1987年ビルボード Billboard All American Top40、1987年12月5日付、この週も1位の交代がありました、2位から上がっての1位はBelinda Carlisleの"Heaven Is A Place On Earth"。Belinda Carlisleですが、そうです、女性ロックグループThe Go-Go'sのボーカリスト。The Go-Go'sでは、最高位2位の"We Got the Beat"を筆頭に5曲のTop40ヒット、ソロになってからは、86年にソロデビューシングル"Mad About You"が最高位3位、この曲が2曲目のソロヒットで、グループ、ソロを通じて初めてのNo.1獲得です。
2位は1週のみの1位からダウン、Bill Medley & Jennifer Warnesの"(I've Had) The Time of My Life"。映画『Dirty Dancing』のテーマです。Bill Medleyですが、アメリカのポップスデュオThe Righteous Brothersの一員、The Righteous Brothersでは、2曲のNo.1ヒットを含め、この曲までに10曲のTop40ヒットを持っています。一方のJennifer Warnesですが、アメリカのポップス歌手。1982年にJoe Cockerとのデュエット"Up Where We Belong" がNo.1を獲得、76年に最高位6位を記録した"Right Time of the Night"を含め、この曲で4曲目のTop40ヒットで、2曲目のNo.1獲得です。
3位は5位からアップ、George Michaelの"Faith"。George Michaelですが、もちろん皆様ご存知のイギリス出身のデュオWham!のメンバー、Wham!で6曲のTop40ヒット、ソロになってからのヒット、Aretha Franklinとのデュエットを含め、この曲で通算10曲目のTop40ヒットで、"Wake Me Up Before You Go-Go"を始めとする4曲のNo.1ヒットを含め、8曲目のTop3ヒットとなりました。
4位は前週と変わらず2週目の4位、Richard Marxの"Should've Known Better"。Richard Marxですが、アメリカのシンガーソングライター。デビューアルバム『Richard Marx』からのファーストシングル"Don't mean nothing"が最高位3位を記録、セカンドシングルがこの曲で、デビュー2曲連続でTop5入り、4位まで上がってきました。
5位は11位からジャンプアップ、Whitesnakeの"Is This Love"。Whitesnakeですが、1970年代後半に結成されたハードロックグループ。元ディープ・パープルのデイヴィッド・カヴァデールが中心となって結成、バンド結成9年目にして、"Here I Go Again"がまさかのNo.1。この曲で2曲連続のTop5ヒットとなりました。
この週グループ、ソロを通じて初めてのNo.1となったのが、元女性ロックグループThe Go-Go'sのボーカリストBelinda Carlisleの"Heaven Is A Place On Earth"。1位はこの1週間のみ。年間チャートは、この曲から1988年の年間チャートに入り、7位となる大ヒットとなりました。
Belinda Carlisleですが、アメリカカリフォルニア出身のロックボーカリスト。前述のように、女性ロックグループThe Go-Go'sの創設メンバーで、メインボーカリスト。
The Go-Go'sは、70年代後半にデビュー、81年にファーストアルバム『Beauty and the Beat』を発表、そのアルバムから、セカンドシングル"We Got the Beat"が最高位2位を記録、1985年のバンド解散までに3枚のアルバムをリリースし、いずれも大ヒット、シングルは、合計5曲のTop40ヒットで、そのうち2曲がTop10ヒットとなりました。
そのThe Go-Go's解散後、Belinda Carlisleはソロ活動を開始、86年にファーストアルバム『Belinda』を発表、そのアルバムからは"Mad About You"が最高位3位を記録します。こちらをご覧ください→→→
Belinda Carlisle、1987年、ソロで2枚目となる『Heaven on Earth』を発表。このアルバムからのファーストシングルがこの曲"Heaven Is A Place On Earth"です。
"Heaven Is A Place On Earth"はいずれもソングライターのRick NowelsとEllen Shipleyの共作。
この曲は、ヒットするべくしてヒットした曲でしょう。もちろん、Belinda Carlisleのボーカル、ロックボーカリストではありながらも、可愛らしいボーカルですよね。
さらに、やっぱりこの曲自体がよかった。覚えやすいメロディライン、特にサビのところ、一度聴いて、強く印象に残りますよね。1位は1週間ながら、Top40には15週間滞在、年間チャートTop10に入る大ヒットとなりました。
アルバム『Heaven on Earth』も、最高位は13位ながら年間チャートは88年の17位。こちらも大ヒットアルバムとなりました。
この曲、日本でも確かCMで使われたのではなかったでしょうか。ラジオからもよく流れてきてました。日本でもヒットしましたね。
今週 先週 song / artist
1 2 HEAVEN IS A PLACE ON EARTH / BELINDA CARLISLE
2 1 (I'VE HAD) THE TIME OF MY LIFE / BILL MEDLEY & JENNIFER WARNES
3 5 FAITH / GEORGE MICHAEL
4 4 SHOULD'VE KNOW BETTER / RICHARD MARX
5 11 IS THIS LOVE / WHITESNAKE
6 10 SHAKE YOUR LOVE / DEBBIE GIBSON
7 8 WE'LL BE TOGETHER / STING
8 16 SO EMOTIONAL / WHITNEY HOUSTON
9 12 THE ONE I LOVE / R.E.M.
