ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

Billboard Year End 1983年 年間チャートシングル 51位 - 100位 Earth, Wind & Fire - Fall In Love With Me

2019-12-26 23:40:09 | Year End Chart
さて、年末はビルボード誌もお休み、この時期に年間チャートが発表されました。
1983年を1年かけて振り返ってきた私のブログでもこの年の年間チャートの紹介です。3回にわたって紹介してきます。
まず第一弾はシングルチャートHot100の51位から100位。
毎年、年間チャート発表の前半は、どの曲が100位に入るのか、最高位が低くても年間チャートに入っている曲はどんな曲があるのか、など楽しみながら聞いていました。

そして紹介曲はその100位、Earth, Wind & Fireの"Fall In Love With Me"です。
最高位は3月17日から3週間続けた17位。Hot100には最終的に16週間滞在、年間チャートにぎりぎり滑り込みました。

1983年にリリースした彼ら12枚目のアルバム『Powerlight』からのファーストシングルで、この曲がEarth, Wind & Fireとしての最後のTop40ヒットになりました。
バンドとしてはもちろん今でも活躍を続けています。
曲の作者はMaurice Whiteと、The EmotionsのWayne Vaughn と Wanda Vaughnの共作です。


Rank Title / Artist Peak PeakWeek
51 GOODY TWO SHOES / ADAM ANTS 12 3
52 ROCK THE CASBAH / CLASH 8 4
53 OUR HOUSE / MADNESS 7 1
54 OVERKILL / MEN AT WORK 3 1
55 IS THERE SOMETHING I SHOULD KNOW? / DURAN DURAN 4 1
56 GLORIA / LAURA BRANIGAN 2 3
57 AFFAIR OF THE HEART / RICK SPRINGFIELD 9 2
58 SHE'S A BEAUTY / TUBES 10 1
59 SOLITAIRE / LAURA BRANIGAN 7 2
60 DON'T LET IT END / STYX 6 1
61 HOW AM I SUPPOSED TO LIVE WITHOUT YOU / LAURA BRANIGAN 12 1
62 CHINA GIRL / DAVID BOWIE 10 1
63 COME DANCING / KINKS 6 2
64 PROMISES, PROMISES / NAKED EYES 11 1
65 THE OTHER GUY / LITTLE RIVER BAND 11 3
66 MAKING LOVE OUT OF NOTHING AT ALL / AIR SUPPLY 2 3
67 FAMILY MAN / DARYL HALL & JOHN OATES 6 1
68 WANNA BE STARTIN' SOMETHING / MICHAEL JACKSON 5 2
69 I WON'T HOLD YOU BACK / TOTO 10 1
70 ALL RIGHT / CHRISTOPHER CROSS 12 3
71 STRAIGHT FROM THE HEART / BRYAN ADAMS 10 2
72 HEART TO HEART / KENNY LOGGINS 15 5
73 MY LOVE / LIONEL RICHIE 5 1
74 I'M STILL STANDING / ELTON JOHN 12 2
75 HOT GIRLS IN LOVE / LOVERBOY 11 1
76 IT'S A MISTAKE / MEN AT WORK 6 2
77 I'LL TUMBLE 4 YA / CULTURE CLUB 9 2
78 ALL THIS LOVE / DEBARGE 17 3
79 YOUR LOVE IS DRIVING ME CRAZY / SAMMY HAGAR 13 2
80 HEARTBREAKER / DIONNE WARWICK 10 2
81 FAITHFULLY / JOURNEY 12 3
82 STEPPIN' OUT / JOE JACKSON 6 4
83 TAKE ME TO HEART / QUARTFLASH 14 1
84 (SHE'S) SEXY + 17 / STRAY CATS 5 2
85 TRY AGAIN / CHAMPAIGN 23 3
86 DEAD GIVEAWAY / SHALAMAR 22 2
87 LAWYERS IN LOVE / JACKSON BROWNE 13 2
88 WHAT ABOUT ME / MOVING PICTURES 29 2
89 HUMAN NATURE / MICHAEL JACKSON 7 2
90 PHOTOGRAPH / DEF LEPPARD 12 1
91 PASS THE DUTCHIE / MUSICAL YOUTH 10 2
92 TRUE / SPANDAU BALLET 4 4
93 FAR FROM OVER / FRANK STALLONE 10 2
94 I'VE GOT A ROCK 'N' ROLL HEART / ERIC CLAPTON 18 3
95 IT MIGHT YOU / STEPHEN BISHOP 25 1
96 TONIGHT, I CELEBRATE MY LOVE / PEABO BRYSON & ROBERTA FLACK 16 2
97 YOU GOT LUCKY / TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS 20 3
98 DON'T CRY / ASIA 10 2
99 BREAKING US IN TWO / JOE JACKSON 18 1
100 FALL IN LOVE WITH ME / EARTH, WIND & FIRE 17 3

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25 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
年間TOP100集めてた時 (地味JAM尊)
2019-12-27 00:46:48
この曲って『Powerlight』買わないと手に入らなかったんですよね・・・。今はどうなんだろう?
この頃はSTEPHEN BISHOP のトッツイーのテーマが年間チャートに入って、驚き&喜んだ記憶があります。
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年間チャート (ms-database)
2019-12-27 20:28:04
こんばんは。
早いものでもう年間チャートですか...

