文珠川慧久の道楽帳2

turezure naru mama ni

iPhone4 (iOS 6.1.2 を5.1.1に戻した)

2013-02-24 | iPhone
iOS6のiPhone用のGoogleマップはリリースされているので,Googleマップを直に利用するには,不自由無いのだが,たとえば写真アプリの中で撮影地表示モードにしたときには,GoogleマップでなくAppleマップになってしまう.これがどうしても我慢ならないので,せっかくiOS 6.1.2 にバージョンアップ iPhone4 なのであるが,iOS 5.1.1 に戻すことにした.

手順は,下記のサイトが示している手順に従った.
How to Downgrade iOS 6.0.1 to iOS 5.1.1 on iPhone, iPad or iPod Touch [Guide]

使わせていただいたソフトウェアは redsn0w_mac_0.9.15b3 である.
戻したファームウェアは,iPhone3,1_5.1.1_9B206_Restore.ipsw である.

iPhone4 の iOS 5.1.1 の SHSH は,Tinyumbrella で取得し Cydia と共有済である.SHSHが無いと戻せないのである.

ちなみに,小生は iPad 2 も持っているのだが,購入時点で既に5.0.1だったので,4.xのSHSHなんて無いのである.しかも5.1.1にするのを忘れていたのでそのSHSHも無い.なのに,うっかり6.0.1にしてしまい,その後6.1.2にしてしまった.どうやら,iPad 2 を 5.x に戻すことは,できそうにないようだ.iPad 2の6.xを5.xへ戻すには4.xのSHSHも必要,要するに5と4のSHSHを両方必要だから,片方しか無い場合は,できないらしいということである.

Apple Earphones with Remote and Mic を2Pマイクプラグとステレオヘッドホンプラグに変換するケーブル

2012-08-09 | iPhone
Apple Earphones with Remote and Mic (リモートコントローラとマイク搭載のイヤホン)を2Pマイクプラグとステレオヘッドホンプラグに変換するケーブルをあきばお~で発見しました。
《注意》→てっきり題名にある通りの製品かと思っていたのですが、購入してから1ヶ月程経過したある日に、いざ使おうとしたところ、なんとマイクが機能しませんでした。インチキでした。

汎用マイクヘッドセットをiPhoneやiPadで使うための変換ケーブル

2012-08-05 | iPhone
これ→「iPhoneやiPadにステレオイヤホンを2セット挿すための変換アダプタ」が、2つの穴位置がもっと離れていて、しかも汎用マイクヘッドセットをiPhoneやiPadで使うための変換ケーブルだったらとっても素敵だったのですが違いました。そこで今回は、大いに気まぐれて数年ぶりに部品を集めてハンダゴテを握り自作することにしました。
秋葉原へ行っても、通信技術なら主にプロトコルを、パソコンなら主にメーカ製PCやアプリケーションソフトウェアを、携帯電話なら主に移動機端末を見て歩き、あきばお~あたりではメモリを買う程度といった具合でした。想えば随分長い年月、部品屋で買い物をしてませんでしたな。昔はラジオデパートにお気に入りの部品屋さん(第三カマタ)がありましたがもうとっくの昔に姿を消してしまいました。秋月は定番なので、更に新規開拓ということで、全国に店舗展開しているマルツを試してみました。マルツでポイントカード作ってみました。そのうちネット注文店舗受け取りっていうのを試してみようと思いますが、今回は店舗購入。出来上がったケーブルはこれです。
    ↓

部品は以下のとおりです。
(1)4Pプラグ(マルツで購入)
(2)3Pステレオジャック(マルツで購入)
(3)シールド付3芯ツイストケーブル(JR総武線ガード下の九州電気で購入)
  {ケーブルには ”KYUSYU DENKI ツイスト”と印刷がありました}
(4)直径6mm熱収縮チューブ(マルツで購入)
(5)直径4mm熱収縮チューブ(マルツで購入)
(6)フェライトコア(秋月電子で購入)
これでプラントロニクス社製のヘッドセットをiPhoneやiPadで使用可能になりました。
    ↓

