筏田かつらの『君に恋をするなんて、ありえないはずだった』を読んだ。
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同じ高校の同級生の男の子と女の子が主人公。あまり接点がなかった二人が、夏の受験合宿で起こった出来事により急接近。お互いに好意を持って意識しあっているのだが、それぞれ相手の気持ちが読めずに、なかなか自分の気持ちを伝えられない・・・。甘酸っぱい高校生の恋愛を描く作品で、二人の気持ちを知りながら、なかなか成就しない二人の恋にもどかしさを感じつつ面白く読んでいたのだが・・・。
これはおそらく作者のせいではなく出版社の宝島社のせいだと思うのだが(違っていたらすいません)、まさかこんな中途半端なところで終わるとは。どうも続編があるみたいで、そういう時はタイトルに1とか2とかつけるとか、上とか下とかつけるとかしろよなぁ。気持ちをクライマックスに向けて高めつつ楽しく読んでいたのにまさかの尻切れトンボ。それなりに面白かったけどなんだかなぁ。気が向けば続編読むかもしれないが超がっかり。作品の内容以前に最低の作品だった。
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