さて1983年の年間チャートですが、前年の10月から当該年の9月までにHOT100にエントリーし、年間チャートにエントリーできなかったTOP10ヒットは以下の8作。

King Of Pain/Police(3位)
One Thing Leads To Another/Fixx(4位)
Delirious/Prince (8位)
Heart & Soul/Huey Lewis & The News (8位)
Burning Down The House/Talking Heads(9位)
Telefone (Long Distance Love Affair)/Sheena Easton(9位)
Suddenly Last Summer/ Motels (9位)
Muscles/Diana Ross(10位)

中でも”Burning Down The House"は、83年7月30日付けでHOT100入りし、10月29日には最高位である9位に到達。HOT100滞在20週、TOP40滞在11週は他の年間チャート入りした作品に比べ、全く遜色ありません。
因みに”Burning Down The House”と同日にHot100にエントリーし、年間チャート入りした作品は以下の6作。
45位 1位 18週 83/09/24 Billy Joel/Tell Her About It
66位 2位 25週 83/10/08 Air Supply/Making Love Out Of Nothing At All
93位 10位 16週 83/10/01 Frank Stallone/Far From Over
98位 10位 13週 83/09/17 Asia/Don't Cry

少なくともFar From OverとDon't Cryに対しては全ての面で上回っているのですが...

長文失礼しました。
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意外 (hannah)
2019-12-27 22:16:33
星船さん、こんばんは。
83年のチャート紹介も年間チャートになりましたね。
この年は個人的には社会人になった年で、ひとつの節目の年でした。
ところで、意外や意外です。
なんと♪True♪が92位。年度またがりになっていないと思うのですが、最高位4位にしてこの位置ですか。
それに、ms-databaseさんのご紹介による、♪King Of Pain♪と♪Heart And Soul♪は圏外。
Billboardの年間チャートは意外なことが多いですね。
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Unknown (太ったボンジョビ(・_・))
2019-12-27 22:33:02
こんばんは
年間チャートに初めて参加でき、スゴく嬉しいです。
ただ短期間の100曲抽出、紹介できる曲は1,2曲、🌟🚢さんのジレンマ、なんとか癒されますように。
ではまずアース
リクエストコーナーではMR.ロボトとの同時紹介だったかな?残念、個性で負けてましたかね?
79年大ヒット3発、しかし翌年の2枚組フェイシーズがイマイチ。
81年天空の女神の大ヒット、しかしこのパワーライトは、うーん。
で、確かこの年末だと短いスパンでイレクトリックユニバースを出してますよね、良くできた曲なのに…まさかの小ヒット。
フォールインラブは最後のtop40てしたかね?
モーリスに合掌 ナムナム
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この曲が最後 (golden_70s)
2019-12-28 08:08:41
アースにとってこの曲が最後のトップ40ヒットだったんですね。

さて、この50曲の中で印象が強かった曲は、
チューブスの「She's A Beauty」とキンクスの「Come Dancing」です。

毎年、思ってましたが、なぜこの曲がこの順位なの
ということになるのが年間チャートでした。
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Unknown (太ったボンジョビ( ・∇・) ヤー)
2019-12-28 20:19:19
えヘヘヘこんばんは
今回は🌟🚢さんに紹介してもらえなかったけど、私のフェバリットを勝手に…
クラッシュのカスバ
正直アダムアントよりエモーショナルなこちらが来るかと…カラオケ練習中です
マイケルのワナビー
スリラーではこれのアルバムバージョンが一番好きなもので…
ディオンヌのハーブレイカー
穏やかビージーズサウンドなのに出入りが歌うと格調高い演歌に早変わり
ストレイキャッツの17
柄が悪いバンドですが疾走感のあるバカぽいロックナンバーはなかなかチャート上位に来ないので
ユースのダッチー
ナイス脱力、こういうのアリなんですよー、ニューエディションに真似されたかな?
( ・ε・) パースザダチホンニレッパンサイ🎵
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5年ぶりの登場 (星船)
2019-12-28 23:00:29
地味JAM尊さんこんばんは。
そうですか、この曲は日本ではシングルカットなかったのでしょうか。当時はアメリカでそこそこヒットしても日本ではスルーされてしまう曲がありました。
Stephen Bishopは私もファンで、特に"On and On"は名曲でした。この年5年ぶりのTop40登場でしたので、私も応援していました。
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算定基準は? (星船)
2019-12-28 23:05:27
ms-databaseさんこんばんは。
貴重な情報ありがとうございました。
当時、私もこれはおかしい!と思っておりました。どういう基準で年間チャートを算定しているのでしょうか。年度によっても替わることがあると聞いたこともありました、それにしても説明できないエントリーがありましたね。
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チャートの都合 (星船)
2019-12-28 23:13:23
hannahさんこんばんは。
年間チャートの算出については、どうなっているのか、当時から結構話題になっていました。ビルボード誌さんの都合もあるのかもしれませんね。
"True"は、最高位が10月でしたので、後半のチャートインの時が翌年度にかかってしまったのかもしれません。
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アルバムは (星船)
2019-12-28 23:22:07
太ったボンジョビさんこんばんは。
年間チャートへの参入ありがとうございます。
Earth, Wind & Fireのアルバムですが、そういえばよく聴いたアルバムと、全然聞かなかった、スルーしてしまったアルバムと両極端でした。『太陽神』と『黙示録』は大好きなアルバムだったなぁ。
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