畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

溽暑

2010-07-28 19:11:42 | 農作業
7月28日(水) 

昨日は、午後から、二人で、大豆の植付だったので、出荷の準備ができなかった。その上、連れ合いは、午後から、患者会の当番で出かける。一日、出荷作業をやる。畑が、カラカラなのに、ナスやキュウリはどんどん実を付ける。毎日収穫はしているのだが、大きくなりすぎてしまうものが多い。大きくても柔らかく、十分食べることはできるのだが、適当なものもあるので、ニワトリの小屋に放り投げられる運命。惜しいなと思うが、これも、自然のサイクル。どうしようもない。木が上がってしまい、収穫が、ガクンと落ちてしまうのが目に見える。かといって、毎日、3時間もかけて、水を遣り続けることは難しい。
天気任せにしかできない、そんな畑が恨めしい。
夕方、2時間ばかり、ハウスの草取り、片づけ。

七十二候
土潤溽暑(つちうるおいてじょくしょす) 強い陽気が土の湿り気を蒸発させて、
                        蒸し暑いころ
この、「土潤う」は、夕立や、雷雨等の、夏の雨を吸い込んだ土ならばこそだろう。
私たちの所のように、半月も一滴の雨も降っていない所では、「土潤う」ことなどない。
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2010-07-28 05:59:40 | 農作業
7月27日(火) 

高知から帰ってから、全く雨は降っていない。二週間続く。畑は完全日カラカラ状態。灌水施設の無い畑は、お天気まかせ。完全に干上がっている。タンクの水を撒け場とも思うが、量から云ってあまり効果がない。時間だけが無駄のような気もする。いよいよ、全滅か?、となるまでは、様子を見るしかない。(水撒きは、時間がかかって、思いのほか、疲れる。)
田んぼ。水が溜まっていて、土がドロドロの田。溝切りをして、水を落とす。
畑。草刈。なにも作付けをしていない所。梅雨の雨と、暑さを味方にした、夏草が、茂り放題。
夕方は、三回目の、大豆の定植。5トレイ。乾ききった、砂漠状の畑のため、植えたらすぐに水を撒かなければ、植える意味がない。たっぷりと水に漬けた苗を、植えるのだが、水かけまでの、二時間近く、放置されている。西に傾いたとはいえ、夏の日差しにさらされ、ぐったりとしている。一本、一本の苗に、「がんばれ!」と、たっぷりと水を吸いこませる。
乾ききった畑の、水の吸いは良く、1000Lでは足りず、畑脇の井戸から、300Lほど、汲み足して、掛ける。
すっかり暗くなり、帰宅は、7時半過ぎ。今日は、風が強く吹き、暑さの割には、汗で、びっしょりにはならなかったが、かなり疲れた。
スイッチは、オンにしたが、パソコンの前に座ることはなかった。
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