小生はこれから、次のステップとして、このケーブルをiPhoneとアマチュア無線機との接続にも利用するつもりなので、フェライトコアを入れてあります。汎用のヘッドセットをiPhoneやiPadで使用するだけならフェライトコアは不要かもしれません。
以下にプラグ配線図、ジャック配線図、ケーブル回路図を示す。

iPhoneやiPadにステレオイヤホンを2セット挿すための変換アダプタ

2012-08-04 | iPhone
秋葉原にあるセルスタR(外神田3-7-14 MYビル1F)というお店で、ビニール袋に入った下記写真のケーブルが売っていました。

仕様は不明とのことでしたので、味見のため、250円で購入して来ました。2つの穴へそれぞれ4Pのプラグを挿して、導通テスタで調べてみましたところ、これは、iPhoneやiPadにステレオイヤホンを2本挿すためのケーブルであることが判明しました。マイク端子は接続がありませんでした。2つの穴の距離が近いので、アップル純正のステレオイヤホンマイクのプラグくらい細身でないと2本刺せないでしょう。この変換ケーブルは、iPhoneのマイクとステレオイヤホンとを分離するものではありませんでした。実際に2本挿してみますと、音量が下がりましたので、中身は単純に並列接続回路になっているだけに違いないでしょう。

AV COMPONENT+HDMI+HUB+CARD READER+CHARGE+SYNC+VGA+STAND

2012-06-19 | iPhone
秋葉原の三月兎魔窟へ行って「ALL-IN-ONE Docking」というガジェットを入手してきた。箱には、Docking for ipad1/ ipad2/ iphone/ ipod と書いてある。要するに、iPhoneやiPadの入出力機能拡張装置である。AVコンポーネント、HDMI、ハブ、カードリーダー、充電、同期、VGA、スタンド機能を提供してくれる。

接続は次の図のように行う。

iPad2 (iOS 5.01)及びiPhone4 (iOS 5.01)では、音も含めてHDMIで画像出力できるのでプレゼンテーションに使えた。New iPad及びiPhone4Sでは全く機能しなかった。

三月兎(魔窟にしかないよ)
http://www.march-rabbit.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=6786
あきばおー
http://www.akibaoo.co.jp/01/commodity_param/ctc/01370000/cmc/4528483064235/shc/0/
アマゾン
http://www.amazon.co.jp/Docking-Station-iPhone-iPad-iPod/dp/B007A0CWGI

iPhone4, iOS4.1をiOS5.0.1に更新してJB

2012-02-11 | iPhone
SoftBank キャリアロックの iPhone4 を一年半ほど iOS 4.1 にとどまって利用していたのであるが redsn0w 0.9.10b5 の登場を期に iOS 5.0.1 へとアップグレードした。

参考URL:
[iOS] iOS 5.0.1 完全脱獄を行う方法!for A4デバイス「Redsn0w 0.9.10b5」

CydiaがiOS 5に最適化されていないため、日本語環境ではキーボードが出る場面でCydiaが落ちるとの情報があり、それを回避するにはiOS使用言語を英語に設定してから、Cydia Keyboard Fixer をインストールしてから、その後は日本語環境のままCydiaを使うことが可能との情報があった。

【Cydia Keyboard Fixer – Cydiaが日本語環境でも落ちないようになる! [JBApp]】


その後、いくつかお気に入りのユーティリティを入れた。

● TetherMe
インターネット共有機能を活性化してくれる。

● SBankPushFetcher
"@i.SoftBank.jp"ドメインのメール通知があると、純正メールクライアントを自動的に起動してくれるように機能が追加される。

● NTPdate
NTPサーバから時刻を取得してiPhone4の時計を修正してくれるアプリケーション。この機能と同等の機能をデーモン型で提供してくれるアプリケーションもあるが、手動で時刻修正をすればよいと考えているし、デーモンとして動かしていると手動でたまにやるよりも電池を定期的に消費することになるので、それを避けたかったという考えもある。

● iRealSMS3.0
純正のSMS/MMSメールクライアントは、いわゆる漫画の吹き出しみたいにメッセージが並ぶ会話形式しか提供されていないが、このアプリケーションは、それに加えて普通のメールクライアントのようにリスト形式を提供している。

