2月13日(土) いちじ いちじ
夜の間に一雨ある。小さな水たまりもあるが、朝には上がっていて、日中は日差しもある。
釜戸に火をつけ、豆を煮ながら、出荷作業。午後は、出荷用の荷物を、格納庫の方に動かし、出荷台を味噌の作業台に変える。軽く掃除をして、味噌つくりの備品を出し、水洗いをして、準備をする。一年振りの電動ミンチ機も引っ張り出し、箱から出して準備。そこで、大変なことに気付く。部品が一個ない。油で拭いて、ペーパータオルに包み、さらに新聞紙で包んで、一つ一つ箱に入れておいたはずなのに。ない。何度も箱をひっくり返したり、新聞紙や紙タオルを広げなおしたり、逆さに降ったりしても、落ちてこない。大事な部品の一つの、十字型をした、カッターナイフが出てこない。
一年前、しまった時には、気が付かなかった。愕然とする。機械のメーカーも分からない。かなり昔の製品だし、知人に譲ってもらったもの。頭が真っ白になる。が、しょうがない。変更は聞かない。急きょ、手動のミンチ機でやるしかないと切り替え、機械を入れ替え、準備を進めた。
一年前、箱に仕舞うとき、気が付いていれば、どうにかなったかもしれないが、今となってはどうにもならない。ゆうがたやってきた、Kさんに、ぼけっとしながらやっているからだと、いつも言っている言葉を、逆に返された。一言もなかった。
連れ合いは、糀屋さんに出来上がりを引き取りにゆき、我が家の工事も含め、塩を混ぜて、塩切りをして置く。
豆も煮えたし、道具もそろえた。雨仕舞をして、晩酌へ。