1989年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart6は、U2の"Angel Of Harlem"。最高位は2月11日と18日付の第14位。年間チャートは圏外でした。
U2ですが、アイルランド出身のロックグループ。グラミー賞22回受賞、アーティストグループでのグラミー賞世界最多受賞記録を保持する、私のブログにも何度も登場している、文句なく世界的な人気グループです。
デビューは1980年、ボノ、ジ・エッジ、アダム・クレイトン、ラリー・マレン・ジュニアの4人組グループで、現在も、そのオリジナルメンバーは変わらず、アパルトヘイトなどの人権問題や、薬物問題などの社会問題をテーマとし、メッセージ性の高い曲を次々と作り出してきました。
母国アイルランドでは、デビュー後すぐに大ヒットを連発する人気バンドになりますが、アメリカでの初のヒットは1984年、"(Pride) In The Name Of Love"が最高位33位を記録します。
その後はご存じのとおり、『ライヴエイド』のステージが全世界で中継され、世界的な人気バンドに、1987年にリリースされた5枚目のアルバム『The Joshua Tree』からは、"With or Without You"が3週間のNo.1、さらには、"I Still Haven't Found What I'm Looking For" も2週間のNo.1と、2曲連続の大ヒットを記録します。
続くアルバムが『Rattle and Hum』で、U2のThe Joshua Treeツアーを記録に残しておこうということで企画が進められた映画のサントラ盤。これまでのU2メッセージソングとはだいぶ違う傾向の曲が多く、ファーストシングルの"Desire"はアメリカンロック系の曲で最高位3位を記録しました。こちらをご覧ください→→→
続くシングルがこの曲"Angel Of Harlem"で、曲の作者はもちろんBono。「Angel Of Harlem」とは、30年代から50年代にかけて活躍したアメリカのジャズ歌手ビリー・ホリデイのこと。この曲はビリー・ホリデイに捧げる歌なのです。
60年代のアメリカンポップスを感じさせる曲でした。U2、こういう曲も作るんだ!と驚いてしまう曲で、さすがBonoです。PVには当時の映像も、ビリー・ホリデイが出てきます。
おっしゃるように彼らもこんな曲作るんだ、というような新鮮なU2を感じました。
肩の力を抜いたような、懐かしさを感じる楽曲でした。
B.Holidayのことを歌ってたんですね。
そうでした、大ヒットしたこの前のアルバム『The Joshua Tree』からのシングルが、かなりとんがった、曲だったので、実は私としてはいまいちなじめなかったところもあったのですが、このアルバムの2曲のヒット、"Desire"とこの曲は、とってもお気に入りの曲でした。懐かしさを感じる曲でしたよね。
おッ!連休でお出かけですか?寒いですが、お気をつけて。記事更新待ってまーす!
♪Desire♪といい、この曲といい、今までのU2のイメージとは異なった楽曲でした。
♪The Joshua Tree♪が大ヒットした余裕でしょうか。
新しいことにもチャレンジでしょうか。
「U2、おつ」でありました。
バナさん言われるように、余裕なんスか?、と問いかけたくもなりましたな。
まあ二枚組ライブからのシングルですからそんなものかも知れないですねえ😢
やはり「新年」や「アンフォーゲタブルファイヤー(曲)」のようなスリリングなヤツ、欲しかったんですよね~。