● SilentPatcher 5
マナーモードの時には、静止画及び動画カメラのシャッター音もマナーにしてくれる。

● CyDelete
Cydiaで導入したアプリケーションでも、普通のiPhoneアプリの消去方法と同じやりかたで消去できるようにする機能追加である。

Geiger Camera ガイガーカウンタ

2012-01-09 | iPhone
iPhoneを放射線量計にしてしまうおもしろアプリがガイガーカメラである。放射線量の検出にはiPhoneに搭載の半導体撮像素子すなわちカメラを利用する。放射線の波長は可視光よりも遥かに短い電磁波なので、半導体撮像素子で放射線だけとらえるために、カメラには可視光が入らないようにして使うのである。小生はiPhone4で試してみた。バンパーを外して平らな所に普通に置けば、背面カメラにはほぼ可視光は入らない。テレビ電話用の正面のカメラは使っていないのかもしれない。

iPhoneの撮像素子に放射線が飛び込んで来ると、可視光のときよりも少ないわけであるが、撮像素子には電気的な変化が生じる。iPhoneのハードウェアとiOSのデバイスインタフェースに、ピクセル毎の電位をある程度読み出せる仕組みがあるのかそれとも別の何か仕組みがあるのか、小生は把握していないが、とにかく、放射線量と撮像素子の電気的変化との間に相関関係があって、本物の線量計とレファレンスの放射性物質とでキャリブレーションすれば、ある程度線量計としての計測結果再現性が得られるのだろうと思われる。

iPhone4を機内モードにしてから、ガイガーカメラ (Geiger Camera)の測定モードを起動して遮光袋に入れた。袋に入れる前にiPhone4のてっぺんのボタンを押して画面を消しておく。枕元に置いて就寝し、起床後の画面を見たらしたの通りであった。5時間20分41秒の計測で0.01マイクロシーベルト毎時となっている。

←クリックすると拡大

充電しながらGeiger Cameraを稼働させると熱の影響が出るようなので、測定の際は充電しないこと。

じつは、これと同じガイガーミュラー管を用いてガイガーカウンターをこしらえたのがあるので、歩数計へ入れているパルスをiPhone4のマイク入力端子へ接続してやり、iPhoneアプリのGeiger Botで処理してやろうかと考えていた。もちろんその方が測定時間が短縮できるのであるが、多くても一日一回測定すればよいのであれば、就寝前にかけておけばよいのだから、ガイガーミュラー管の為に千ボルト発生する外付け電子回路をiPhone4に直接接続するよりも、Geiger Cameraの方が安全安心でしかも手軽である。

もしもっと短時間で放射線量の状況を把握する必要がある場合には、Geiger Cameraにはもう一つ警告(Alert)モードというのがある。こちらならば測定に要する時間は30秒である。試しにバンパーを外したiPhone4を平らな机の上に置いてAlertモードを起動したところ、「No radioactive source detected around! Estimated radiation < 6.6uSv/h Exposure limit = 1 mSv/an (0.11 uSv/h on average)」というメッセージと共に緑色ランプの表示が現れた。可視光がカメラへバンバン入る状態でGeiger Cameraを起動すると光がカメラに入らないように遮光する要領が画面に現れる。iOS4.1だとその画面のときにGeiger Cameraが終了してしまったがiOS5の場合にはそんなことはなかった。

エアカウンタという国産のローコスト線量計が 9800円で売られている。こちらは、半導体センサを二つ搭載することで測定時間を5分に短縮したとされる家庭用専用機である。カメラを使っているわけではないので当然遮光不要である。ちなみに、Geiger Cameraの値段は85円なので100分の1以下の値段だ。

参考URL
http://itunes.apple.com/jp/app/id447319975?mt=8
http://blog.kim-koubou.com/?eid=898930
http://www.st-c.co.jp/air-counter/
http://blog.hitachi-net.jp/archives/51300772.html

少し余計に電池食うけど便利なMS Exchange Direct Push

2011-12-24 | iPhone
moperaUのスタンダード契約だから、いらなくても、付いて来てしまうmopera.netのメールアドレスとその着信SMS通知機能。これを使うとMicrosoft Exchange Direct Pushを使うよりも電池を食わないし、通知をSMSで受け取った後、メールクライアントソフトを起動すればよいのだ申し上げた → 「シムフリーiPhone4S クロッシィ(Xi)契約、電池を食わないリアルタイムメール受信

