1981年9月26日付ビルボード All American Top40、7週目の1位の年度を代表する大ヒットDiana Ross & Lionel Richieの"Endless Love"。同名映画『エンドレス・ラブ』の主題歌です。Diana RossとLionel Richie、両者ともこの時すでに1位を含む大ヒットを無数に持っているスーパースター同士のデュエット、そして映画の主題歌と、ヒットしないわけありません。
2位は前週と変わらず、Juice Newtonの"Queen of Hearts"。この年の5月に最高位4位を記録した初の大ヒット"(Just Call Me) Angel Of The Morning"に続くTop5ヒットとなりました。もちろん2位を記録したのは初めてです。
この週も上位が強いです。1位から7位までが前週と同じ順位でした。この時期上位に変化があまりなくなったのは1位が強すぎたのですね。
3位はこれで4週連続の3位、Stevie Nicks w/Tom Petty & The Heartbreakersの"Stop Draggin' My Heart Around"。Stevie Nicks、もちろんFleetwood MacではNo.1ヒットを持っていますがソロでは初めてのヒット、Tom Petty & The Heartbreakersは1980年に10位を記録した"Don't Do Me Like That"がありますがTop5ヒットは初めてです。
4位はこれも4週連続、Foreignerの"Urgent"。デビューから大人気が続いています、最高位4位を記録したデビューシングル"Feels Like The First Time"や"Double Vision"などに続き4曲目のTop5ヒットです。
5位も4週連続の5位となりましたRonnie Milsapの"No Gettin' Over Me"。"Smoky Mountain Rain"に続く3曲目のTop40ヒットで、初めてのTop5入りです。
この週32位はThe Greg Kihn Bandの"The Breakup Song"。
最高位は9月5日と12日の15位、年間チャートは47位、最高位15位にしては年間チャートは上位に食い込みました、大ヒットでした。
The Greg Kihn Band、ボーカルとギターのGreg KihnとベースのSteve Wrightが中心となって1970年代中頃からアルバムを出して活躍しますが、なかなかヒットしませんでした。1980年代に入って通算4枚目のアルバム「Rockihnroll」が初めてヒットし、そのアルバム収録曲のこの曲"The Breakup Song"が初のシングルヒット、一躍有名になりました。そしてこの1年半後、 "Jeopardy"で全米2位を記録する大ヒットを出すことになります。
この曲インパクトがありました。やっぱりザビのところ♪あああーああ、ああっあー♪は一度聴いたら耳から離れません。
また、このさびのところが注目されますが、曲は実にカッコいい!躍動感のあるGreg Kihnのボーカルにギターすっげーカッコいいです。
最近ベースのSteve Wrightさんは亡くなったそうですが、グループは今でも活躍しているようです。
今週 先週 song / artist
1 1 ENDLESS LOVE / DIANA ROSS & LIONEL RICHIE
2 2 QUEEN OF HEARTS / JUICE NEWTON
3 3 STOP DRAGGIN' MY HEART AROUND / STEVIE NICKS w/TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS
4 4 URGENT / FOREIGNER
5 5 NO GETTIN' OVER ME / RONNIE MILSAP
6 6 WHO'S CRYING NOW / JOURNEY
7 7 BEST THAT YOU CAN DO (ARTHUR'S THEME) / CHRISTOPHER CROSS
8 9 STEP BY STEP / EDDIE RABBITT
9 8 LADY (YOU BRING ME UP) / COMMODORES
10 11 START ME UP / ROLLING STONES
11 12 HOLD ON TIGHT / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA
12 10 SLOW HAND / POINTER SISTERS
13 14 THE BEACH BOYS MEDLEY / BEACH BOYS
14 19 FOR YOUR EYES ONLY / SHEENA EASTON
15 13 JESSIE'S GIRL / RICK SPRINGFIELD
16 18 THE VOICE / MOODY BLUES
17 20 THE NIGHT OWLS / LITTLE RIVER BAND
18 27 PRIVATE EYES / DARYL HALL & JOHN OATES
19 25 SHARE YOUR LOVE WITH ME / KENNY ROGERS
20 21 IN YOUR LETTER / REO SPEEDWAGON
21 22 I COULD NEVER MISS YOU / LULU
