ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

ジョナサン・バトラー Jonathan Butler - Lies(1987年の洋楽 Part36)

2023-09-14 17:52:40 | '87年洋楽
1987年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart36は、Jonathan Butlerの"Lies"。最高位は9月5日付の第27位。年間チャートは圏外でした。

このブログでは、先週のダニー・ウィルソンの"Mary's Prayer"に引き続き、最高位は20位台、Top40ヒットはこの曲のみのマイナーな曲が続きますが、聞いてみたら、この曲はなかなかおしゃれでいい曲じゃない、ということで、87年の洋楽ヒット曲シリーズに掲載することにしました。

そのJonathan Butlerですが、珍しい南アフリカ出身のR&B・フュージョンギタリスト、シンガーソングライター。

メジャーでのデビューは、1985年、インスト曲中心のアルバム『Introducing Jonathan Butler」をリリースします。このアルバムは、R&B分野では、多少話題になったようですが、大ヒットにまでには至りませんでした。

1987年、次のアルバム『Jonathan Butler」をリリース、このアルバムからは、ボーカル曲を中心に据え、レギュラーチャートも上昇していきます。

そのアルバムからのファーストシングルがこの曲、"Lies"です。曲の作者はJonathan Butler自身に、Jolyon Skinner.の共作。レギュラーチャートでこそ27位どまりでしたが、R&Bチャートでは最高位4位を記録するヒットとなりました。

"Lies"ですが、曲調、ボーカルとも、ジョージ・ベンソンを思い出す、ファンキー・フュージョンでしょうか。穏やかな歌声が良いですね。
Top40ヒットはこの曲のみでしたが、この後、ディオンヌ・ワーウィック、ジョージ・デュークなどの人気アーティストとのコラボレーションでも活躍していました。
コメント (20)
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