瀬尾まいこの『幸福な食卓』を読んだ。
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主人公の佐和子が中学2年から高校2年までの出来事を描く作品。佐和子の家庭はちと変わった家族で、自殺経験のある父は突然「お父さんを辞める」と言い出すし、母は家出して別居してるし、優秀な兄は大学に行かず農業に従事しているのだが、女性との交際が続かない。そんな家族のつながりや、学校での出来事が語られる。塾で知り合って相思相愛の大浦君もいいキャラなのだが・・・。
タイトルにある通り、家庭の中心には食卓があって・・・。ちょっと悲しい展開がわたしの好みじゃないなぁ。それなりに楽しく読めるんだけどねぇ。
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