22 23 BREAKING AWAY / BALANCE
23 26 SUPER FREAK / RICK JAMES
24 29 HARD TO SAY / DAN FOGELBERG
25 15 THEME FROM "Greatest American Hero" (Believe It Or Not) / JOEY SCARBURY
26 31 I'VE DONE EVERYTHING FOR YOU / RICK SPRINGFIELD
27 33 WE'RE IN THIS LOVE TOGETHER / AL JARREAU
28 28 DRAW OF THE CARDS / KIM CARNES
29 16 COOL LOVE / PABLO CRUISE
30 37 WHEN SHE WAS MY GIRL / FOUR TOPS
31 45 TRYIN' TO LIVE MY LIFE WITHOUT YOU / BOB SEGER
32 17 THE BREAKUP SONG / GREG KIHN BAND
33 38 JUST ONCE / JAMES INGRAM
34 35 GENERAL HOSPI-TALE / AFTERNOON DELIGHTS
35 42 SHE'S A BAD MAMA JAMA / CARL CARLTON
36 24 REALLY WANNA KNOW YOU / GARY WRIGHT
37 30 FIRE AND ICE / PAT BENATAR
38 36 SOME DAYS ARE DIAMONDS / JOHN DENVER
39 39 STRAIGHT FROM THE HEART / ALLMAN BROTHERS BAND
40 56 SAY GOODBYE TO HOLLYWOOD / BILLY JOEL
2位は前週と変わらず、Juice Newtonの"Queen of Hearts"。この年の5月に最高位4位を記録した初の大ヒット"(Just Call Me) Angel Of The Morning"に続くTop5ヒットとなりました。もちろん2位を記録したのは初めてです。
この週も上位が強いです。1位から7位までが前週と同じ順位でした。この時期上位に変化があまりなくなったのは1位が強すぎたのですね。
3位はこれで4週連続の3位、Stevie Nicks w/Tom Petty & The Heartbreakersの"Stop Draggin' My Heart Around"。Stevie Nicks、もちろんFleetwood MacではNo.1ヒットを持っていますがソロでは初めてのヒット、Tom Petty & The Heartbreakersは1980年に10位を記録した"Don't Do Me Like That"がありますがTop5ヒットは初めてです。
4位はこれも4週連続、Foreignerの"Urgent"。デビューから大人気が続いています、最高位4位を記録したデビューシングル"Feels Like The First Time"や"Double Vision"などに続き4曲目のTop5ヒットです。
5位も4週連続の5位となりましたRonnie Milsapの"No Gettin' Over Me"。"Smoky Mountain Rain"に続く3曲目のTop40ヒットで、初めてのTop5入りです。
この週32位はThe Greg Kihn Bandの"The Breakup Song"。
最高位は9月5日と12日の15位、年間チャートは47位、最高位15位にしては年間チャートは上位に食い込みました、大ヒットでした。
The Greg Kihn Band、ボーカルとギターのGreg KihnとベースのSteve Wrightが中心となって1970年代中頃からアルバムを出して活躍しますが、なかなかヒットしませんでした。1980年代に入って通算4枚目のアルバム「Rockihnroll」が初めてヒットし、そのアルバム収録曲のこの曲"The Breakup Song"が初のシングルヒット、一躍有名になりました。そしてこの1年半後、 "Jeopardy"で全米2位を記録する大ヒットを出すことになります。
この曲インパクトがありました。やっぱりザビのところ♪あああーああ、ああっあー♪は一度聴いたら耳から離れません。
また、このさびのところが注目されますが、曲は実にカッコいい!躍動感のあるGreg Kihnのボーカルにギターすっげーカッコいいです。
最近ベースのSteve Wrightさんは亡くなったそうですが、グループは今でも活躍しているようです。
今週 先週 song / artist
1 1 ENDLESS LOVE / DIANA ROSS & LIONEL RICHIE
2 2 QUEEN OF HEARTS / JUICE NEWTON
3 3 STOP DRAGGIN' MY HEART AROUND / STEVIE NICKS w/TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS
4 4 URGENT / FOREIGNER
5 5 NO GETTIN' OVER ME / RONNIE MILSAP
6 6 WHO'S CRYING NOW / JOURNEY
7 7 BEST THAT YOU CAN DO (ARTHUR'S THEME) / CHRISTOPHER CROSS
