有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

64: ボランティアの千代さん、お引越し

2005-10-30 18:15:14 | 補助犬&聴導犬&介助犬
 長く、協会のボランティアをしてくださっていたチヨさんが、お引越し。
 生まれ故郷の佐渡に帰ることになりました。
 いつも、協会の家屋の外の掃き掃除をしてくれたり、協会犬の衛生管理のための雑巾を干してくれたり、スタッフのお手伝いをいろいろとしてくださっていました。

 今日は、ちよさんのご苦労様会。
 スタッフとボランティアさんと一緒に、持ち寄りご飯で、パーティをしました。
「長くご苦労様でした」「これからは、佐渡で、ゆっくりしてくださいね」「ちよさんが、いないとさびしいわ」と、ちょっとホロっとなる、瞬間でした。
 長い間、お疲れ様でした。本当にありがとうございました。
  

63: 都市工学専門家の熊田先生がご来所くださいました。

2005-10-30 18:03:30 | 身体障害者福祉
 大学の熊田先生が、他のご用を兼ねて、宮田村に来てくださいました。
 今後、施設を建てるために、都市工学の専門家である熊田先生に、ご相談したかったので、この日に来てくださったことは、ありがたいことでした。

 税理士さんにも、土地を見ていただいたし、なんとなく、施設建設の実現化が早まりそうな感じです。今、みなさまからのあたたかなご支援で、施設準備金として1年間くらいで1000万円がたまりました。すごいことです。
 目標の1億円までは、道のりは長いですが、コツコツと、努力を重ねてまいります。
 街頭での募金活動はしていません。
 協会へのちょComによるインターネット募金や11月11日から始まるカード募金もできます。ぜひ、ご支援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
 1日でも早く、聴覚障害、肢体障害をもたれる方々が、気持ちよく利用できる施設が建てたいと、願っております。

62: 堺市立美原北小学校→みかんのウチ→櫛田さくら(パグ)→淡路島

2005-10-30 17:41:14 | 補助犬&聴導犬&介助犬
10月28日 大阪美原北小学校でのデモを2回させていただきました。(特)日本アシスタンスドッグ支援協会の会長の藤井先生のご紹介です。

 初めは、低学年。「小学校1年生を集中させられれば、万人を制する」ということで、かわいらしいお子たちが、聞き入っている間は話、飽きてきたような表情で、デモをし、と、会場に合わせた工夫を重ね、第1回を乗り切りました。
 次は、高学年。前半の子供の3倍はあるお姉さんたちやお兄さんたちです。今度は、将来の社会貢献もするように、心に残る話をしたいのですが、それも難しい。
 藤井先生が、長い校長暦に培われた良いお話をしてくださいましたので、その種まきの結果を楽しみに、私は2頭(ななちゃんとしろ君)のデモの完成度を増すために集中。矢沢さんが、ななちゃん。さおりさんが、アシスト。ボランティアで来てくださいました櫛田ママにもお手伝いをいただきました。
 前日のゴルフについで、2頭の完璧さったら。育ての親としては、感涙。よくぞ、ここまで育ってくれました。ウルウル・・・。

 しかし、2頭とも、連日のデモで、多少お疲れ、さすがに、4ラウンド目では、目覚まし時計の音で、起こすときに前足を上に持ち上げて、体験する小学生の子の体の上に乗せるのですが、ななちゃん「ウンコラショ」って感じでした。
 「あ、れれ、疲れちゃったのかなぁ?」と、次に、人を呼んでくるのに、「呼んできて」と、手を振ると、壇上で待つ矢沢さんをピョンピョン走って、呼びに行きました。どうも、好きなデモとあまり気乗りしないのと、あるらしいことを、今回初めてしりました。

 さて、しろ君のデモですが、しろ君、ラブラドールの3分の1の大きさ。それでも、物を拾ったり、服を脱がしたり、いろんなことができます。特に、聴導犬と介助犬の仕事をミックスした、ドアベルの音を知らせた後に、郵便物を受け取るという、デモをしたときに、しろ君が音をタッチして知らせた後に、独特の歩き方で、5メートルくらい離れている矢沢さんのところまで行き、荷物を受け取り、渡すのに、歓声が上がりました。
 ななちゃんも、しろ君も飼い主の見つからない犬だったこと。愛情いっぱいで育てられたので、やさしい犬になったこと。障害をもたれる方のお手伝いに、いきがいを持っていることをお伝えしました。
 
 一人でも多くの、他人(動物を含め)を思いやれる子供が育ってほしいと願って、いつもデモをさせていただいております。
 
 小学校で、PTAの方たちから歓迎をしていただき、おいしいお弁当まで頂戴して、帰りました。すみません。藤井先生が校長室でお待ちになっているとは知らず、お母様たちに見送られ、移動してしまいました。ごめんなさい。
 みかんの家に行く前に、お弁当をいただき、一休み。
 みかん宅では、足にかゆかゆができているので、アロマの指導と、講演会の打ち合わせをしました。何か困っていらっしゃることはないか、お聞きして、「みかんがいてくれて安心」と、言ういつものお言葉をいただき、移動。
 櫛田ママがパグを、お知り合いから譲渡されたことから、しつけのご相談。駐車場で、簡単ですが、即効性のあるご指導をさせていただき、移動。

 アフターケアの前に、以前からよりたかった和食屋さんで、魚料理をいただく。
 いつもコンビニ食なので、たまに時間があるときに、良い物を食べないとね。特に、カワハギは刺身にされた後、塩焼きで骨までいただきました。

 淡路島のペットお手伝い犬のアフターケア。ドアベルを教えないとのことでしたが、お母さんが動かなければ、前足で教えることは、ちゃんと、愛犬にはわかっているので「待つ」ことと「練習」の方法をご教授しました。
 それで、この日はおしまい。ホテルに帰り、私だけ屋上のお風呂へ。良いホテルでした。

 


61: 藤井先生、ありがとうございます。三重県でのチャリティゴルフ

2005-10-30 16:55:06 | 聴覚障害福祉
 さおりちゃんの写真待ちです。10月27日。藤井先生とななちゃん、しろ君。&スタッフ。1999年からお世話になっております藤井先生が会長の(特)日本アシスタンスドッグ支援協会さまのお招きで、伊賀にある「ザ・パークヒルズゴルフクラブさまでのチャリティゴルフ」に参加させていただきました。

 参加者の方々から、たくさんのあたたかなお言葉を頂戴いたしました。
 その会場で、日本デフゴルフ協会の理事長さんら、4名の方とお目にかかりました。ゴルフ協会があるなど、思ってもみなかったので、お目にかかれてうれしい驚きでした。

 ななちゃん、しろ君のデモを、ご披露させていただきました。
 参加者の方からご感想として、「前に見たときは、そんなに聴導犬が良いとは思わなかったが、とてもよかった」とのご感想をいただきました。
 聴導犬の育成は、協会によって、訓練方法も内容も異なります。なので、ぜひ、ご自身の聴導犬を選ぶときには、自分の目で比較したり、ユーザーに聞いたりして、ご自身にあった聴導犬と暮らせるように、努力していただきたいと思います。

 一度、ユーザーになったら、その後は十数年間は、ユーザーとしてその聴導犬なり、介助犬と暮らさなければなりません。なので、短い結婚と同じですから、ぜひ、満足ができるような育成団体を、どの方にも選んでいただきたいと、願っております。