7月26日 ときどき
稲作について、一言。米は日本全国、どこでも作られている。けれど、田植え、稲刈りは、各地域でかなりのずれがある。しかも、南(西)が早く、北(東)が遅い、ということもない。
一般的に、稲の生育と気温の関係から、田植えが5月、6月で、収穫期は、9月から10月である。しかし、品種改良にもよるが、一部地域が、早場米地域として、8月の収穫ができる。九州、四国の一部と、関東では千葉県の一部が早場米地域だ。最も早いのは、宮崎、鹿児島だと思う。(沖縄は除く)
暖かい所が、早く採れるとは限らない。稲の授粉時の気温が高すぎると、(要するに、穂の出る時に、)花粉は生きられず受粉できない。真夏の出穂は稲にとって危険なのだ。なぜ、梅雨明けの気温の高い時に受粉できるかというと、早場米地域は、たいがい、気候が、海洋性気候で、内陸気候のように最高気温が極端に高くない、そういう地域だと思う。
田植頃の、一定の気温の確保、出穂から実りまでの条件に合う気温。それが早場米地域の条件だ。早場米のメリットは、秋の台風シーズンの前に収穫が終わることだ。(市場流通米では、いち早く、新米と、はためかせるから)それ以外は、かなり無理をした作り方だと思う。
今日は、この処の暑さに疲れ、出荷を手伝うだけで、あとは何もしなかった。
稲作について、一言。米は日本全国、どこでも作られている。けれど、田植え、稲刈りは、各地域でかなりのずれがある。しかも、南(西)が早く、北(東)が遅い、ということもない。
一般的に、稲の生育と気温の関係から、田植えが5月、6月で、収穫期は、9月から10月である。しかし、品種改良にもよるが、一部地域が、早場米地域として、8月の収穫ができる。九州、四国の一部と、関東では千葉県の一部が早場米地域だ。最も早いのは、宮崎、鹿児島だと思う。(沖縄は除く)
暖かい所が、早く採れるとは限らない。稲の授粉時の気温が高すぎると、(要するに、穂の出る時に、)花粉は生きられず受粉できない。真夏の出穂は稲にとって危険なのだ。なぜ、梅雨明けの気温の高い時に受粉できるかというと、早場米地域は、たいがい、気候が、海洋性気候で、内陸気候のように最高気温が極端に高くない、そういう地域だと思う。
田植頃の、一定の気温の確保、出穂から実りまでの条件に合う気温。それが早場米地域の条件だ。早場米のメリットは、秋の台風シーズンの前に収穫が終わることだ。(市場流通米では、いち早く、新米と、はためかせるから)それ以外は、かなり無理をした作り方だと思う。
今日は、この処の暑さに疲れ、出荷を手伝うだけで、あとは何もしなかった。