。

XPERIA X10 mini (E10i)

2014-06-15 | Android
2014年5月、アマゾンで「Sony Ericsson XPERIA X10 mini (ブラック) 海外携帯 (国内使用可能) 価格:¥9,800 (税別)」というのを見つけました。この製品の型番は E10i です。

販売及び発送は、KINGSPECJP というひとです。

エリクソンという会社は、昔から携帯電話基地局側機材及び移動機端末を製品化していました。エリクソンの移動機端末の特徴は、いわゆる無骨な超小型という感じ(あくまで小生の個人的印象)でした。ソニーエリクソンになってからは、携帯電話端末にソニー風味が加わりました。下の写真は、右から、エリクソンのGSM携帯電話、今回のX10 mini、ソニーエリクソンのSO-01B (X10)です。



下の写真は X10 mini の入っていた箱です。

    

KINGSPECJP から届いた X10 mini のソフトウェアは中国語でした。そして、Playストアが入っていないんです。でも英語モードはありましたので、とりあえず英語モードにしましたが、このままでは、実用的でありません。ファームウェアを入れ替えることにいたしませう。

 

下の写真は、クリップ付き伸縮ストラップを付けたX10 miniです。


XPERIA X10 mini には、CyanogenmodによるカスタムROMが三種類あります。
  miniCM7 Gingerbread 2.3.7
  miniCM9
  miniCM10
forum.xda-developers.com によれば、
Performance wise miniCM7
Looks wise miniCM9 and miniCM10
だそうですので、とりあえず miniCM7 の最新版となる MiniCM7-2.2.2 をインストールすることにしました。

もしもminiCM10にする場合は下記URLが参考になるかもしれません。
http://code.google.com/p/minicm/
miniCM7を入れて少し味見を行った後、miniCM9及びminiCM10を焼いて味見してみました。率直に言ってHT-03Aのときみたいに遅くて実用になりませんでした。更に、カメラにまだバグが残っていてメニュー機能がまともに動作しませんでした。結局、miniCM9及びminiCM10の味見は、数時間だけにして、すぐにminiCM7に戻しました。ところが、そのとき、OSのバージョンが合わないかららしきカーネル焼きこみエラー及びカーネルバージョンが合わないかららしきOS焼きこみエラーに見舞われてしまい、miniCM7に戻すのに手間がかかりました。そのときは頭の一時記憶に残っていたので、いろいろ組み合わせを試してことなくを得るに至ったのですが、テキストで記録を残してしていなかったので、ここに手順を備忘録することができません。

下の写真は、miniCM7で動作させた X10 mini の画面です。

 

X10 mini のファームウェア(いわゆるROM)を入れ替える際の手順を以下にメモ。
聖典は XDA です。全てはここからです。
“[ROM] MiniCM7-2.2.2 [6-7-13] Gingerbread 2.3.7-CM7.2 unofficial port for the x10mini”
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1068553
XDAサイトは会員制ですので、登録しないとファイルのダウンロード等ができません。
下記でご紹介するURLからツールをダウンロードする際、PCにインストールしてあるウィルスチェッカーに引っかかる場合があるようです。ウィルスチェッカーが危険だと判断したら、たぶん危険なのでしょうけれども、危険なだけで実際には悪さしないという可能性もあります。いずれにせよツールをダウンロードしないと楽しめません。

(1) X10miniのベースバンドバージョンが M76XX-TSNCJOLYM-53404015 であることを確認する。
  もし違う場合は、以下の操作は、期待する結果にならない可能性があるようです。

(2) カーネルをダウンロード
  E10_nAa-14_2.6.29.6-nAa-14.ftf
  http://minicm.googlecode.com/files/E10_nAa-14_2.6.29.6-nAa-14.ftf

(3) カスタムROM(Gingerbread 2.3.7 CyanogenMod 7.2)をダウンロード
  MiniCM7-2.2.2-robyn.zip
  http://goo.im/devs/nAa/MiniCM7/robyn/MiniCM7-2.2.2-robyn.zip

