河野裕の『さよならの言い方なんて知らない。』を読んだ。
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高校二年生の香屋は同級生の秋穂とともに架見崎という異世界の街へ送り込まれる。そこはゲームの世界のように、ルールにのっとった戦闘が行われていて・・・。
異世界だの、戦闘だのかなりぶっ飛んだお話しで、ついていくのに精いっぱい。架見崎を運営している者も、主人公たちが架見崎に送られる理由も明かされないので、「なんなのこれ?」って印象。シリーズものみたいで、中途半端なラストもいただけない。軽く読む分にはそれなりに楽しめるが、続きを読みたいとは思わないなぁ。