1987年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart20は、Fleetwood Macの”Big Love”。最高位は5月30日付の1週間の第5位。年間チャートは81位。80年代に入ってからは、メンバーのソロ活動が目立っていましたが、久しぶりのバンドとしてのニューアルバムからのファーストシングルがTop5ヒットになりました。
さて、Fleetwood Macですが、私が大ファンのバンドで、私のこのブログ記事には、バンドとメンバーソロを合わせると、この曲で20回目の登場、最も登場回数が多いバンドとなりました。
そのFleetwood Macですが、活動を開始したのはなんと1960年代の後半、出身はアメリカではなくイギリスのバンドです。当初はブリティッシュ・ブルースロックバンドとしてスタートしました。この時は、ギターのピーター・グリーンと、ドラムスのミック・フリートウッドを中心としたバンドで、1968年の"Black Magic Woman"のヒットで有名です。でも、この曲はイギリスで多少ヒットしたのですが、アメリカでは全くヒットしていません。イギリスでは、このすぐ後に出した"Albatross"が全英No.1シングルに輝きました。
その後、イギリスではヒットを出すものの、アメリカではヒットが出ない状況が続きます。1970年代に入って、ピーター・グリーンがバンドを脱退、いくつかのメンバーチェンジがあり、クリスティン・マクヴィー、さらにはアメリカ人ギタリストボブ・ウェルチがバンドに参加し、音楽性もブルースから、ポップロックへと変化していきます。
そして、1975年、ボブ・ウェルチに代わり、皆様ご存じ、リンジー・バッキンガムとスティービー・ニックスがバンドに加入、歴史的名盤『Fleetwood Mac』、続いて『Rumours』が生まれます。
その後、1979年に2枚組アルバム『Tusk』、1982年に『Mirage』と大ヒットアルバムを続けますが、この『Mirage』発表後、メンバーはソロ活動に入り、1982年の"Love in Store"の最高位20位のヒットを最後に、しばらくシングルチャートから遠ざかります。『Mirage』から最高位12位を記録した2枚目のシングル"Gypsy"は、こちらをご覧ください→→→
そしてバンドとしては5年ぶり、1987年にリリースされたアルバムが『Tango in the Night』、そのアルバムからのファーストシングルがこの曲"Big Love"です。
曲の作者はLindsey Buckingham、リードボーカルももちろんLindsey Buckinghamです。リンジーの、ソロアルバムから続く軽快なポップロック、「アッ、アッ、アッ、アッ、…」が何ともセクシーです。
Fleetwood MacのTop40ヒットはこの曲で14曲目、No.1となった"Dreams"など、4曲目のTop5ヒットとなりました。さらに、ソロを入れると28曲目のTop40ヒットで、6曲目のTop5ヒットです。
アルバム『Tango in the Night』ですが、久し振りにメンバー全員が揃った待ちに待ったアルバムとなりました。ソロアルバムも良いですが、三人のソングライターに、三人のリードボーカル、着実なリズムを刻むミック・フリートウッドのドラムスに、ジョン・マクビーのベース、やっぱりこれでなくっちゃ!フリートウッド・マック、最高です。
このアルバム、アルバムチャートでは最高位は7位止まりでしたが、最終的には全世界で1,500万枚以上売り上げた、『Rumours』に続く、マックでは2番目に売れたスタジオアルバムになりました。
さて、Fleetwood Macですが、私が大ファンのバンドで、私のこのブログ記事には、バンドとメンバーソロを合わせると、この曲で20回目の登場、最も登場回数が多いバンドとなりました。
そのFleetwood Macですが、活動を開始したのはなんと1960年代の後半、出身はアメリカではなくイギリスのバンドです。当初はブリティッシュ・ブルースロックバンドとしてスタートしました。この時は、ギターのピーター・グリーンと、ドラムスのミック・フリートウッドを中心としたバンドで、1968年の"Black Magic Woman"のヒットで有名です。でも、この曲はイギリスで多少ヒットしたのですが、アメリカでは全くヒットしていません。イギリスでは、このすぐ後に出した"Albatross"が全英No.1シングルに輝きました。
その後、イギリスではヒットを出すものの、アメリカではヒットが出ない状況が続きます。1970年代に入って、ピーター・グリーンがバンドを脱退、いくつかのメンバーチェンジがあり、クリスティン・マクヴィー、さらにはアメリカ人ギタリストボブ・ウェルチがバンドに参加し、音楽性もブルースから、ポップロックへと変化していきます。
そして、1975年、ボブ・ウェルチに代わり、皆様ご存じ、リンジー・バッキンガムとスティービー・ニックスがバンドに加入、歴史的名盤『Fleetwood Mac』、続いて『Rumours』が生まれます。
その後、1979年に2枚組アルバム『Tusk』、1982年に『Mirage』と大ヒットアルバムを続けますが、この『Mirage』発表後、メンバーはソロ活動に入り、1982年の"Love in Store"の最高位20位のヒットを最後に、しばらくシングルチャートから遠ざかります。『Mirage』から最高位12位を記録した2枚目のシングル"Gypsy"は、こちらをご覧ください→→→
そしてバンドとしては5年ぶり、1987年にリリースされたアルバムが『Tango in the Night』、そのアルバムからのファーストシングルがこの曲"Big Love"です。
曲の作者はLindsey Buckingham、リードボーカルももちろんLindsey Buckinghamです。リンジーの、ソロアルバムから続く軽快なポップロック、「アッ、アッ、アッ、アッ、…」が何ともセクシーです。
Fleetwood MacのTop40ヒットはこの曲で14曲目、No.1となった"Dreams"など、4曲目のTop5ヒットとなりました。さらに、ソロを入れると28曲目のTop40ヒットで、6曲目のTop5ヒットです。
アルバム『Tango in the Night』ですが、久し振りにメンバー全員が揃った待ちに待ったアルバムとなりました。ソロアルバムも良いですが、三人のソングライターに、三人のリードボーカル、着実なリズムを刻むミック・フリートウッドのドラムスに、ジョン・マクビーのベース、やっぱりこれでなくっちゃ!フリートウッド・マック、最高です。
このアルバム、アルバムチャートでは最高位は7位止まりでしたが、最終的には全世界で1,500万枚以上売り上げた、『Rumours』に続く、マックでは2番目に売れたスタジオアルバムになりました。