(4) Google Apps をダウンロード
  gapps-gb-20110828-signed.zip
  http://goo-inside.me/gapps/

(5) S1 Tools をダウンロード
  http://droid-maniac-milan.blogspot.jp/2012/04/how-to-unlock-bootloader-in-xperia.html

(6) Flashtool をダウンロード
  http://droid-maniac-milan.blogspot.jp/2012/04/how-to-unlock-bootloader-in-xperia.html

(7) カスタムリカバリをダウンロード
  xRecovery_X10i_Mini_(E10i).apk
  http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=914271

(8) カスタムリカバリのダウンロード
  xRecovery_X10i_Mini_(E10i).apk をダウンロード。
  http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=914271

(9) SuperOneClick のダウンロード
  http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=803682
  とか、
  http://sourceforge.jp/projects/sfnet_me722-cm/downloads/sbf/SuperOneClickv2.3.3.zip/
  あたりからダウンロードできます。

(10) ダウンロードしたファイルをX10miniに挿入されているSDカードのルートに置く。
  E10_nAa-14_2.6.29.6-nAa-14.ftf
  xRecovery_X10i_Mini_(E10i).apk
  MiniCM7-2.2.2-robyn.zip
  gapps-gb-20110828-signed.zip

(11) Root化する
  SuperOneClickを利用してX10mini(E10i)のrootをとります。

(12) カスタムリカバリのインストール
  xRecovery_X10i_Mini_(E10i).apk を実行することでカスタムリカバリをインストールする。

(13) S1 Tool で調べてみる
  S1 Tool を起動する。
  S1タブのPhone TypeをE10に設定する。
  X10miniの電源をOFFにする。
  USBケーブルでPCと接続する。
  S1 Toolに下記メッセージが流れる。
    RUNNING S1_EROM VER "r8A029"
    SOFTWARE AID: 0001
    LOADER AID: 0001
    FLASH ID: "0020/00BC"
    LOADER VERSION: "r4A060"
    MODEL (from GDFS): E10i
    SOFTWARE VERSION: 1235-3408_2.1.1.A.0.1.16
    CUSTOM VERSION: 1237-1709_R14B
    FILESYSTEM VERSION: CHINA-1-8_2.1.1.A.0.16
    SERIAL NO: CB511MG2PW
    SEMV SIMLOCK CERTIFICATE
  ここで注目する項目は、RUNNING S1_EROM VER "r8A029" というメッセージ。
  "R8A029"だとブートローダーはロックされている。
  "r8A029"だとブートローダーはアンロックされている。


(14) ブートローダーをアンロックしないとカスタムROMの書き込みができません。
  小生が購入したX10miniは、(6)で調べたとおり既にブートローダーがアンロック済みでした。
  新品ならばブートローダーがロックされているはずですので、自分でアンロックする必要があります。
  ブートローダアンロックの聖典は以下のURL。
  http://forum.xda-developers.com/show....php?t=1254225
  ブートローダーアンロック方法にはいくつかあります。
  (方法1)
  Flashtoolでブートローダーアンロック(BLU)する。
  (方法2)
  X10mini用のmsm7227を利用する。要注意→文鎮になる場合がある。

(15) Flashtoolを用いてカーネルを焼く。
  X10miniの電源をOFFする。
  Flashtool側で焼くもの即ち nAa を指定してflashボタンを押しておく。
    (kernel.sin 及び loader.sin を焼くことになります)
  X10miniのバックボタンを押したたまUSBケーブルでPCと接続します。
  Flashtoolがあなたの電話機を検出してカーネルを焼き始めてくれることでしょう。
  終了したら、USBケーブルを外して、X10miniの電源をOFFします。

(16) バックアップをとっておく。
  X10miniの電源OFF
  nAaというロゴが現れたら、カスタムリカバリモードに入れるためにボリューム下ボタンを繰り返し押します。

