1983年12月17日付ビルボード All American Top40、この週2週目の1位はPaul McCartney and Michael Jacksonの"Say Say Say"。Paul McCartneyもMichael Jacksonも説明することありません、ソロでも数多くの大ヒットを持っています。この二人のデュエットとしては、Michael Jacksonのアルバム『Thriller』に収録の"The Girl Is Mine"が最高位2位を記録していますので、それに続く大ヒットとなりました。
Paul McCartneyはビートルズ時代を除いて9曲目の1位。Michael Jacksonは6曲目の1位です。
2位は4位からアップ、Daryl Hall & John Oatesの"Say it Isn't So"。数多くの大ヒットを持つデュオですが、Top3ヒットは1982年12月から翌年の1月にかけて4週間1位を記録した"Maneater"以来となります。
3位は2位からダウン、4週間の1位の大ヒット、Lionel Richieの"All Night Long"。Lionel Richieですが、The Commodores時代から数多くのヒットを持っていますが、The Commodores時代には"Three Times a Lady"と"Still"、ソロになってからもDiana Rossとのデュエットで1位となった"Endless Love"、ソロの1位"Truly"に続くこれで通算5曲目の1位となりました。
4位は3位からダウン、Billy Joelの"Uptown Girl"。Billy Joelですが、Top40ヒットは1974年の"Piano Man"からこの曲で通算19曲目、Top3ヒットは1977年の"Just the Way You Are"を皮切りに、No.1ヒット2曲を含めこの曲で5曲目となります。
5位は7位からアップ、Duran Duranの"Union Of The Snake"。Duran Duranですが、最高位3位の"Hungry Like the Wolf"、最高位4位の"Is There Something I Should Know?"に続く3曲目のTop5ヒットです。
この週3位からダウンしての4位はBilly Joelの"Uptown Girl"。
最高位は11月12日から5週続けた3位。年間チャートは1984年の第39位。年度の途中での39位でしたが、Top10内に10週間滞在する大ヒットでした。
Billy Joelですが、ポップスファンの皆さんならご存知、ニューヨーク出身のシンガーソングライター。
デビューは1971年で、1973年にリリースしたセカンドアルバム『Piano Man』が全米27位のヒット、タイトルシングル"Piano Man"も25位を記録します。
Billy Joelの大スターへの道を決定づけたのが彼の5枚目のアルバム『The Stranger』、名曲"The Stranger"や"Just the Way You Are"などが収録された名盤でした。
そして次のアルバム『52nd Street』はアルバムチャートNo.1、1979年のアルバムチャートの年間1位にも輝きました。
その後も『Glass Houses』もアルバム1位を獲得、8枚目のアルバム『The Nylon Curtain』こそ最高位7位で、シングルヒットもいまいちでしたが、次のアルバム『An Innocent Man』がまた良いアルバムだったのです。
ファーストシングルカットした"Tell Her About It"が1位を獲得、セカンドシングルがこの曲"Uptown Girl"です。
"Uptown Girl"ですが、作者はもちろんBilly Joel自身。そしてプロデューサーもお馴染みPhil Ramone。
アップテンポの、ちょっと60年代風リズム、良い曲です。
この曲、2001年にアイルランドのポップグループWestlifeがカバーしてヨーロッパで大ヒットしました。
ビリー・ジョエルの原曲にかなり忠実なカバーバージョンです。
今週 先週 song / artist
1 1 SAY SAY SAY / PAUL MCCARTNEY & MICHAEL JACKSON
2 4 SAY IT ISN'T SO / DARYL HALL & JOHN OATES
3 2 ALL NIGHT LONG / LIONEL RICHIE
4 3 UPTOWN GIRL / BILLY JOEL
5 7 UNION OF THE SNAKE / DURAN DURAN
6 5 LOVE IS A BATTLEFIELD / PAT BENATAR
7 11 OWNER OF A LONELY HEART / YES
8 6 ISLANDS IN THE STREAM / KENNY ROGERS with DOLLY PARTON
9 12 TWIST OF FATE / OLIVIA NEWTON-JOHN
10 10 CHURCH OF THE POISON MIND / CULTURE CLUB
11 14 UNDERCOVER OF THE NIGHT / ROLLING STONES
12 8 CUM ON FEEL THE NOIZE / QUIET RIOT
13 13 WHY ME? / IRENE CARA
14 9 CRUMBLIN' DOWN / JOHN COUGAR
15 18 MAJOR TOM / PETER SCHILLING
16 16 SYNCHRONICITY II / POLICE
17 17 IN A BIG COUNTRY / BIG COUNTRY
18 19 BREAK MY STRIDE / MATTHEW WILDER
19 21 I GUESS THAT'S WHY THEY CALL IT THE BLUES / ELTON JOHN
20 24 TALKING IN YOUR SLEEP / ROMANTICS
21 15 HEART AND SOUL / HUEY LEWIS & THE NEWS
22 22 AIN'T NOBODY / RUFUS & CHAKA KHAN
23 23 SOULS / RICK SPRINGFIELD
24 27 READ EM' AND WEEP / BARRY MANILOW
25 30 RUNNING WITH THE NIGHT / LIONEL RICHIE
26 26 TIME WILL REVEAL / DEBARGE
27 35 KARMA CHAMELEON / CULTURE CLUB
28 29 IF I'D BEEN THE ONE / 38 SPECIAL
29 31 JOANNA / KOOL & THE GANG
30 34 THAT'S ALL / GENESIS
31 32 I STILL CAN'T GET OVER LOVING YOU / RAY PARKER JR.
