1979年11月10日付ビルボード All American Top40、2位から上がっての1位はThe Eaglesの"Heartache Tonight"。名盤「Hotel California」に続くアルバム「The Long Run」からのファーストシングルカット、その"Hotel California"以来のNo.1ソング、通算5曲目のNo.1獲得です。
2位は3位からアップ、Donna Summerの"Dim All The Lights "。ディスコの女王ドナ・サマー、年間チャート2位のウルトラヒット"Bad Girls"に続くTop3ヒットです。
3位は5位からアップ、The Commodoresの"Still"。"Sail On"に続くTop5ヒットです。
4位は前週と変わらず、2週間の1位を記録した大ヒット、、Herb Alpertの"Rise"、Herb Alpert & The Tijuana Brassとして60年代に大ヒット曲を何曲も持っていますが、70年代になってからは初めてのヒットでNo.1獲得。インストゥルメンタルナンバーでは1977年のMecoの"Star Wars Theme"以来です。
5位は1週のみの1位からダウン、音楽ユニットMの"Pop Muzik"。テクノポップ界から初めての大ヒットです。
この週4位はHerb Alpertの"Rise"。ジャズ・フュージョントランペッターとして、インストゥルメンタルナンバーとしてNo.1を獲得した珍しい曲で、それだけ名曲なのです。
10月20日と27日の2週連続の1位、年間チャートはちょうど年度の途中にかかってしまい1979年は80位、1980年は54位でしたが、Hot100に25週間チャートインする大ヒットとなりました。
この"Rise"という曲、70年代洋楽ファンなら誰でも知っていると思いますが、今でもいろいろな場所のBGMでかかっています。特に洋楽ファンでなくても聴いてみると「なんだこの曲、知っている」という方が沢山いると思います。
そして、Herb Alpert & The Tijuana Brass、凄い曲をいくつも持っています。その1曲が日本で超有名な曲、ラジオニッポン放送の「オールナイトニッポンのテーマ「ビター・スウィート・サンバ」。もう1曲は"A Taste of Honey"「蜜の味」。両方とも聴けばわかると思います。
そしてハーブ・アルパートですが、凄腕実業家でもあります。カーペンターズなどが所属していたレコードレーベル「A&Mレコード」の創始者・経営者であり、社名のAはAlpertのAです。
ニッポン放送のオールナイトニッポンのテーマ「ビター・スウィート・サンバ」
"A Taste of Honey"「蜜の味」はこの曲です。
今週 先週 song / artist
1 2 HEARTACHE TONIGHT / EAGLES
2 3 DIM ALL THE LIGHTS / DONNA SUMMER
3 5 STILL / COMMODORES
4 4 RISE / HERB ALPERT
5 1 POP MUZIK / M
6 7 BABE / STYX
7 10 NO MORE TEARS / BARBRA STREISAND & DONNA SUMMER
8 8 TUSK / FLEETWOOD MAC
9 9 YOU DECORATED MY LIFE / KENNY ROGERS
10 11 PLEASE DON'T GO / KC & THE SUNSHINE BAND
11 14 GOOD GIRLS DON'T / KNACK
12 6 DON'T STOP 'TIL YOU GET ENOUGH / MICHAEL JACKSON
13 15 SHIPS / BARRY MANILOW
14 13 I'LL NEVER LOVE THIS WAY AGAIN / DIONNE WARWICK
15 12 DIRTY WHITE BOY / FOREIGNER
16 17 COME TO ME / FRANCE JOLI
17 16 LOVIN', TOUCHIN', SQUEEZIN' / JOURNEY
18 21 BROKEN HEARTED ME / ANNE MURRAY
19 20 I KNOW A HEARTACHE WHEN I SEE ONE / JENNIFER WARNES
20 22 THIS NIGHT WON'T LAST FOREVER / MICHAEL JOHNSON
21 27 YOU'RE ONLY LONELY / J.D. SOUTHER