しかし、実際、数日間運用してみると、気になることが4点浮かび上がってきた。
(1)通知を受けてからメールクライアントソフトを起動してメールの受信を始めることになるため、受信完了するまで待っていなければならない。たいした時間ではないのであるが、通知を受けたときには受信が完了している世界で暮らしていた者にとっては、かったるい感じがするのを否めない。
(2)着信通知がSMSで来るので、SMSのメールクライアントを開いてしまうことがあり、用件が短くてSMSに収まっているときには、どうしてもそのままSMSで返事をしたくなってしまう衝動に駆られる。もちろんSMSで返信して構わないし問題無いのであるが、お金がかかる。
(3)moperaUへのメール着信をSMSで通知してくれるのだが、SMS一通約3円の費用がかかる。ここ一週間、実験していることもあり、また、この実験に使っているアドレス宛にメルマガなどリアルタイム性を全く必要としないメールまで登録してあるのが原因で、たくさん来る。その結果すでにSMS通知料が数百円になってしまっている。
(4)SMSで通知してもらう方が、Microsoft Exchange Direct Pushよりも電池を食わないのは間違いないが、メール着信通知があった時点ですぐメールが読める状態にあった方が仕事の円滑化になるのも確かである。従って、SMS通知料並びに一日の電池消費量率に鑑みて、どうなのか。

ドコモがMMSサービスをオープンに提供していれば、あるいはiモードメールの着信通知と本文受信の為のプロトコルを秘密にせずオープンにしていたらこんなことで悩む必要ないのだが・・・

一般論として、キャリアが提供するMMSなりiモードメールなりezwebメールの仕様及びアクセス情報を秘密にしていると、利用者を囲い込めるどころか、MS Exchange Direct PushとかIMAP4の仕組みを使った別の方法による同じサービスをユーザに勧めるのと同じ効果になるのではないか。即ち、ユーザがキャリアの付加価値(この場合電池寿命とリアルタイム)の魅力を見限って、キャリアは単に土管だけ提供してればよいというビジネスモデルが常識化していくのではないか。

MS Exchange Direct PushにしろIMAP4にしろ、WILLCOM WS007SHやNokia E61などによる携帯電話端末の実装では、電池の消耗が甚だしく実用に堪えないから、使いたいのはやまやまだがということで、悩ましかった。しかし、昨今のWindows Mobile端末やiPhone端末では、そこの頃よりも電池の持ちが少しだけだけど良くなっている。もし、MS Exchange Direct PushやIMAP4の電池消費に関して、最適化された実装を備えたチップとOSとが登場すれば、あるいはサーバ側のプロトコルの改良も加われば、もはやMMSとかiモードメールとか、本当に不要になるかもしれない。いや、リチウムイオン電池のエネルギー密度が現在よりも更に飛躍的に上がれば、それらプロトコルや実装の改良すら不要で、いまのままの実装でそうなってしまうかもしれない。

[2012-01-09追記]

Gmailのサーバー側設定でIMAPをONにして、iPhone側ではGmailアカウントタイプをExchangeとして登録していると上記のDirect Pushが行われる。すなわちメールがプッシュでリアルタイムで降ってくるようになる。Gmailならば、キャリアを変更したり電話機を変えた場合、更に複数の電話機で同じGmailメールアドレスの共用ができるというメリットがある。ただし、MMSやSMSとは異なるので、データ通信圏外やデータ通信回線を長い間切断していた場合には、その間のメール着信についてのプッシュは、改めて来るということはないので、自分でメールフェッチしにいく必要がある。このような特性を理解した上で、そして、現在の携帯電話端末のDirect Pushのハードウェア実装が発展途上のために、電池の消費量がMMSやSMSよりも若干多いということを理解した上であれば、小生にとっては、このメールシステムの利用価値は十分にある。ということで、2011年12月に購入したSIMフリー版iPhone4SでGmailをDirect Pushで使用してきた。

ところが、2012年正月が明けたころ、「不正なパスワード」というメッセージがポップアップし始めた。正しいパスワードを入力しても、「不正なパスワード」というポップアップが連発する事態に陥ってしまった。問題は、小生固有ではなく、他にも多くの人々が直面したことのあるものだった。そのためインターネット検索によって解決策を見つける事ができたので記しておく。

現状:
iPhoneからExchangeを利用してGoogleのメール(Gmail)とカレンダーを同期している。小生の場合は、連絡先はオフラインで管理している。

症状:
正しいユーザ名、パスワードの再入力を促すポップアップが表示されるので、正しいパスワードを入力すると、再び同じポップアップが表示され、数回繰り返えしを余儀なくさせられる。しかも、その後も問題は解決せず、同じ事が繰り返される。

