ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

トッド・ラングレン - Can We Still Be Friends (1978年の洋楽Part15)

2014-08-15 20:25:50 | ’78年洋楽
1978年にヒットした洋楽を紹介するシリーズのPart15はTodd Rundgrenの"Can We Still Be Friends"。
最高位は1978年8月5日の29位。残念ながら年間チャートにはエントリーしませんでした。

トッド・ラングレンですが、グランド・ファンク・レイルロードの「アメリカン・バンド」などのプロデューサーとして有名でした。この間紹介しましたが、ミート・ローフの超ロングセラーアルバム「地獄のロック・ライダー "Bat Out of Hell"」も彼のプロデュースですね。
当時はあまり知らなかったのですが、1973年に5位を記録した"Hello It's Me"などいくつかのTop40ヒットを持っていて、プロデューサーとして手腕を発揮する傍ら、自らの歌でも活躍していました。すべての楽器を自分で演奏してしまうマルチプレイヤー、凄い人なのですね。
この"Can We Still Be Friends"、地味な曲ではありますが、美しいメロディのポップスバラードです。
1980年になって、ユートピアとして"Set Me Free"という曲が27位を記録するヒットとなりましたが、この曲はもうちょっとポップで、この曲もなかなか良い曲でした。
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ジェファーソン・スターシップ - Runaway」(1978年の洋楽 Part14)

2014-08-09 18:40:27 | ’78年洋楽
1978年にヒットした洋楽を紹介するシリーズのPart14はJefferson Starshipの"Runaway"。

最高位は7月29日の12位、残念ながら年間チャートには入りませんでした。
この曲が収められていたアルバム「EARTH」。リーダーのポール・カントナー、ボーカルのマーティ・バリン、グレイス・スリック、ギタリストのクレイグ・チャキーソがそろった最後のアルバム。
やっぱりジェファーソン・スターシップのボーカルはマーティ・バリンですし、クレイグ・チャキーソのギターとの絡みはすばらしい。
この後、マーティ・バリン、グレイス・スリックが抜け、代わりにミッキー・トーマスが加入、違うグループに生まれ変わります。

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マイケル・ジョンソン「哀しみの序章(Bluer Than Blue)」(1978年の洋楽 Part13)

2014-08-02 13:14:20 | ’78年洋楽
1978年にヒットした洋楽を紹介するシリーズのPart13は、Michael Johnsonの"Bluer Than Blue"、邦題は「哀しみの序章」。

最高位は7月8日と15日の12位、Top40内に10週チャートインし、年間チャートは81位でした。
マイケル・ジョンソンですが、ミネソタ出身のシンガーソングライター、この"Bluer Than Blue"が初めてのTop40ヒット、あと2曲のTop40ヒットを出しました。
"Bluer Than Blue"はマイケルジョンソンの優しい声が素晴らしいポップバラード。
マイケル・ジョンソンは元々カントリー歌手、Top40ヒットのほかにも80年代後半にかけて何曲かカントリーチャートにヒット曲送り込みました。

"Bluer Than Blue"の作者はランディ・グッドラム、この人は、この後、Steve Perryの"Oh Sherrie"やTOTOの「I'll Be Over You」などの大ヒット曲を生み出すことになるソングライターです。

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エラプション「I Can't Stand The Rain」(1978年の洋楽 Part12)

2014-07-26 16:07:00 | ’78年洋楽
1978年にヒットした洋楽を紹介するシリーズのPart12はEruptionの"I Can't Stand The Rain"。

最高位は7月8日と7月15日の2週間の18位、最高位が18位でTop40内にたった6週間チャートインしただけですが、Top40に入るまでに14週間かかったスロー出世曲で、最終的にはHot100に22週在籍し、年間チャートでも95位にランクインしました。

エラプションですが、ジャマイカ出身の6人組、イギリスで火がついてアメリカでもヒットしましたが、ヒットチャートに入ったのはこの曲のみ、もちろん日本ではまったく知られていないグループです。

"I Can't Stand The Rain"は、オリジナルは1973年に38位まで上がったAnn Peeblesという人の歌で、原曲はゆったりとした曲です。
エラプションはこの曲をダンス風にアレンジしてオリジナルを超えるヒットとなりました。
ダンスミュージックは好みではないのですが、この曲は、冒頭の雷の音(?)から面白い、不思議な魅力を持った曲です。


1973年12月22日に最高位38位を記録したAnn Peeblesの原曲です。原曲も年間チャートには入りませんでしたが、Hot100内に21週間チャートインするロングセラーでした。
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チャックマン・ジョーネ「Feel So Good」(1978年の洋楽 Part11)

2014-07-05 18:28:06 | ’78年洋楽
1978年にヒットした洋楽を紹介するシリーズのPart11はChuck Mangioneの"Feel So Good"。

最高位は6月10日の4位、年間チャートは21位、インストゥルメンタル曲として、それもフュージョン系の曲としては珍しい大ヒットとなりました。
チャックマン・ジョーネは1960年代からジャズ・フュージョン界で活躍している人気アーチスト。
トランペット奏者で、この曲はフリューゲルホルンを演奏、たまにはこういう曲もよいものです。
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