8 9 STEP BY STEP / EDDIE RABBITT
9 8 LADY (YOU BRING ME UP) / COMMODORES
10 11 START ME UP / ROLLING STONES
11 12 HOLD ON TIGHT / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA
12 10 SLOW HAND / POINTER SISTERS
13 14 THE BEACH BOYS MEDLEY / BEACH BOYS
14 19 FOR YOUR EYES ONLY / SHEENA EASTON
15 13 JESSIE'S GIRL / RICK SPRINGFIELD
16 18 THE VOICE / MOODY BLUES
17 20 THE NIGHT OWLS / LITTLE RIVER BAND
18 27 PRIVATE EYES / DARYL HALL & JOHN OATES
19 25 SHARE YOUR LOVE WITH ME / KENNY ROGERS
20 21 IN YOUR LETTER / REO SPEEDWAGON
21 22 I COULD NEVER MISS YOU / LULU
22 23 BREAKING AWAY / BALANCE
23 26 SUPER FREAK / RICK JAMES
24 29 HARD TO SAY / DAN FOGELBERG
25 15 THEME FROM "Greatest American Hero" (Believe It Or Not) / JOEY SCARBURY
26 31 I'VE DONE EVERYTHING FOR YOU / RICK SPRINGFIELD
27 33 WE'RE IN THIS LOVE TOGETHER / AL JARREAU
28 28 DRAW OF THE CARDS / KIM CARNES
29 16 COOL LOVE / PABLO CRUISE
30 37 WHEN SHE WAS MY GIRL / FOUR TOPS
31 45 TRYIN' TO LIVE MY LIFE WITHOUT YOU / BOB SEGER
32 17 THE BREAKUP SONG / GREG KIHN BAND
33 38 JUST ONCE / JAMES INGRAM
34 35 GENERAL HOSPI-TALE / AFTERNOON DELIGHTS
35 42 SHE'S A BAD MAMA JAMA / CARL CARLTON
36 24 REALLY WANNA KNOW YOU / GARY WRIGHT
37 30 FIRE AND ICE / PAT BENATAR
38 36 SOME DAYS ARE DIAMONDS / JOHN DENVER
39 39 STRAIGHT FROM THE HEART / ALLMAN BROTHERS BAND
40 56 SAY GOODBYE TO HOLLYWOOD / BILLY JOEL
ベイエリアでは人気があった彼らの初のメジャーヒットですね。年間チャートは47位でしたか。
以前にも書きましたが、特に♪あああーああ、ああっあー♪の部分が当時アイドルの沖田浩之にパクラれたようです。
♪Rockhinroll♪に続き次作も♪Khinspiracy♪、AlbumタイトルにはKhinがついていましま。
それにしても、上位は膠着状態!
彼らの初ヒット、私はこのグループの曲でこの曲が一番好きだなぁ。
やっぱり「あああーああ~」はインパクトありますね。アイドル歌手がいかにも真似しそうではありますね。
他のアルバムも調べたら、その後出したアルバムにもタイトルに「Kin」を使っていたみたいです。
亡くなってしまった
R.I.P.
このGreg Kihnはベイエリア出身ですが、絶好調のJourney、翌年ブレイクするHuey Lewisもベイアエイア出身です。
Jefferson Airplane、Greatful Deadを第1の波、Doobie、Santanaを第2の波とすれば、第3の波でしょうか。
トム・ペティさん、まだ66歳だったのですね。
大好きなミュージシャンでした。残念です。
私にとってベイエリア出身というとやっぱりジェファーソン・スターシップが一番かな。それにしても素晴らしいミュージシャンがいっぱいですね。ナイトレンジャーも「第3の波」に含まれそうですね。
Tom Petty66歳、あまりにも早すぎます。
1980年初めの♪Don't Do Me Like That♪で初めて知りましたが。♪The Waiting♪でも聴かれますが、その特徴あるギターが印象的です。Traveling Willberrysでもベテラン相手に味のあるサウンドでした。
Traveling Willberrysの結成には凄いメンバーに驚きました。
ジョージ・ハリスンの追悼コンサートにもトム・ペティ、ジェフ・リンなどが参加していて、特にTom Pettyの存在感は大きなものでした。
Tom Pettyと同じく奇しくも今週27位にアップしてきたAll Jarreauも今年他界しましたね。
この曲でグラミー賞を受賞し、「シルクの歌声」と言われるほど滑らかな歌声でした。