季語手帖が届き始めて、入選のニュースも彼方此方に聞こえてくる。かたつむり句会の徳さんが西日の句で特選。みんなで今年の喜びと来年への希望を分かち合う。
大仕事が佳境を迎え、毎日がんがん働いている。集中してる時に限って、他の事が頭の隅から離れなくなる。脳が100%超えて働いている時って、そうならん? 助走をつけると止まれないみたいな。
今回はM1の決勝戦で見たさや香の二本目のネタ「見せ算」から逃げられない。もう自分で考えに考えて決着つけるしか無い。
「見せ算」とは、簡単に言えば、足し算、引き算、掛け算、割り算にもう一つ、見せ算という演算を思いついたというネタ。それを説明するボケ役が、市役所に例えるなら、戸籍課で一番男前で仕事もできるぽい風貌の新山君。何やねんそれ? とツッコむのが、キレッキレにクレイジーでガキっぽい石井君。どう見ても、見せ算がマトモで、石井君がガキやから理解できん風に見えてしまうのよ。見せ算は、馬鹿馬鹿しくてガキぽくてどうしようもないけど、どこかロマンチックなの。そこが見せ算のネタの素敵さなの。だからガキっぽい石井君が見せ算を発明して、大人ぽい新山君がツッコミまくる。最後に、「でもこれデートで彼女に言ったらロマンチックかも、プロポーズ出来るかも」「いや出来るかい、もうええわ」でいけんちゃう? もっとドキドキさせてちょうだいよ、二人ともごっつカッコいいねんから。