ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

エディ・マネー「ベイビー・ホールド・オン」(1978年の洋楽 Part10)

2014-06-27 21:08:35 | ’78年洋楽
1978年にヒットした洋楽を紹介するシリーズのPart10は、Eddie Moneyの"Baby Hold On"。
最高位は6月10日の1週のみの11位、年間チャートは67位、デビュー曲にして大ヒットを記録しました。

エディ・マネーですが、結構有名な話なのですが、泣く子も黙るニューヨーク市警の警察官からロック歌手に転進した異色の経歴の持ち主。
そのデビュー曲「"Baby Hold On」、冒頭のギターから只者ではない雰囲気を持った曲、怪しげでかつポップロックなそれまでにない新しいタイプの曲ですぐにファンになってしまいました。

その後、だんだん洗練されてきますが、1990年代に入るまでずっとこの怪しげでかつポップロック路線でヒットを出し続けます。(中でも1991年にヒットしたバラード"I'll Get By"は名曲ですね)
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プレイヤー「This Time I'm in It for Love:今こそ愛のとき」(1978年の洋楽 Part9)

2014-06-20 22:30:50 | ’78年洋楽
1978年にヒットした洋楽を紹介するシリーズのPart9は、Playerの"This Time I'm in It for Love"邦題「今こそ愛のとき」。

デビュー曲にして超大ヒットを記録した"Baby Come Back"に続く2曲目のヒットです。
最高位は1978年6月3日と10日の2週間の10位、年間チャートは58位、大ヒットのあとの曲、どうなるかと思いましたがしっかりとTop10入りを果たしました。

曲は地味ですが、サビのメロディやギターの音色にセンスの高さを感じます。
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アトランタ・リズム・セクション「イマジナリー・ラヴァー」(1978年の洋楽 Part8)

2014-06-10 19:53:57 | ’78年洋楽
1978年にヒットした洋楽を紹介するシリーズのPart8はAtlanta Rhythm Sectionの"Imaginary Lover"。

"Imaginary Lover"、最高位は1978年6月3日の7位、年間チャート51位、最高位が同じく7位、年間チャート38位を記録した"So Into You"に次ぐ大ヒットとなりました。

アトランタ・リズム・セクションですが、もちろんアトランタ出身のサザン・ロックバンド。
サザン・ロックですが、レイナード・スキナードなどよりもブルース系のマニアックバンドでした。でも"So Into You"のヒットの頃から急に垢抜け洗練された音も出すようになり、大ヒットに結びつきました。
この曲、なんといっても終盤のギターソロがカッコイイ、一度ライブで見たかったです。

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ジェファーソン・スターシップ「カウント・オン・ミー」(1978年の洋楽 Part7)

2014-06-07 17:22:47 | ’78年洋楽
1978年にヒットした洋楽を紹介するシリーズのPart7はJefferson Starshipの"Count On Me"。

ジェファーソン・スターシップですが、1960年代にデビューしたサイケデリックロックバンド「ジェファーソン・エアプレイン」がもともとのグループ。1970年代中頃にロックバンドとして生まれ変わって「ジェファーソン・スターシップ」となりました。
リーダーのポール・カントナー、ボーカルのマーティ・バリン、グレイス・スリック、ギタリストのクレイグ・チャキーソ、素晴らしいメンバーが、ハードロックからバラード、ウエストコーストロックまで、名曲、名アルバムを次々と生み出します。
80年代になって、「スターシップ」となって"We Built This City"などの大ヒットを出すのですが、私のペンネームとなっている「星船」はやっぱりこのジェファーソン・スターシップの「星船」なのです。

"Count On Me"、最高位は1978年5月13日と20日の8位、年間チャート66位の大ヒットとなりました。
マーティー・バリンのヴォーカル、コーラス、ピアノ、アコースティックギターとジェファーソン・スターシップの魅力満載の名曲です。

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ウォーレン・ジヴォン「Werewolves Of London(ロンドンの狼男)」(1978年の洋楽 Part6)

2014-06-04 19:25:43 | ’78年洋楽
1978年にヒットした洋楽を紹介するシリーズのPart6はWarren Zevonの「Werewolves Of London(ロンドンの狼男)」。
最高位は1978年5月13日と20日の21位。年間チャートは残念ながら100位圏外でした。

Warren Zevonウォーレン・ジヴォンですが、アメリカシカゴ出身のウエストコーストロックシンガー。
Top40ヒットはこの曲のみ、商業的には成功していませんが、1960年代にデビューしてから、ジャクソン・ブラウンやブルース・スプリングスティーンなどとも親交があった、ミュージシャン仲間の中ではその才能が尊敬されていた凄いミュージシャンでした。

この「Werewolves Of London(ロンドンの狼男)」、21位が最高位でTop40内もわずか6週でしたが一回聞いただけですぐ覚えました。イントロのピアノから泥臭さいっぱいで、狼の遠吠えが歌詞に入るという強烈なインパクトの曲です。
日本ではまったくヒットしませんでした、この曲を知っている人もほとんどいないかもしれませんね。

ウォーレン・ジヴォンさんですが、ヒット曲には恵まれませんでしたがその後も長く活躍し、2003年肺がんで無くなったそうですが、無くなる直前まで曲作りを続け、2003年に遺作アルバム「The Wind」がBillboard200の12位を記録するヒットアルバムとなりました。
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