原因:
Google側の制限の仕組みがこの症状を引き起こしているものである。すなわち故障ではなくて仕様なのである。要するに、新着メールのチェック間隔が短いと判断された結果、Captchaによるロックがかかっているということになる。

対応策:
GoogleのUnlock Captchaという処理を行い、この制限を解除すればよい。解除方法は、下記のURLをアクセスし、そこで、Gmailのメールアドレスとパスワードを入力し、画面に表示されているひしゃげた文字列を目視で読み取り入力してやればよい。
https://www.google.com/accounts/UnlockCaptcha

以上の対応をとっても、「不正なパスワード」だと、また言い出す事があるので、上記の対策は根本的な解決にならない。根本的な解決策は、まだ無いらしい。要するに、Direct Pushの仕組みは、MMSの仕組みやOMAのsideband smsの仕組みに比べて未だ完成度が低いということなのだろう。

参考:
Unlock Captchaには、他にも方法が容易されている。
(1) Google Appsを使用している場合は下記のURLに行って制限を解除することが可能である。
https://www.google.com/a/example.com/UnlockCaptcha?hl=ja
(2) Googleアカウントの編集画面へ行って解除することが可能である。
https://www.google.com/accounts/UnlockCaptcha
(3) ユーザー名とパスワードでログインできないというGmailヘルプへ行って解除可能である。
http://mail.google.com/support/bin/answer.py?hl=ja&answer=78754

[2012-01-18追記]

上記は、GmailをExchangeアカウントとして設定したときの問題点とその解決策であるが、解決しても解決しても、また症状が出てくる。その都度面倒くさい。そこで、Apple社のiCloudのメールアカウントを試してみることにした。以前は、MobileMeとして有料で提供されていたものである。iCloudのメールサーバは、IMAP4のIDLE対応であるから、GmailをExchangeアカウントで設定したときど同様に、リアルタイムでメール本文がプッシュされる。メールアドレスは、 xxxxxxx@me.com となる。いまのところ、Gmailで悩まされた上記の問題は発生していない。

[2012-01-21追記]

Google検索で「不正なパスワードだと言われる問題」の経験談と解決策を調べているところである。本日見つけた解決案を記しておく。それは、iPhone側でのGmailアカウント情報の設定においてExchangeとして設定する際、ユーザ名フィールドに入力する文字列である。たとえばGmailのメールアドレスが hogehoge@gmail.com の場合そのまま hogehoge@gmail.com とするということである。小生は、hogehoge だけ入力していた。下に iPhone4S iOS 5.0.1 のアカウント設定を転載しておく。しばらく様子をみて状況を更新したいと思う。
 メール   hogehoge@gmail.com
 サーバ   m.google.com
 ドメイン 
 ユーザー名 hogehoge@gmail.com ←ここがポイント
 パスワード ・・・・・・
 説明    Gmail.hogehoge
 SSLを使用  オン
 S/MIME   オフ

[2012-02-11追記]

上記追記からしばらく様子をみていた。20日ほど経過したところで「不正なパスワードだと言われる問題」が再び現れた。根本的に駄目なようである。しかたがないので、Gmailの方のプッシュはOFFに設定し、MobileMeだけプッシュで運用している。

シムフリーiPhone4S クロッシィ(Xi)契約、電池を食わないリアルタイムメール受信

2011-12-17 | iPhone
このブログを記しているのは2011年12月である。いま小生の手元には、端末購入サポートで契約したグーグルフォン(HT-03A)がある。まだ2,400円の支払いが残っているのであるが、先週、アメリカ合衆国・カリフォルニア州・サンフランシスコ市・マーケットストリートにあるアップルストアの店舗を訪問する機会に恵まれ、アンロック版iPhone4Sを入手することができたので、端末サポート返済完了を待たず、他社製品持ち込み扱いにより、クロッシィ契約への変更に踏み切った。

料金プランの変更は次のとおり。
 変更前:
  (1) FOMAカードDN02(緑色)
  (2) 料金プラン:タイプシンプルバリュー(FOMA)
  (3) 割引サービス:パケホーダイダブル/シンプル
  (4) オプションサービス:mopera U(Uライトプラン)
 変更後:
  (1) Xiカード mini UIM(AX04m白地に赤)
  (2) 料金プラン:タイプXiにねん
  (3) 割引サービス:Xiパケ・ホーダイフラット
  (4) オプションサービス:mopera Uスタンダードプラン