32 45 PINK HOUSES / JOHN COUGAR
33 39 HOLIDAY / MADONNA
34 43 STAY WITH ME TONIGHT / JEFFREY OSBORNE
35 36 I WON'T STAND IN YOUR WAY / STRAY CATS
36 20 P.Y.T. / MICHAEL JACKSON
37 44 GOLD / SPANDAU BALLET
38 46 THE SIGN OF FIRE / FIXX
39 41 WHEN THE LIGHTS GO OUT / NAKED EYES
40 40 THE WAY HE MAKES ME FEEL / BARBRA STREISAND
Paul McCartneyはビートルズ時代を除いて9曲目の1位。Michael Jacksonは6曲目の1位です。
2位は4位からアップ、Daryl Hall & John Oatesの"Say it Isn't So"。数多くの大ヒットを持つデュオですが、Top3ヒットは1982年12月から翌年の1月にかけて4週間1位を記録した"Maneater"以来となります。
3位は2位からダウン、4週間の1位の大ヒット、Lionel Richieの"All Night Long"。Lionel Richieですが、The Commodores時代から数多くのヒットを持っていますが、The Commodores時代には"Three Times a Lady"と"Still"、ソロになってからもDiana Rossとのデュエットで1位となった"Endless Love"、ソロの1位"Truly"に続くこれで通算5曲目の1位となりました。
4位は3位からダウン、Billy Joelの"Uptown Girl"。Billy Joelですが、Top40ヒットは1974年の"Piano Man"からこの曲で通算19曲目、Top3ヒットは1977年の"Just the Way You Are"を皮切りに、No.1ヒット2曲を含めこの曲で5曲目となります。
5位は7位からアップ、Duran Duranの"Union Of The Snake"。Duran Duranですが、最高位3位の"Hungry Like the Wolf"、最高位4位の"Is There Something I Should Know?"に続く3曲目のTop5ヒットです。
この週3位からダウンしての4位はBilly Joelの"Uptown Girl"。
最高位は11月12日から5週続けた3位。年間チャートは1984年の第39位。年度の途中での39位でしたが、Top10内に10週間滞在する大ヒットでした。
Billy Joelですが、ポップスファンの皆さんならご存知、ニューヨーク出身のシンガーソングライター。
デビューは1971年で、1973年にリリースしたセカンドアルバム『Piano Man』が全米27位のヒット、タイトルシングル"Piano Man"も25位を記録します。
Billy Joelの大スターへの道を決定づけたのが彼の5枚目のアルバム『The Stranger』、名曲"The Stranger"や"Just the Way You Are"などが収録された名盤でした。
そして次のアルバム『52nd Street』はアルバムチャートNo.1、1979年のアルバムチャートの年間1位にも輝きました。
その後も『Glass Houses』もアルバム1位を獲得、8枚目のアルバム『The Nylon Curtain』こそ最高位7位で、シングルヒットもいまいちでしたが、次のアルバム『An Innocent Man』がまた良いアルバムだったのです。
ファーストシングルカットした"Tell Her About It"が1位を獲得、セカンドシングルがこの曲"Uptown Girl"です。
"Uptown Girl"ですが、作者はもちろんBilly Joel自身。そしてプロデューサーもお馴染みPhil Ramone。
アップテンポの、ちょっと60年代風リズム、良い曲です。
この曲、2001年にアイルランドのポップグループWestlifeがカバーしてヨーロッパで大ヒットしました。
ビリー・ジョエルの原曲にかなり忠実なカバーバージョンです。
今週 先週 song / artist
1 1 SAY SAY SAY / PAUL MCCARTNEY & MICHAEL JACKSON
2 4 SAY IT ISN'T SO / DARYL HALL & JOHN OATES
3 2 ALL NIGHT LONG / LIONEL RICHIE
4 3 UPTOWN GIRL / BILLY JOEL
5 7 UNION OF THE SNAKE / DURAN DURAN
6 5 LOVE IS A BATTLEFIELD / PAT BENATAR
7 11 OWNER OF A LONELY HEART / YES
8 6 ISLANDS IN THE STREAM / KENNY ROGERS with DOLLY PARTON
9 12 TWIST OF FATE / OLIVIA NEWTON-JOHN
10 10 CHURCH OF THE POISON MIND / CULTURE CLUB
11 14 UNDERCOVER OF THE NIGHT / ROLLING STONES
12 8 CUM ON FEEL THE NOIZE / QUIET RIOT
13 13 WHY ME? / IRENE CARA
14 9 CRUMBLIN' DOWN / JOHN COUGAR
15 18 MAJOR TOM / PETER SCHILLING
16 16 SYNCHRONICITY II / POLICE
17 17 IN A BIG COUNTRY / BIG COUNTRY
18 19 BREAK MY STRIDE / MATTHEW WILDER
19 21 I GUESS THAT'S WHY THEY CALL IT THE BLUES / ELTON JOHN
20 24 TALKING IN YOUR SLEEP / ROMANTICS
21 15 HEART AND SOUL / HUEY LEWIS & THE NEWS
22 22 AIN'T NOBODY / RUFUS & CHAKA KHAN
23 23 SOULS / RICK SPRINGFIELD
24 27 READ EM' AND WEEP / BARRY MANILOW
25 30 RUNNING WITH THE NIGHT / LIONEL RICHIE
26 26 TIME WILL REVEAL / DEBARGE
27 35 KARMA CHAMELEON / CULTURE CLUB
28 29 IF I'D BEEN THE ONE / 38 SPECIAL
29 31 JOANNA / KOOL & THE GANG
30 34 THAT'S ALL / GENESIS
31 32 I STILL CAN'T GET OVER LOVING YOU / RAY PARKER JR.