10 14 DON'T YOU WANT ME / JODY WATLEY
11 19 GOT MY MIND SET ON YOU / GEORGE HARRISON
12 17 CATCH ME / PRETTY POISON
13 3 MONY MONY "LIVE" / BILLY IDOL
14 20 VALERIE / STEVE WINWOOD
15 18 HOURGLASS / SQUEEZE
16 7 I THINK WE'RE ALONE NOW / TIFFANY
17 9 I'VE BEEN IN LOVE BEFORE / CUTTING CREW
18 22 DUDE (LOOKS LIKE A LADY) / AEROSMITH
19 21 SKELETONS / STEVIE WONDER
20 27 CHERRY BOMB / JOHN COUGAR MELLENCAMP
21 26 TELL IT TO MY HEART / TAYLOR DAYNE
22 15 I WON'T FORGET YOU / POISON
23 24 I DO YOU / JETS
24 25 THAT'S WHAT LOVE IS ALL ABOUT / MICHAEL BOLTON
25 29 NEED YOU TONIGHT / INXS
26 6 BRILLIANT DISGUISE / BRUCE SPRINGSTEEN
27 33 CANDLE IN THE WIND / ELTON JOHN
28 31 ANIMAL / DEF LEPPARD
29 35 THE WAY YOU MAKE ME FEEL / MICHAEL JACKSON
30 13 BREAKOUT / SWING OUT SISTER
31 34 THERE'S THAT GIRL / HEART
32 23 LITTLE LIES / FLEETWOOD MAC
33 44 HAZY SHADE OF WINTER / BANGLES
34 40 POWER OF LOVE / LAURA BRANIGAN
35 41 CRAZY / ICEHOUSE
36 30 LOVE WILL FIND A WAY / YES
37 45 I COULD NEVER TAKE THE PLACE / PRINCE
38 42 I DON'T MIND AT ALL / BOURGEOIS TAGG
39 57 SEASONS CHANGE / EXPOSE
40 43 TRUE FAITH / NEW ORDER
2位は1週のみの1位からダウン、Bill Medley & Jennifer Warnesの"(I've Had) The Time of My Life"。映画『Dirty Dancing』のテーマです。Bill Medleyですが、アメリカのポップスデュオThe Righteous Brothersの一員、The Righteous Brothersでは、2曲のNo.1ヒットを含め、この曲までに10曲のTop40ヒットを持っています。一方のJennifer Warnesですが、アメリカのポップス歌手。1982年にJoe Cockerとのデュエット"Up Where We Belong" がNo.1を獲得、76年に最高位6位を記録した"Right Time of the Night"を含め、この曲で4曲目のTop40ヒットで、2曲目のNo.1獲得です。
3位は5位からアップ、George Michaelの"Faith"。George Michaelですが、もちろん皆様ご存知のイギリス出身のデュオWham!のメンバー、Wham!で6曲のTop40ヒット、ソロになってからのヒット、Aretha Franklinとのデュエットを含め、この曲で通算10曲目のTop40ヒットで、"Wake Me Up Before You Go-Go"を始めとする4曲のNo.1ヒットを含め、8曲目のTop3ヒットとなりました。