FOMAからXiへの契約事務手数料が2,000円かかり、HT-03Aの端末購入サポート残金2,400円がかかり、消費税を加えて4,620円の費用が発生した。タイプシンプルバリューの解約金は発生しない。また、小生の場合はFOMAのUIM (いわゆるSIM)を今まで一度も新しくしていないので、mini UIMへの変更は無料だった。

なお、Xiパケ・ホーダイフラットはキャンペーンなので、2012年3月利用分まで4,410円で提供される。2012年4月利用分からは5,980となる。SPモードとは違い、テザリングなどの利用方法にかかわらず同一の定額料で利用してよいとドコモがウェブサイトで書いている。

2012年9月30日までデータ使用量制限は無いが、2012年10月1日以降当月利用のデータ量が7 GBを超えた場合に当月末まで送受信時の最大通信速度が128 kbpsに制限されることになっている。7 GB超過後2 GBごとに2,625円の追加料金で受信時最大37.5 Mbps送信時最大12.5 Mbpsで利用できるオプションが提供される予定である。

小生の場合は、いろいろ最初のうちはいじくりまわす予定なので2012年3月利用分までXiパケ・ホーダイフラットでよい判断した。ちなみに、Xiパケ・ホーダイには、フラットとダブル、二種類あり、月単位で変更可能である。2012年3月のできるだけ早い時期に、4月1日以降の利用計画を予想して使いこなしていけばよいだろう 。

mopera Uには、スタンダードプランとライトプランがある。スタンダードプランの場合には、@mopera.netのメールアドレスが利用可能で、そのメール到着をサイドバンドSMS通知(Open Mobile Alliance [OMA] E-mail Notification [EMN])処理機能を備えているFOMA M1000あるいはドコモブランドの一部Windows Mobile端末であれば、@mopera.netメールを疑似ではない本当のプッシュメールとして利用できる。

サイドバンドSMS技術は、俗にSMSトリガーと言われている場合もある。更に、Mobile OPEration Radio Assistantの略称がmoperaである。
参考文献:http://www.ntt.co.jp/journal/0601/files/jn200601038.html

マイクロソフトExchange方式やインターネット標準Internet Message Access Protocol version 4 (IMAP4)方式とは異なり、SMSサイドバンド方式はMMS方式と同様に、電池を食わない仕組みである。マイクロソフトExchange方式や標準IMAP4方式では、端末とメールサーバとの接続を維持するので、端末のデータ通信機能を節電状態でスタンバイさせておくため微小であるが電池を食わざるを得ない。これに対し、SMSサイドバンド方式とMMS方式の場合には、端末のデータ通信機能を完全にOFFして、もしもしはいはいの電話機能だけで待っていることができる。なぜならば、SMSはデータ通信ではなくてもしもしはいはいの電話機能の一部だからである。メールサーバにメールが来たことをSMSで端末へ通知する。このSMSは、普通のテキストメッセージではなく、特別のSMSである。この特別なSMSを受け取ってから、端末はデータ通信機能をONにしてメールサーバへ接続しメールをダウンロードし、再び端末のデータ通信機能を完全にOFFにすることができる。だから電池を食わない。ちなみに、ブラックベリーメールは、SMSサイドバンドにもMMSにも互換性の無い独自仕様であるが、基本的には同じ様な仕組みなので電池を食わない。世の中の主流は、MMSでありSMSサイドバンド方式を採用している端末は極めて少ない。

iPhone4Sには、SMSサイドバンド処理機能は無いようである。否あるかもしれないが、少なくともドコモ仕様には対応していないことが次の方法で確認できた。それは、SIMアダプタを用い、今回入手したmini UIMをFOMA M1000に入れてwww.mopera.netにてメール自動受信をONにして、FOMA M1000においてmopera.netmメールの自動受信を確認した後、そのmini UIMをiPhone4Sへ戻すという方法である。mopera.netへメールを送信しても、iPhone4Sは、うんともすんとも言わなかった。