32 45 PINK HOUSES / JOHN COUGAR
33 39 HOLIDAY / MADONNA
34 43 STAY WITH ME TONIGHT / JEFFREY OSBORNE
35 36 I WON'T STAND IN YOUR WAY / STRAY CATS
36 20 P.Y.T. / MICHAEL JACKSON
37 44 GOLD / SPANDAU BALLET
38 46 THE SIGN OF FIRE / FIXX
39 41 WHEN THE LIGHTS GO OUT / NAKED EYES
40 40 THE WAY HE MAKES ME FEEL / BARBRA STREISAND
最近も車のCMで流れていましたが、やっぱり「おっさんが~」に聴こえます。
この曲を初めアルバム全体に60年代を感じさせます。
前作がややシリアスな感じでしたが、このアルバムで復活の感ですね。
負の意見ですみません、LPイノセンマンはシングル6曲(7曲)ともアウトであります。
日和って売れた、のが産業ロックの定義ならばBJのLPもモロに当てはまるのでは?
お気に入りの曲は10年あとのオラバウソウルなんですが、一番ビリーに萌えたのはアルバムのアティックとシングルのハリウッドですねえ。
この年の初頭のアレンタウンなんかは大人らしくて曲も地味ながらかっこよくて私はファンだったのですが…
ただアプタンガール、全英でもすごかったんでしたよね、となるとやはり私がダメでしたか、とほほ。
CMといえばスズキ「スペーシア」ですね。
軽快な曲が自動車のCMにはぴったりでした。
アルバム全体的に力がみなぎっているような良いアルバムでした。
そうでしたか、『An Innocent Man』からは7曲もシングルとなったのですか。いくらなんでも出しすぎではありますが。
"Keeping the Faith"も結構好きでした。この曲が7枚目のシングルだったでしょうか。良いアルバムだったじゃないですか。
「あの娘にアタック」が1位になったのに、こちらは1位になれなくて残念でした。
上位の曲が強かったといえばそれまでですが・・・。
1983年のUK年間チャート堂々2位。ミリオンまであと一歩のビッグヒット(UKチャートは純売上ベースなので分かり易いです)
1 1,390,000 Karma Chameleon Culture Club
2 941,000 Uptown Girl Billy Joel
3 774,000 Red Red Wine UB40
4 713,000 Let's Dance David Bowie
5 706,000 Total Eclipse Of The Heart Bonnie Tyler
最終的は106万枚のミリオンセラーです。イギリスでのミリオンセラーは驚きのひとことです。
でも個人的にはGoodnight Saigonが一番好きなんですけどね~
そうですか、この曲イギリスの年間チャート2位ですか。
このご時世で、最もブリテッシュインベーション系とはかけ離れた曲が年間2位とは意外でした。
このアルバムからのシングルは7曲だったんですね。この頃からヒットアルバムからは5曲、6曲のシングルカットが見られましたね。
♪Born In The USA♪とか♪No Jacket Required♪とか。
そうですね、"Tell Her About It"とどちらが良いかといえば、私も"Uptown Girl"の方かな。"Tell Her About It"の方ももちろん嫌いではなく良い曲だとは思います。とにかくこのアルバム『An Innocent Man』は良い曲満載のアルバムでした。
イギリスでミリオンですか!それはまた凄い!
ビリー・ジョエルの曲でイギリスの方がヒットしたっていうのも珍しいですよね。
この曲はヨーロッパやオセアニアでもヒットしたようですね。わかりやすい曲で、世界的に好まれた曲になりました。
この当時、イギリスではこの曲とは全く違う傾向の曲が流行っていましたが、なぜかこの曲大ヒットしました。誰もが楽しくなる良い曲でした。『An Innocent Man』からは6曲のシングルでしたか、アルバム買えばよいのに、と思ってしまいますね。