ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

Kon Kan - I Beg Your Pardon(1989年の洋楽 Part10)

2025-03-20 20:00:00 | '89年洋楽
1989年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart10は、Kon Kanの"I Beg Your Pardon (I Never Promised You a Rose Garden)"。最高位は3月11日付と18日付の第15位。年間チャートは圏外でした。

Kon Kanって何者?っていう存在ですが、カナダで結成されたシンセーポップユニット。カナダ人ミュージシャン、ソングライターのBarry Harrisが中心となって1980年代後半に結成、5年ほど活動し、3枚のアルバムを発表、母国カナダである程度の人気があったようですが、アメリカではデビューシングルのこの曲のみの1発屋でした。

この面白い名前「Kon Kan」ですが、何だろう?ということで、Wikipediaには載っていました、「カナダのラジオ局では、カナダの音楽を30%以上流さなければならないという規制を「Kan Kon」といい、それをもじってつけた」とのこと、「歌っているのはカナダ人」だとの宣伝のためだったが、誰も気が付かなかった、とのオチも書いてありました。

この曲"I Beg Your Pardon "ですが、副題に(I Never Promised You a Rose Garden)が付いていますが、Lynn Andersonのカントリーヒット曲、1971年に最高位3位を記録した"Rose Garden"をサンプリングした曲です。

著名な曲をサンプリングする手法は、この後に流行りますが、この曲がそんな手法の走りのようです。この曲には、ちょっとだけですが、GQの"Disco Nights"や Silver Conventionの"Get Up and Boogie" も入っているそうです。GQはわかりませんでしたが、"Get Up and Boogie"の「That's Light!」はわかりました。

女性ボーカルの方が歌ってるパート、そこだけ普通に歌っていますが、そこはまさに"Rose Garden"、曲の作者にはBarry Harrisに加え、"Rose Garden"の作者Joe Southもクレジットされています。

こちらが1971年に最高位3位を記録したカントリー歌手Lynn Andersonの" (I Never Promised You A) Rose Garden"です。
コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビルボード Billboard All American Top40 1989年3月18日付 デビー・ギブソン Debbie Gibson - Lost In Your Eyes

2025-03-16 20:00:00 | 1989年ビルボードTop40
1989年ビルボード Billboard All American Top40、1989年3月18日付、3週目の1位はDebbie Gibsonの"Lost In Your Eyes"。Debbie Gibsonですが、アメリカの女性ボーカル、シンガーソングライター。デビューシングルの"Only in My Dreams"がいきなり最高位4位を記録、続いて出すシングルが大ヒットを続け、4枚目のシングル"Foolish Beat" が初のNo.1、この曲で、6曲目のTop40ヒットで、5曲目のTop5ヒット、2曲目のNo.1となりました。

2位は前週と変わらず2週目の2位、Mike + The Mechanicsの"The Living Years"。Mike + The Mechanicsですが、「Mike」とは、Genesis のオリジナルメンバーで、ベース&ギターを担当しているMike Rutherfordのこと、そのMike Rutherfordが主催するソロプロジェクト、初ヒットの"Silent Running"が6位を記録、この曲が4曲目のTop40ヒットで、2曲目のTop5ヒット、初のTop3入りです。

3位は4位からアップ、Bobby Brownの"Roni"。Bobby Brownですが、アメリカ・マサチューセッツ州出身のポップ、R&B歌手。1983年ニュー・エディションの一員としてデビュー、1986年にグループを脱退してソロ歌手に、初のシングルヒット"Don't Be Cruel" が最高位8位、"My Prerogative"がNo.1、この曲が3曲目のTop40ヒットで、2曲目のTop3ヒットです。

4位は7位からアップ、Milli Vanilliの"Girl You Know It's True"。Milli Vanilliですが、ドイツミュンヘン出身のR&Bデュオ、この曲がデビュー曲で4位まで上がってきました。