仕方がないので、moperaメール自動受信をあきらめて、メール着信通知機能を利用することにした。moperaメールサーバへメール着信があると、それを登録してある電話番号へテキストSMSで送ってくるという機能である。着信メール通知の為のSMSは一通毎に3円程で有料である。SMSだから受信は無料。SMSだから海外出張中でも受信は無料。SMS通知を受けたら、自分でiPhone4Sのメーラーを起動するのである。iPhone4Sのメーラーは、起動されたとき、活性化しているメールアカウントの受信を自動的に行うので、結果的にプッシュメールのようになるし、疑似でない本当のプッシュメール同様に電池の消費が抑えられる。あたかもJ-PHONE(後のVodafone、その後のSoftBank)のMMSを手動受信に設定したのと同じことになる。(SoftBankのiPhoneでは、i.softbank.jpがまさにこの着信メール通知になるので、ここに記した事と同様の事が可能である。)

小生は、iPhone4SのメインメールアドレスにGmailを使うことにしたので、当該Gmailアカウントにメール転送の設定を行った。転送先はmopera.netである。iPhone4Sの「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」→「データの取得方法」はオフ→「プッシュ」はオフ→「フェッチ」は手動→「詳細」は全て手動に設定。

さて、以上ご紹介してきた内容は、iPhone4Sだけに適用可能な知識ではない。広くドコモブランドでないSIMフリーのスマートフォンへ適用可能である。たとえば、Sony Ericsson Xperia Mini ST15やMini Pro、Xperia Active ST17などへも適用できると思われる。

サンフランシスコで iPhone 4S 買いました

2011-12-07 | iPhone
マイクロソフト社のサンフランシスコ支社の会議室に行く用事があって,当地に滞在中のことである。クリスマスにほんの少し早い San Francisco, Market Street にあるアップル直営店の前を通りかかった。とても近いのだから当然である。みるみるうちに店内へと吸い込まれていき,本体価格 $649 の 16GB・白色・unlock 版 iPhone4S を,8.5%の税金($55.17)がかって合計 $704.17 だと言うのを聞くだけに留まることができず買った。たとえば80円/ドルに換算すると 56,334 円ということになる。ちなみに,2011-12-09現在比較材料として,www.expansys.jpの価格は, 69,806 円+関税+宅配料であった。日本の銀座に店舗のあるアップルストアに行ったことはあるが買い物をしたことが無かったので,どんな要領で買い物をするのか知らなかった。おそらく米国企業のことだから,世界中どこでも同じ要領なのだろうと思う。店員にiPhone4S白16GB unlock版はいくらですかと相談→店員が持っているiPadで在庫確認→ありますよん→ください→奥から在庫を持ってくるまでその場で待機→店員が持っているiPhoneの背中には磁気カードリーダが乗っていてクレジットカードをスワイプ→そのiPhoneの画面に指で署名せよと指示される→はいはい→領収書のPDF送付先メールアドレスの入力も指示される→はいはい→プラスチックバッグに商品を入れて渡してくれる→have a nice day→にやにやしながら店舗を後にする。

にやにやしながら部屋へ戻ってきた。電源を入れただけで iPhone4S はアクティベーションが完了した。iOS version 5以降からiPhoneのアクティベートにPCが不要となっている。ソーシャルセキュリティー番号(社会保障番号)も必要ない。単に電源を入れれば使えるようになる。アクティベーションしているという意識も全く感じない。簡単である。

アクティベーション用と思われるが,購入時に既にat&tのmicroSIMが装着されていた。iPhone4Sのアクティベーション完了後,これを取り出そうとした時に気づいたのだが,microSIMトレイを取り出す為の金具が付いていない。書類用クリップで代用してmicroSIMトレーを引き出した。iPhone4Sの動作確認の為に,ソフトバンク契約のiPhone4に入れて今回持参しているmicroSIMを入れてみた。at&tTの電波を掴み,発着信並びにSMSもEメールも動作した。しかし,インターネットの共有設定(テザリング)ボタンは現れなかった。ソフトバンクのSIMがそれを制約しているから現れないので,故障ではなく,仕様である。

