ヱビススタウトクリーミートップ

サッポロビールの製品です。今年の春からギネスの輸入権がサッポロビールからキリンビールに移ったため、その代わりとして自社開発されたもののようです。

ギネス樽生と比べると麦芽の焙煎も軽く、かなりあっさり目に仕上げてあって、よく言えば誰にも飲みやすいお酒ですが、逆に言えばキャラクターが中途半端で物足りないと感じる人がいるかも知れません。

好みが分かれるところですが、ビールとしてはまじめに造られたおいしいビールだと思います。

プレストンエールの麦汁

栃木県宇都宮市にある地ビール蔵の麦汁です。これはお酒ではありませんが、珍しいのでアップします。

麦汁というのは、ビールやウイスキーを造るときの発酵前の麦芽の糖化液のことで、いわば麦芽で作った甘酒のようなものです。これにホップで香り付けをしてから酵母を入れて発酵させるとビールになり、ホップを入れずに酵母だけを入れて発酵させたあとで蒸溜するとウイスキーになります。

これは、某イベントで試飲させてもらったもので、麦汁そのままだと濃ゆ過ぎるので、お湯割りにしてあります。麦芽の粒はなく、ホップの香りもしなかったので、糖化後、濾過だけを行ったものだと思われます。

味は、まさに麦で作った甘酒のお湯割りで、焙煎した麦芽を使っているため、とても香ばしい香りがして美味しかったです。