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志を高く、急がば回れ。
牛後さんが角川俳句賞を受賞されたという速報をFBで見た! やったね!何だかそんな気がした、いやほんと。実は去年も、NYの俳人ぽぽなさんが受賞する予知夢を見て、翌々日発表を見て、だっわー!と思った。信じてもらえないかもしれないが、本当の事です。牛後さんの俳句は、チェロで言えばgood toneなのだ。チェロは弦を弓で擦って音を出す楽器。弓がしっかりと弦を捉え深い音を出さなければならない。表面を擦って綺麗だがか弱い音を出していては、どんな曲も弾けない。一音一音が強い美しい音で弾けるようになったら、どんな曲でも弾ける。牛後さんの句ってそういう強い美しい心と言葉の歌だから、当然の受賞だ。元藍生会員、現いつき組組員として私も自慢である。ライヴァルが一抜けた事を寿ぎ、来年も頑張らう。などとぽらぽらした事を言ってる内に若いライヴァルに追い抜かれ、つひに鳴かず飛ばず、飛行機に墜落死、朗善さんもあれだがね、夢見るシャンソン人形で終わってまったがね、なんどと妙な惜しまれ方をする一生を送るかもしれないが、兎も角自己のベストを尽くし、毎日音階練習じゃなくて、写生の練習を続けるしかないのである。