4位は前週と変わらず2週目の4位、Richard Marxの"Should've Known Better"。Richard Marxですが、アメリカのシンガーソングライター。デビューアルバム『Richard Marx』からのファーストシングル"Don't mean nothing"が最高位3位を記録、セカンドシングルがこの曲で、デビュー2曲連続でTop5入り、4位まで上がってきました。
5位は11位からジャンプアップ、Whitesnakeの"Is This Love"。Whitesnakeですが、1970年代後半に結成されたハードロックグループ。元ディープ・パープルのデイヴィッド・カヴァデールが中心となって結成、バンド結成9年目にして、"Here I Go Again"がまさかのNo.1。この曲で2曲連続のTop5ヒットとなりました。
この週グループ、ソロを通じて初めてのNo.1となったのが、元女性ロックグループThe Go-Go'sのボーカリストBelinda Carlisleの"Heaven Is A Place On Earth"。1位はこの1週間のみ。年間チャートは、この曲から1988年の年間チャートに入り、7位となる大ヒットとなりました。
Belinda Carlisleですが、アメリカカリフォルニア出身のロックボーカリスト。前述のように、女性ロックグループThe Go-Go'sの創設メンバーで、メインボーカリスト。
The Go-Go'sは、70年代後半にデビュー、81年にファーストアルバム『Beauty and the Beat』を発表、そのアルバムから、セカンドシングル"We Got the Beat"が最高位2位を記録、1985年のバンド解散までに3枚のアルバムをリリースし、いずれも大ヒット、シングルは、合計5曲のTop40ヒットで、そのうち2曲がTop10ヒットとなりました。
そのThe Go-Go's解散後、Belinda Carlisleはソロ活動を開始、86年にファーストアルバム『Belinda』を発表、そのアルバムからは"Mad About You"が最高位3位を記録します。こちらをご覧ください→→→
Belinda Carlisle、1987年、ソロで2枚目となる『Heaven on Earth』を発表。このアルバムからのファーストシングルがこの曲"Heaven Is A Place On Earth"です。
"Heaven Is A Place On Earth"はいずれもソングライターのRick NowelsとEllen Shipleyの共作。
この曲は、ヒットするべくしてヒットした曲でしょう。もちろん、Belinda Carlisleのボーカル、ロックボーカリストではありながらも、可愛らしいボーカルですよね。
さらに、やっぱりこの曲自体がよかった。覚えやすいメロディライン、特にサビのところ、一度聴いて、強く印象に残りますよね。1位は1週間ながら、Top40には15週間滞在、年間チャートTop10に入る大ヒットとなりました。
アルバム『Heaven on Earth』も、最高位は13位ながら年間チャートは88年の17位。こちらも大ヒットアルバムとなりました。
この曲、日本でも確かCMで使われたのではなかったでしょうか。ラジオからもよく流れてきてました。日本でもヒットしましたね。
今週 先週 song / artist
1 2 HEAVEN IS A PLACE ON EARTH / BELINDA CARLISLE
2 1 (I'VE HAD) THE TIME OF MY LIFE / BILL MEDLEY & JENNIFER WARNES
3 5 FAITH / GEORGE MICHAEL
4 4 SHOULD'VE KNOW BETTER / RICHARD MARX
5 11 IS THIS LOVE / WHITESNAKE
6 10 SHAKE YOUR LOVE / DEBBIE GIBSON
7 8 WE'LL BE TOGETHER / STING
8 16 SO EMOTIONAL / WHITNEY HOUSTON
9 12 THE ONE I LOVE / R.E.M.