5位は前週と変わらず2週目の5位、Guns N' Rosesの"Paradise City"。Guns N' Rosesですが、アメリカのハードロック、ヘビーメタルバンド、デビューアルバム『Appetite for Destruction』から、初のTop40ヒット"Sweet Child O' Mine"がいきなりのNo.1、この曲が3曲目のTopp40ヒットで、2曲目のTop5ヒットです。

この週3週目の1位はDebbie Gibsonの"Lost In Your Eyes"。1位はこの3週間で、年間チャートは13位。Debbie Gibsonの最大のヒット曲になりました。

Debbie Gibsonですが、アメリカニューヨーク出身のシンガー・ソングライター。レコードデビューは1987年、1970年生まれですのでこの時まだ17歳ですね。ファーストアルバム『Out of the Blue』をリリース、そのアルバムからのファーストシングルの"Only in My Dreams"が、最高位4位を記録しました。

続くシングル"Shake Your Love" が4位、"Out of the Blue"が3位、そして4曲目のシングルの"Foolish Beat"でついにNo.1を記録、デビューアルバムから、4曲連続のTop5ヒットで、No.1まで記録、それもすべて自身の作詞・作曲、さらには、No.1の"Foolish Beat"は、自身でプロデュースも手掛ける、才能あふれるシンガー・ソングライターでした。

ちなみに、"Foolish Beat"は、16歳でビルボードナンバーワンシングルの作詞、プロデュース、演奏を行った最年少アーティストとなり、1988年のギネス世界記録に掲載されました。現在でも、最年少の女性アーティストとして記録を保持しているそうです。こちらをご覧ください→→→

1989年、セカンドアルバム『Electric Youth』をリリース、そのアルバムからのファーストシングルがこの曲"Lost In Your Eyes"、彼女2曲目のNo.1を記録しました。

"Lost In Your Eyes"ですが、曲の作者はもちろんDebbie Gibson自身。"Foolish Beat"に続くバラードでのヒットで、イントロから曲全体にかけて印象的なピアノも、彼女自身が弾いているものです。

この曲、抒情的なバラード、デビー・ギブソンのきれいな高音のボーカルもこのバラードにぴったりです。"Foolish Beat"もそうでしたが、日本の歌謡曲にも通じる曲で、日本でも大ヒットしました。こういうメロディアスな親しみやすい曲は、そう簡単には作れませんよね。そんな曲を10代の彼女が作ったということには驚きでした。

その才能あふれるDebbie Gibsonですが、人気は長くは続かず、90年代に入ってからはヒットがでなくなりました、が、その後はミュージカル女優として、舞台に、映画にと活躍し、今でも活動を続けています。

今週    先週    song    /    artist
1 1 LOST IN YOUR EYES / DEBBIE GIBSON
2 2 THE LIVING YEARS / MIKE + THE MECHANICS
3 4 RONI / BOBBY BROWN
4 7 GIRL YOU KNOW IT'S TRUE / MILLI VANILLI
5 5 PARADISE CITY / GUNS N' ROSES
6 11 ETERNAL FLAME / BANGLES
7 9 MY HEART CAN'T TELL YOU NO / ROD STEWART
8 13 THE LOOK / ROXETTE
9 3 YOU GOT IT (THE RIGHT STUFF) / NEW KIDS ON THE BLOCK
10 12 DON'T TELL ME LIES / BREATHE
11 16 YOU'RE NOT ALONE / CHICAGO
12 19 WALK THE DINOSAUR / WAS (NOT WAS)
13 18 DREAMIN' / VANESSA WILLIAMS
14 21 SHE DRIVES ME CRAZY / FINE YOUNG CANNIBALS
15 15 I BEG YOUR PARDON / KON KAN
16 20 JUST BECAUSE / ANITA BAKER
17 10 STRAIGHT UP / PAULA ABDUL
18 6 SURRENDER TO ME(FROM "TEQUILA SUNRISE") / ANN WILSON & ROBIN ZANDER
19 22 STAND / R.E.M.
20 25 YOU GOT IT / ROY ORBISON
21 8 THE LOVER IN ME / SHEENA EASTON
22 27 SUPERWOMAN / KARYN WHITE
23 28 MORE THAN YOU KNOW / MARTIKA
24 26 THE LOVE IN YOUR EYES / EDDIE MONEY
25 31 YOUR MAMA DON'T DANCE / POISON
26 29 CRYIN' / VIXEN
27 17 WILD THING / TONE LOC
28 14 WHAT I AM / EDIE BRICKELL & NEW BOHEMIANS
29 37 HEAVEN HELP ME / DEON ESTUS
30 35 SHE WON'T TALK TO ME / LUTHER VANDROSS
31 47 FUNKY COLD MEDINA / TONE LOC
32 38 SECOND CHANCE / 38 SPECIAL
33 40 ROOM TO MOVE / ANIMOTION
34 51 I'LL BE THERE FOR YOU / BON JOVI
35 36 FEELS SO GOOD / VAN HALEN
36 46 ROCKET / DEF LEPPARD
37 42 THINKING OF YOU / SA-FIRE
38 - LIKE A PRAYER / MADONNA
39 39 ORINOCO FLOW (SAIL AWAY) / ENYA
40 24 A LITTLE RESPECT / ERASURE
コメント (33)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブリーズ Breathe - Don't Tell Me Lies(1989年の洋楽 Part9)