(17) 'backup and restore -> Backup' を選択して実施させます。

(18) 'wipe data/factory reset'を選択して実施させます。

(19) 'install zip from sdcard -> choose zip from sdcard'を選択して、MiniCM7-2.2.2-robyn.zip を選んで焼きます。

(20) Reboot (再起動)します。(最初の起動では2分程度かかります)
  再起動が完了したら、X10miniがちゃんと使えそうかチェックしてください。

(21) Google Apps を焼きます。
  X10miniの電源OFF
  nAaというロゴが現れたら、カスタムリカバリモードに入れるためにボリューム下ボタンを繰り返し押します。
  'install zip from sdcard -> choose zip from sdcard'を選択してgapps-gb-20110828-signed.zipを選んで焼きます。

(22) Reboot (再起動)します。

(23) X10miniが起動したら、
  CM Settings -> System -> Update notifications メニューから'Register'を選択する。
  (これでMiniCM7のアップデート通知が来るようになるはず)

(24) 完了


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    動作感
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1. IIJmioのSMSオプションなしのSIMを挿していますが、ちゃんとアンテナピクトが立っています。
2. 050plusをインストールすることはできますが、画面サイズが050plusアプリの想定を超えている模様で、電話番号ボタンがちゃんと表示されません。また、設定メニューにあるテスト通話をしていますと、声が途切れます。処理能力が足りない模様です。
3. b-mobileの電話&フリーデータSIMを挿してみました。音声通話には全く問題ありません。むしろこんなに小さいのに快適に通話できることに改めて驚かされました。エリクソンの超小型携帯電話端末は、通話がとても快適という歴史的特徴があります。さすがエリクソン技術です。
4. 着信音がけっこうちゃんとデカイです。超小型端末からこんなにしっかりした着信音が出てくるのは感心です。これもエリクソン技術です。
5. ...


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  その他 改良情報
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●Xperia X10 mini バッテリー交換
http://fx-parl.seesaa.net/article/157300579.html

Xperia X10 mini/mini FMラジオ
http://www16.atwiki.jp/x10minipro/pages/45.html
→試しましたが上記のカスタムROMには、効果がありませんでした。

●やっとFlashToolだっ!
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n123373

●人々柱の備忘録
http://hitobitobashira.blog64.fc2.com/blog-entry-194.html
ソニーエリクソン XPERIAミニといえば、独自だけど大変使いやすいホームアプリが有名です。なにしろ画面が狭いですから、四隅に4つのアイコンを収納して、素早く呼び出せるこのホームアプリは最高です。

四隅の便利なホームアプリapkのファイル名は下記のとおり。
SE_Active_launcher.apk



◆◆◆【 XPERIA X10 mini 製品概要 ここから】◆◆◆

製品発表時期: 2010年2月14日

2G Quad-band
GSM/GPRS Class 10 (4+1/3+2 slots),
32?48 kbit/s/EDGE: 850/900/1800/1900 MHz