興味があったので,最寄りのat&t直営店へ行き,係のお姉さんに「私は旅行者なのだがiPad用のSIMを探している」と相談したところ,氏名を聞かれ,客の待ち行列に加えられた。すいていた為,およそ5分の後,小生の順番となり窓口でmicroSIMを受け取った。無料である。後でネットで調べたところ,at&tのSIMには何種類かあるが,どれでもデータ通信専用または音節通話用としてアクティベートできるようである。音声通話用としてアクティベートした場合には,データ通信オプションを付けることが可能。小生は,もらって来たmicroSIMをデータ通信専用プランでアクティベートした。即ちクレジットカード払いによるプリペイド契約である。プランにはいくつか選択肢があるが,今回は,30日間又は250MBまで有効というプランを選んだ。有効期間あるいは上限容量に達すると,自動的に契約が更新されるオプション及び自動的に解約となるオプションを指定できる。データ通信プランには二種類あり,250MB/30日で$14.99か2GB/30日で$25.00かのどちらかを選ぶ。国際ローミング契約オプションもある。at&tは使いやすいプリペイドだなあと感心した。更に感心したのは,テザリングオプションもある事だ。30日又は2GBで45ドルである。テザリングオプションを契約すると,iPhone4S 本体にテザリングメニューが現れるそうだ。プランの変更等については,ウェブサイトにて可能である。at&tのプリペイド契約は,国際ローミングオプションを付けることで,日本ではドコモへ(ソフトバンクにも)ローミング可能である。データ通信プランの国際ローミングオプションの費用は次の通りである。
 国際プラン50MB/30日 $24.99
 国際プラン125MB/30日 $49.99
 国際プラン275MB/30日 $99.99
 国際プラン800MB/30日 $199.99

このmicroSIMは,at&tがiPad用として提供している。iPadに挿せば,メニューを選びアイテムを指定していくだけで簡単に契約できる仕組みになっている。また,30日を過ぎたり上限容量を使い果たすと解約というオプションを指定できる。解約した後60日間アカウントが残っているので,そのアカウント情報にて再び使用再開できる。更に便利なことに,60日を過ぎた場合には,アカウントは消去されるが,アカウントの登録からはじめれば再びそのmicroSIMを使い続けることができるので,次回米国へ来た時には,at&t直営店等を探す必要がない。30日過ぎないうちに上限容量まで使ってしまった場合には,その時点で更新すればOKで,更新した時点から再び30日となる。

at&tは,このmicroSIMをiPad用として提供している。即ちiPhoneでは使わない事を想定したビジネスモデルにしている。その為,at&tの店へ行った時の相談したい事柄について誤って「iPhoneで使いたいのだが」と言ってしまうと,そういうSIMは「扱っていない」とか「ありません」というのが回答になる。iPad用なので,iPhoneに入れてもこのmicroSIMをアクティベート(契約)することはできない。iPadでアクティベーションできる仕様である。しかし,それだけではなく,親切にも,パソコンなど別の環境でアクティベーションする方法が提供されている。この場合,iPadのIMEI番号とこのmicroSIMのICCID番号をパソコン環境で用意したウェブサイトで開いたアカウントに入力することでアクティベートすることができる。iPadのIMEI番号は,当然ご自分でこれから使うiPadのものを使えばよい。しかし,これから本体を買う場合もあるだろうし,microSIMを結果的に複数のiPadで利用する場合もあるだろう。すなわち,iPadという製品群のIMEI番号であればよい。iPadという製品群を示すのがどこの何桁なのか全く知らないが前半7桁位なのかもしれない。たとえば 0127990xxxxxxxx という番号を2chで公言しておられた人があった。at&tのSIMをアクティベートするためのアカウントサイトは,次のURLである。
 https://dcp2.att.com/OEPNDClient/

アクティベート(契約)完了したmicroSIMをiPhone4Sに入れてもそのままではAPNの設定メニューが出て来ないので使えない。iPhone4SをWiFi経由でインターネット接続し,SafariでAPN Changerというウェブサイトにアクセスし,Continue→Custom APN→ United State, AT&T(Broadband)を選び→Create APN,インストールボタンを押すという処置が必要となる。Jailbreakは不要である。APN Changerがat&tのbroadbandという名前のAPNプロファイルを生成してくれるのである。APN Changerのウェブサイトは次のURLである。
 http://www.unlockit.co.nz/
iPad用at&tプリペイドmicroSIMのデータ通信専用プランによる開通完了である。開通したmicroSIMは,iPhone4Sでも使える。ただし,iPadというのは,そもそも,メール・音声会話・ビデオチャットなど全てデータ通信回線を用いて行うものなので,電話番号による通話及びSMS/MMSはできない。従ってSkypeはOKだがViberは開通できない。

海外旅行先で,30日又は最大250MBで14ドルで済むのである。とてもすばらしい出張の友ができたと言える。