2025-03-13 20:00:00 | '89年洋楽
1989年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart9は、Breatheの"Don't Tell Me Lies"。最高位は3月18日付の1週間の第10位。年間チャートは圏外でした。

Breatheですが、イギリス出身、1984年にロンドンで結成されたポップグループ。レコードデビューは、まずはシングル"Don't Tell Me Lies"を母国イギリスでリリース。そう、この曲が、母国イギリスでのデビュー曲でしたが、少しのヒットで、あまり話題にものぼらなかったようです。

翌1987年、デビューアルバム『All That Jazz』をリリース、この曲"Don't Tell Me Lies"は、そのデビューアルバムのアメリカ版に入っていて、イギリス版には入っていなかった曲です。

デビューアルバムからは、まずは"Hands to Heaven" が最高位2位を記録する大ヒット、続く"How Can I Fall?"も最高位3位の2曲連続のTop5ヒットになりました。"How Can I Fall?"はこちらをご覧ください→→→

"Don't Tell Me Lies"ですが、その2曲連続のヒットの後、アメリカで再リリースされチャートを上昇、3曲連続のTop10ヒットとなりました。

曲の作者は、David Glasper、Marcus Lillington、Ian Spice、Michael Delahuntyのメンバー全員の共作。私のブログでは、3曲連続の紹介になりますが、前2曲はポップスバラード、そしてこの曲はもう少しアップテンポの極上のポップスでのヒットでした。
コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビルボード Billboard All American Top40 1989年3月11日付 ガンズ・アンド・ローゼズ Guns N' Roses - Paradise City

2025-03-09 20:00:00 | 1989年ビルボードTop40
1989年ビルボード Billboard All American Top40、1989年3月11日付、2週目の1位はDebbie Gibsonの"Lost In Your Eyes"。Debbie Gibsonですが、アメリカの女性ボーカル、シンガーソングライター。デビューシングルの"Only in My Dreams"がいきなり最高位4位を記録、続いて出すシングルが大ヒットを続け、4枚目のシングル"Foolish Beat" が初のNo.1、この曲で、6曲目のTop40ヒットで、5曲目のTop5ヒット、2曲目のNo.1となりました。

2位は4位からアップ、Mike + The Mechanicsの"The Living Years"。Mike + The Mechanicsですが、「Mike」とは、Genesis のオリジナルメンバーで、ベース&ギターを担当しているMike Rutherfordのこと、そのMike Rutherfordが主催するソロプロジェクト、初ヒットの"Silent Running"が6位を記録、この曲が4曲目のTop40ヒットで、2曲目のTop5ヒット、初のTop3入りです。

