ミセスローゼンの上人坂日記

名付け親になつてもらひし春の雪


留寿都スキー場のトナカイ。

「じゃミドルネーム、何にしたらいいと思う?」と聞いたら、「Suzyはどう?」と、ニックはいつもの如く即答した。「雰囲気が君らしいし、Chizuのzと響き合って良い。決まりだ。」と言われ、スージーに決まった。正式には無理だけど、英語名前のミドルネームを前から持ちたかった。スタバのやうなコーヒー店で「名前は?」と聞かれ、「Chizu」「What?」……を繰り返すのがダサかった。長女のミコは澄まして「アリス」と答えてたので感心した。適当に言ってるらしい。私もそうすりゃ問題無いが、中国や韓国の女性が可愛いニックネーム付けてるのも羨ましい。と話してたら、ニックに「ミドルネーム付ければいいだらう。」と勧められ、冒頭の会話となった。何でも言ってみるもんだ。スージーと呼ばれると急に別人になったやうでウキウキする。Rosen というラストネームを持った当初も相当嬉しかった。心機一転、全く違う人生を歩めそうな気がした。そしてやはり多少変われたやうな気がする。
スージーという名からは、明るく、金髪で、男勝りで、クラス一の美人で人気者のエマの親友みたいなイメージがわく。性格の良い脇役みたい。「ちづ」という名前はやや陰気なイメージがあるので、その後にスージーと付くとプライマイゼロになる。問題がひとつある。zyの発音は日本ではジーと言うが本来はズィー。アルファベットのzもゼットと言わずズィーと言う。スーズィー。ちゃんと発音出来るのか。ニックのミドルネームはケント。いま幼稚園で「健斗くーん」と呼んだら、五人くらい手が上がりそうな名前。ニックのお父さんは、ナサニエル・K・ローゼンという字面が気に入り、Kの付く名前をそれから考えたと言う。ニックは自分の長男のミドルネームに「グレゴリー」を選んだ。もちろんグレゴール・ピアティゴルスキー先生の名前を頂いた。
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