趣味多忙日記

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廃・定光寺

2010-11-05 20:58:16 | 雑多な記事たち
昨日の記事の続きです(^^

多治見市内を歩き回った後、電車に乗って定光寺駅へ向かいました。



念のため、定光寺の場所を書いておくと、


多治見駅 と


高蔵寺駅 の

間にある駅です。


定光寺は快速通過駅。各駅停車は高蔵寺止まりが多いので、2本/時しか停まりません。


多治見に着いたときに丁度普通列車が停まっていたので、それに乗って定光寺へ。



到着。





駅入り口から。

駅舎はありません。階段は待合室に直結してます。




駅入り口に駅名表記もありませんww

多治見、長野となってますが、こっから長野へ行く人はそう多くないかと。






駅前風景。

庄内川と山に挟まれた、がけの上に無理やり作られた駅なんです。

だから、あちこち凄いことになってますw

下の写真で写っている集落の住民と、定光寺公園への観光客が主たる利用者。

平均で一日106人もの人がここを利用するそうです。

定光寺公園は小学校の遠足で行ったなぁ~。学校(最寄は古虎渓駅w)から歩いてだったけどw




ホームは完全に天空の城w

細い鉄骨の上に木?の板がのっけられてるだけです。






集落。

喫茶店は営業中でした。

ここの集落も、実は地面の上に建っておらず、

庄内川の支流?の上に蓋をして、その上に建てているみたいでした。


この道で、県道w




定光寺駅前のランドマーク「城嶺橋」

えらく画数の多い名前ですw

昭和12年完成のコンクリート橋。貫禄がありますよね。

県道なので、交通量がそれなりにあります。


ちなみに「城嶺」と書いて「しろがね」橋。


対岸に渡って



定光寺駅全景。

崖にへばりついている様子が良くわかります。




城嶺橋を対岸の愛岐道路から見る。

橋本体もそうだけど、川の荒々しさが凄いですね。


そして、橋の左に建つ巨大な「廃」ランドマーク



千歳楼(せんざいろう)旅館です。

つい最近まで営業していたのですが、ある時期突然倒産したそうです。

ネットで調べたら「裏で何かあった」のだそう。

屋根にはでっかく「千歳楼」という看板がありましたが、撤去されています。


「裏で何かあった」関係なのか、自然にそうなったのかはわかりませんが、

窓が割れ、室内も荒れている様子が外からも伺えます。




隣の建物はまた凄い荒れ方。

砲撃でもされたかのように大穴が開いて窓も粉々になってます。

そのまた隣の白い建物は崩れ落ちそう。


そんな風景を眼下に見ながら



ステンレスの車輌たちが行き交います。

定光寺駅だけ単体で見ると2~3両の気動車が半日に1本ぐらいの本数で走ってそうですが、

ここは名古屋と東濃の間の幹線地帯。

通勤時間帯には10両編成もバンバン走りますし、日中でも上下あわせて毎時14~15本の列車が通ります。




旅館の上には「定光寺」の文字が寂しく残ります。

谷間の駅で、午後は全く陽が差し込みません。

奥の鮮やかな山々との対比が、「定光寺の今」っぽくて面白いかな?w


電車の時間が近づいたのでホームに戻ります。

もう1本待って40分いてもいいかな?って思ったけど、谷底の観光地は寒かったから。




ホーム

くだりホームからの出口はなんとトンネルw


黄色い線の内側のほうが狭い、しかも

「しなの」が振り子効かせて全力で通過しやがるから、ホームに立ってるのは結構怖いですw


383系 A6+A101 通過



でも



ホームからの景色はやっぱ「絶景」(^o^)

陽が差し込んでくれたらもっと良かったのにな~




待ってる間にも次々電車がやってくる。


機会があったら、是非訪れてみてください。

アクセス良好、名古屋から30分で到着です。

肝心の定光寺公園へはここからさらに30分ぐらい歩かないといけませんがw


電車で来ると、春日井~高蔵寺~定光寺~多治見の風景変化に驚くと思います(^^



ここをモジュで作りたくなる気持ちは良くわかるなぁ~。

おわり♪

コメント (12)
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