3位は5位からアップ、New Kids On The Blockの"You Got It (The Right Stuff)"。New Kids On The Blockですが、アメリカ合衆国マサチューセッツ州出身のいずれも10代の5人組ボーイズ・バンド。初のヒット"Please Don't Go Girl"が最高位10位を記録、この曲が2曲目のTop40ヒットで、初のTop3ヒットです。

4位は8位からアップ、Bobby Brownの"Roni"。Bobby Brownですが、アメリカ・マサチューセッツ州出身のポップ、R&B歌手。1983年ニュー・エディションの一員としてデビュー、1986年にグループを脱退してソロ歌手に、初のシングルヒット"Don't Be Cruel" が最高位8位、"My Prerogative"がNo.1、この曲が3曲目のTop40ヒットで、2曲目のTop5ヒットです。

5位は10位からアップ、Guns N' Rosesの"Paradise City"。Guns N' Rosesですが、アメリカのハードロック、ヘビーメタルバンド、デビューアルバム『Appetite for Destruction』から、初のTop40ヒット"Sweet Child O' Mine"がいきなりのNo.1、この曲が3曲目のTopp40ヒットで、2曲目のTop5ヒットです。

この週5位はGuns N' Rosesの"Paradise City"。最高位は3月11日と18日付の2週間の第5位。年間チャートは86位。Guns N' Roses、初のシングルヒット"Sweet Child O' Mine"がいきなりのNo.1、年間5位の特大のヒット、続く"Welcome to the Jungle" も最高位7位、年間74位。そしてこの曲が3曲続けてのTop10以内、年間100位以内に入るヒットととなりました。

Guns N' Rosesですが、アメリカロサンジェルスで結成されたヘヴィメタルバンド。ボーカルのアクセル・ローズ、ギターのスラッシュが中心となってバンドを結成、バンド名Guns N' Rosesの「Guns」のトレイシー・ガンズは、結成直後にバンドを脱退、ファーストアルバムには参加していません。

1987年にファーストアルバム『Appetite for Destruction』をリリース、徐々にアルバムが評判になり、セカンドシングルとしてリリースされた"Sweet Child O' Mine"がチャートを急上昇、ヘビメタバンドでは異例のシングルチャートNo.1を記録します。こちらをご覧ください→→→

続いて、元々はイギリスでの初めてのヒット"Welcome to the Jungle" がチャートを上昇、最高位7位を記録、続く3曲目のヒットシングルがこの曲"Paradise City" で、3曲連続のTop10内に入るヒットとなりました。

"Paradise City"の曲の作者はSlash、Axl Rose、Izzy Stradlin、Duff McKagan、Steven Adlerのメンバー5人。この曲も含め、Guns N' Rosesの曲は、アクセル・ローズのハイトーンボーカル、スラッシュのハードなギターで、この頃大人気のヘビメタバンドVan Halen、Bon Jovi、Def Leppardの中でも、最もヘビィな曲でしたが、ヘビィな中にもメロディアスなところがある、そこがシングルでも大ヒットするところなのでしょう。