3G Tri-band
UMTS/HSDPA/HSUPA: 850/1900/2100/900 MHz

大きさ 83.0×50.0× 16.0 mm
めかた 電池含んで88グラム

Operating System: Android 1.6
バージョン2.1への公式アップグレードサービスあり

CPU: 600 MHz Qualcomm MSM7227
Memory: 256 MB RAM
Storage: 128 MB in phone

2 GB マイクロSDカードが付属します。
64 GB のマイクロSDHCメモリーカード利用可能。

電池: Li-Po 950 mAh

デュアルタッチ

ディスプレイ: TFT, 2,55", 16M color, 240×320ピクセル(157 ppi QVGA) hardened

背面カメラ: 5 MP with Auto focus
Flash LED illumination

GPSあり
Geo tagging 機能あり

Wi-Fi 802.11 b/g
Bluetooth 2.0 with A2DP
microUSB 2.0
3.5 mm オーディオジャック

◆◆◆【 XPERIA X10 mini 製品概要 ここまで】◆◆◆

誤ってWAONアプリを消しちゃった! バリューを復活させる方法

2014-05-31 | Android
WAONのサイトで調べたところ、モバイルWAONですのでイオンカードコールセンターへ電話すればよいことがわかりました。早速電話してみたところ、案の定、しばらくお待ちいただくかかけ直してください、というアナウンスをしばらく聞くことになりました。金曜日の17時25分だったせいもあるかもしれません。しかし、5分くらい待ったところで、意外と早く、イオンカードコールセンターの総合案内のオペレータ様につながりました。問い合わせ内容は以下のとおりです。

●スマホにインストールしたモバイルWAONアプリを消してしまいました。
●モバイルWAONを再インストールして新規登録を行ったが、入れてあったはずのバリューがありません。

イオンカードコールセンター総合案内係員の対応はプロフェッショナルで感心いたしました。以下の確認をしたあと、モバイルWAON担当から30分以内に折り返し電話しますとのことでした。

1.スマホを修理に出しましたか → ちなみに、いいえ、です。
2.フルネームでお名前 → ○○○○ ○○○○ です。
3.生年月日 → ○○○○ ○○○○ です。
4.モバイルWAONで登録している電話番号 → EMOBILE GL07Sの契約電話番号を伝えました。
4.モバイルWAONにイオンカードの登録をしていますか。 → ちなみに、いいえ、と答えました。
5.折り返しの電話番号 → 操作方法の説明を期待したので別の電話の番号を伝えました。

電話を切って15分くらい後に、モバイルWAON担当の係の人から電話がありました。
電話をつなげたまま、手順の説明及び操作指南を行ってくださいました。

(1) 新しくモバイルWAONアプリをダウンロード&インストールします。
  →はい、やってあります。

(2) モバイルWAONアプリ内で新規登録を行います。
  →はい、やってあります。

(3) モバイルWAONの起動画面にある「お客様メニュー」を選択。

(4) パスワード入力画面になるので、新規登録の際に設定したパスワードを入力し、同じ画面の下の方にある「[1]ログイン」を選びます。

(5) メニューリスト画面になるので「[5]WAON再発行」を選びます。

(6) また別のメニューリスト画面になるので「[1]モバイルWAON再発行申請」を選びます。

(7) 旧WAON番号、漢字の姓名、全角カナの姓名、生年月日を入力し、次へボタンを押して、画面の指示に従い申請を完了させます。
  旧WAON番号は、その場で係の人が伝えてくださいましたが、実は小生もメモ帳に番号を控えてありました。

以上でモバイルWAON再発行申請手続きは完了ですが、前のモバイルWAONのバリューを今インストールしたモバイルWAONへ反映するには、モバイルWAON再発行反映操作をスマホ側で起動しているモバイルWAONアプリ内で実施する必要があるそうです。なお、WAONセンターサーバー側での処理の都合上、その反映操作は、本日から10日後とのことです。但し本日から10ヶ月以内に行う必要があるとのことです。従って、本日から10日以上経過してから、「お客様メニュー」の「[2]モバイルWAON再発行反映」を実施すれば完全復帰完了となります。

素早い対応に顧客満足度が向上しました。

EMOBILE GL07S root | イーモバイルGL07S ルート化

2014-05-30 | Android
我が家の地域はEMOBILEの電波が弱い。我が家の室内はEMOBILE圏外である。まさかそういうことがあるなんて思わずに、2008年頃に、H11HWでEMOBILEの音声回線を契約してがっかりしたことがある。あれから6年経つが、我が家周辺のEMOBILEの電波状況は、当時と同じである。ところが、2013年3月7日に、EMOBILEからGL07Sという端末が発売となった。GL07Sは、EMOBILEのSIMでSoftBankへ国内ローミングできる点が面白かった。SoftBankなら我が家の室内も圏内だから、全然役に立たないということは無いし、国内で異なるキャリアへのローミングてどんなのか、ぜひ味見をやりたくなったので、性懲りもなく2013年10月頃に、EMOBILEを契約した。2014年5月現在、GL07S端末新規又はMNP転入で、月々の支払いが2,900円台という状況になっていますが、小生の契約は、データ通信にだけ使い通話は一度もしなかった月でも3,994円(これは税込み2014年5月請求分の場合)です。GL07Sの本体価格と一体化した月額基本料金は、待てば待つほど安くなりますなあ。

小生のGL07Sは、使い始めて半年経ちましたので、初期不良は一応無い個体だったと考えてよいと思います。そこで、Titanium Backup アプリをインストールしたくなりました。そして、K9を使っているからGmailアプリ及びEメールアプリは不要、Googleドライブは不要、FlickWnnを使うのでFSKARENは不要など、結構不要なアプリがたくさんあります。それらを消してしまえば、音楽やビデオを入れるメモリ領域が増えますから、是非そうしたいわけです。無効化では容量が増えませんから消してしまいたいのですが、システムアプリになっているため普通の方法では消せなくなっています。そこで、root 登場です。

ガジェットのある日常/GL07S Root化してみた
http://advancedbear.blogspot.jp/2014/03/GL07S-Root.html
を参考にして、小生のGL07Sで再現試験をしてみました。

小生のGL07Sは、ビルド番号 B211 まで更新済みでした。
小生は、HPのノートPCでWindows 8.1です。Android SDK及びUSBドライバはインストール済み。
上記参照ブログで指定のあった「emobile-gl07s-root.zip」をダウンロードしてきまして解凍。
GL07S(USBデバッグモード及び提供元不明アプリインストール許可)をUSBでPCへ接続。
root.batを実行。
emobile-gl07s-root.zip が B207 なので、B207 状態で root 化完了しました。

上記参照ブログでも言及しておられる通り、Bluetoothやおサイフケータイは正常に利用可能の模様です。
上記参照ブログにご紹介があった Busybox on Rails 及び ESファイルエクスプローラーをインストールしました。

上記参照ブログでは、『なお、この状態でアップデートを実行すると起動しなくなるという情報があるので、設定のシステムアップデートのところから、「更新の通知」を切っておいたほうが良いかもしれません。』との助言があり、更に、『ブートローダーが起動すれば、ルート化の際に焼いたsystem.img等をフラッシュすれば文鎮化は回避できるかもしれません』ともありましたので、ブートローダーモードについて少々ググってみたところ、今回の root 化方法は、root 化された純正 ROM であってカスタム ROM ではないため、ブートローダーをアンロックする必要は無く、fastboot で突っ込むことができるということらしい。そして、GL07S起動時に画面に現れるEMロゴのときがまさにブートローダーが動いているときらしい、との情報が得られましたので、EMロゴでループしている状況に陥ったときには、PC側でDOS窓を開いてroot化に使ったファイル群が収めてあるフォルダへとCDして、
C:> fastboot flash boot boot.img
とコマンドラインに用意しておいてから、GL07SをUSBケーブルでPCに接続します。

GL07Sでシステムアップデートのチェックを行います。
B213 への更新があるということだったので、OTAで実施します。
約100MB程ダウンロードが行われ続いて再起動がかかり、システムアップデートが始まりました。
そして再び再起動がかかり、EMロゴが現れてバイブで1回ブルっと鳴り再びEMロゴが現れるというループ状態になりました。

この状態のとき、DOS窓で、
fastboot flash boot boot.img
で、エンター待ちのところで、エンターしてやります。
boot.imgがWRITEされている旨メッセージが出ます。
5Mバイト程度なので一瞬で書き込み終了します。
(音量下と電源長押しとか、音量上下と電源長押しとか必要だったかどうか覚えていません)

以上で、B213状態がroot化されたGL07Sの出来上がりです。