ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

ドリー・パートン「Two Doors Down」「I Will Always Love You」(1978年の洋楽 Part5)

2014-05-22 20:03:35 | ’78年洋楽
1978年にヒットした洋楽を紹介するシリーズのPart5はDolly Partonの"Two Doors Down"。

最高位は1978年5月13日と20日の19位。
ドリー・パートンですが、1960年代から活躍するカントリーシンガーソングライター。
カントリーチャートでは実に26曲の1位を持っている大スターです。
カントリーではたくさんのヒット曲がありますが、レギュラーチャートのTop40入りは最高位3位を記録した大ヒット"Here You Come Again"に続く2曲目、その後、1980年に入ってから映画「9 TO 5」の主題歌で1位を獲得しました。

この"Two Doors Down"も明るいカントリーミュージックで、この当時はほとんどカントリー曲はヒットしませんでしたのでとても新鮮な曲でした。


ところであまり知られていないですが、ドリー・パートンはソングライターの凄い才能の持ち主です。
なんと、ホイットニー・ヒューストンで大ヒットした名曲"I Will Always Love You"の原曲はドリー・パートンが1974年にヒットさせたカントリーミュージックなのです。もちろん作詞作曲ドリー・パートン。レギュラーチャートで最高位53位、カントリーチャートでは1974年と1982年の2度にわたって1位を獲得しました。
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デヴィッド・ゲイツ「グッバイ・ガール」(1978年の洋楽 Part4) ブレッド「Lost Without Your Love」

2014-05-02 19:47:10 | ’78年洋楽
1978年の洋楽を紹介するシリーズの第4弾はDavid Gatesの"Goodbye Girl"。

デヴィッド・ゲイツですが、ここのところマイナーがアーチストが続いていましたが、このデヴィッド・ゲイツ、洋楽ファンの方なら知っている方が多いのではないでしょうか、1960年代後半から70年代前半にかけてヒットしたブレッド(Bread)のリードヴォーカルです。全米No.1ソング"Make It With You"(二人の架け橋)や日本でもヒットした"If"で有名ですね。

この"Goodbye Girl"は映画の主題歌、美しいメロディとデヴィッド・ゲイツの優しい声がマッチした曲、久しぶりに聞きましたが良い曲ですねぇ。日本でもヒットしました。
最高位は1978年4月15日と22日の15位、最高15位ながら年間チャートは47位に入る大ヒットでした。


もう1曲、Breadは1973年に解散したのですが、1976年に1度だけ再結成してヒットした曲がこの曲、"Lost Without Your Love"。
最高位は1977年2月19日の9位、年間チャートは70位でした。この曲もブレッドらしい良い曲です。
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ボブ・ウエルチ「Ebony Eyes」(1978年の洋楽 Part3)

2014-04-25 19:26:23 | ’78年洋楽
1978年の洋楽を紹介するシリーズの第3弾はBob Welchの"Ebony Eyes"。

ボブ・ウエルチですが、フルートウッドマックがブレイクする前、1971年から1974年まで4年間在籍し、ブルースロック路線であった彼らの音楽をポップ・ロック路線に転換させ、その後の大成功の下地を作った偉大なミュージシャンです。
この"Ebony Eyes"は、1977年に最高位11位を記録したソロデビューシングル"Sentimental Lady"に続くヒットとなり、最高位は1978年4月8日と15日の14位、年間チャートはかろうじて96位にエントリーしました。
"Ebony Eyes"は、"Sentimental Lady"に比べるとかなりロック、後に結成するハードロックバンドParisにもつながる曲です。
残念ながら2012年6月に拳銃により自ら命を絶ってしまいました。
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ルブラン&カー「Falling」 (1978年の洋楽 Part2)

2014-04-17 19:12:28 | ’78年洋楽
1978年の洋楽を紹介するシリーズのPart2はLeblanc & Carrの"Falling"。
最高位は1978年4月1日の13位、最高位13位ながらHot100内に28週ランクインのロングセラーで年間チャートは79位に入りました。

Leblanc & Carrですが、スタジオ・ミュージシャンのピート・カーとボーカルのレニー・ルブランのユニット。
二人のアルバムはこの1枚なのでしょうか、Top40ヒットはこの曲のみです。
この"Falling"、名曲です。全体に流れるピート・カーのスライドギター、素晴らしくよい雰囲気を出してます。そしてレニー・ルブランの声とハーモニーもまた素晴らしい。
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カンサス「Point Of Know Return」(1978年の洋楽 Part1)

2014-02-12 19:50:29 | ’78年洋楽
1978年の洋楽を紹介するシリーズのPart1はKansasの"Point Of Know Return"。
この曲は1978年1月21日の28位が最高位。
カンサスですが、イギリスが本場のプログレシブロックですが、カンサスという名前のとおりアメリカカンザス州出身のアメリカンプログレッシブロックバンド。
1976年発表のアルバム『Leftoverture(永遠の序曲)』からシングルカットされた"Carry On Wayward Son"(伝承)が全米11位を記録する大ヒット、一躍人気ロックグループとなりました。
この"Point Of Know Return"はその次のアルバム『Point Of Know Return(暗黒への曳航)』からのシングルカット第一弾、キーボードとギター、バイオリンで作り出す重厚なプログレシブロックに、アメリカンロック的なポップロックなリズムが入った素晴らしい曲です。
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