22 25 IF YOU REMEMBER ME / NIGHT
23 31 TAKE THE LONG WAY HOME / SUPERTRAMP
24 24 GOTTA SERVE SOMEBODY / BOB DYLAN
25 56 LADIES NIGHT / KOOL & THE GANG
26 51 SEND ONE YOUR LOVE / STEVIE WONDER
27 29 RAINBOW CONNECTION / KERMIT
28 32 PLEASE DON'T LEAVE / LAUREN WOOD
29 33 DREAM POLICE / CHEAP TRICK
30 30 SO GOOD, SO RIGHT / BRENDA RUSSELL
31 39 HALF THE WAY / CRYSTAL GAYLE
32 36 VICTIM OF LOVE / ELTON JOHN
33 37 DREAMING / BLONDIE
34 40 BETTER LOVE NEXT TIME / DR. HOOK
35 41 I WANT YOU TONIGHT / PABLO CRUISE
36 38 STREET LIFE / CRUSADERS
37 48 COOL CHANGE / LITTLE RIVER BAND
38 55 DO THAT TO ME ONE MORE TIME / CAPTAIN & TENNILLE
39 44 I NEED A LOVER / JOHN COUGAR
40 60 ESCAPE / RUPERT HOLMES
2位は3位からアップ、Donna Summerの"Dim All The Lights "。ディスコの女王ドナ・サマー、年間チャート2位のウルトラヒット"Bad Girls"に続くTop3ヒットです。
3位は5位からアップ、The Commodoresの"Still"。"Sail On"に続くTop5ヒットです。
4位は前週と変わらず、2週間の1位を記録した大ヒット、、Herb Alpertの"Rise"、Herb Alpert & The Tijuana Brassとして60年代に大ヒット曲を何曲も持っていますが、70年代になってからは初めてのヒットでNo.1獲得。インストゥルメンタルナンバーでは1977年のMecoの"Star Wars Theme"以来です。
5位は1週のみの1位からダウン、音楽ユニットMの"Pop Muzik"。テクノポップ界から初めての大ヒットです。
この週4位はHerb Alpertの"Rise"。ジャズ・フュージョントランペッターとして、インストゥルメンタルナンバーとしてNo.1を獲得した珍しい曲で、それだけ名曲なのです。
10月20日と27日の2週連続の1位、年間チャートはちょうど年度の途中にかかってしまい1979年は80位、1980年は54位でしたが、Hot100に25週間チャートインする大ヒットとなりました。
この"Rise"という曲、70年代洋楽ファンなら誰でも知っていると思いますが、今でもいろいろな場所のBGMでかかっています。特に洋楽ファンでなくても聴いてみると「なんだこの曲、知っている」という方が沢山いると思います。
そして、Herb Alpert & The Tijuana Brass、凄い曲をいくつも持っています。その1曲が日本で超有名な曲、ラジオニッポン放送の「オールナイトニッポンのテーマ「ビター・スウィート・サンバ」。もう1曲は"A Taste of Honey"「蜜の味」。両方とも聴けばわかると思います。
そしてハーブ・アルパートですが、凄腕実業家でもあります。カーペンターズなどが所属していたレコードレーベル「A&Mレコード」の創始者・経営者であり、社名のAはAlpertのAです。
ニッポン放送のオールナイトニッポンのテーマ「ビター・スウィート・サンバ」
"A Taste of Honey"「蜜の味」はこの曲です。
今週 先週 song / artist
1 2 HEARTACHE TONIGHT / EAGLES
2 3 DIM ALL THE LIGHTS / DONNA SUMMER
3 5 STILL / COMMODORES
4 4 RISE / HERB ALPERT
5 1 POP MUZIK / M
6 7 BABE / STYX
7 10 NO MORE TEARS / BARBRA STREISAND & DONNA SUMMER
8 8 TUSK / FLEETWOOD MAC
9 9 YOU DECORATED MY LIFE / KENNY ROGERS
10 11 PLEASE DON'T GO / KC & THE SUNSHINE BAND