今週    先週    song    /    artist
1 1 LOST IN YOUR EYES / DEBBIE GIBSON
2 4 THE LIVING YEARS / MIKE + THE MECHANICS
3 5 YOU GOT IT (THE RIGHT STUFF) / NEW KIDS ON THE BLOCK
4 8 RONI / BOBBY BROWN
5 10 PARADISE CITY / GUNS N' ROSES
6 9 SURRENDER TO ME(FROM "TEQUILA SUNRISE") / ANN WILSON & ROBIN ZANDER
7 12 GIRL YOU KNOW IT'S TRUE / MILLI VANILLI
8 2 THE LOVER IN ME / SHEENA EASTON
9 13 MY HEART CAN'T TELL YOU NO / ROD STEWART
10 3 STRAIGHT UP / PAULA ABDUL
11 17 ETERNAL FLAME / BANGLES
12 16 DON'T TELL ME LIES / BREATHE
13 25 THE LOOK / ROXETTE
14 7 WHAT I AM / EDIE BRICKELL & NEW BOHEMIANS
15 18 I BEG YOUR PARDON / KON KAN
16 21 YOU'RE NOT ALONE / CHICAGO
17 6 WILD THING / TONE LOC
18 20 DREAMIN' / VANESSA WILLIAMS
19 26 WALK THE DINOSAUR / WAS (NOT WAS)
20 23 JUST BECAUSE / ANITA BAKER
21 30 SHE DRIVES ME CRAZY / FINE YOUNG CANNIBALS
22 28 STAND / R.E.M.
23 11 SHE WANTS TO DANCE WITH ME / RICK ASTLEY
24 14 A LITTLE RESPECT / ERASURE
25 29 YOU GOT IT / ROY ORBISON
26 27 THE LOVE IN YOUR EYES / EDDIE MONEY
27 32 SUPERWOMAN / KARYN WHITE
28 31 MORE THAN YOU KNOW / MARTIKA
29 35 CRYIN' / VIXEN
30 15 BORN TO BE MY BABY / BON JOVI
31 37 YOUR MAMA DON'T DANCE / POISON
32 24 WHEN I'M WITH YOU / SHERIFF
33 19 DIAL MY HEART / THE BOYS
34 22 WALKING AWAY / INFORMATION SOCIETY
35 40 SHE WON'T TALK TO ME / LUTHER VANDROSS
36 41 FEELS SO GOOD / VAN HALEN
37 50 HEAVEN HELP ME / DEON ESTUS
38 44 SECOND CHANCE / 38 SPECIAL
39 45 ORINOCO FLOW (SAIL AWAY) / ENYA
40 48 ROOM TO MOVE / ANIMOTION
コメント (30)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アン・ウィルソン & ロビン・ザンダー Ann Wilson and Robin Zander - Surrender to Me(1989年の洋楽 Part8)

2025-03-06 20:00:00 | '89年洋楽
1989年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart8は、Ann Wilson and Robin Zanderの"Surrender To Me (From"Tequila Sunrise")"。最高位は3月11日付の第6位。年間チャートは98位。映画『Tequila Sunrise』サウンドトラックからのヒットです。

まずは映画『Tequila Sunrise』ですが、メル・ギブソン主演の恋愛・犯罪ミステリィ映画。主演はメル・ギブソン。1987年の映画『リーサル・ウェポン』で人気の絶頂にあった俳優が主演し、『Tequila Sunrise』も大ヒットしました。ちなみに、Tequila Sunriseとは、Tequilaベースのカクテルの名前ですね。

映画のヒットとともに、主題歌のこの曲"Surrender To Me"も最高位6位を記録するヒット曲となりました。曲の作者はソングライターのRoss Vannelliと、Richard Marxの共作。Richard Marxですが、彼自身のヒット曲はもちろん、私のブログでも、Vixenの"Edge of a Broken Heart" の作者として登場しています、ソングライターとして良い曲作りますよね。そしてRoss Vannelliですが、なんと1978年に第4位を記録した "I Just Wanna Stop”のヒットで有名なGino Vannelliの弟さんだとのことです。

歌っているのはハートのAnn Wilson と、チープ・トリックのRobin Zander、驚きのデュエットでのパワーバラードです。改めて、この二人、声量もあり、歌うまいです。パワーバラードのお手本のような曲でした。

Ann Wilsonは、映画「Footloose」のサウンドトラックで、LoverboyのMike Renoとのデュエット"Almost Paradise"が最高位7位のヒットを記録しています。それ以来のソロでのTop40ヒットです。こちらをご覧ください→→→

Robin Zanderですが、ソロでのTop40ヒットはこの曲が初めて、ただ、ソロでは、映画『オーバー・ザ・トップ』サウンドトラック収録曲"In This Country"があります。シングルにはならなかったようですが、なかなかカッコ良い曲でした。

こちらが映画『Over the Top』収録、Robin Zander の"In This Country"です。 
コメント (22)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする