12月14日(水) のち
静かな雨の落ちる音に目覚める。またも雨の師走となる。寒々とするが、雨が降ると云うことは、暖冬の証拠でもあるのだろう。昼前には上がるが、庭の水溜りが乾くことはない、年の瀬である。
出荷作業。冬野菜が、勢揃いしてきた。ダイコン、キャベツ、ハクサイなど大きい野菜が多くなり、かさばる野菜も多く、出荷箱は、ワンランク大きくしなくてはならない。種類も多くなり、私たちには、うれしい出荷作業でもある。品薄で、箱の中がカラカラでは、運賃だけが高くなり、と、送るのがためらわれる。そんな気分より、一杯で、一品入れることができない、という悩みの方が、よほど良い。
午後は、作業場を片付け、掃除して、明日の、籾すりに備える。
秋からは、サツマイモ、ヤマイモと、根菜類の収穫が多い。これらは、コンテナで作業場に運び込んでから、整理し、詰め直しをする。小さすぎやキズものなどと選り分けもするので、作業場は土で汚れ、くずも出る。それらが土間に積もり、処分を待つコンテナもいくつも重なっている。籾すりするには、それらの片づけを先行せざるを得ない。
体調は、ほぼ戻った。喉と鼻はまだ正常ではないが、気分はすっきりだ。かなり長引いてしまったので、念の為の、直りかけの養生で、早じまいをする。