11 14 GOOD GIRLS DON'T / KNACK
12 6 DON'T STOP 'TIL YOU GET ENOUGH / MICHAEL JACKSON
13 15 SHIPS / BARRY MANILOW
14 13 I'LL NEVER LOVE THIS WAY AGAIN / DIONNE WARWICK
15 12 DIRTY WHITE BOY / FOREIGNER
16 17 COME TO ME / FRANCE JOLI
17 16 LOVIN', TOUCHIN', SQUEEZIN' / JOURNEY
18 21 BROKEN HEARTED ME / ANNE MURRAY
19 20 I KNOW A HEARTACHE WHEN I SEE ONE / JENNIFER WARNES
20 22 THIS NIGHT WON'T LAST FOREVER / MICHAEL JOHNSON
21 27 YOU'RE ONLY LONELY / J.D. SOUTHER
22 25 IF YOU REMEMBER ME / NIGHT
23 31 TAKE THE LONG WAY HOME / SUPERTRAMP
24 24 GOTTA SERVE SOMEBODY / BOB DYLAN
25 56 LADIES NIGHT / KOOL & THE GANG
26 51 SEND ONE YOUR LOVE / STEVIE WONDER
27 29 RAINBOW CONNECTION / KERMIT
28 32 PLEASE DON'T LEAVE / LAUREN WOOD
29 33 DREAM POLICE / CHEAP TRICK
30 30 SO GOOD, SO RIGHT / BRENDA RUSSELL
31 39 HALF THE WAY / CRYSTAL GAYLE
32 36 VICTIM OF LOVE / ELTON JOHN
33 37 DREAMING / BLONDIE
34 40 BETTER LOVE NEXT TIME / DR. HOOK
35 41 I WANT YOU TONIGHT / PABLO CRUISE
36 38 STREET LIFE / CRUSADERS
37 48 COOL CHANGE / LITTLE RIVER BAND
38 55 DO THAT TO ME ONE MORE TIME / CAPTAIN & TENNILLE
39 44 I NEED A LOVER / JOHN COUGAR
40 60 ESCAPE / RUPERT HOLMES
"Rise"の作者はハーブ・アルパートの甥っ子のランディとその友達のアンディ・アーマーだそうです。時代がディスコブームのなかで若いランディはハーブにこれまでのブラス音楽を「ディスコ・バージョンにすべきだ」と提案していたのですが、ハーブにはどうも耐えがたくレコーディングが進みませんでした。そこで友達アンディが持ち込んだ曲がこの"Rise"であるとのこと。ダンス・ソングだったのを少々テンポを遅くして録音したところハーブは"これだ!"と気に入ったそうです。
ディスコでかかる音楽の合間にピタッと来た感じなんですかね?
リリース後、チャートでも目立った動きはなかったようですが、ABCテレビでドラマ「ゼネラル・ホスピタル」の挿入歌として使われるなかでスピードが加速し、結果的に1位まで上り詰めました!
"Rise"が流行った当時にはオールナイトニッポンのあの音楽(ビター・スィート・サンバ)とは結びつかず、作者が同じハーブ・アルパートだと聞いて、ビックリしたものです。
"Rise"ですが、なるほどディスコの合間には最適な曲でヒットにつながったのでしょうか。
私も当時ハーブ・アルパートがオールナイトニッポンのテーマ曲を演奏していたのを"Rise"がヒットして初めて知り驚きました。
ラジオでもよく流れていましたが、私自身が、クロスオーバー&フュージョンという音楽を気にしていた時期でもあったので、こういうおしゃれなインスト曲には目がありませんでした。
確かにオールナイトニッポンのテーマ曲でも有名な人ですね。
ミュージシャンでありながら、レコード会社の社長さんていうのも珍しいですよね。
"Rise"良い曲でしたね。覚えやすいメロディに、インストルメンタルのオシャレな音楽が当時珍しくよく聴きました。
オールナイトニッポンのテーマの演奏者の名前はこの時初めて知りました。
実業家であり素晴らしいミュージシャンでもあり凄い人ですね。