10 14 DON'T YOU WANT ME / JODY WATLEY
11 19 GOT MY MIND SET ON YOU / GEORGE HARRISON
12 17 CATCH ME / PRETTY POISON
13 3 MONY MONY "LIVE" / BILLY IDOL
14 20 VALERIE / STEVE WINWOOD
15 18 HOURGLASS / SQUEEZE
16 7 I THINK WE'RE ALONE NOW / TIFFANY
17 9 I'VE BEEN IN LOVE BEFORE / CUTTING CREW
18 22 DUDE (LOOKS LIKE A LADY) / AEROSMITH
19 21 SKELETONS / STEVIE WONDER
20 27 CHERRY BOMB / JOHN COUGAR MELLENCAMP
21 26 TELL IT TO MY HEART / TAYLOR DAYNE
22 15 I WON'T FORGET YOU / POISON
23 24 I DO YOU / JETS
24 25 THAT'S WHAT LOVE IS ALL ABOUT / MICHAEL BOLTON
25 29 NEED YOU TONIGHT / INXS
26 6 BRILLIANT DISGUISE / BRUCE SPRINGSTEEN
27 33 CANDLE IN THE WIND / ELTON JOHN
28 31 ANIMAL / DEF LEPPARD
29 35 THE WAY YOU MAKE ME FEEL / MICHAEL JACKSON
30 13 BREAKOUT / SWING OUT SISTER
31 34 THERE'S THAT GIRL / HEART
32 23 LITTLE LIES / FLEETWOOD MAC
33 44 HAZY SHADE OF WINTER / BANGLES
34 40 POWER OF LOVE / LAURA BRANIGAN
35 41 CRAZY / ICEHOUSE
36 30 LOVE WILL FIND A WAY / YES
37 45 I COULD NEVER TAKE THE PLACE / PRINCE
38 42 I DON'T MIND AT ALL / BOURGEOIS TAGG
39 57 SEASONS CHANGE / EXPOSE
40 43 TRUE FAITH / NEW ORDER
何スか、このダイエット?
この曲が好き!って人多いと思います。印象的なコーラスのリフレイン。ベリンダのボーカルもロックスタイルな感じ。最初にバラードっぽく始まるライブもいい。
歌詞も「女性主導」(?)なところが女性からも男性からも支持!? このPVもMTVで何度見たことか。いい曲であると同時に「よくできた曲」だと思います。
ソロ2枚目のアルバムで1位獲得ですね。
The Go‐Go′S時代も成しえなかった1位です。
この曲は楽曲がよかった。覚えやすいメロディーで王道のポップスでしたが、耳に残っています。
子供が地球儀を持っているビデオはユニークでした。
ん?「ダイエット」?
そうなんですよね、この曲、本文にも書きましたが、曲が良かった。「ヒットするべくしてヒットした曲」でしょう。思わす口ずさんでしまう曲、って作ろうと思っても、そう簡単には作れないでしょうと思います。ベリンダのボーカルにもピッタリな曲でもありましたし、歌詞もまたベリンダのイメージにぴったりでした。
そうでしたね、あの大人気Go‐Go′Sも成しえていない("We Got the Beat"は2位どまりで惜しかったですが)No.1の獲得でした、が、仰るとおり、曲が素晴らしいです。皆さんそう思うでしょう。これだけの曲、なかなか作れませんでしょう。それに、ベリンダにはぴったりな曲でもありました。
MVの監督は女優のダイアン・キートン。同じ頃にHeavenという「人は天国をどのようにイメージしているのか」というドキュメンタリー映画も撮っています。
それにしてもこの曲のインパクトが強すぎてソロ・デビュー曲みたいな印象だけど、前の年にmad about you(3位)i feel the magic(82位)とヒット曲も出しているんだよなあ。ベスト盤にその2曲が入っていないのも多いし。(IRS recordsからMCAに移籍したからかな)
この曲のビデオではB.Carlisleが幸せいっぱいの表情の場面がありますが、当時結婚したという情報を聞いたことがあります。
まさに幸せいっぱいだったのでしょう。
結婚したという情報がそうでなかったとして、初の№1で幸せいっぱいだった思います。
2ndシングルも№1でしたから。
⭐⛴️さんの「ヒットするべくしてヒットした曲」
音時さんの「いい曲であり良くできた曲」
バナーさんの「王道ソング」
うーーーん (-_-; )
私には、眩しすぎる貴方(シーナさんの82年、遅れシングルです)でありますよ。助けてください。
ホイトニーのサンバデー、デビさんのロストインニョーライズ、バンゴゥズのイターナル、マライヤのドリームラバー
このあたりも眩しいなあ。
内省的にクサクサと、を支持しておりますので、残念ながら今回は脱落であります、ごめんなさい😫
とはいっても前のマラバウチュー、その前のターンツユー、もっと前のゲラプンゴーは好きなのですけど…。
それにこの次とさらにその次、コレのあとのアルバムの最初のシングルなんかも好きなんですけどね😃
ひたすらクサクサを貫くエクスポゼイのみなさんを愛しております(*^3(*^o^*)
エクササイズというには動きがいまいちで、子供?
PVにはベリンダの旦那が出演しているみたいですね。
そうですね、この曲のインパクトは強烈でしたね。文句なく彼女の代表作でしょう。