ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

ダリル・ホール&ジョン・オーツ Daryl Hall & John Oates - Everything Your Heart Desires(1988年の洋楽 Part23)

2024-06-13 18:00:00 | '88年洋楽
年には1988年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart23は、Daryl Hall & John Oatesの"Everything Your Heart Desires"。最高位は6月11日付の第3位、年間チャートは72位。この曲で通算26曲目のTop40ヒットで、11曲目のTop5ヒット、1984年にNo.1となった"Out of Touch" 以来4年ぶり、8曲目のTop3ヒットになりました。

1977年の"Rich Girl" をはじめ、6曲のNo.1ヒットを持っている大人気ポップスデュオDaryl Hall & John Oatesですが、結成したのは1970年、1972年にはデビューアルバム『Whole Oats 』をリリースしますが、全くヒットせず、アルバムを出してもヒットしない時代がしばらく続きます。

1975年になって、名前を冠した4枚目のアルバム『Daryl Hall & John Oates』をリリース、そのアルバムから、"Sara Smile"が初のシングルヒット、最高位4位を記録する大ヒットとなります。

続いてセカンドアルバムに収録していた"She's Gone" が最高位7位のヒット、John Oatesのボーカルも目立つこの曲、名曲でした。ブルーアイド・ソプルデュオとしての人気を確立した曲でもありました。

その後、1977年には"Rich Girl"が初のNo.1を記録、しばらく大ヒットがでない時期が続くも、80年代に入り、1980年リリースの『Voices 』を皮切りに、特大のヒットとなるアルバムを連発、1984年の"Out of Touch" まで、合計6曲のNo.1ヒットを生み出します。こちらをご覧ください→→→

Daryl Hallののソロ活動を挟み、1988年に4年ぶりに発表されたのが、彼ら13枚目のアルバム『Ooh Yeah! 』、そのアルバムからのファーストシングルがこの曲"Everything Your Heart Desires"です。

"Everything Your Heart Desires"の曲の作者はDaryl Hall。久しぶり、"Possession Obsession" のヒット以来約3年ぶりに「これぞ Hall & Oates」といっていい、ポップでソウルフルな彼らの曲を楽しみました。
コメント (18)
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